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もうすぐ北風が強くなる

ロシアは遺伝子組換えとうもろこしを輸入停止

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 メスは乳房に腫瘍、オスは肝臓腎臓障害、いずれも寿命の短縮。
 仏カーン大学G・E・セラリーニのチームによる検証。

  ロシアは遺伝子組み換えとうもろこしの輸入停止 癌リスク増大とフランスの大学が発表 9/26  Seetel

フランスのカン大学の研究者が、モンサント社の遺伝子組み換えとうもろこしを食べると、乳癌や肝臓・腎臓障害のリスクが増大するという、2年に及ぶ研究結果を発表した。ラットを用いて行われたこの研究は、ラットの寿命の2年間という研究期間という点が、従来の短期間の研究と異なる。

ロンドンにあるインペリアル・カレッジの癌生物学の教授であるMustafa
Djamgoz氏は、結果が遺伝子組み換えとうもろこしを食べたことと関係していることに「驚き」であると述べた。

遺伝子組み換えに対して中立な立場だと公言するDjamgoz教授はこう言った:「結果は重大である。程度はさておき、実験は今までで最高ものだ。」

 …………..
歴史的には、バイオテク企業は、ラットを使った90日間の食用実験に関する試験結果に基づき、遺伝子組み換え作物の安全性を証明している。しかしながら、カン大学の研究者たちは、ラットの寿命である2年という期間、実験を行った。

権威ある科学ジャーナルで発表される前にすでに個別の研究者たちの論評の対象となっていたこの発見は、乳癌や、肝臓及び腎臓障害を4段階あげること示した。


この実験結果は見直されている一方で、この結果を受け、ロシアはアメリカ産遺伝子組み換えとうもろこしの輸入を停止している。

乳癌と臓器障害の関連性を示唆する研究結果を受け、ロシアはアメリカ産遺伝子組み換えとうもろこしの輸入及び使用を停止している。

他にも、欧州食品安全機関(EFSA)は、フランスの大学が行った研究結果に対する独自の見直しを命じた。

ロシアが下した決断に続く他の国々もいるだろう。論争の的である遺伝子組み換え技術に対しては大きな打撃となるだろう。

……….
本日、ロシアの消費者権利監視機関であるRospotrebnadzorは、モンサント社の遺伝子組み換えとうもろこしの輸入及び利用を停止したと発表した。

Rospotrebnadzorによると、ロシアの国立営業研究所が研究結果の妥当性を評価するよう依頼されているとのこと。

さらに、トウモロコシの安全性についてのEUの見解を求めるよう、欧州委員会健康・消費者総局に連絡をとった。

英国やヨーロッパでは消費者の懐疑的態度により、スーパーの棚には遺伝子組み換えとうもろこしはならばないだろうが、めんどり、ブタ、乳牛などの家畜に供給される


読者の皆さんはお気づきのように、枯葉剤で悪名高いモンサント社が問題の核心である。

同じ実験で、おなじみのラウンドアップという除草剤の極少量の使用が、癌リスク増大に関係しているという証拠が見つかった。

NK603と名付けられている遺伝子組み換えとうもろこしとラウンドアップという除草剤はどちらも、アメリカのバイオテク企業であるモンサント社のものである。

……….
先週モンサント社は、フランスの大学による研究結果がNK603の輸出するためのライセンスに影響するとは思わないが、EFSAの判断を待ちたいとの意を示した。

モンサント社は次のように言った:「我々の当初の報告通り我々は、遺伝子組み換えとうもろこし製品の安全性に関するEFSAの見解の変化を正当化したり、遺伝子組み換え作物の輸入に賛成と言う立場を変更させるような研究結果ではないと信じている」

遺伝子組み換え研究に関与したバイオ産業や大学研究機関は、遺伝子組み換えに対して懐疑的な消費者を説き伏せる為に昨年にわたって主なPR活動をしかけている。

先週、遺伝子組み換え擁護派の科学者たちは、フランスの大学による実験結果を非難し、実験方法を批判する為に結集してきている。


モンサント社は、TPP自由貿易協定策定及び交渉の際に、「利害関係者」と見なされていることを言っておこう。日本がTPPに参加すれば、家族に遺伝子組み換え食品を食べさせたくないという消費者を政府が守ることが出来なくなる。事実、そうなれば店の棚にならぶ遺伝子組み換え食品を識別する食品表示が必要なくなり、消費者はどれが遺伝子組み換え食品なのかわからなくなる。
 ーーーーーーーーーーーーーーー
 遺伝子組み換え食品についての、このブログ内の関連ページ。

ショック・ドクトリン遺伝子組換え作物
遺伝子組換え食品に毒性の疑い:仏ルモンド紙
遺伝子組換えの毒性、批判への回答:仏オプセルヴァトゥール誌
国内に浸透している遺伝子組み換え食品
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コメント

カリフォルニアでの「遺伝子組み換え食品(GMO)の表示義務化はモンサント社の勝利に終わりました。これはTPPに突き進む日本も余計人事ではなくなったということでしょう。

Re: タイトルなし

そうですね。
昨日も野田某が交渉参加を口走っていますが、とりあえずはTPPが重大問題です。
すでに食用オイルはやられています。
現在はメーカーの「原料に遺伝子組換えを使用せず」との任意広告が頼りですが、この風潮を大きくしなければ。

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