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新生児の危機的な状況

 福島県で水面下での中絶が増えている  4/20 Entelchen.blogから

20年来長野に住んでいると言うこのフランス人俳人ロラン・マブゾンの文を読んだのはだいぶ以前なのですが、あまりに深刻な内容の上、真実かどうか確認が取れませんので翻訳を迷っていました。
しかし松本市市長も「福島県での水面下での妊娠中絶が増えている」と発言しているビデオ((動画、文字起こし)菅谷昭 松本市市長が、福島県で水面下での妊娠中絶、増加の可能性を指摘)を見て、参考としてこちらの証言も紹介しておこうと思いました。

3月にBUND(ドイツ環境自然保護連盟)がシュトゥットガルトで開催した福島の有機農家の方を招いた講演会では、出席者のIPPNWのお医者さんからも福島で中絶の増加があるかどうかという質問が出ましたが、その時に、人間の中絶は表沙汰になりにくいため、獣医の協力を頼んで家畜における出産の異常を調査する必要性も指摘されていました。
*****
Netoyens! info 2012 年1月4日

「先週、僕達の娘をいつも連れて行く保育施設で働く助産婦の友人から、僕が今まで心配しきたことを裏付ける話を聞いた。福島で働く彼女の同僚の助産婦達が、昨年夏以来尋常ではない数の中絶療法が実施されていることを認めたそうだ。

これは 羊膜検査の結果先天性遺伝障害の確認された妊婦の妊娠を人工的に中絶するものである。先天性異常の多くはダウン症。友人の話によるとエコグラフィーで重大な心臓疾患も発見されているそうだ。

現在僕達は出産にとって最も危機的な時期に差しかかっている。明日で昨年3月11日の金曜日に原発事故が発生してから既にちょうど300日が経過することになるのだ。
つまり昨年12月中旬から今年の1月中旬にかけたこの時期に、福島第一原発からの放射性物質の大気への放出が最も酷かった3月中旬から4月中旬にかけて出来た赤ん坊達が生まれて来ることになる。

女性は、出産可能な年齢に至ると体内に絶えず卵細胞の”ストック”を蓄えていることが問題である。そのために被曝はストック全体に同時に影響を与え、周知の遺伝性突然変異を引き起こす危険を持つ。
男性においては精子は常に新たに製造されるため、最も危険なのは、強い被曝を受けた直後の時期である。
この二つのリスクが掛け合わさった昨年4月初めの子作りの結果が、2012年年初めの出産として現在現われることになる。

けれども僕らはさらに別の性質の問題とも向き合わなければならない。日本政府は「被曝の影響全否定論者」として名高いあの山下俊一教授を本当に福島医大病院のトップに据えてしまったのである。
この男のコントロールの下、出産状況をめぐるネガティヴな統計は何一つ同病院からは出てこないことはまず確かだ。
今のところ存在する福島原発事故による疫学調査はマンガーノとシャーマンの二人のアメリカ人によるもののみである。(http://www.radiation.org/reading/pubs/HS42_1F.pdf)

残念ながらこの研究はアメリカにおける健康上の影響のみ、それも事故後14週間の期間のみを扱っている。とは言えその結論は憂慮すべきものである。
特に新生児において死亡数14,000人の増加が推定されると言うのだ。かの山下俊一教授の病院の産婦人科を調査したら、一体どんな真実が現われるだろう!?

ベラルーシでは、チェルノブイリ原発事故のちょうど9ヶ月後新生児におけるダウン症の誕生率は9.84から26に増加した。
しかもベラルーシでは予防用の人工中絶が大量に実行されていたことが確認されているにも関わらず(残念ながら詳細な数値は存在しないのだが)だ。
このようにダウン症の誕生率がほぼ三倍まで増加した後、おそらく男性側の精子が新たに製造されることに由来するのだろう、その数はその後減少したそうだ。
今後僕らは長期間の間、別のリスクにさらされることになる。それは汚染食品によるものだ。汚染量は少ないとしても、それは繰り返し我々を襲い、知らず知らずに蝕んでいく罠である。

有名なフリージャーナリスト木下黄太氏は、この冬の初めから「新生児における危機的時期」を追っており、情報や自由な証言を待ち望んでいる。

原発事故後9~10ヶ月の期間における新生児の健康問題は、事故によって引き起こされる被害の規模を示す最初の信頼のおける医学的(疫学的)証拠になり得る。
だからこそ、今後予想される国民健康被害問題の責任を追及していくためにも今すぐに出来るだけ多くの情報が必要なのだ。
2011-2012年にかけてのこの冬、新生児達の健康異常が発見されれば、日本の決定的な脱原発を求める国民の声も自ずとそれに続くだろう。

ロラン・マブソン記 Laurent Mabesoone」
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