再稼働阻止ハンスト宣言!
2012-04-19
渕上太郎ハンスト宣言:今こそ命の叫びをあげるときです「再稼動反対大規模集団ハンガーストライキ実施記者会見」 4/17 「kiikochan.blog」から
「ハンスト宣言」
2012年4月17日 経産省前テントひろば
上原(司会):
今日はハンストに入る宣言の日であります、
ハッピを着ている方達が今日からハンストに入る方達です。
ハンスト宣言を渕上太郎の方から読みあげさせていただきます
渕上太郎氏
みなさんこんにちは
9月11日以来、本日でこのテントは220日目になります。
政府と経産省は、特に大飯原発の再稼働を追求をして、さまざまな活動を強めていると思います。
本来ならば、5月5日に北海道の泊原発が定期点検に入って止まることによって、
日本の原発史上初めて全ての原発が止まってしまうという、重大な日を迎えるわけです。
どうしてもこれを避けたいというのが、多分政府です。
わたしたちは5月5日をどうしても原発ゼロで迎えたいと思います。
今日から私達が出来る事は、そんなに多くはないのですが、
私達が最も出来そうな事として、連続の完全ハンストを今日から結構するという事で、
皆さんにご理解を頂き、ご協力も頂きたいと思います。
それでは、すでにお配りしてあると思うんですが、
「ハンスト宣言」という文書を読み上げてご挨拶に変えたいと思います。
大飯原発再稼働絶対阻止! 「ハンスト宣言」
野田政権はインチキなインスタント安全基準をもって、大飯原発再稼働に踏み切ろうとしています。
まず再稼働ありきで、そのごり押しのために安全性をでっちあげるという、
無責任、かつデタラメ極まりない暴挙です。
福島原発事故を引き起こすまで、繰り返されてきた
ウソ・偽り・誤魔化し、隠蔽とねつ造がふたたび繰り返されてます。
福島原発事故は未だ収束せず、事故原因も究明されず、
おびただしい放射能被災に福島の人々が苦しみ続け、
汚染は東日本全域に広がり、脱原発への思いが日本列島に高まる中で、
民衆の議論も、新組織「原子力規制庁」の発足も待たずに四閣僚が強行しようとするこの再稼働の決定は、
絶対に許すことのできない重大な犯罪です。
3月11日を経て、人々はこのような欺瞞にはもはや騙されはしないし、従うこともありません。
なぜなら、それはこの国の、そして全世界の人々の命に関わるものであることを知っているからです。
私たちは今、私たちの持てる力をつぎ込んで、再稼働を阻止するため、
本日4月17日より原発ゼロ実現の5月5日までを第1次行動として、
集団的な完全ハンストを決行します。
今こそ命の叫びをあげるときです。
経産省前テントひろばは、脱原発テントとして、
脱原発を求める全国・全世界の人々の交流拠点、意志表現の場として、
政府・原子力ムラに対決をしてきましたたが、
それは今、集団的ハンストによって再稼働を阻止する更に大きな塊りとして登場します。
福井の中嶌哲演住職の断食を起点として、
福島の女たちによって受け継がれたリレーハンストは全国に広がり、この集団的ハンストへと合流します。
これまでこのテントに共感を寄せ、交流し、支えて下さった全国の人々に呼びかけたいと思います。
経産省前での集団的ハンスト行動に結集し、参加し、連帯しようではありませんか。
そして、なんとしても再稼働を阻止し、
来る5月5日を全原発が停止する、脱原発運動の記念すべき偉大な祝日として迎えようではありませんか。
テントひろばの集団的ハンスト行動はこの時まで止むことはありません。
2012年4月17日水曜日経産省前テントひろば
以上です。
ー拍手ー
神田香織氏
福島県いわき市出身、講談師の神田香織と申します。
26年前から「はだしのゲン」のマンガを講談にして語ってまいりました。
26年前、チェルノブイリの原発事故がありました。
その時からチェルノブイリの講談も私のテーマになりまして、
10年前からチェルノブイリの講談を語り続けております。
そして、去年故郷があのような事故にあってしまいまして、
もう、悔しくて悔しくてたまりません。
なにより悔しいのは、その後の処理の仕方です。
日本は、「あれは共産国ソ連の事だから事故が起きたんだ」と言いますが、
そのあと、むこうは子どもたちを逃がす事をいたしました。
大勢の人達を、たとえ銃を突き付けてもいいから、
最も危ないところからはすぐにバス1000台、即座に乗せて逃がしました。
ところが日本はそういう事をしてくれませんでした。
それどころか、未だに子どもたちに被ばくをさせて平気なんです。
そして今日警戒区域が解除になったと、
あんなにいつ4号炉がどうなるか分からないようなところに人々を戻しているんです。
しかも、水道も出なければ電気も通らない。
お店もなければ仕事もない。
そういうところに、戻らせて、帰還させているんです。
これが人間の仕業でしょうか?
