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炉心核燃料はほぼ全量が落下していた!

   ヒロシマの原爆記念日に発表された壊滅的なフクシマ原発の現状  8/9  「逝きし世の面影」氏から抜粋。

  『原子炉内が冷温停止ではなく、脳内が思考停止の安倍晋三』
    (省略)

  『核燃料のほぼ全量が落下していた福島第一原発3号基』

原子炉4基が暴走する史上最大規模の未曾有の福島第一原発事故を引き起こした東電は世界最初のヒロシマへの原子爆弾の投下日の8月6日、炉心溶融(メルトダウン)が起きた3号基では、これまでの推定よりも約5時間早い時点で燃料が溶け出していたことを発表する。

レベル7の福島第1原発事故ですが、発生から3年半も経っているのですよ。
今頃になって3号基では核燃料のほぼ全量が圧力容器を突き抜けて落下していたことを公表した。
今回の3年前の『原発』発表と69年前の『原爆』投下が同じ日付なのは偶然ではなく、政府や東電が意識的に行ったのだろう。(誰にも知られたく無い悪いニュースは隠すのではなく、別の無関係な面白いニュースの洪水で見えなくするのが最善の手法)
東電発表の原発とが原爆と同じ日だったので、日本のマスコミは『これ幸い』とヒロシマを何時もより何倍も大きく報道して、東電発表『核燃料のほぼ全量が落下』を隠蔽する。
新聞社は69年目と言う中途半端な年なのに、例年にない数倍規模の特集記事を組んでいた。
去年に比べて報道量が多すぎるので不思議に思っていたが、69年前のヒロシマを使って3年前のフクシマを隠したいのである
(今回は3号基だけだが、最初にメルトダウンして爆発した1号基や最大の放射性汚染物質を放出した2号基が『実は空っぽだった』と東電が言い出すのは時間の問題である)

  『空っぽの原子炉に毎時7トンもの冷却水』

最大規模の爆発を起こした3号基の原子炉圧力容器の中は空っぽ状態なのです。
ところが、その空っぽの3号基の原子炉を冷やすために圧力容器に毎時7トンもの冷却水が今でも注入され続ているのである。
東電は『全量が落下した』と言いながら、それと同時に『まだ圧力容器内に核燃料が残っている』(冷却し続ける必要がある)とも言っている。
脳内メルトダウンで説明が支離滅裂、ここまで矛盾が酷いと馬鹿馬鹿しくて批判する気も起きない。(幾ら口から出まかせの嘘八百でも、一つに対しては一つしか嘘をついてはいけない)

福島第一原発全体では毎日400トンもの高濃度放射能汚染水を作り続けていて1000トンの巨大タンク(小型タンカー一艘分)が2日半で一杯になる
8月6日の東電発表ですが真偽は不明だが、他にも3年半前の消防車による文字どうり決死の給水作業が日本を救ったとの神話を、実は空っぽの炉心に無理やり給水したために水素爆発したのだと言い出した
もう無茶苦茶と言うか。破れかぶれと言うか。

フクシマですが政府が言う廃炉工程など夢のまた夢。もう終わっているのです。
しかも、そんなことは全員が3年前に知っていたのです。(※ 原発関係者はわかっていたはず。)
東電が隠し続けていた『周知の事実』を今発表したことの方が驚きで、日本国の避けれない『最後の終り』が目の前に近づいている証拠でしょう。

しかも、これだけ大事なニュースが毎日新聞の西日本版では報道されていない。(共産党機関紙赤旗では報道しているが一面では無くて下世話なニュースを扱う社会面)
不十分とはいえ活字メディア(新聞)は一応は報道するが、世論形成に一番影響が大きい映像メディア(テレビニュース)は東電の8月6日発表『全量が落下していた』を丸々無視して報道しない
日本のマスコミですが、なるべく多くの日本人にフクシマの恐ろしい現実を知って欲しく無いのである。

