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もうすぐ北風が強くなる

パレスチナ皆殺しを教令したイスラエルのラビたち

 ライオル
 ドブ・ライオル

   ユダヤ教ラビが、ガザのパレスチナ人の全滅を許可  7/23 イラン国営放送

ユダヤ教の聖職者であるラビ、ドブ・ライオルが、ガザ地区のすべてのパレスチナ人の殺害の教令を出しました

ニュースサイト、パレスチナ・アルヤウムによりますと、「シオニスト入植地キリヤト・アルバのユダヤ教のラビ、ドブ・ライオルは23日水曜、人道に反する人種差別的な教令の中で、ガザ地区の全ての人々の殺害と彼らの住宅の全壊を求めました。ドブ・ライオルはまた、ガザ地区全域を空爆し、この地区に対する電気と水の供給を停止するよう強調しました。

これ以前に、ユダヤ教のラビ4人がパレスチナ人の殺害の許可を出していました。
イスラエル軍による、16日間に渡るガザ地区への攻撃により、これまでに、数千人のパレスチナ人人が殉教、又は負傷しています。
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※ イスラエルのラビたちは、自ら地獄に堕ちた。
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   ガザの主要な犠牲者は子供  7/23  イラン国営放送

ガザ

ユニセフ・国連児童基金が、ガザでのイスラエルの犯罪の主な犠牲者は子どもだったとしました。

ユニセフの報道官は、23日火曜、「イスラエルのガザ侵攻の犠牲者の大多数が子どもだ」と述べました。
統計によれば、7月8日からこれまでのイスラエルの攻撃で、パレスチナ人の子ども160人以上が死亡しました。
ユニセフの報道官はさらに、負傷した子どもの数は少なくとも904人だと報告しました。
イスラエルのガザ侵攻により、これまで少なくともパレスチナ人660人が殉教、4200人以上が負傷しています。

国連人道問題調整事務所は、「ガザのパレスチナの民間人はイスラエルの軍事攻撃を免れるシェルターを持っていない」と述べました。
同事務所の報道官は、記者会見で、「ガザの民間人にとって安全な場所は全く存在せず、子どもたちが最も多くの被害をこうむっている」と語りました。
さらに、「およそ500棟の住宅がイスラエルの攻撃で破壊され、10万人がUNRWAの学校に避難しており、食料や水を必要としている」と述べました。

中東諸国を歴訪中の国連のパン事務総長も、ガザ地区の人権状況に注目を寄せる必要性を強調しました。
イスラエルの弾圧政策に対する抗議の裾野はヨーロッパの政府にも広がっており、彼らは世論の圧力を受けて、イスラエルを非難しています。
EUの外相ら数名が22日火曜、ブリュッセルで会議を開き、イスラエルによるガザ空爆の停止とこの地域での停戦を求めました。
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   イスラエルの攻撃で、パレスチナ人660人以上が殉教  7/23  イラン国営放送

ガザ2

シオニスト政権イスラエル軍のガザ地区攻撃の中で、パレスチナの人々の殉教者の数が増加し、660人以上に達しました

パレスチナのゴッツテレビによりますと、イスラエルのガザ地区攻撃が16日目に入った23日水曜、イスラエルの戦闘機が陸上から、海上からの砲撃にあわせ、ガザ地区に対して激しい空爆を行い、これによりパレスチナ人少なくとも21名が殉教、ほか数十名が負傷しました。
これにより、イスラエルのガザ地区攻撃の開始から16日間で、パレスチナ人の殉教者数は660人以上に、負傷者数は4200人に達しています

レバノンのアルマヤディンチャンネルによりますと、イスラエル軍の戦闘機は23日水曜朝、ガザ地区南部のハーンユーノスの各地区を爆撃し、これによりパレスチナ人15名以上が殉教、ほか数十名が負傷しました。
イスラエル軍の空爆や砲撃はハーンユーノス各地に及び、これによりガザ東部・ショジャイヤ地域と同じような殺戮が、ハーンユーノスで発生しました。

数日前、ショジャイヤ地区で行われた攻撃でも、数十名が殉教しています。
イスラエル軍の戦闘機は、ガザ地区の市街地にある10階建てのビルを攻撃し、これによりパレスチナ人11名が殉教、ほか数名が負傷しています。
ガザ地区北部・ベイトラーヒヤーでの空爆でも、パレスチナ人が少なくとも2名殉教し、ほか多数が負傷しています。