5月3日は憲法記念日でございます。
福島県人に基本的人権はあるのでしょうか?
住むところも、子どもの命も、
それから寝るところも、
全ての人権がこのようにないがしろにされて、
それでもまだ原発を動かそうとするこの国の在り方!
これは非常に許せるものではありません。
わたくしは、実は8日前から個人的な理由でお酒を断っております。ー笑ー
本来はハンストにもお付き合いさせていただきたいんですが、
食べる方は止めることができませんで、
わたくしは5月5日までお酒を断ち続けることで、皆さまとご一緒に行動をしたいと思います。
そして20日、大井町のきゅりあんで、さよなら原発1000人集会というのがございます。
落合恵子さんの講演の前に、わたくしは20分間時間をちょうだいして「お語り」をいたします。
「おタカリ」ではございません。
この「お語り」で何を語ろうかと思いますが、
今回様々な事が頭の中を駆け巡っておりますが、少しずつ整理もする意味で、
福島原発の講談を初初演させていただきます。
ー拍手ー
短い時間ではございますが、
短い講談になるとは思いますが、
それをキッカケにこれからいろんな処でいろんな人の、
「100人100話」という本も出ましたけれども、
いろんな人の思いを講談で語り続けていく。
そしてそれの輪を広げていく
語りべの要請もしていきたいと思っております。
失礼いたしました。
みなさん頑張って下さい。
ー拍手ー
黒田節子氏
こんにちはみなさん。
福島からまいりました、「原発いらない福島の女たち」の中の一人の黒田です。
わたしたちは、小浜の中嶌哲演さんが3月25日にハンストに入られると、
突然そういうふうに宣言された事を聞きまして、
これは福島の女たち、私たちも何とか繋がりたいと思いました。
非暴力で、平和で原発のない社会を夢見ながら、
そしてその事を実際にどうやってその道筋を付けていったらいいか、私たちは日々考えていました。
中嶌哲演さん、70歳にして本当にごくろうさまでした。
わたしたちは哲演さんが終了された3月31日から、最初は4月いっぱいの予定でしたけれども、
5月5日までやります。
すでに昨日の段階で100人以上の方がリレーで繋がっています。
それは、南は熊本、北は北海道の人たち、
それから海外でも、アメリカなどをはじめとして、今まであった事のない人達ですけれども、
少なくても、ちゃんと名前と住所を言って下さった方だけでも100人の方がエントリーして、
今もハンストが続けられています。
ハンストは女たちにとってはダイエットになるw、もちろんそれもあるんですけれども、
楽しい事がいっぱいあります。
脱原発社会を夢見ながらやれます。
そして今まで会えなかった人と具体的に繋がっていく事ができて、
本当に、なんか楽しみながらやっているなっていう感じなんです。
みなさん、今度は男テントで、命を本当にかけた断食が始まるという事で、
また今日福島から駆け付けてきました。
みなさん、脱原発社会を夢見て、
夢見てじゃなく、本当に近づくために、
再稼働を絶対に阻止!