  『アメリカの核廃棄物が地下で発熱する「くすぶり」現象の恐怖』

7月25日、核廃棄物施設での『くすぶり現象』発生で現地が騒然としているとの特別レポートをアメリカのネオコンに近い右翼経済紙ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が配信した。
核廃棄物施設での『くすぶり現象』とは、(WSJ紙によると)

『過去の核兵器開発に関わる放射能汚染の「遺産」を抱えるこの地域では、人体への影響が懸念されており、早急な対応を求める声が高まっている。
ミズーリ州のある環境コンサルタントは最近、地下の廃棄物が徐々に熱を帯びることで起きる「地下くすぶり事象(subsurface smolderingevent)」が、数千トンの放射性廃棄物が埋まるウエストレイクごみ廃棄場の一画に近づいているかもしれないと警告した。同廃棄場を所有する企業は、そうした見解に強く異議を唱えている。』

福島第1原発事故の汚染水対策で、地中を凍らせて地下水が原子炉建屋に流入するの を防ぐ凍土遮水壁の工事をフクシマで2ヶ月前の6月2日から始めているが、全長1・5キロもの距離に1メートル間隔で30メートルの深さまで凍結管を埋めるとの前代未聞の大工事である。
ところが予想に反して凍土壁が、まったく凍らない
東電は現時点で地下水の水位には変化が無い(凍土遮水壁に効果がない)と発表している。

  『真夏恒例の怪談話以上に恐ろしい、背筋も凍るフクシマの恐怖の三題噺』

遮水を目的としたフクシマの凍土壁ですが、凍結管ではまったく凍らないので仕方なく無理やりドライアイスや氷を百数十トンもぶち込むも、矢張り何故か凍らない。
凍土壁が計算のとおりに凍らない原因として東電が説明しているのが『地下水の流れ』であるが、そもそも凍土壁建設の動機とは、この『地下水の流れ』を止める目的である。
冗談は休み休みにして欲しい。余りにも世間を舐めた態度が腹がたつ。

東電ですが、毎日400トンの地下水が原発建屋に流れ込んでいると説明していたのですよ。
座れない椅子とか履けない靴、着れない服と同じで、『地下水に流れがあるから、凍土遮水壁が凍らない』など、その場しのぎの姑息な言い訳として不真面目である。
幾ら嘘つきにしても度が過ぎる、『笑えない笑い話』である。
しかし一見無関係に思える7月25日WSJ紙の核廃棄物施設での『くすぶり現象』発生と、8月6日の東電の驚愕発表の『核燃料のほぼ全量が落下していた』と、『地下水の流れで凍らない凍土遮水壁』の三つをあわせて『フクシマの恐怖の三題噺』と見れば、机上の計算の通りに凍土壁が凍らないのは当然であった。
フクシマの地下では、落下した核燃料によるsubsurface smolderingevent(地下くすぶり現象)が起きて激しく発熱している可能性があるのです。(地下水のセシウムなど放射能濃度の数値は発表されているが温度の発表は行われていない)

(「逝きし世の面影」氏の追加コメント)
 東電ですが全量が落下したことは認めたが、何と格納容器にあるのだと言い出した。もう無茶苦茶です。
 鋼鉄の厚さが数十センチもある圧力容器を突き抜けた核燃料ですが、1センチ程度の厚みの格納容器など、瞬間的に突き抜ける
 (※ いつもどおりだ。地下に落下してしまっているデータが無いので、データが無いことは否定しているだけのパターンである。)

 今回は最大の爆発規模の3号基の全量落下を認めたが、今後は最初にメルトダウンして大爆発した1号基や最大の放射性汚染物質を放出した2号基が『実は空っぽだった』と東電が言い出すのは時間の問題

