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真実の漫画「美味しんぼ」に激怒した政府:BASLER紙(スイス)

   漫画『美味しんぼ』は、福島被災地の、被災者の健康被害の真実を描き、日本政府を激怒させた 5/12 スイス『BASLER』紙  翻訳Emi Kiyomizu 5/17 「兵頭に訊こう」から

「漫画『美味しんぼ』は、福島被災地の、被災者の健康被害の真実を描き、日本政府を激怒させた。

日本政府を激怒させた理由は、福島第1原発事故による、福島被災地の、被災者たちの健康被害の真実の状況を、漫画に描いたからである。

漫画原作者の雁屋哲氏は、福島第1原発事故の健康被害を漫画で描いたため、日本政府や環境大臣までも、憤慨させた。

日本の多くの市民たちは、月曜日の夜にスーパーマーケットに行き、漫画『美味しんぼ』を買っている。

毎週漫画『美味しんぼ』は、新シリーズを掲載し、現在、福島第1原発事故による、福島被災地の、被災者の健康被害の真実を描いている。漫画『美味しんぼ』は1984年から販売されている漫画である。

美味しんぼ

1週間前に販売された漫画『美味しんぼ』には、福島の多くの人々が放射腺被曝により鼻から出血している絵を花咲明氏が描いている。

双葉市は、福島第1原発事故後、放射腺で死の町になった。

日本政府は、小学館の出版社に対し漫画『美味しんぼ』の原作者雁屋氏が、福島第1原発事故による被災者の健康被害について嘘を描き、放射線被曝について何の研究もしていない個人的な意見を書いたと批判した。

日本政府は、福島第1原発事故を起こしたのに、反省もなく、原発を推進していく姿勢だ

漫画『美味しんぼ』は、最新作で、福島の土壌を除染しても放射腺は減少していないと描いている。

大阪の住民たちは 福島第1原発事故で出た放射腺瓦礫が焼却され、それが原因で鼻血が出た、と憤慨して大阪府に抗議をしている。

元双葉町長井戸川氏は、2011年3月の福島第1原発事故で、日本政府が福島の住民たちや子供たちを守らなかったし、ヨード剤も与えなかった、そして放射線のスピーディ情報も与えなかった、と日本政府や福島県を批判している。

井戸川氏は、自分自身も放射腺に汚染されてたことを明らかにするために、鼻血の写真を公表した。
(※ 北風:井戸川氏は怒り、鼻血の写真を公表「もう、嘘のキャンペーンは止めよ:井戸川」。)

漫画『美味しんぼ』に対して、自民党の環境大臣石原伸晃氏は、この漫画『美味しんぼ』が描いていることは事実でないと批判した。

かれは、放射腺専門家が福島第1原発事故の放射腺と、鼻血との間に因果関係はないと説明しており、国民に悪質な噂を広めることで悪い影響を与える、と述べたのである。

日本では、福島第1原発事故について、真実を伝えていくことはタブーである

漫画『美味しんぼ』の原作者で72歳の雁屋雁屋氏は、

わたしがこの鼻血の事実を描けば、抗議が起こるとは思っていたが、怒りの嵐が日本政府から起こるとは思っていなかった。
わたしが福島第1原発事故の真実を描き、日本政府がわたしを批判することは、わたしは理解できない


とかれのブログに書いている。

漫画『美味しんぼ』の原作者雁屋哲氏は、2年間にわたり、福島第1原発事故による原発事故の状況や健康被害の状況を調査していた。

確かに、福島第1原発事故は疑問もなく、まったく問題がないと漫画に書けば国民はもっと喜んだと思うが、わたしは国民に真実を伝え続けなければならない、日本政府の圧力に決してわたしは負けない