パレスチナのマアー通信も、「イスラエル軍のガザ地区北部に対する攻撃で、パレスチナ人の子ども1名が殉教し、ほか4人が負傷した」と伝えています。
パレスチナ戦士たちもイスラエルの犯罪行為に対する報復の中で、占領地にあるイスラエル軍の軍事拠点に対して数十発のミサイルを発射しました。

パレスチナ戦士たちは、「これまでに52名以上のイスラエル軍兵士を殺害した。しかしイスラエルは30人の兵士の死亡のみを認めている」と表明しました。
イスラエルの10チャンネルも、イスラエル軍兵士30人が司令官の命令に違反し、抵抗に対する恐れから、ガザ地区に入ろうとしなかったことを明らかにしています。
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   ガザの死者、695人に 停戦交渉は予断許さず  7/24 朝日

 (米国のケリーがイスラエルに入ったが、具体的な提案はない。攻撃は日に日に残虐になり、抵抗が続いている。その分省略。)

 ガザの保健省によると、戦闘が始まった8日から23日までの死者数は695人、負傷者は4100人。民家500軒、モスク16カ所が破壊された。
(※ これだけの死者と負傷者に対して、住宅500件、モスク16件は異常に少ない。完全な全壊のみのカウントと思われる。)
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ガザ・インタビュー、子どもたちの眼に誇りを見たい

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 アルジャジーラの風刺漫画

   今、ガザで何が起きているのか(※地上侵攻前の状況)
  ―ラジ・スラーニ氏 インタビュー(7月10日)― 土井敏邦  7/13 レイバーネット

(Q・今のガザの状況を教えてください)

 この新たな「戦争」は、3人のユダヤ人入植者が誘拐され殺されたことのきっかですが、

 イスラエルは事件があったヨルダン川西岸のヘブロン市だけではなく、西岸全体またガザまで攻撃の対象としたのです。
 西岸では大量にハマスの指導者たちを逮捕し、ヘブロン市とその周辺の村々に外出禁止令を敷き、家を一軒一軒捜査し始めました。
 また住民の家々を急襲し、住民を脅迫し侮辱し、ハマスの指導者たちの家屋を破壊しました。
 さらに以前ガザで誘拐されたイスラエル兵(シャリート)との捕虜交換で釈放された元政治犯のパレスチナ人を再び逮捕しました。
 その数は数百人に及びます。
 イスラエル軍はパレスチナ自治政府の治安警察も無視して、少しでも不審だと思ったら、たとえ自治政府の人間でも射殺します。
彼らはフリーハンドなのです。

 3人のイスラエル人少年の誘拐・殺害後はイスラエルの中に怒りが渦巻き、パレスチナ人少年が犠牲になりました。
 モハマド・アブクデール(16歳)です。それがまた西岸で怒りと暴力の新たな波を引き起こしたのです。

 また同時に、西岸の事件とはまったく関係のないガザ地区でも、イスラエルは繰り返し、ハマスの指導者たちを暗殺すると脅迫しました。それも公にです。
 そしてイスラエルの世論は復讐を要求したのです。

 イスラエルは10日前(6月30日)からF16やドロン(無人飛行機)、アパッチ・ヘリコプターなどによってガザの攻撃を開始しました。
 いわゆる「クリーンな爆撃」と彼らは言います。それはガザ南端のラファから北端のベイトハヌンまで空爆し、個々人を標的して住民を殺すことはせず、ただ住民の間に恐怖心を植えつけるというのです。
 そしてガザ全体には安全圏はないと感じさせるようというのです。

 しかしこの「戦争」の最初に、イスラエル軍は6人のハマス武装メンバーを殺害しました。つまりもはや「クリーン」ではないのです。ハマスはそれを受け入れることができません。
 イスラエルは自らの宣言を破ったのです。それでパレスチナ人側は報復しています。つまりイスラエルが挑発し、この「戦争」は始まったのです。

 それがこの「戦争」の引き金なのです。
 イスラエルは当初から、ハマスが反撃を開始することを望んでいました。それに応戦し降伏させようと考えていたのです。
 その空爆のやり方は、気が狂ったように猛烈に激しい爆撃です。ガザ全体を爆撃し、標的にした者は確実に殺害し、破壊する。
 イスラエルは新たな作戦を作り上げ、12時間の間に24人を殺害し、220人を負傷させました。
 また85軒の家を破壊しました。
 その作戦は、例えば私、ラジ・スラーニがハマスがイスラム聖戦のリーダーであったとすれば、私がそこにいようといまいと、私の家を爆撃するのです。F16によってです。
 ガザ中部のハンユニスのアブ・カワレ一家がその一例です。5人の子どもを含む7人を殺害し、28人を負傷
させました。
 ベイトハヌンのハマッド一家も同様に、近所の男性がコーヒーを飲んでいて、傍にハマッドの妻と母親がその部屋にいました。そのとき空爆され、孫たちを含め6人が死亡したのです。

