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トルコに砲撃挑発はトルコとシリア反政府派の謀略

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 10/4 イスタンブール、シリアとの戦争に反対するデモ

  シリア軍によるトルコの村砲撃と言う記事。10/4の日本は各紙が夕刊トップ記事にする不自然さであった。
 内容は例によって今までどおり西側報道の描く、凶暴残虐なシリア軍が民主的反政府勢力の補給路を絶とうとしてトルコ領内を砲撃したというもの。
 いかにもシリア内戦の反政府側へのトルコ軍の加担、介入を正当化しようとするものだった。
 (そういう意図的みえみえな解説を記事の文中に混ぜ込むので、それと知れる。)

 そもそもこんな記事が、日本人の読む新聞各紙の夕刊トップ、というのが不自然でまず怪しい。
 内外の諸派による反政府側と異なり、統一された指揮下の組織である政府軍が誤爆をする可能性は極めて少ないし、もとよりトルコ領内を砲撃して戦争を挑発する利益がない。

 逆に国境からいくら補給支援しても、政府軍に負けるシリア反政府派というトルコ政権にとって政治基盤が危なくなって来たことから、報復戦争を仕掛けて国内議論を封殺し挙国一致を進めようとしているのだろう。
 東西を問わず、あちこちの政権が取りたがるが、ワン・パターンなので現代ではたいてい国民に見破られる。
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  ドイツ国営TV:シリアの反政府勢力がトルコを砲撃と報道 10/8 ROCKWAY EXPRESSから

 10月6日号「トルコのグレートゲームに注意」で示したように、トルコへの砲撃の下手人はやはりシリアの反政府勢力であった公算が大きい。ドイツの国営テレビ局のニュース報道ではそのことが報道されていた、という。

 以下のドイツ国営テレビ局の報道の流れを見ると途中から曖昧な表現になっているが、これはいずこからともなく掛かってきた圧力によるものであろう。
 当初は反政府勢力側が公式にこのトルコへの砲撃をやったと名乗り出ていることが報じられているのだから、はっきりした事実だったのだ。
 砲撃を受けた村人の証言に、「シリアの反政府勢力は我々を彼らの紛争に巻き込もうとしている」というものがある。彼らも誰が砲撃したか良く分かっているしその理由も分かっているのだ。

 トルコ国内では冒頭の写真にあるように、シリアに対する戦争への道を急いでいる政府に対し、反戦デモが首都のイスタンブールで起きている。
 トルコ国民も馬鹿ではないから、トルコ領内への砲撃をシリア軍がやったなどとは思っていない。エルドアン政権の陰謀だ、と見抜いているのである。

 10月6日号のコメントで、「間違いなくエルドアンそしてその政権の末路は哀れなものになるだろう」と指摘したが、見ていればいいのだ。
 昔のように謀略がすんなりとうまくいくような時代ではなくなってきていることを思い知ることになるだろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●ドイツ国営テレビ放送:シリアの反政府勢力がトルコを砲撃と報道
http://www.globalresearch.ca/german-state-tv-reports-syrian-rebels-claim-responsibility-for-attack-on-turkey/
【10月5日 by R. Teichmann – Global Research】

 10月4日、ドイツ国営テレビZDFはトルコへの攻撃について数回報じた

 ◆13時の「ミットタークマガツィン」の中で以下のように報じた。
 「ロケット弾と迫撃砲が発射される。トルコはシリア領内からの攻撃の後、報復を。昨日の午後、シリアの反政府勢力は国境に近いトルコの村々に対して砲撃を行った。数週間に渡ってトルコ政府はトルコを挑発することに対する警告を発してきた。
 シリアの反政府勢力側は公式にこの挑発行為を行ったことを主張した

 ◆このたった3時間後の16時に、「ホイテ イン オイローパ」で以下のように報じた。
 「ロケット弾と迫撃砲が発射される。昨夜シリア領内からの攻撃に対する報復行動を執った。昨日の午後、国境に近いトルコの村落に対し、反政府勢力は砲撃を行った
 「トルコの現場の証言:「シリアの反政府勢力は我々を彼らの紛争に巻き込もうとしている。我々は非常に注意深くあらねばならない」

 ◆そして彼らの主要ニュース番組である19時の「ホイテ」では、彼らは以下のように報じた。
 「ロケット弾と迫撃砲が発射される。昨夜トルコは報復攻撃を行う。昨日の午後、シリア人は国境に近いトルコの村落に対し砲撃をした。隣国との緊張は高まった。トルコは報復攻撃を行った」

 ◆23時の夜のニュース番組の、「ホイテ ジュールナル」では、彼らは以下のように報じた。
 「ロケット弾と迫撃砲が発射される。昨夜トルコは報復攻撃を行った。昨日の午後、国境に近い村落はシリア領内からの砲撃を受けた。緊張は高まった。トルコ政府は報復攻撃を行った」
 「住宅はばらばらにされ通りには人々がいなくなった。砲撃を行ったのがシリア軍か反政府勢力か、まだはっきりしていない」 

最初の犠牲者は「真実」
 
 最初の報道では反政府勢力側が公式にトルコへの砲撃は自分たちが行ったということを主張していることを明確に報じていた。これはこのテレビ局に対する圧力がどのように働いているかを示している。
 13時にはシリアの反政府勢力が公式に砲撃をやったのは自分たちである、と主張していることを報じた。
 19時にニュースでは、シリア人(シリア軍と言いたそう)がやったと報じている。
 
 これこそが、最初の恐らくは最も確実で真実性が高い報道がスピンドクターによって捻じ曲げられ彼らが願うとおりの結果をもたらすよう変えられたことを示す模範例である。
 このオーウェリアンの偽情報の時代、我々は「シリア人が行った」と言わず、少なくとも疑問符をつけて終わったZDFを信頼するべきだ。夜遅い時間に、彼らは砲撃の下手人が誰か結論は下さない形で終わった。

 反政府勢力が砲撃を行ったという最初のZDFの報道を支持するものに別のビデオ(シリアのニュース)がある。それは反政府勢力側がそのような攻撃を行う装備を持っていることを示している。
 これら迫撃砲弾はロシア製であり、少なくとも欧米によって武装された戦士らはこのことをビデオの中で語っている。これは反政府勢力がシリア軍の兵器庫を襲撃し獲得した弾薬を使用していると考えられるのである。
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