と、雁屋氏は述べている。

来週には、漫画『美味しんぼ』の新作が発売される。もっと明確にした福島の真実が描かれ、発表される。

匿名を希望した別の漫画家は、「福島では、現在福島第1原発事故について話すことは、ほとんどタブーになっている」と話した。

誰も、「福島産の野菜を購入しない」とは書かない。もし誰かが書いたら、すぐにインターネット上で攻撃される、と話した。

「インターネットで、福島の真実を書いたら、出版社がたぶん止めると思う。漫画『美味しんぼ』は連載が禁止されるのが心配だ」とかれは話した。

そうなると、日本国民は、福島第1原発事故の健康被害や福島第1原発事故の真実を知ることもできない状態になるのである。
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広河隆一:美味しんぼ事件、チェリノブイリと福島

  「ソ連はまず、妊婦と子どもを安全な場所に逃しました」広河隆一氏インタビュー:岩上安身氏  5/18  書き起こし「晴耕雨読」氏から 

5月17日(土)「岩上安身による広河隆一氏インタビュー」の模様を実況します。

漫画「美味しんぼ」の鼻血描写に絡み、チェルノブイリ事故による被曝状況を中心にお話をうかがいます。

岩上「ビッグコミックスピリッツに掲載された『美味しんぼ』に描かれた鼻血のシーンについて、表現の自由という観点からお話しいただけますか」

広河氏「両面があると思います。鼻血が出た方もいれば、いっさい出なかった方もいます」

岩上「漫画に登場する井戸川克隆さんにインタビューしました。井戸川さんは、今も鼻血が出ていると証言されました。
ご自身のFacebookにも写真をアップされています。このように、実際に鼻血が出たという証言者がいるんですよね」

岩上「広河さんから、『チェルノブイリでは避難民の5人に1人から鼻血が出た』という調査結果があるとの情報をお寄せいただきました」

広河氏「私は西側のジャーナリストとして初めてチェルノブイリに入りました」
「放射能測定器で測ると、原発から60キロ離れた地域でも、原発周辺と同じような数値が出ました。
事故後10年にわたり、ロシア語で質問事項を作ってアンケート調査をしました。ベラルーシやウクライナ広範囲にわたって調査し9500人が回答してくれました」

「その中で、17%から19%、鼻血や疲労感を訴える回答がありました。つまり、約5人に1人、ということです。
事故当時鼻血を出した人は、事故後10年が経過して、いまだに鼻血を出しています

岩上「福島第一原発事故から3年も経ったのに、という指摘の声があがっています」

広河氏「これからのほうが警戒しなければならないと思います。チェルノブイリの場合は大掛かりなIAEAの調査があり、放射能恐怖症のせいだとレッテル貼りをしました」

岩上「安倍政権の閣僚が、スピリッツに対して批判をしています。スピリッツの側も、『美味しんぼ』を休載すると」

広河氏「復興ということが前提にあって、それを妨げるものは排除する動きになっています。原発の再稼働もつながっているのでは」

安全の宣伝のために、非常に大きな力が働いていると思います。
そうでなければ、鼻血が出たというニュースを、大手メディアがよってたかって報じるなんていうことは考えられない。
鼻血が出たという人が、そのことを口外できない風潮が広がってしまう」

「甲状腺がんも、早いうちに治療したらなんとかなります。
それを安全安全といって放っておいたら、取り返しにつかないことになります。
鼻血も同じ。これを『全くない』というのは常軌を逸していると思います」

「今回の問題は、事実関係がどうなのかということが一点。
しかし、かつても今も、放射能との因果関係が分からないものも含め、鼻血が出ているということは事実です『関連はない』と言い切ることは、絶対にできません

「もう一つは、復興をめざす人の気持ちを逆なでするな、という指摘。
しかし大事なのは、やはり事実です。安全と安心というのは、しっかりとした事実に裏打ちされていないといけません
すべてが安全だと断定することほど怖いものはありません

「これは、ホットスポットファインダーという測定器です。この機械でチェルノブイリと福島を測定しました。DAYSJAPAN最新号の表紙に掲載していますが、チェルノブイリと福島では大差がないように見えます