 イスラエル軍は住民、家族を破壊し抹殺しようとしています。破壊とテロです
 軍事的な攻撃目標などないのです。これまで犠牲者の中にハマスやイスラム聖戦のメンバーは6人から多くても10人ほどです。
 他の犠牲者は一般市民で、その数は今のところ87人です。その数は時間ごとに増えています。
 武装組織のメンバーたちの大半が地下にもぐって表には出てきません。だからイスラエル軍は彼らの家、農園、インフラを狙って攻撃するのです。
 そこに人がいようがいまいが構わないのです。
 住民の殺戮と負傷によって、住民に恐怖を植え付けようとしています。
 それが、200万人が暮らすこの360平方キロの広さしかない狭いガザ地区で起こっているのです。
 ここは世界でも最も人口密度の高い地域です。
 イスラエルにはF16やアパッチ・ヘリコプターがあり武装艦船を持っています。それを用いて24時間、砲爆撃を繰り返しているのです。
 それだけでは満足せず、ある地域では地対地ミサイルまで用いています。誰も満足に眠ることができません。
 夜に動くものは、車でもモーターバイクでもすべて爆撃されます。即座に、です。
 夜の間、ガザをマヒ状態にしようとしています。日中でもガザでは普通の車を使うことが困難です。
 私は今60歳ですが、こんなことは私の人生の中で一度も経験したことがありません。

 この「戦争」、爆撃の前からガザ地区はとても特殊な状況に置かれていました。これまで2度もイスラエルの激しい攻撃にさらされ、多くの建物は再建されてはいません。
 また封鎖によって、ガザは経済的にも社会的にも窒息状態に置かれています。その封鎖の影響はあらゆるところに及んでいます。
 ハマスとファタハの連立政府が成立したばかりですが、ヨルダン川西岸から新たな政府要人がガザへ来て業務を引き継ぐこともできません。ガザ地区は非常にひどい状況下にあるのです。

 現在、イスラエル軍の地上侵攻についての噂が大きくなっています。
 イスラエルには大きな政治的な意見の分裂があります。
 ネタニヤフは気が狂っているかようです。もしイスラエル軍がガザ地区に侵攻してきたら、多くのイスラエル兵が殺されます。
 今は空爆によって、ガザはまさに「象が侵入した庭」のような状況です。
 しかしイスラエル軍がガザに(※地上)侵攻したら、何千人という兵士が殺されます。一方、ガザ住民は少なくとも1万から1万5千人が殺されることが推定されます。
 イスラエル軍はガザに侵入すると流砂の蟻地獄のような状況になります。
 だからイスラエルの軍や諜報部門は侵攻を望んでいないのですが、政府が圧力を加えています。しかもまったく仲介者がいません。ハマスはエジプト政権に、「我われはあなた方と話をしたくない。あなた方はイスラエルの側に立っていて、我われはあなた方を信用しない」と言っている。
 そのハマスの指導層の大半は地下に隠れています。彼らが表に出てくれば、即座に暗殺されるでしょう。

 この事態は短期間では終わらず、長期化すると私は思います。とても困難で、血にまみれたものになるでしょう。何日かではなく、何週間も続きます。

 ガザの住民はまだ抵抗を支持しています。ハマスに対する不平・不満はなく、イスラエルと彼らがやっていることに対して激しい怒りを抱いています
 またイスラエルを支持するアメリカやヨーロッパなどの立場と対応に怒っています。
 2008-2009年、また2012年のガザ攻撃で犯した罪によってもイスラエルは何の罰も受けなかったので、自分たちは免罪され、やりたいことは何でも自由に行動できると思っている、と多くのガザ住民は感じています。

 ここで起こっていることは簡単です。
 ここは法が支配する世界ではなく、ジャングルの掟(おきて)が支配している世界なのです。一般市民を保護する基本的で原則的な法さえ欠落しているのです。

 私は今国際的な組織と接触をとっています。
 彼らは住民が標的にされ、多くの人が殺され、負傷していること、ガザ全体に医療品が不足していること、また病気や負傷した人が封鎖によって治療にエジプト側に出られないことをとても心配しています。

