東京湾お台場で子どもに海水浴
2014-07-27
川内原発の再稼働を許しながら、誰も安全の責任はとらない国。
「放射線に負けない体をつくりましょう」とのたまわく福島市。
来るべき東京オリンピックに向けて、東京湾で最も汚染されているお台場で子どもを泳がせる東京都。
この国は壊れ始めている。
ーーーーーーーーーーーーーーー
お台場でオリンピックのために子どもたちが放射能海水浴 7/26 「カレイドスコープ」氏から抜粋。

今が東京湾の放射能汚染のピーク。その後高止まりを続けるので、今後数十年かけて減衰するのを待つしかない
26、27日の二日間限定で、東京・港区お台場海浜公園の人工浜が一般に開放されました。
ただし条件は、「海に顔をつけないこと」。
なんだ、それ?
このお台場の海は、2020年の東京オリンピックで、トライアスロンなどの競技場として使われることになっており、港区は都と連携して「いつでも泳げる海」に向けて、水質改善に努めていくんだとか。

なぜ、「水質が国の基準を満たしていない海」を、わざわざ解禁して、子供たちを泳がせたいのか。
理由は、一つ。
「東京オリンピック」に参加を予定している国の選手たちに対するアピールに、子供たちを使いたかったからです。
「こんなに安全なんですよ、世界中のアスリートさん、東京に来てくださいね」ということだ。
東京湾の放射能汚染のピークは、2014年3月です。
ですから今は、もっとも東京湾が汚染されているというわけです。
ちょうど、下の画像のように、上流に秩父山系と奥多摩山系を控えている荒川と多摩川の河口付近が、汚染されている東京湾の中でも最悪の状態になっています。
だから、東京・お台場は致命的な汚染に見舞われているはずなのです。(下の画像)
そこに、わざわざ子供たちを泳がせる・・・・これを犯罪と言わずして、どう表現したらいいのか。

2年2か月後 赤色が300Bq以上、橙が150、黄色が50Bq以上。
上のシミュレーション画像は、2012年1月15日、NHKが特番「NHKスペシャル シリーズ原発危機」として放送した55分の番組の中で、京都大学の研究調査チームが東京湾の汚染状況を調べて、数年後、東京湾の放射能汚染がどのように推移していくかを紹介したものです。
「東京湾のホットスポットは福島第1原発沖を超えた」を読んでください。海・川の放射能とどう向き合って、これからの数十年、警戒していったらいいか詳細に書かれてあります。
NHKのこのときの特別取材班の働きは褒めてやってもいいでしょう。
「2014年3月がもっとも東京湾の汚染がピークになりますよ、その後も放射能汚染レベルは高止まりして、特に海底は高い放射能が沈殿したままですよ。東京湾の魚は、もう食べられなくなるかも知れません」と警告していたのは、当のNHKだったのではなかったか。
それが今はどうですか。
最大の問題は放射能に汚染された海水なのに、決して「放射能」とは書かず、「水質が国の基準に達していない」という表現にすり替えています。
まだ、汚染されていないときには「警告」を出しておいて、汚染のピークになった今では、シイタケを食べることを推奨し、海底の底魚を使った子供向けの料理番組を流すテレビ。
君たち、確実に頭が狂っている。異常なのだ。
安倍シヌゾーの恫喝に屈した日和見公共放送は詐欺を働いているのです。
受信料を半ば強制的に徴取している視聴者に事実を報道しないばかりか、捏造に近い情報を流しているのですから、不良品を売っている詐欺放送局です。
港区とNHKは、国際世論をまったく知らない。彼らは、地獄のような無知と破廉恥の世界に生きているのです。
この子供を使った「やらせ」イベントを海外のメディアが知ったら確実に批判されるでしょう。
ましてや、IOCに「ほら、子供でさえ泳いでいるんですから、アスリートたちには東京を信じてほしい」などと言えば、自爆すること必至だろうに。