福島は今でも被ばくしています。
みなさん、よろしくお願いします。
子どもたちを助けて下さい。
ー拍手ー
「ハンスト宣言」
2012年4月17日 経産省前テントひろば
上原(司会):
今日はハンストに入る宣言の日であります、
ハッピを着ている方達が今日からハンストに入る方達です。
ハンスト宣言を渕上太郎の方から読みあげさせていただきます
渕上太郎氏
みなさんこんにちは
9月11日以来、本日でこのテントは220日目になります。
政府と経産省は、特に大飯原発の再稼働を追求をして、さまざまな活動を強めていると思います。
本来ならば、5月5日に北海道の泊原発が定期点検に入って止まることによって、
日本の原発史上初めて全ての原発が止まってしまうという、重大な日を迎えるわけです。
どうしてもこれを避けたいというのが、多分政府です。
わたしたちは5月5日をどうしても原発ゼロで迎えたいと思います。
今日から私達が出来る事は、そんなに多くはないのですが、
私達が最も出来そうな事として、連続の完全ハンストを今日から結構するという事で、
皆さんにご理解を頂き、ご協力も頂きたいと思います。
それでは、すでにお配りしてあると思うんですが、
「ハンスト宣言」という文書を読み上げてご挨拶に変えたいと思います。
大飯原発再稼働絶対阻止! 「ハンスト宣言」
野田政権はインチキなインスタント安全基準をもって、大飯原発再稼働に踏み切ろうとしています。
まず再稼働ありきで、そのごり押しのために安全性をでっちあげるという、
無責任、かつデタラメ極まりない暴挙です。
福島原発事故を引き起こすまで、繰り返されてきた
ウソ・偽り・誤魔化し、隠蔽とねつ造がふたたび繰り返されてます。
福島原発事故は未だ収束せず、事故原因も究明されず、
おびただしい放射能被災に福島の人々が苦しみ続け、
汚染は東日本全域に広がり、脱原発への思いが日本列島に高まる中で、
民衆の議論も、新組織「原子力規制庁」の発足も待たずに四閣僚が強行しようとするこの再稼働の決定は、
絶対に許すことのできない重大な犯罪です。
3月11日を経て、人々はこのような欺瞞にはもはや騙されはしないし、従うこともありません。
なぜなら、それはこの国の、そして全世界の人々の命に関わるものであることを知っているからです。
私たちは今、私たちの持てる力をつぎ込んで、再稼働を阻止するため、
本日4月17日より原発ゼロ実現の5月5日までを第1次行動として、
集団的な完全ハンストを決行します。
今こそ命の叫びをあげるときです。
経産省前テントひろばは、脱原発テントとして、
脱原発を求める全国・全世界の人々の交流拠点、意志表現の場として、
政府・原子力ムラに対決をしてきましたたが、
それは今、集団的ハンストによって再稼働を阻止する更に大きな塊りとして登場します。
福井の中嶌哲演住職の断食を起点として、
福島の女たちによって受け継がれたリレーハンストは全国に広がり、この集団的ハンストへと合流します。
これまでこのテントに共感を寄せ、交流し、支えて下さった全国の人々に呼びかけたいと思います。
経産省前での集団的ハンスト行動に結集し、参加し、連帯しようではありませんか。
そして、なんとしても再稼働を阻止し、
来る5月5日を全原発が停止する、脱原発運動の記念すべき偉大な祝日として迎えようではありませんか。
テントひろばの集団的ハンスト行動はこの時まで止むことはありません。
2012年4月17日水曜日経産省前テントひろば
以上です。
ー拍手ー
神田香織氏
福島県いわき市出身、講談師の神田香織と申します。
26年前から「はだしのゲン」のマンガを講談にして語ってまいりました。
26年前、チェルノブイリの原発事故がありました。
その時からチェルノブイリの講談も私のテーマになりまして、
10年前からチェルノブイリの講談を語り続けております。
そして、去年故郷があのような事故にあってしまいまして、
もう、悔しくて悔しくてたまりません。
なにより悔しいのは、その後の処理の仕方です。
日本は、「あれは共産国ソ連の事だから事故が起きたんだ」と言いますが、
そのあと、むこうは子どもたちを逃がす事をいたしました。
大勢の人達を、たとえ銃を突き付けてもいいから、
最も危ないところからはすぐにバス1000台、即座に乗せて逃がしました。
ところが日本はそういう事をしてくれませんでした。
それどころか、未だに子どもたちに被ばくをさせて平気なんです。
そして今日警戒区域が解除になったと、
あんなにいつ4号炉がどうなるか分からないようなところに人々を戻しているんです。
しかも、水道も出なければ電気も通らない。
お店もなければ仕事もない。
そういうところに、戻らせて、帰還させているんです。
これが人間の仕業でしょうか?