 あらゆるガザ住民が不安に震えています。まったく展望が見えないからです。
 イスラエルはここでは「全能」です。住民は苦しみ泣いています
 それは道理にかなったことです。私は最悪の事態が起こることを恐れています。時間が経つごとに、前よりさらに事態は悪化し、今日は前日よりもひどい状態になっています。

(Q・夜は動くものが標的にされる中、救急車は動けるのですか)

 爆撃は四六時中続いています。24時間ずっとです。夜に動く物体や人は全て爆撃されます。

(Q・もし夜に負傷した場合、どうやって負傷者を病院に運ぶのですか)

 とても難しい状況です。動くのがとても困難なのです。
 昨夜、ハンユニスの海岸で爆撃がありました。住民はただカフェに座っていただけです。電気もなく、テレビも見られない状態でした。
 それに対してイスラエル軍は海上の艦船から砲撃したのです。5人が死亡し、20人が負傷しました。病院に駆け込むことができなかったからです
 その1人は脚が切断され、本人がその切断された脚を抱えてジャーナリストたちに見せたのです。
 とても困難な状況です。まったくイスラエルはガザ住民の被害など気にかけない。女性や子どものこともまったく気にかけないのです。

(Q・薬品や食料が不足しているとのことですが、説明してください)

 ガザの保健省の大臣が昨日(7月9日)私のところに電話をしてきて、病院で必要な医薬品の種類の25%が不足しているとのことでした。さらに他の25%も明日までに底をついてしまうというのです。
 今朝(7月10日)までの負傷者は520人です。
 その負傷者のすべてに薬品や手術、縫合糸が必要です。その基本的な薬品がないのです。とても深刻な状況です。
 いつもなら、エジプトとの国境が開かれ、エジプトやトルコやチュニジア、フランス、英国から医薬品や医者や看護師など医療関係者たちがエジプトから入ってくるのですが、
 今は誰も救援に来ません。国境が封鎖されているからです。もちろんイスラエル側の境界からも入ってこれません。
 だから殺戮、負傷、破壊がさらに深刻なレベルとなっているのに、明日(7月11日)までに医薬品の種類の50%が底をついてしまうのです。

 ICRC(赤十字国際委員会)ガザ支部の幹部と昨日話をしましたが、2、3日の間に医薬品を搬入しようと試みていますが、それはわずかな量で、不足している薬品全てを補うものにはならないとのことでした。
 それさえできなければ、深刻な事態になります。

 それ以外にも、手術や透析のための電気が不足しています。またガザ全体が燃料不足の状態です。
 だから事態はとても複雑な状況です。これは人工的に生み出された大惨事です。

(Q・食料は?)

 今のところ、食料は大丈夫です。もちろんいい状況ではありませんが、人々はなんとかしのいでいます。
 ガザ地区では野菜や果物などが生産できます。しかし長期的にはわかりません。
 イスラエル側から物資が入ってくる検問所は今、機能していません。だからまもなくこの問題が深刻になるでしょう。
 ガザ住民の85%に食料を配給しているUNRWA(パレスチナ国連難民救済事業機関)は深刻な危機にあります。
 深刻な財政難のためであり、食料を搬入できない状態です。すぐに食料配給ができない状況に追い込まれます。しかも今はラマダン(断食月)です。(※ ラマダンは日中断食するために、日没後に消化の良い食物を多量に必要とする。)

(Q・ラファとエジプト側との地下トンネルはどういう状況ですか。機能していますか。イスラエルがトンネルも爆撃していると聞いていますが) 

 全体としてトンネルは機能していません。物資の搬入は枯渇しています。
 この2、3日間、ガザ・エジプト間の14キロの国境線沿いの地域全体をイスラエル軍は爆撃しています。しかも特殊な爆弾によってです。とても大きな重量の爆弾です。

(Q・外国のジャーナリストはガザにいるのですか)

 昨日から外国人の存在を確認できました。昨日になってやっとできたのです。BBCワールド、BBCチャンネル4、BBCラジオ、それに「シュピーゲル」などドイツのメディアなどです。
 だから昨日から外国のメディアの存在について話ができるようになりました。特派員たちがガザに入ってきています。

(Q・2012年のガザ攻撃と今回では何か違いがありますか)

 空爆のレベルも質も違います
 今回はF16、ドロン(無人飛行機)、アッパッチ・ヘリコプター、地対地ミサイルなどあらゆる武器を用いています。また標的もガザの指導者たちの大半の家を攻撃しています。
 すでに125軒のハマス指導者たちの家が破壊されました。ハマス指導者たちは誰もがその家を破壊され、さらに死傷者が出ています。