それこそ、環境省の大臣が裁かなければならない事案なのに、このクズの中のクズは、福島第一原発から垂れ流されている放射能汚染水など無視しながら、今年も公費を使って、自分だけは南国の美しい海を堪能するのでしょうか。
それなら、まずお台場の海に潜って、放射能の調査をしてから行きなさい、伸晃よ。
都市部の街路からの放射能を集めて川の上流から流れ込んでくる放射能は、河口付近の海水に触れたとき、塩分に捕獲されて凝集という反応を引き起こします。
比重が大きくなったセシウム粒子は、そのまま海底に沈みこんで固着します。
だから、港区が「お台場の海をいつでも泳げる海に向けて、水質改善を行う」というのであれば、「海の除染」を行わなければならないのです。それは、海底の泥を削って、放射能に汚染されていないきれいな土に入れ替えること以外には達成されません。
地上の大地の除染さえ不可能なのに、海底の除染などできるはずがないのです。
舛添という詐欺師を東京都知事にした都民へのツケは後からやってくるでしょう。
驚いたことに、政府のプロバガンダ機関に成り下がってしまった公共放送と、区役所の職員の犯罪的行状を咎める区民はいないようです。
東京は、同調という巨大な「雰囲気」に飲まれています。
間違っていることでも、「同調」という大きな流れに任せておけばいい、という日本人特有の思考の空白(エアポケット)領域に入ってしまって、そこから出ることができないのです。
要するに、すでに東京はカオス状態になっているということです。
東京人もまた頭がイカレてる。
「放射線に負けない体をつくりましょう」とのたまわく福島市。
来るべき東京オリンピックに向けて、東京湾で最も汚染されているお台場で子どもを泳がせる東京都。
この国は壊れ始めている。
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お台場でオリンピックのために子どもたちが放射能海水浴 7/26 「カレイドスコープ」氏から抜粋。

今が東京湾の放射能汚染のピーク。その後高止まりを続けるので、今後数十年かけて減衰するのを待つしかない
26、27日の二日間限定で、東京・港区お台場海浜公園の人工浜が一般に開放されました。
ただし条件は、「海に顔をつけないこと」。
なんだ、それ?
このお台場の海は、2020年の東京オリンピックで、トライアスロンなどの競技場として使われることになっており、港区は都と連携して「いつでも泳げる海」に向けて、水質改善に努めていくんだとか。

なぜ、「水質が国の基準を満たしていない海」を、わざわざ解禁して、子供たちを泳がせたいのか。
理由は、一つ。
「東京オリンピック」に参加を予定している国の選手たちに対するアピールに、子供たちを使いたかったからです。
「こんなに安全なんですよ、世界中のアスリートさん、東京に来てくださいね」ということだ。
東京湾の放射能汚染のピークは、2014年3月です。
ですから今は、もっとも東京湾が汚染されているというわけです。
ちょうど、下の画像のように、上流に秩父山系と奥多摩山系を控えている荒川と多摩川の河口付近が、汚染されている東京湾の中でも最悪の状態になっています。
だから、東京・お台場は致命的な汚染に見舞われているはずなのです。(下の画像)
そこに、わざわざ子供たちを泳がせる・・・・これを犯罪と言わずして、どう表現したらいいのか。

2年2か月後 赤色が300Bq以上、橙が150、黄色が50Bq以上。
上のシミュレーション画像は、2012年1月15日、NHKが特番「NHKスペシャル シリーズ原発危機」として放送した55分の番組の中で、京都大学の研究調査チームが東京湾の汚染状況を調べて、数年後、東京湾の放射能汚染がどのように推移していくかを紹介したものです。
「東京湾のホットスポットは福島第1原発沖を超えた」を読んでください。海・川の放射能とどう向き合って、これからの数十年、警戒していったらいいか詳細に書かれてあります。
NHKのこのときの特別取材班の働きは褒めてやってもいいでしょう。