 救命ボートが全部使用不能、退避を勧告すればその秘密を知られてしまう。
仕方無しに『安全です。心配ありません』と嘘八百を繰り返していた、セウォル号の船内放送が今の日本のマスコミです。
 ーーーーーーーーーーーーーーーー
※ みな、うすうす思っていたことだが、やはり炉心は全量落下していた。
 地中にあるということは、核燃料回収の可能性も原発廃炉の可能性も、既にまったく無いことを意味している
 「凍結遮水壁」などお笑い草の無駄遣いであることがばれてしまった。
  
 「逝きし世の面影」氏のいうとおり、マスコミは「ほぼ全量落下」を隠し通したつもりだ。
 いつもながら、真っ当で鋭い指摘に感謝します。

 ただ、東電の福第一原発は核廃棄物が地下に落ちたのではない。
 核燃料、それも「炉心」が落下しているのであることに注意。
 「核廃棄物が地下で発熱するくすぶり現象」は当然起きているだろう。だが、ぶつぶつと間欠的で小規模な「再臨界」を地下のあちこちで起こしている可能性が高い。
 冷却水で地下は深くまで水浸しのはず、水で遮蔽されて空中放射線量の増減が緩和されているだけなのではないかと私は考えている。

 下は現在最も実際に近いと思われる模式図だが、この図よりも炉心はほとんどが落下して、格納容器内にはわずかに残っている状態、ということになる。
スイス日本
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原爆は誰が投下したのか?

広島原爆

  広島・長崎に原爆を投下したのが誰か、日本人が覚えようとしないのは何故か  8/6 タチヤナ・フロニ ロシアの声

1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下された。人類のかつて経験しない出来事に、世界は震撼した。

 米国は原爆の使用について、今でも謝罪していない
 原爆攻撃は必要性に基づくものではなかった、と歴史学者たちは証言している。米国はただ、自らの力を誇示したのだ。
 戦争末期のあの時期、日本政府は戦争からの出口を模索していた。最新・最恐兵器の使用は無用な酷薄というものであった。
 にも関わらず、日本はいまに至るまで、強く謝罪を迫ることをしていない。
 原爆投下についても、増え続ける犠牲者名簿についても

 ロシア科学アカデミー極東研究所日本研究室長ワレーリイ・キスタノフ氏はそう指摘する。

 「パラドキシカルだ。日本国内の報道や文献でこのテーマをたどってみても、そこには『誰が』原爆を落としたのかということについての記述が欠落している。
 『米国が』原爆を落としたのだ、とはどこにも書いていない。ただ原爆が落とされた、と書いてあるだけだ。
 どこからともなく原爆が飛んできたかのような印象だ。

 何故このようなことが?
 単純な話だ。日本は戦後長らく、事実上、米国の占領下に置かれ、経済的にも米国に依存した。西ヨーロッパの戦後復興計画『マーシャル・プラン』の日本版が、米国によって策定された。ほとんどそれのお陰を蒙って、日本の奇跡の経済復興は成ったのだ。

 米国はむろん、慈善事業でそれをやったのではない
 ソビエト連邦が勝者の側で第二次世界大戦を終えるや、世界は新しい戦争の季節に入った。
 冷戦。『熱い』戦争に劣らず、長期間に及び、かつ金のかかる『戦争』である。
 米国は、アジアにおいて、第二次世界大戦の廃墟の中から、日本を筆頭とする『反共の防波堤』を早急に構築しなければならなかった。

 大戦末期における広島・長崎の原爆は、米国による、冷戦における最初のオペレーションとなった、と見なせる。
 米国は日本を、『敵国』からアジア太平洋地域における『戦略的パートナー』へと変貌させた。
 そうした既成事実の積み重ねの中で、日本の政治家たちは、もはや『誰が』爆弾を落としたのかということを明記することが出来なくなっていった
 被爆地では毎年、追悼式典が行われてはいるが、日本人の意識からは、段々と、『誰が』この犯罪を行ったのか、ということの記憶が失われていっている。そ
 れは日米関係にとって、間違いなく、歓迎すべきことだ。米国は現在も、経済・政治・安保・プロパガンダいずれの分野においても、日本に支配的な影響を及ぼす国なのだ」