 もちろん2012年のガザ攻撃もひどいものでした。しかし今回は住民を心底からの恐怖に陥らせています
 前回はイスラエルも一般市民の被害を避けようと注意を払っているようでした。
 しかし今回は誰もがこの攻撃から自由にはなれないのです。自分の家に留まっていたとしても、比較的静かな地区に住んでいても、家が空爆の衝撃で揺れるのです。
 家の天井が自分の頭上に崩れ落ちるのでは感じるほどです。非常に危険な状況です

 この状況は前例はありません。こんな事態に直面したことがありません

(Q・なぜイスラエル軍はハマスの指導者たちを攻撃できるのですか。情報をイスラエル側に流すパレスチナ人の「協力者」がいるのですか)

 「協力者」(collaborator)はいつでも存在します。占領者がいる所には必ず「協力者」がいる。彼らが占領者イスラエルの眼、耳、鼻、手となっています。
 とりわけF16やドロンには協力者が必要です。「協力者」たちは標的の家や車を特定します。その動きや武器倉庫などの情報をイスラエル側に流します。

 イスラエルはハマスやイスラム聖戦のメンバーたちに「死刑判決」を下し、それを実行しています。しかもそれを彼らの権利だと思っている。
 例えばラジ・スラーニを殺そうと思えば、私の家を爆撃し破壊する。そして家族を殺す。これは戦争犯罪です。
 誰も暗殺する権利はないのです。組織の指導者たちを「懲罰」するためにこれほど冷血な手法で殺害し、家を破壊することは許さないことです。
 ジュネーブ条約や国際刑事裁判所でもこれは戦争犯罪です。これは全く違法な行為です。

(Q・世界の眼はイラクやシリア情勢に向き、ガザの情勢だけに注目しない状況です。また3人のイスラエル人少年の誘拐と殺害が事の発端であると報道されています。このような国際社会の見方にあなたはどう反応しますか)

 シリアやイラクの問題はあります。イエメンやエジプトやチュニジアの問題もあります。パレスチナだけが特別な問題ではないことはわかっています。

 しかし我われはこのタイミングを自ら選んだわけではありません

 もう1つ忘れていけないのはブラジルでのワールド・カップです。世界の関心がそこに向かっている時期です。

 しかし私が腹の底から感じるのは、今のガザの状況の特別な“空気”です。一般に国際社会が事態を理解するのに2、3日を要します。今ここで起こっている事態を国際社会がやっと把握し始めています

 今回のようにテルアビブやエルサレム、昨日のディモナ(イスラエルの核施設のある町)、ハイファへのパレスチナ側のロケット弾攻撃はこれまでにない事態です。テルアビブはマヒ状態にあります。
 多くの市民がシェルターに隠れ、この3日間は学校や仕事に出られない状態です。イスラエル人はこの事態に怒っています。

 彼らは今ジレンマに陥っています。セキュリティー(安全)に不安を感じ、今は「抑止力」について話を始めています。しかし誰も抑止できないのです。
 ガザからのロケット弾攻撃はずっと続き、ガザ住民は降伏もしません。自分たちの強靭さを自覚しています。もちろん住民はイスラエルの攻撃に苦しみ、恐怖に怯えています

 しかし同時に、この攻撃を甘受し何の抵抗もしない「いい犠牲者」でいいと思っている者はだれもいません
 中にはこの被害を自分たちが求めているものを手に入れるための“代償”なのだと考える者さえいます。
 我われは「いい犠牲者」にはなりません

 他のアラブ世界からも連絡が届いています。エジプトからもです。
 この2日間に驚いたことにエジプトの知人から電話をもらいました。彼らは「パレスチナ・ガザへの連帯」と言うのです。
 彼らもとても動揺し、とても後ろめたく感じています。これがパレスチナとそれを取り巻く“空気”です。
 パレスチナで起こっていることを誰も無視できません。これまでイスラエルといろいろ共謀してきた自治政府のアブマーゼン(大統領)でさえです。西岸のパレスチナメディアも変わってきています。
 パレスチナTVは24時間体制でガザの状況を伝えています。西岸のメディアがです。

 西岸の住民はガザ攻撃に抗議するデモをやり、イスラエルに対する抗議行動を起こし始めています。
 国連の安全保障会議では、私はナンセンスだとは思うけれど、協議が行われています。国際刑事裁判所もイスラエルを非難し始めています。
 アブマーゼンはイスラエルを非難し始め、「この事態は決して受け入れがたいことだ。ひどすぎる」と公言しています。彼ははハマス指導者のメシャルと電話で会談し、またエジプト側に国境を開けるように要請しました。