「2014年3月がもっとも東京湾の汚染がピークになりますよ、その後も放射能汚染レベルは高止まりして、特に海底は高い放射能が沈殿したままですよ。東京湾の魚は、もう食べられなくなるかも知れません」と警告していたのは、当のNHKだったのではなかったか。
それが今はどうですか。
最大の問題は放射能に汚染された海水なのに、決して「放射能」とは書かず、「水質が国の基準に達していない」という表現にすり替えています。
まだ、汚染されていないときには「警告」を出しておいて、汚染のピークになった今では、シイタケを食べることを推奨し、海底の底魚を使った子供向けの料理番組を流すテレビ。
君たち、確実に頭が狂っている。異常なのだ。
安倍シヌゾーの恫喝に屈した日和見公共放送は詐欺を働いているのです。
受信料を半ば強制的に徴取している視聴者に事実を報道しないばかりか、捏造に近い情報を流しているのですから、不良品を売っている詐欺放送局です。
港区とNHKは、国際世論をまったく知らない。彼らは、地獄のような無知と破廉恥の世界に生きているのです。
この子供を使った「やらせ」イベントを海外のメディアが知ったら確実に批判されるでしょう。
ましてや、IOCに「ほら、子供でさえ泳いでいるんですから、アスリートたちには東京を信じてほしい」などと言えば、自爆すること必至だろうに。
それこそ、環境省の大臣が裁かなければならない事案なのに、このクズの中のクズは、福島第一原発から垂れ流されている放射能汚染水など無視しながら、今年も公費を使って、自分だけは南国の美しい海を堪能するのでしょうか。
それなら、まずお台場の海に潜って、放射能の調査をしてから行きなさい、伸晃よ。
都市部の街路からの放射能を集めて川の上流から流れ込んでくる放射能は、河口付近の海水に触れたとき、塩分に捕獲されて凝集という反応を引き起こします。
比重が大きくなったセシウム粒子は、そのまま海底に沈みこんで固着します。
だから、港区が「お台場の海をいつでも泳げる海に向けて、水質改善を行う」というのであれば、「海の除染」を行わなければならないのです。それは、海底の泥を削って、放射能に汚染されていないきれいな土に入れ替えること以外には達成されません。
地上の大地の除染さえ不可能なのに、海底の除染などできるはずがないのです。
舛添という詐欺師を東京都知事にした都民へのツケは後からやってくるでしょう。
驚いたことに、政府のプロバガンダ機関に成り下がってしまった公共放送と、区役所の職員の犯罪的行状を咎める区民はいないようです。
東京は、同調という巨大な「雰囲気」に飲まれています。
間違っていることでも、「同調」という大きな流れに任せておけばいい、という日本人特有の思考の空白(エアポケット)領域に入ってしまって、そこから出ることができないのです。
要するに、すでに東京はカオス状態になっているということです。
東京人もまた頭がイカレてる。
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馬鹿げたCO2温暖化説、むしろ寒冷化の兆し:丸山
2014-07-27

馬鹿げた温暖化詐欺説をあたかも世界の権威ある定説であるかのように撒き散らす政府とマスコミだが、最悪の被害者は合理的な思考を放棄させられる教師と、洗脳されて考えることより権威に従う学習態度になる子どもたちだ。
CO2温暖化説は、原発安全神話、放射能安全神話などと、全く同じ悪質な政治宣伝である。
今回は丸山茂徳氏のインタビュー。
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警鐘・地球はむしろ寒冷化 2012/7 FN Holding
東京工業大学教授 理学博士 丸山 茂徳 氏
聞き手 編集局長 島田一
――地球はむしろ寒冷化しつつあると…。
丸山 98年に最高温度をつけてから10年間、地球の平均気温は少しずつ下がり始めてきている。
