もうすぐ北風が強くなる

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

通貨戦争(61)オバマ再選後の世界

バーナンキインフレ
 ご無沙汰!うちらははひたすら刷るしかしかないんで堪忍してや。

 リーマン・ショック後の世界通貨は概ねドルが3倍、ユーロが2倍の金融緩和(過剰な流動性供給)を続けており、さらにドルはQE3(住宅担保債券)、ユーロは債務国国債の買取により拡大を続けることになる。
 財政出動を伴わない金融緩和は実体経済に向かわず、世界金融市場に溢れる。
 ために中国は国内への流入するドルを買取るために人民元の流動性供給をさらに拡大することとなる。

 こうした世界通貨戦争のために、日本は円高の恐怖に怯える輸出産業の圧力により、日銀が効果のない小出しの金融緩和をずるずる広げるだろう。
 今後の米欧日は財政出動で着ないために、せめての金融緩和を拡大するしかないだろう。
 中国は財政出動できるが通貨戦争の最も大きなあおりで金融緩和が拡大することになる。
 つまり、米欧中日のペーパーマネーが溢れかえることになる。

 実体経済に見合わない超過剰な流動性がストックされてペーパーマネーの過剰資本が形成されてゆくのである。
 その行く先は、
 はっきりしていることは、もちろん歴史上に類を見ない程の信用崩壊。
 すなわち、世界大恐慌でしかない。
  ーーーーーーーーーーーーーーー
  一層強化されそうな世界の金融緩和 その弊害は? 11/9 闇株新聞 

 オバマ大統領が再選された翌日(11月7日)のNY株式市場は、312ドル安の12,932ドルとなりました。

 大統領選挙が終わり、そして上下院が再びねじれ状態となったことで、本年末からの減税失効や連邦予算の強制削減など6070億ドルもの「財政の崖」への懸念と、オバマ再選により金融規制が強化されることへの懸念が、改めてクローズアップされたようです。

 結局2期目のオバマ政権も、2014年1月にバーナンキが再選されそうなFRBによる超金融緩和の継続に頼ることになります。

 そして本日(11月8日)から中国で10年に1度の共産党大会が始まりました。胡錦濤から習近平に総書記が交代することは規定の事実ですが、その他の首脳人事は良く分かりません。

 しかし中国でも経済対策が最重要であることは間違いなく、またロムニーの落選で為替操作国への指定もなくなり、ここでも積極的な金融緩和に頼るしかなさそうです。

 またEUの経済見通しでは、ユーロ圏17か国の実質経済成長率が2012年でマイナス0.4%、2013年で0.1%と、今年5月の予想よりそれぞれ0.1%、0.9%もの下方修正となりました。

 特にイタリアは2012年がマイナス2.3%、2013年がマイナス0.5%、スペインが両年ともマイナス1.4%となっており、それぞれ財政問題を解決できる経済成長が全く期待できないことになります。

 つまり大統領選挙後の米国も、共産党大会後の中国も、財政問題の解決が急務のユーロ圏も、結局は強力な金融緩和に頼るしかないことになります。

 政治以前の混迷状態が続く日本でも、全く同じことです。

 見極めなければならないことは、ここから世界中が一層強力な金融緩和を推し進めた場合に、どういう弊害が出てくるかです。

 現在10兆ドルを超える世界の外貨準備に占めるドルの割合は62%、ユーロは25%、それにポンド・円・スイスフランなどが合計で5%です。しかし3兆ドルを超える中国の外貨準備が通貨別内訳を発表していないのですが、ドルに偏重しているはずなので実際はもっとドルの割合が大きいと思われます。

 外貨準備に占める割合が、そのまま国際通貨としての流通量を表しているわけではないのですが、大雑把に言って3分の2が米ドル、4分の1がユーロ、ポンド・円・スイスフランなどを合わせて5%と言えます。

 極論すれば、世界で流通している国際通貨はドルとユーロしかなく、その2つで90%を占めていることになります。

 そのドルとユーロが、今までにも増して世界に供給されてくることになります。

 もちろん供給されると言うことは、FRBもECBもより積極的に市場から資産を購入することになり、その中には従来と違った資産も含まれてきます。

 それがECBでは南欧国債であり、FRBでは住宅ローン担保付債権(MBS)なのです。

 つまり金融緩和の手段としてだけでなく、ECBは南欧諸国の国債発行を容易にするため、FRBは国内の不動産市況対策も兼ねているのです。

 つまり世界で流通しているドルの中にはMBS(つまり米国不動産)が、ユーロの中には南欧国債がかなり含まれていることになるのです。

 そのドルとユーロが、もっともっと供給されて世界で流通していくのです。

 中国人民銀行はその資産の中に3兆ドルを超える外貨準備を抱えています。つまり人民元の中にはドルがかなり含まれていることになり、その人民元をこれまた大量に国内に供給して、同時に国際化しようとしているのです。

 良く分かりませんが、何か良くないことが起こりそうな気がしています。

 日本銀行の対応も含めて、もっと考えてみることします。
set
 セト
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://bator.blog14.fc2.com/tb.php/1414-a50261c7

 | HOME | 

 

プロフィール

もうすぐ北風

Author:もうすぐ北風
こんにちは。
いろんな旅を続けています。
ゆきさきを決めてないなら、しばらく一緒に歩きましょうか。

最新記事(引用転載フリー)

カテゴリ

経済一般 (118)
経済一般~2012冬まで (161)
日本の経済 (224)
通貨戦争 (70)
ショック・ドクトリン (12)
震災関係 (23)
原発事故発生 (112)
事故と放射能2011 (165)
放射能汚染2012 (192)
汚染列島2013-14 (146)
汚染列島2015-16 (13)
福島の声 (127)
チェリノブイリからの声 (27)
政治 (413)
沖縄 (93)
社会 (316)
小沢一郎と「生活の党」 (232)
健康と食 (88)
環境と地球の歴史 (28)
未分類 (174)
脳卒中と入院 (7)

カウンター

最新コメント

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク

このブログをリンクに追加する

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最新トラックバック

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

FC2Ad

Template by たけやん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。