5月3日は憲法記念日でございます。
福島県人に基本的人権はあるのでしょうか?
住むところも、子どもの命も、
それから寝るところも、
全ての人権がこのようにないがしろにされて、
それでもまだ原発を動かそうとするこの国の在り方!
これは非常に許せるものではありません。
わたくしは、実は8日前から個人的な理由でお酒を断っております。ー笑ー
本来はハンストにもお付き合いさせていただきたいんですが、
食べる方は止めることができませんで、
わたくしは5月5日までお酒を断ち続けることで、皆さまとご一緒に行動をしたいと思います。
そして20日、大井町のきゅりあんで、さよなら原発1000人集会というのがございます。
落合恵子さんの講演の前に、わたくしは20分間時間をちょうだいして「お語り」をいたします。
「おタカリ」ではございません。
この「お語り」で何を語ろうかと思いますが、
今回様々な事が頭の中を駆け巡っておりますが、少しずつ整理もする意味で、
福島原発の講談を初初演させていただきます。
ー拍手ー
短い時間ではございますが、
短い講談になるとは思いますが、
それをキッカケにこれからいろんな処でいろんな人の、
「100人100話」という本も出ましたけれども、
いろんな人の思いを講談で語り続けていく。
そしてそれの輪を広げていく
語りべの要請もしていきたいと思っております。
失礼いたしました。
みなさん頑張って下さい。
ー拍手ー
黒田節子氏
こんにちはみなさん。
福島からまいりました、「原発いらない福島の女たち」の中の一人の黒田です。
わたしたちは、小浜の中嶌哲演さんが3月25日にハンストに入られると、
突然そういうふうに宣言された事を聞きまして、
これは福島の女たち、私たちも何とか繋がりたいと思いました。
非暴力で、平和で原発のない社会を夢見ながら、
そしてその事を実際にどうやってその道筋を付けていったらいいか、私たちは日々考えていました。
中嶌哲演さん、70歳にして本当にごくろうさまでした。
わたしたちは哲演さんが終了された3月31日から、最初は4月いっぱいの予定でしたけれども、
5月5日までやります。
すでに昨日の段階で100人以上の方がリレーで繋がっています。
それは、南は熊本、北は北海道の人たち、
それから海外でも、アメリカなどをはじめとして、今まであった事のない人達ですけれども、
少なくても、ちゃんと名前と住所を言って下さった方だけでも100人の方がエントリーして、
今もハンストが続けられています。
ハンストは女たちにとってはダイエットになるw、もちろんそれもあるんですけれども、
楽しい事がいっぱいあります。
脱原発社会を夢見ながらやれます。
そして今まで会えなかった人と具体的に繋がっていく事ができて、
本当に、なんか楽しみながらやっているなっていう感じなんです。
みなさん、今度は男テントで、命を本当にかけた断食が始まるという事で、
また今日福島から駆け付けてきました。
みなさん、脱原発社会を夢見て、
夢見てじゃなく、本当に近づくために、
再稼働を絶対に阻止!
福島は今でも被ばくしています。
みなさん、よろしくお願いします。
子どもたちを助けて下さい。
ー拍手ー
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コメント
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Re:
ありがとうございました。
いい加減な国立公園行政のとおりで、かなり物を知らない連中と思っています。
話は変わりますが、電話をかけて相手が「留守録のぴー」だとどうも話しにくくて苦手です。
いい加減な国立公園行政のとおりで、かなり物を知らない連中と思っています。
話は変わりますが、電話をかけて相手が「留守録のぴー」だとどうも話しにくくて苦手です。
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