今は人工衛星によって地球の表面温度を測ることが出来るようになり、それをみても、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が唱えるように永久に気温が上がり続けるということは有り得ない。
地球の気温に大きな影響を与えている太陽の黒点活動においても、実際に太陽の黒点の周期は11年から12.8年に延びた。
周期が延びると地球の気温が下がることは既に実証済みだ。
また、地球の平均気温が変化する時、緯度によって気温変化の幅が大きく違っており、例えば地球の平均気温が1度上がるときに、赤道付近では0.1度の上昇で、我々が住んでいる中緯度辺りでは2度程度、北極圏では10度程度上昇する。
ただ、北極圏の平均気温というのはマイナス40度程度であり、それが10度上がったところで大きな影響はない。
過去150年の間に0.8度上昇したからといって大騒ぎする必要など全くなく、40億年の地球の歴史から見ると、地球はいまだに氷河期にある。
それを皆は忘れてしまっている。
――グリーンランドはかつて緑に覆われていた…。
丸山 10世紀から14世紀にかけては中世の温暖期があった。
その頃は人間の活動が一番活発な時期で、ヨーロッパではバイキングがグリーンランドに年4回程度定期船を送って入植し牛を放牧していたりした。
IPCCの報告によると、その頃の地球全体の平均気温は今よりも遥かに寒かったとされているが、果たして今、グリーンランドで牛を放牧できるような場所はなく、氷床で覆われている。
つまり、IPCCの報告の信憑性は極めて疑わしい。
現在が中世の温暖期よりも寒かったということはグリーンランドを見ても分かるが、地質学などを研究している世界では常識であり、古い時代の気候を見れば地球に氷河があること自体が異常事態だ。
そういう常識的なことを世の中の人達はあまりにも知らなすぎる。
IPPCでは今の温暖化をさも重大事であるかのようにとりあげている。
その背景には、小さな研究集団が巨額の研究費をもらうために、世界中で手を結んでいるということもある。
――今は黒点の数が減って地球が寒冷化しつつあると…。
丸山 デンマークの天体物理学者ヘンリク・スベンスマークの説では、黒点が減り太陽活動が弱くなると、その分だけ太陽以外の遠い宇宙から飛んできている宇宙線が直接地球に当たりやすくなり、それによって雲の量が増え、地球の気温が下がるという。
雲は通常、地球の約50%を覆っているが、雲が地球を冷やす効果は桁違いに大きく、例えば入道雲のような反射率100%の真っ白い雲の量が1%変化しただけで、地球の平均気温は1度変わる。
それは計算上で簡単にわかることだ。
しかし、現実の観測で過去の雲の量がどれだけ増減しているかを調べるのは難しい。
今は人工衛星を使って地球の表面の晴れの部分だけ見るという技術があるが、例えば明け方の海上の霧と雲をどう区別するかなど、完全に観測出来る状態ではないが、黒点の減少と地球の寒冷化の関係は既に証明されており、かつ、ここ数年、黒点が減少していることも事実だ。
――雲を原因とした温度変化はCO2濃度の比ではないと…。
丸山 その通りだ。
CO2の濃度が地球の気温に大きな影響をもたらす訳ではないにも拘らず、かつ、日本は世界の他国に比べてそこまで大量のCO2を排出している訳ではないのに、削減義務を達成できなければ京都議定書の賠償金として2兆円を払わなくてはいけないということを私は一番問題視している。
この国の歳入は約40兆円あるかないかという、いわば落ち目の国なのに、論拠の疑わしい二酸化炭素排出削減のために何兆円ものお金を払っているというのはどういうことか。
CO2による温暖化は、科学の上ではすでに解決され、論争が閉じてしまっているかのように報道されているが、科学の論争は全く終わっていないし、閉じてもいない。
気象学者はこの国を早く崩壊させようとしているようなものだ。
欧州や米国や中国のような、最大のCO2排出国が1円もとられず、何故日本が多額のお金を負担しなくてはならないのか。
この問題は政治家や科学者が皆一致団結して解決していく必要がある。
