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福島:エネルギー意見公聴会

 あらかじめ選択肢の真ん中を15~25%にして、選択しやすくしたり、やらせじゃあるいし、平然と電力会社管理職が発言したり、もうボロボロの公聴会だが、福島での公聴会は抽選方法がやっと改善されたため真っ当な意見が多く出たようである。
 深刻な放射能被害を今も受けている現地としては当然なのだが、これが従来通りに4つの選択肢について同等の抽選などと言う(発言希望の多い選択肢が最も発言できなくなる)方式だったらと思うと、この国の政府などというものは一体全体どこまで狂っているのだろうと考えてしまう。
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  福島:エネルギー意見公聴会   要約書き起こし 8/2 「ぼとぼちいこか」から

エネルギー政策:「原発ゼロ」が圧倒 福島で意見聴取会
毎日新聞 2012年08月01日 21時21分(最終更新 08月01日 23時50分)

 政府は1日、今後のエネルギー政策について国民から意見を聞く意見聴取会を福島市で開いた。東京電力福島第1原発事故で深刻な影響を受けた地元の意見を聞くため、参加者を福島県民と県外に避難した人に限定して開催し、発言した30人のうち28人が早期の原発ゼロを求めた。電力不足を心配する経済界からは原発活用を求める意見が根強く、国民の意見には大きな隔たりがある。政府が今後のエネルギー政策を決定するハードルは一層高くなった。
 政府は6月に今後のエネルギー政策について、2030年の原発比率を0%、15%、20〜25%とする三つの選択肢を策定している。この日の聴取会では、「事故の原因が究明されていないのに、原発比率の数字を政府が出したこと自体が悔しい」と、原発の活用に対する厳しい反発の声が上がった。
http://mainichi.jp/select/news/20120802k0000m020077000c.html
 発言者は、それぞれ原発事故後に強いられた経験を述べた上で、原発事故の「収束宣言」や、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に対して「政府は早急すぎる」などと批判。今後のエネルギー政策については「直ちに原発全廃をすべきだ」と、政府が用意した「30年までに段階的に0%とする」という選択肢よりも踏み込んだ判断を求める意見が大勢を占めた。
 出席した細野豪志環境相は聴取会の後、記者団に「福島の方の思いはしっかり受け止める。『政府がアリバイ作りのためにやった』と思われないように政府として取り組んでいく」と述べたが、三つの選択肢のどれが望ましいかなど、具体的な政策への言及は避けた。
 政府は当初、意見聴取会などを踏まえて8月中に新政策を決める予定だった。しかし、政府・民主党内の意見対立に加え、経済界から政府の脱原発依存方針への反発が強まっているため、決定の先送りを検討している。【久田宏】
http://mainichi.jp/select/news/20120802k0000m020077000c2.html

エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会
http://kokumingiron.jp/
(こちらで各会場の様子を映像、もしくは文字で読むことができます。今回の福島の意見聴取会の文字化されたものは、数週間後にUPされると思います・・・)

総時間4時間40分という長丁場で、合計30名の方々が意見を述べられました。

そもそも、他会場は週末に行われているのに、平日の2時半からという非常に参加しづらく、視聴もしづらい日程に執り行われました。(Ustream公式配信でも200名くらいの視聴者数でしたから・・・)

147名の方が会場にいらっしゃったということですが、途中、「空席があるなら外にいる人を会場に入れてくれ」という意見が出て、急きょ運営側が対応し、外にいた8名の方に会場に入ってもらうという場面もありました。(異例だと思います)

私もメモを取りながら見ていたのですが、それぞれの方が非常によく勉強されており、手厳しい指摘を直接細野大臣に投げかける場面も多く見られました。

上の記事にあるとおり、30名で発言された要約として、
  1名が条件付き15%
  1名が電力自由化による国民の選択で決めるべき
  28名がゼロシナリオを選択(内15名は「2030年を待たずして即時廃止」)
ということでした。

