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もうすぐ北風が強くなる

勤労大衆の生活破壊が恐慌の特徴

 戦争

 過剰与信の破裂による信用収縮は世界不況となり、それ自体で勤労者の生活を直撃しているが、これが一国実体経済に波及するには2年近くかかった。
 実体経済の崩壊すなわち恐慌の目安はどこにあるだろう。

 大衆的な需要としての高価格品としては、住宅、自動車、住宅の大リフォーム、装飾衣料等高級品。
 また、不要不急品としては、小リフォーム、海外旅行、ブランド品、フォーマル品などが挙げられる。
 以上は先行き不安と実際の収入減少によって売上が落ちる。実際、既に落ちている。

 勤労者が大衆的に困窮してしまうと上の高価格品と不要不急品の売上減少ではすまなくなる。
 生活必需品が、今までどおりには買えなくなる。
 これが生活破壊の目安であり、実体経済恐慌である。

 食料品は激しい安値競争が続いていることと、必需品食料と中級食材の区別が統計上無いが、百貨店売上げで想像はつく、総売上げ額が落下している。
 目安として、使いやすいのは生活必需衣料のユニクロと、やはり生活必需雑貨家具のニトリである。
 ユニクロ・ニトリの価格レベルで総売上げ額が下降を始めたら、国民的な生活破壊が開始したと見て良いだろう。
 既に平均単価を下げてさえ、売上が減少し始めている

 2009年度は民間給与が-5.5%237,000円減少した。
 2010年度の総賃金額が回復しているとは、誰も思わないだろう。
 これは、デフレ恐慌の始まりである。

 はっきりしておきたいこと。
 世界の指導的なマスコミが恐慌という言葉を使わないからといって、恐慌ではないなどと非科学的なことは考えないことだ。
 懲りないのはウォール街だけではない。欧米の流動性供給は廻りまわってほぼ投機市場に入っている。

 循環恐慌を次の投機バブル造成で、引き伸ばしているにすぎない。結果的にこのやり方は実体経済回復には殆んど寄与しない。
 彼らが言いたがらないことと、ほぼタブーにしている言葉は、恐慌以外にも多くある。

 例えば、循環恐慌の原因、信用創造の詐欺性、通貨の不安定性と投機性、価値の裏付けなき不換紙幣と一般無記名有価証券の関連、金利と手数料の疑惑、独立中央銀行の根拠、etc。言いたくないことと言えないことの両方があるために、世界の指導的経済マスコミは自ら時折混乱するようだ。

 もとえ。流動性供給は国民経済には寄与しないということだ。

 私たちは、投機で歪められた経済恐慌のなかにいる。
 従って、実体経済としての、生活破壊は既に開始されている。

 
 
 
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