fc2ブログ

もうすぐ北風が強くなる

福島意見公聴会:中路さん

 8.1福島:エネルギー意見公聴会の発言 中路さん   書き起こし「kiikochan」ブログから

皆さん、こんにちは。中路りょうじと申します。
私は原発から70キロぐらい離れた須賀川市の西部のほうに居住しておりまして、
居住地域は今なお0.7マイクロシーベルト前後です。

また私は郡山市で働いておるんですけども、
そこの建物の周辺はですね、1マイクロシーベルト前後、
表面汚染サーベイメータで量ると、10万ベクレルとか50万ベクレルとかというホットスポットが
多数存在しています。

福島県は東京から来られた方、見て分かるように、大変自然の美しいところで、
緑の山河はそのままなわけですけれども、
その空の下では非常に厳しい状態が、ずっと続いているということをまずご理解いただきたいと思います。

私の友人で、森の案内人という、退職されてですね、
子どもたちを自然に触れさせ親しませ学ばせる。
そういうボランティア活動をされていた方がいらっしゃいましたけれども、
この1年以上そういうこともできなくなりました

また、私の母はずっと農業をしておりまして、本当にそれだけが、
おいしい作物を作ることだけを生きがいにしてずっと来たんですけれども、
しかし「作っても、孫やひ孫は食べてくれないんだべなぁ」と、そう言いながらも畑を耕しています。

そういうふうに、皆さん悲しくて悔しい思いで生活をしています。
もっともっとひどい状況に置かれている方がたくさんいるだろうと思います。


しかし、それなのに、原発が再稼働される。
あるいは、きょうの会議のように、15%とか25%とかいう数字が出てくる。
一体これはどういうことなんだろう!?と。
私は本当に怒りを腹の中で膨らませざるを得ません。

私は福島原発告訴団というものに加わっております。

皆さんもご存じのように、
この事故を起こした東京電力の幹部や原子力村の方々、政府の方々、誰一人、責任を取っておりません。
そればかりか、東電の幹部に至っては、
退職金をもらった上に何と天下りまでしているというではありませんか!


私は、こういうふうな・・・この無責任体制を持続させて、
「どんなことをやっても許される、そしてまた元に戻せばいいんだ」というふうな動きを
ずっと継続してきたんではないかと思っています。

私は原告団に加わって、
是非ともこの事故の責任者たちが一日も早く起訴されて厳罰に処せられるべきだと思います。

そうでない限り「何度でも何度でもこういうことが繰り返されるのではないか」と私は強く思いますので、
何とか頑張って、原告団、現在のところ1324名ですけれども、
起訴を実現するべく奮闘したいと思っております。

もう1 分前になりました。

多くの方が触れられておりますので、簡単に私が、ゼロシナリオ、しかも2030年までではなくて、
可及的速やかに原発を廃止すべきだということについて述べたいと思います。

一つは、今も言いましたけれども、
「福島原発の事故の現実を直視すれば、それ以外の選択などあるのか!」ということです。
こんなことになっていて、誰が
もっと稼働して社会の安全をかたち作る」なんていうことを言えるのか!ということです。

事故は収束していませんよね。
廃炉まで40年以上かかると言われています。
いや、40年では済まないかとも思いますね。
ね。その間どんな事態があるかも分かりませんよ!

我々はもっともっと遠くに逃げなければならないかもしれません。
まず、この現実を直視すべきだと思うんです。

二つ目は、これも多くの方が述べられましたけども、
処分方法が決まっていない使用済み核燃料、核廃棄物をこれ以上増やしてはならないということです。
どこにも持っていきようがないでしょう!

これは、原発、もう既に1万4000トンぐらいたまっているといいますけれども、
どこにも持っていきようがないです。
これは本当に歴史的な過ちとして我々は総括するしかないと思います。

そしてまた、放出された放射性物質ですね。
我々の身の回りにあるところがたくさんありますけども、
これも処分、どこに持っていくのか、決まっていません。

みんなうちの、家の庭に埋めたり、学校の校庭に埋めたり、公園に埋めたりしているんです。
行き場がないんですね。
こういうものを増やしてはならない!


その点で、原発を稼働すれば、その原発内に貯蔵しておかなければなりませんし、
事故が起きれば私たちの生活の環境の周りに置いていくしかないんです。
「こういうことをやってはいけない」これが二つ目です。

三つ目は、原発作業者の被ばくの問題です。
原発、今、収束作業に当たっていられる方3000人ぐらいいらっしゃるということですが、
本当にありがたい話です。

こういう人たちの被ばく量を本当に低くしていく、このことが今求められていると思います。
ありとあらゆる技術をもって、安全措置を取るべきだと思います。
ところが、鉛のカバーで線量を下げたりしているというではありませんか!
全く許しがたいことです!!


そしてまた、この被ばく労働というものを少なくしていくためには、
もはやこれ以上原発を稼働してはいけない
ということなんです。

この作業者の方たちとお話しする機会がありましたけども、
この方たちが、その場で、ある人が
「自分の息子にはそういう作業はさせたくないな」と言ったときに、
「いや、ちょっと待ってください。それはやっぱり差別意識につながるんじゃないですか?
もうちょっと工夫した表現で言ってください」と言ったことが私の印象に強く残っています。
本当、そうだと思います。

誰かがやらなければならないことをやっている。
そういう方たちがいるわけですから、
この人たちの安全対策を十分になすことが今一番求められると思いますし、
これ以上被ばくを増やさないためには、
原発をなくしていく、ゼロにしていく以外方法はない
というふうに思います。
以上、私の意見といたします。
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://bator.blog14.fc2.com/tb.php/1263-dddff2f0

 | HOME | 

 

プロフィール

もうすぐ北風

Author:もうすぐ北風
こんにちは。
いろんな旅を続けています。
ゆきさきを決めてないなら、しばらく一緒に歩きましょうか。

最新記事(引用転載フリー)

カテゴリ

経済一般 (118)
経済一般~2012冬まで (161)
日本の経済 (224)
通貨戦争 (70)
ショック・ドクトリン (12)
震災関係 (23)
原発事故発生 (112)
事故と放射能2011 (165)
放射能汚染2012 (192)
汚染列島2013-14 (146)
汚染列島2015-16 (13)
福島の声 (127)
チェリノブイリからの声 (27)
政治 (413)
沖縄 (93)
社会 (316)
小沢一郎と「生活の党」 (232)
健康と食 (88)
環境と地球の歴史 (28)
未分類 (175)
脳卒中と入院 (7)

カウンター

最新コメント

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク

このブログをリンクに追加する

カレンダー

01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -

最新トラックバック

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

Template by たけやん