(Q・昨日、あなたは私に「人間の尊厳が命より大切だ」と言いましたが、爆撃で家族を殺された住民の中には「ハマスのロケット弾攻撃のために自分たちはイスラエルの攻撃によって、さらに苦しまなければならない。後生だから、ロケット弾で攻撃するのは止めてくれ」という住民も少なくないと思いますが)

 もちろん多くのガザ住民は「人間の尊厳が命より大切だ」ということに賛同しないかもしれない。
 我われは弱い人間だし、個人の利益を最優先に考えがちです。「人間の尊厳が命より大切だ」というのは、私自身について言っているのです

 ただ私だけではく、私の周囲の理性的な人もそうです。この封鎖や攻撃の後は、ガザは“動物農場”のような状況です。
 封鎖、失業、貧困、分断、爆撃、殺戮、流血・・。下水道も管理できず、下水を海に流さなければならず海を汚染している状態、自分の運命も自分で決められず、建設的な生活をすることもできず、普通の人間のように行動することもできない

 だからガザの人々はもう失うものはないのです
 この悲惨な状況、非人間的な状況に置かれているのです。
 私たちは今すぐにはパレスチナを解放できなことはわかっています
 しかし少なくとも人々はイスラエルの抑圧と攻撃を甘受するだけで抵抗しない「いい犠牲者」ではありたくはないのです。

 人間としての“誇り”と“強さ”を持ちたいのです。
 たしかに人々は流血し、気を失い、すべてを失ったという絶望感もある、
 それでも人々は自由と人としての尊厳を大切に思っているのです。

 そして自分の子どもたちの眼に、羞恥ではなく、“誇り”をみたいと願っているのです。

ガザ
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覆面座談会、カモネギ年金に食らいつく肉食獣

マンハッタン
 国際金融資本の魔窟

【覆面座談会】矛盾を突いて食い尽くす これが投資銀行の本性 週間ダイヤモンド 2014年7月26日号

グローバル規制強化のあおりで大量リストラ、はたまた年金への過剰接待問題まで……。日本でも逆風にさらされている外資系投資銀行。中で働く人たちは現状をどのように眺めているのか。タブーなしに本音を語ってもらった。

【出席者プロフィール】
A氏 50代。米系、欧州系を問わず複数の外資系投資銀行で勤務経験あり。
B氏 40代。米系、欧州系を問わず複数の外資系投資銀行で勤務経験あり。
C氏 40代。欧州系投資銀行に勤務。
D氏 30代。米系投資銀行に勤務

──英バークレイズやドイツ銀行などのリストラもあったせいか、東京支店でも外資系投資銀行業界には暗鬱とした空気が漂っていますね。

A氏 最近笑ったのは、フジテレビのドラマ「ファースト・クラス」(2014年4~6月放送)。
ウェブ公開してるショートドラマの中で、外資系金融の「2億円トレーダー」との合コンの話が何度も出てくるんだけど、だいたいこういうふうに扱われるころが業界のピークですよね。

B氏 実際はトレーディング業務自体、今や規制強化とマクロ環境悪化のダブルパンチで下火ですから。

C氏 全盛期は2000年代で、リーマンショックまで。あのころの投資銀行は史上空前のバブルで、あんな時代は未来永劫来ないでしょう。

B氏 もともと投資銀行は自己勘定でリスクを取るトレーディングサイドが主導してきたんだけど、対顧客のディストリビューション(金融商品の販売)側の主導に変わっていったのは2000年以降の特徴。
低金利の運用難で、それだけ世界的に高利回り、かつオーダーメードの仕組債に対するニーズが爆発したから、投資銀行も営業主導でもうかるような構造に変わっていったんだよね。

A氏 中でも日本は世界で最初に低金利時代に突入して、過剰貯蓄の運用難が問題になったから、仕組債に対するニーズが高かった。
東京支店は特にそういう“毒薬”みたいな商品を売りさばく最前線
米ゴールドマン・サックスもドイチェも本国のトップは営業出身者だけど、昔では考えられない話だよ。

C氏 ゼロ金利になって運用難が表面化する以前から、各省庁傘下の公的年金は独自に高い予定利率で運用していたから、最初に仕組債に手を染めざるを得なくなった。
いわゆるティーチャーズ(教職員共済)とか警察共済とか、運用担当者に運用の能力もないのに兆円単位の資金を抱えて、利回りが足りなくてのたうち回っていたので、仕組債をどんどん打ち込まれていったの。