「チェルノブイリ原発の現地に行って驚いたんですが、原発近辺で計測された値は、福島県郡山市も大差ないことがわかりました。『人が住んでいる』と行ったら、絶句されました。チェルノブイリでは、同じ数値の村が廃村になっています」

岩上「自民党の山谷えり子議員や森雅子議員は、野党時代、鼻血の例を出しながら民主党を批判していました。それが一転、石原環境相や森特命担当相は、『美味しんぼ』の描写は風評被害につながるといって批判を始めました」

広河氏「色んなことを安全だと言いたい気持ちは分かります。
年間20ミリシーベルトというのは非常事態の基準なのに、復興という名のもとに、そこに子どもや妊婦を住まわせようとしていますよね。
そういうことが、逆に不安を煽るのではないでしょうか」

岩上「非常時に子どもを疎開させるということは、国として絶対にやらなければならないことではないでしょうか」

広河氏「それが顕著なのが飯舘村ですよね。山下俊一氏などが安全のアピールをして、そのことにより住民が被曝をしました」

岩上「井戸川さんが双葉町の町長の時、岡山大学や広島大学などが疫学調査をしています。そのことを、熊本学園大学の中地重晴教授が論文として発表しているのですが、鼻血など体調の有意な変化があったとしています」

広河氏「この論文によって、実証されたといってもいいと思います。スピリッツは休載するとのことですが、それでもよくやっていると思います。
今は出版社が、特集を組むなどして踏ん張る時ではないでしょうか」

岩上「チェルノブイリ事故の時、ソ連は情報を出さなかった。そのことを日本の保守政治家も批判しました。しかし今の日本政府は、同じことをやってしまっている」

広河氏「ソ連よりも酷いのではないか、と思います

「この問題を経験する前は、旧ソ連の秘密の隠匿性を感じていました。
しかし日本でこのような問題が起こると、ソ連のほうがしっかりしていたじゃないか、と感じます。
ソ連はまず、妊婦と子どもを安全な場所に逃しました

「日本は医者が政府によってがんじがらめになっています。
しかしチェルノブイリの医者達は、安全だと宣言した医者達に対して、『そんなことはない』ということを言い続けました
政府や企業に抵抗し、きちっとデータを発表していきました」

「安全キャンペーンには、政府の意図、企業の意図、IAEAの意図などが絡んでいるのではないでしょうか。
今回の件が、そのことのきっかけにならなければいいですが」

岩上「ウクライナといえば、現在、内戦状態になっています。
キエフの政権が転覆された後、ロシア系の住民を追いやり、それをウクライナ軍が鎮圧するという悲劇が起きています。そのことをメディアは伝えていません。
原発を抱えながら、戦争が始まるかもしれない」

「日本の集団的自衛権行使容認には、NATOへの参加ということがあるのではないか。そうなれば、自衛隊がウクライナに行くということもありえるのでは」

広河氏「どんな政府が上に立つかによって、我々も試されるのではないかと思います」

岩上「パレスチナには行かれるんでしょうか」

広河氏「今年中に行きたいなと思っています。レバノンの難民キャンプで出会った女の子がいて、そのお姉さんがゲリラ部隊の隊長になって、イスラエル軍と対峙して行方不明になっています」

イスラエルで裁判を起こそうとしたら、実態が明らかになることを恐れて、釈放しました
彼女を日本に招待して、東大や京大で講演会をしようと思っています。ぜひ、IWJでも取材をしてください」

岩上「DAYS JAPANの編集長は決まったんでしょうか?」

広河氏「はい。9月に正式に交代します。読者の投票とジャーナリズムの専門家による投票を名前を伏せてやったんですが、同じ結果になりました。それが、DAYSの社員だったんです」

「これからも取材はしたいですね。今後は、新しい編集長をバックアップする体制をしっかりと整えつつ、取材も継続したいと思います。やっぱり、ドキドキしますから」
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