 日本は歴史を忘れっぽい。他の東アジアの国々が、歴史に関して記憶力抜群なのとは、好対照だ。中国も韓国も、日本の軍国主義の過去を忘れてはいない
 再びキスタノフ氏。

 「日本は近隣諸国の結んだ統一戦線に直面している。
 日本が大陸における自らの侵略行為を正当化し、自らの過去の行為への評価を見直すことには、声を合わせて厳格に反対する、そうした統一戦線である。
 韓国との関係改善は、米国が手取り足取り仲立ちしてもなお、捗々しくない。
 植民地支配の過去がネックになっているのである。
 日本人自身は次のように考えている。植民地支配の時代、のちの米国と同様に、日本は朝鮮半島の社会経済的発展に大きく寄与したではないか、と。
 いわく、鉄道を建設し、企業を設立し、教育制度を整え・・・・・・。

 しかし、それら施策は、日本自身の利益のために行われたことだ。
 日本はより快適に資源を運び出すために植民地を開発する必要があった。
 教育制度だって、地元民を日本化する目的で整備されたのだ。
 さらに従軍慰安婦の問題がある。うら若い朝鮮女性が売春宿で日本人兵士の慰みものにされていた、という問題。
 韓国はこの恨みを今も覚えている。
 世代は移れど、日本の軍国主義の記憶は、朝鮮半島から拭い去られることがない

 いま、日本の侵略行為を肯定的に再評価しようという気運がある。
 中国も韓国も、これを非常に注意深く見守っている。
 最新の動向としては、韓国と中国が、反日の一点でタンデムを組んだ。日本が再び軍国主義に走り、第二次世界大戦の結果を見直すことに反対するタンデムだ

 しかし、それでも日本は、近隣諸国に対し、長きにわたる植民地支配を詫びる試みを行ってきた
 その点、米国はどうか
 米国政府の公式代表が初めて広島の被爆者追悼式典に出席したのは2010年になってやっとのことである。
 しかも、その時、多くの米国市民が、そのことに批判の声を挙げたのだ。
 5年前に米コネチカット州クイニピアック大学が行った世論調査によれば、米国市民の61%が原爆投下を「正しいことだった」と評価している。
 「正しくない」と評価したのはわずか22%であった。
 ーーーーーーーーーーーーーー
原爆


 「米国の反共復興策に依存したために、「誰が」爆弾を落としたのかということを明記することが出来なくなっていった。」
 ロシアの声の説明はそれはそれで良いのだが、不十分な側面がある。
 それは、大戦末期に既に米英はソ連との「対決」を想定していたということ。
 そして、日本支配層の「国体護持」と、米英の冷戦準備が「反共防波堤」で利害の一致をみたこと。
 その一致のためにポツダム宣言の受諾が3か月も引き伸ばされたことである。

 原爆投下を含めたその結果は、敗戦自体を極めて曖昧化した「終戦の詔勅」、敗戦国戦争責任者の責任不問(A級戦犯なる陸軍幹部への責任転嫁で手打ち)という、敗戦の曖昧化と戦争責任の不問である。
 つまり、敗戦の時以来、戦争が誰も責任のない、あいまいな「自然現象」とされたのである。
 これは「反共の防波堤」で利害一致する日本の支配層と米国が、極めて好都合な状況を作り出だしたためである。

 「誰が」原爆を投下したのかが、「不問」とされ、あたかも自然現象のように描かれているのは、既に敗戦時に日本の支配層と米国によって決められていたのである。

 誰が原爆を投下したのか?
 だれだって知っているが明言しない。
 それは即、同時に誰が戦争の最高責任者だったのか?
 に繋がるためだ。
 
  関連ページ。
A級戦犯の代わりに罪を問われなかった最高責任者
永続敗戦論からの展望:白井聡
永続敗戦論、白井氏インタビュー(1) 
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