B氏 ウソのような本当の話なんだけど、警察共済なんて営業に行くと元警察官が出てきて、「本官は、異動してきたばかりでして、よく分からないのでよろしくお願いします!」って言われてあぜんとしたもん。
ほ、本官って(笑)。
ぼったくりバーに無防備に入って、「じゃあ、取りあえずビールください」「5000円です」って言われても気付かないようなものですよ。

A氏 正直に言うと、最近、年金基金への過剰接待で捕まったドイチェの越後さんなんて本当にかわいそう。最後の搾りカスみたいなところで頑張ってたんだから。

B氏 最近問題になっているのは、年金の3階建ての3階部分(厚生年金基金)。せいぜい1000億円の世界で、規模は大きくないんだよね。
1~2階部分っていう最初の“油田”が投資銀行に掘り尽くされてから、さすがに年金側も「これじゃマズイ」となって、どこもインデックスに連動したパッシブ運用に変わっちゃった。
だから今は、そんな3階部分のところまで降りていって営業するしかない。

A氏 だいたい、この手の年金基金の運用担当者も厚生労働省の天下りで、さっきの警察と同じように運用なんて知らない人がやってるわけ。
こういう楽勝な客を見つけてくるのは、ゴールドマンがうまい
さすがはカネの匂いに敏感な肉食獣だね。

D氏 過剰接待で金融庁の処分を食らったドイチェからは「もともとはゴールドマンがやっていたことなのに」って恨みつらみが聞こえてきますね。
逆にゴールドマンは、その辺の立ち回りがうまい。

A氏 ゴールドマンとドイチェはレピュテーションリスク管理のレベルが比べものにならなくて、大人と子供くらい違う。
欧州系はもともと商業銀行だから、いわば米系の“コピーバンド”にすぎない。逆に“本家本元”の米系は脇が固い。

B氏 ゴールドマンで働いていると、後ろに目がある感じがするそうですよ。
派閥闘争も激しいというから、いわば相互監視モデルなんでしょうね。
そういう社内環境で鍛え抜かれているから、規制のギリギリを渡っていけるんじゃない?

C氏 逆にドイチェは末端の越後さんが逮捕されて、トカゲのしっぽ切りもいいところ。「私のあずかり知らぬところで」って秘書に押し付けて逃げる、どこかの政治家みたい。
そういう意味では、ドイチェの組織的な問題は、自浄作用がないことかも。
責任者が責任を取らなければ、社内の空気もよどんでしまうのでは。

──キャバクラや高級クラブでの接待だけでなく、女性社員による接待もすごかったと聞きます。

A氏 いわゆる「アマゾネス軍団」。伝説の人たちが結構いるんですよ。
女性の営業担当にね、「世界経済はうんぬん」なんて朝から解説されても、投資家さんも気分悪いでしょ?

C氏 それよりも、「何にも分からなくて……」「ちょっと教えてください」って言ってこられた方が、おじさんは気分がいい。
機関投資家が教えたくなる女性が営業を担当するくらいが、ちょうどいいんだよ。

B氏 重要な機関投資家の情報は投資銀行にとって命。だから、運用担当者に“刺さってる(気に入られている)”女性営業は、各社の争奪戦になってたんです。

C氏 地方銀行とか年金担当の女性営業となると、あえて金融知識はあまり教えない。とにかく“女性を武器”にできる営業が強いから。
もっとも、知識を兼ね備えた女性社員もいましたけどね。

D氏 こないだも接待についていったら、女性営業が某地銀のお偉いさんの膝の上に座ってましたよ(笑)。
とはいえ最近は、そういう光景も随分見なくなってきましたけど。
そもそも注文が来ないから、接待もあまり意味がなくなってきたんです。

A氏 でも、根っこにある需要は今も変わってない。
無理なリターンを求めて無理な運用をしなくちゃいけない年金の需要がある限り、投資銀行にタガをはめても何の解決にもならないよ。
投資銀行はただ、市場のゆがみを見つけて、そこに収益機会を見いだしただけ
なんだから。
 ーーーーーーーーーーーーーーー
※ 各国の規制によって逆風にさらされ始めた投資銀行。
 一見そのように見えるかもしれないが、なにせ背後は国際金融資本である。
 もっと大きな政治を動かし巨大な利益を上げようとしているのが実態だ。
 以下にこの覆面座談会を含む週間ダイヤモンドの特集についての、山崎元氏の論評から抜粋を掲載する。
 山崎氏にしては珍しく婉曲話法の少ない文章が、氏の特集への反駁を表している。
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   呆れるか? 腹が立つか? 働いてみたいか?週刊ダイヤも知らない投資銀行ビジネスの「今」 山崎元 7/26 ダイヤモンド・オンライン

