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もうすぐ北風が強くなる

降伏放送の日を「終戦」とする日本、米国は黒人青年射殺で戒厳令状態

   日本では「全国戦没者追悼式」が開催され、米国では警官がアフリカ系男性を射殺して戒厳令状態  8/15  櫻井ジャーナル

 1945年8月15日、昭和天皇の声明がラジオで放送された。いわゆる「玉音放送」だ。

 「朕深ク世界ノ大勢ト帝國ノ現状トニ鑑ミ、非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ、茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク。朕ハ帝國政府ヲシテ、米英支蘇四國ニ對シ、其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨、通告セシメタリ。」(句読点は引用者)

 アメリカ、イギリス、中国、ソ連の共同宣言とは「ポツダム宣言」を指している。
 つまり日本は連合国に降伏すると天皇は言っているのだが、ポツダム宣言の内容を知らない人にとっては「負けたとも降服したとも言わぬ」(堀田善衛著『上海にて』)不審な代物にすぎなかった。
 日本の敗北が正式に決まったのはミズーリ号で重光葵と梅津美治郎が降伏文書に調印した9月2日のこと。

 8月15日は「降服放送記念日」にすぎないわけだが、その日を日本では「終戦記念日」と名づけて敗北を誤魔化し、政府は毎年「全国戦没者追悼式」を主催している。
 (※ 敗戦を誤魔化したことで、昭和天皇の戦争責任も不問、原爆は誰が投下したかも不問。戦争はまるで自然現象とされた。「お盆」に追悼式と好都合なわけである。)
 「内閣官房長官談話」の中に「先の大戦における三百万余の戦没者」という表現があり、第2次世界大戦で戦死した日本軍の軍人や軍属、空襲などで殺された一般市民が対象になっているようだ。

 日本でそうした式が行われている時、アメリカでは戒厳令の予行演習と言われる事態になっている。
 8月9日、ミズーリ州ファーガソンで18歳のアフリカ系男性が警官に射殺されたのが切っ掛け。
 その男性は武器を携帯していなかった。アメリカでは似たような話をしばしば聞くが、今回は警察の対応が注目されている。

 アメリカでは軍が模擬都市を建設して市街戦の訓練を始め、警察の重武装化も進んでいる。
 こうした実態の一端は本ブログでも書いてきたが、今回、警官隊は海兵隊のような装備で鎮圧に乗り出し、装甲車やヘリコプターも投入されて戒厳令状態
 その様子を取材していたワシントン・ポスト紙とハッフィントン・ポスト紙の記者が逮捕された。
 撮影の準備をしていたアル・ジャジーラの取材班は催涙ガスを投げつけられている。

 1%に満たない一部の人びとへ富が集中するシステムを築いた結果、アメリカの庶民は貧困化が進み、第三世界化している。
 つまり古典的な階級社会が出現、暴動や革命の下地ができつつある。それを監視システムの強化や警察の軍隊化で押さえつけようとしているのだろう。

 1980年代にアメリカの支配層はCOGという戒厳令プロジェクトを始め、秘密政府の仕組みも作り挙げた。
 そのプロジェクトを起動させたのが2001年9月11日の世界貿易センターや国防総省本部庁舎に対する攻撃。そのひとつの現れが愛国者法だ。

 何度も書いたことだが、アル・カイダとは、イギリスのロビン・クック元外相も主張していたように、CIAに雇われて訓練を受けた数千人におよぶ「ムジャヒディン」のコンピュータ・ファイル、つまり傭兵の登録リスト
 シリアでアメリカ/NATOやサウジアラビアから支援を受け、イラクで政府を攻撃しているISの背景も基本的に同じ
 このISがアメリカで何らかの「テロ行為」を行っても驚きではない。
 ーーーーーーーーーー
※ 筆者が言っているのは、例えばこの「IS」、「イスラム国」がアメリカで何らかの「テロ行為」を行っているとして戒厳令プロジェクトを起動させること。
 それによって、激しくなる国内植民地体制、階級対立激化を制圧することが十分な可能性を持っているということである。
 9.11以後のアフガン、イラク侵攻、あるいはボストン爆破事件でたっぷりと実験済みである。

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 ファーガスンの警官隊。煙は警官が撃った煙幕弾。
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沖縄へ、辺野古へ、全国からの抵抗を!

   辺野古浜通信から

8月15日
   殺すな!辺野古 狂気の政権にゲート前、そして全国からの抵抗を!