――しかし、CO2が増えると何か問題は起きないか…。
丸山 いや、そもそも地球の歴史上、今がもっともCO2が少ない時代だ。
何億年も前はCO2がふんだんにあり、そのおかげで植物や巨大生物が生き生きと暮らしていた。
今は、むしろこれ以上CO2を減らしてしまえば、人間だけでなくあらゆる生物が死滅してしまう危機さえある。
また、かつての地球、今のように氷河期ではなかった頃の地球は、南極はもちろん緑に覆われており、巨大な樹木が生えていて氷など無かった。
つまり、今の地球が歴史上いかに寒くなっているかということであり、IPCCなどが指摘するような、温暖化して生物が死に絶えていく状況ではないということだ。
――地球寒冷化を前提とすると、産業構造も変化していく…。
丸山 まず、原子力は今世紀中になくなるだろう。
それが50年間というリミットであれば、日本は廃炉ビジネスをやるべきだ。
以前、世界で初めての廃炉ビジネスをスコットランドが行ったが、思った以上にお金がかかったという。
しかし、これから廃炉ビジネスは、今後、世界でどんどん増えていくだろう。
また、使用済み核燃料をどうするかという問題について、私は、人がほとんどいないロシアのシベリアに地下貯蔵施設を作ればよいのではないかと考えている。
テクノロジーやその他あらゆるものは日本が提供し、ロシアは倉庫番だ。
ロシアは産業が育つ土壌がなく、資源もやがて枯渇する。
そのことを見越して政治が頑張らなくてはならない。
例えばどこの国にも属していない南極に埋めるという考えもあるが、日本政府としては使用済み核燃料と北方領土を絡めてロシアと交渉していくべきではないか。
それこそ政治家の腕の見せどころだ。
――今後、日本にとって有効なエネルギーは何だと思うか…。
丸山 エネルギーに関しては、そもそも使う量が増えていることが問題だ。
その根底は人口の増加だ。
私が生まれた1949年から現在までで、世界人口は倍に増えた。
ちなみに夏目漱石がロンドンにいた頃の世界の人口は17億人だった。
その人口増殖に対応するために、筑波では藻類から石油を作る研究が進められている。
水素エネルギーは生成出来る量が圧倒的に少なく非効率だが、効率の良い藻類を使えば、既に1リットルあたり50円で、砂漠でも試験管と水があれば育てられる。
なにより藻類エネルギーはガソリンスタンドや車といったハードを変える必要も無い。それを石油と同じように使えば良い。
ただ、これは現在日米間での競争となっており、遺伝子組み換えによって能力の高い藻類を作っている米国に対して、日本は遺伝子組み換えが禁止されているため、性能の良い藻類を筑波センターで探しているところだ。
現在の1リットル50円を下回れば、完全に採算の合う代替エネルギーになるだろう。
――藻類を使ったエネルギー…。
丸山 もうひとつ、太陽のエネルギーをレーザーに変えるということも必要になってくると考えている。
太陽の光をレンズで集光すると、藻類の育成も早くなる。
さらに、海の中は「にがり」があるが、それをレーザーによってマグネシウムと塩素に分解させれば、海水からマグネシウム金属が抽出され、そのマグネシウムを酸素と結合させるとストロボのようにエネルギーを出すことが分かっている。
マグネシウムを新しい時代のエネルギーとするという話はすでに進んでいて、それを可能にするにはレーザーの技術が必要だ。
太陽のような色々な波長を持った光をレーザーに変えることで、新しいエネルギー利用が可能になる。
この二つが最もポテンシャルの高い次世代エネルギーだといえよう。
太陽電池や太陽光発電も採算は合うと思うが、それらで作った一つのパネルから、もう一つのシリコンパネルは出来ないという問題がある。
いずれにせよ、半ば馬鹿げたCO2による地球温暖化説をいち早く見直していかないと、日本経済はこの面でも大きく立ち遅れることになる。(了)
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