印象的だった言葉を抽出してご紹介します。
  「いろいろと署名や運動しても政府に伝わってない」
  「国民一人一人の意識改革が必要」
  「判断する立場の方の心をまずはゼロベースに」
  「3.11は非常事態。今は異常事態。」
  「1.使用済燃料の処理方法がないので、直ちにすべて廃炉」
  「2.法治国家の名のもとに今回の事故について責任を」
  「3.原発からグリーンへというのであれば、クリーンエネルギーを柱に据えることが我が国の責務」
  「脱原発は99.9%の福島県民の願い」
  「Mr.100mSvの山下俊一氏は県民に信用されていない」
  「福島での意見聴取会をアリバイ工作にしないでください」
  「生存権も保証されていない」
  「すべて自己責任にした政府の責任を」
  「私たち福島県民は国民ではないのか!」
  「福島事故後、『これで原発は止まるね』と話していたのに、再稼働」
  「世界に先駆けて脱原発宣言を」
  「総理、どじょうに戻ってください。泥をかぶってください」
  「今日会場入りするときの空港のようなボディチェック、屈辱だった」
  「みんながゼロシナリオ選択で嬉しい」
  「再稼働は福島県民に対して失礼」
  「全国の原発立地地域の方に今日の録画を見てもらいたい」
  「東電は液化天然ガスを9倍で購入。調べもせずに政府は値上げを認めた」
  「次の事故が起きるまで、国民は侮辱され続けるのでしょうか?」
  「放射線管理区域内で暮らしている今の私たちの生活は異常」
  「避難している16万人の気持ちを無視したまま、国は大飯原発を再稼働させてしまった」
  「名古屋市での原発事故の死亡者はいないという発言、福島県民のことを考えていない発言」
  「あの発言は謝ってほしい」
  「核燃サイクルは破綻している」
  「避難解除区域に官僚や国会議員が家族と住んでみせてください。」
  「聴取会はアリバイ作り。国民投票で問うべき」
  「地震国である日本で立地できる原発はないのではないか」
  「今ある原発を止める気はないのでは?」
  「原発の資産価値を守るために廃炉しないのでは?」
  「資料を読んだが、難しすぎて判らなかった」
  「政府、高官の方々、福島で生活してただきたい」
  「原発の海外輸出にも反対」
  「本当に安全なら都会に立地すべき」
  「首相官邸前に集まっている国民の声を政府は無視することはできない。」
  「福島県としては脱原発。政府としても脱原発を」
  「本当に除染して住めるのであれば、政府の方、東電の人に住んでほしい」
  「どれほど脳みそがメルトダウンしてるんでしょうか」
  「原発が一番コストがかからないという嘘はもうばれています」
  「冷温停止状態?笑っちゃいます。『状態』って何ですか?」
  「『ごめんなさい、間違ってました』と言えない社会」
  「副読本。中身は酷い。福島の現実なんて書いてない。」
  「放射能の測り方。遠ざければ安全。そこらじゅうにあるのにどういうことですか?」
  「15%とか25%という案が出てくる、これは一体どういうことなのか!」
  「1324人の原告団で政府の責任を取らせたい」
  「鉛のカバーをつけて線量を下げさせる。作業員のことを考えているのか?」
  「聴取会だけではなく、もっと地元に行って多くの方に話していただきたい」
  「今日は女性は9人。3分の1しか発言できていない。」
  「この1年間を返してほしい」
  「未だに内部の映像を隠そうとしている東電が許せない」
  「原子力協会員は社員ではないのでボーナスをもらっていない。それなのに過酷な労働をさせられていることを忘れないで」」
  「今みたいな便利な生活を変える覚悟を」
  「福島県の意見をいかに政策に取り込んでもらえるか。100%取り込んでほしい」

細野大臣のコメント
  「絶対にやらなければいけないことは再生可能エネルギーを国家PJとして育てること」
  「福島を再生可能エネルギーの拠点に」
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