(略)
 なお、投資銀行とは何なのかだが、商業銀行のように他人のお金を融資するだけでなく、あるいは純粋なブローカレージ業務の証券会社のように注文をつなぐだけでなく、「自分の手金も投資する金融機関」というくらいの理解で良かろう。

(略)
  「代打ち屋」「コーチ屋」に相当?投資銀行マンのビジネスモデル

 投資銀行の、より正確に言うと投資銀行マンのビジネスモデルはシンプルだ。「他人にリスクを取らせて、アドバイス料と成功報酬をたっぷり取る」というものだ。
 ギャンブルの世界で言うと、「代打ち屋」あるいは「コーチ屋」などに相当する原理のビジネスだ。

 リスクを取らせる他人は、年金基金のような投資家やM&Aを行いたい企業のような「顧客」である場合もあるし、投資銀行マンが勤める会社の株主の資本金である場合もある。

投資銀行ビジネスにあっては、資本及び資本家も「カモ」あるいは「搾取」の対象なのだということは覚えておくに値する。
 今や資本家が強くて、労働者を搾取するような古典的資本主義の枠組みで金融ビジネスを見ても、起こっていることが正確には理解できない。

 投資銀行マンの主な収入源は、仕事で稼いだ利益に応じて支払われる成功報酬的なボーナス(ストックオプションなどである場合もある)だが、この成功報酬は、ファイナンスの世界で言うとオプションの性質を持っており(利益を原資産とするコールオプションだ)、オプションの評価価値はリスク(ボラティリティ)が大きいほど大きくなるので、成功報酬型の報酬システムには、リスクの拡大に対するインセンティブがビルトインされている。

 これは頻繁に起こるバブルの主要な原因の1つなのだが、上手く制御する方法がまだ見つかっていない。

  リスクをとれる資金が十分あれば 彼らにとって会社はどこでもいい

 さて、金主に大きなギャンブルを打たせるほど期待収益が増加する「代打ちギャンブラー」である投資銀行マンにとって、活動する場は必ずしも、あれもこれもが一社の中でできる2000年代前半型の投資銀行のような組織でなくとも良い。

カモが大きなリスクを取ってくれるなら、仕事の器はヘッジファンドでもいいし、M&Aやベンチャーのコンサルティングに自己資金を絡めるブティック型の金融会社でもいい。

(略)
 ビジネスの形が変わって金融システムのリスク管理が少々ましになることがあるとしても、無知な顧客、不都合な状況を隠蔽したい顧客、儲けにつながる市場の歪みなどが存在する場合に、金融マンに「カモられる」顧客や資金がなくなるわけではない

(略)
  呆れるか、腹を立てるか、興味を持つか?有識者まで道具に使う投資銀行マンの生命力

 では、年金資金に対するビジネスに関して、投資銀行を含む金融ビジネスが、残っているマーケットに満足しているかというと、全くそのようなことはない。

端的にわかる例は、目下話題のGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用計画見直しの背景にあった、公的・準公的資金の運用・リスク管理などの高度化などに関する有識者会議の、結論をまとめた報告書だ。

(リンク>http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/koutekisikin_unyourisk/houkoku/h251120.pdf)

 GPIFの運用する資金は、合計約130兆円に及ぶ1階~2階部分の本体だが、報告書はリスク資産運用の増額、アクティブ運用の採用増、プライベートエクイティなどの新しい運用の採用などを提言している。
 要は、現在よりも手数料の高い運用を行えと言っているのだと理解すればいい。
 心証として、有識者には金融界からの毒がたっぷり回っている

 運用の専門家から見ても投資銀行家から見ても、少々意味は違っても内容的には「笑える」報告書だと思う。
 もちろん、国民の年金の大きな1階~2階部分がカモになるのだから、笑ってばかりはいられないのだが、
 とりあえず投資銀行マン的な金融マンの尽きることのないビジネス的欲求と根気、そしてゴキブリに勝るとも劣らない生命力を感じ取ってみてほしい。
 大きな獲物も諦めずに狙って、政治家や有識者なども道具に使って、徐々に仕留めにかかるのだ。

 その後で、呆れるか、腹を立てるか、あるいは自分もこうしたビジネスに関わりたいと思うかは、読者にお任せする。
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