引き続き、辺野古の結集を、全国各地での行動をお願いいたします。

今日の作業強行は、沖縄の人間が「あきらめる」となめ切り、内地の人間の差別性を利用する…アベ内閣の異常で変質的な狂気を官僚がためらい無く実行するという構図でしたが、実質、工事には入れていません。

私たちは諦めません。これからの更に100年、戦争の狂気を沖縄に押し付けることを許すわけにはいきません。

辺野古への結集をお願いいたします。

本日の作業、私達のわずか4隻の小舟、5隻のカヌーに何十隻もの艦船、ボートを何億円もの経費を掛けて政府は繰り出しましたが、結局「作業に着手した」と宣言する為だけのもので、実質的な工事には未だ入っていません。
ゲート前には300人が集まりました。それでも「阻止」はかなり困難ですが、辺野古へ万人が集まれば…工事は実質不可能になります。

繰り返します。辺野古への結集をお願いいたします。

8月14日
沖縄に、辺野古に、髙江に、心よせてくださる みなさんへ…

今日も辺野古の海には、小さなカヌーが漕ぎ出し、
灼熱のゲート前では高齢者のみなさんが体を張り、
抗議し、抵抗を続けている…

一人でも多くの人たちに現場に集まって欲しい、
少しの時間でも、抵抗のために現地に足を運んで欲しいのです。

政府は、公安警察、機動隊と海上保安庁、自衛隊と米軍、何千億円もの金と権力・軍事力を使い、沖縄の人々を暴力的に制圧しようとしている
そう米統治時代に銃剣とブルドーザーで人々を追い遣った米軍統治時代と同じように。

それに対して抵抗する私たちは、ただただ弱い人間の集まりです。
日米の軍隊、警察と戦争を出来るような力など、持っていません。

しかし沖縄の人間たちはこれまで何十年もの間、圧倒的な暴力に対峙し、抗い、闘い続けてきた。
これからも…ブイが投げ込まれようとボーリングがはじまろうと、ブルドーザーや戦車、戦艦が派遣されようと、闘い続けます。

でも、基地建設を止めることを、
これほど酷い暴力に対峙することを、
沖縄の人間だけが担い続けなければならないのでしょうか?

ここから先はとても個人的な思いです・・・・
基地建設を、暴力を止めるのは、みなさんの責任。
いま現場の人間ができることではありません。
わたしたちはその刃が沖縄に、この海に届くのを一寸遅らせることしか出来ません。

みなさんが…あなたが、日本を変えてください。

沖縄を犠牲にする浅はかな官僚、浅はかな政治を駆逐してください。
暴力と戦力を信奉する政党をのさばらさず、
町内会に、議員に、その支援団体、宗教団体に働きかけてください。
安易な脅しに乗り殺し合いに参加したいのか、止めることに協力するのかを…根気よく問いかけてください。

みなさんが出来るあらゆることをいますぐしてください。

沖縄に、辺野古に、高江に結集を求めます。
同時にどうかお願いです。
沖縄だけの闘いではありません。
辺野古や高江だけの闘いではありません。
みなさんの力で、日本を変えてください
・・・・

みなさんの住む場所で、沖縄の声を聴き、みなさんが変わってください。
日本を変えて下さい。
基地建設をとめてください。

なお、この呼びかけは、辺野古浜通信単独のものであり、どの反対派団体、抵抗団体等とは関わりはありません。ご了承下さい。

辺野古1

 ーーーーーーーーーーーーーー
   社説 海自艦出動 武力で県民恫喝する野蛮 8/8 琉球新報

 中世の専制君主国と見まがうありようだ。何という野蛮な政府か。

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設強行の前段である海底ボーリング調査に向け、政府が海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」の派遣を検討していることが分かった
 移設反対派の市民を武力で恫喝(どうかつ)する狙いであるのは明らかだ。
 政府は沖縄を、軍が市民を威嚇してよい地域と見なすということだ
 そんなことを実行してしまえば政府と沖縄が抜き差しならぬ対決局面に入ることを、安倍政権は知るべきだ。

 「ぶんご」は前甲板に速射砲を持ち、重機関銃数丁を格納する。掃海母艦との名称はあるが、攻撃能力を見れば事実上、軍艦だ
 それに対し、移設反対の住民は暴動どころか破壊活動一つ行っていない。
 武器一つ持たず、非暴力に徹している人々だ。
 その“丸腰”の市民に軍艦を差し向けるという。市民を、交戦中の敵国の軍のように見なすということだ

 政府は機関砲なども装備する海上保安庁の巡視船も全国から総動員している
 中立の第三者として不測の事態に備えただけの前回と異なり、海保も明らかに市民弾圧に転じている。
 それに加えて軍も出動する
 安倍晋三首相は「地元に丁寧に説明し、理解を求める」と言うが、実態はこの強権ぶりだ。しらじらしいにも程がある。

 「銃剣とブルドーザー」で無理やり土地を接収し、基地を造った米軍占領統治下と何が違うのか
 そもそも市民運動の抑圧に自衛艦を投入することに法的妥当性はあるのか。
 防衛関係者は「国の施策に資する場合、あらゆる事態に対応できる」という理屈を持ち出すが、それが許されるなら、どんな政策についても軍の出動が可能ということになる。

 東村高江のヘリコプター着陸帯建設現場近くでも倒錯がまかり通る。
 県道の路側帯で阻止行動をする住民を排除するため、路側帯を米軍専用区域に変更するという。
 政府のやりたいことのために法的規定の方を変えるというわけだ。
 およそ法治国家とは思えない

 県道の路側帯を県民が通れない、車道に出て歩くよう求める。そんな県道が沖縄以外のどこにあるか

 「琉球処分」の際、明治政府は官吏と軍人を差し向け、併合に反対する市民を逮捕、拷問した。
 住民に軍を対峙(たいじ)させようとする今の政府の姿はそれと二重写し
になる。

掃海母艦
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