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もうすぐ北風が強くなる

暴力と無法へ向かうウクライナ

 ウクライナ暫定政権は早くも混乱を晒し始めている。
 武装したネオナチと、それに結託したシオニスト右派のオルガルヒ、この二大勢力を利用して棚ぼたで政権の一角を占めたシオニストEU派の三派が互いに矛盾を抱えて抗争を始めているようだ。

 ムジチコ
 ムジティコ
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   ウクライナ新政権、反ロシア過激派を排除 欧米の懸念に対応 3/26  日経

 【モスクワ=田中孝幸】ウクライナ新政権がヤヌコビッチ政権崩壊の一翼を担った過激な民族主義勢力の排除を加速させている。
 内務省は25日、武闘派極右集団「右翼セクター」幹部で犯罪グループの一員として手配中のムズイチコ氏を殺害したと発表した。

 内務省によると同氏は拘束を試みた警官に発砲したため射殺された。
 反政権デモの武装闘争を主導した右翼セクターは極端な反ロシア主義で知られ、欧米各国は「ロシア系市民を迫害しかねない」と懸念を強めていた。

 民族主義がさらに強まれば欧米からの支援が停滞するリスクもあるだけに、トゥルチノフ大統領代行ら新政権指導部は過激派の抑えこみに乗り出したとみられる。
 融資条件を巡る国際通貨基金(IMF)との協議は大詰めを迎えており、シラパク財務相は25日、近く最大200億ドル(約2兆円)の金融支援で合意できるとの見通しを示した。

 右翼セクターを率いるヤロシ氏は「我々への反革命的な圧力が強まっている」と新政権を非難。
 アバコフ内相の即時辞任を要求した。
 今後、政権幹部や治安機関への報復に出る可能性もある。

 ウクライナ最高会議(国会)は25日、辞意を表明していたテニュフ国防相代行の解任を決定。
 クリミア半島からの軍撤退を受けた事実上の解任とみられる。
 民族主義政党「自由」(※スヴォボダのこと。)に所属する軍人出身の同氏は反ロ姿勢で知られ、辞任にあたり「指導部との見解の相違」があったと明らかにした。
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   米支援のウクライナのティモシェンコ元首相はロシア殲滅を呼びかけた  3/26  ROCKWAY EXPRESSから

ティモシェンコ

 3月7日号「ウクライナ危機は第三次世界大戦勃発の契機になりかねない(最終章)」で、ティモシェンコのことを、”恐ろしい女”と書いた。恐ろしいだけでなく、”下品”でもある。これは彼女がやはりユダヤ系というところから来ているのであろうか。ユダヤ人にとって他の民族は異邦人であり、これは動物と同じレベルの存在と見做すと言われている。

 彼女がウクライナ東部に残るロシア系住民を殲滅せよ、と言っているのを見ても、彼女がどれほど、”ナチス的””ファシスト的”で、あるかが分かる。800万人を殺戮せよ、というのだから、ユダヤ人の主張しているホロコーストの”600万人”を上回る、超ホロコーストである。
 どれほどこのウクライナの新政権が危険な存在になるか、分かろうというものだ。

 暴露された彼女とネストール・シュフリーチとの電話会話で、彼女が汚らしい言葉を連発しているが、以前も同じユダヤ系女性のアメリカ国務次官補のヴィクトリア・ヌーランドが、”フxxクEU”と、汚らしい言葉を吐いているのが明らかにされた。
 ユダヤ人女性はこのように汚らしい言葉を日常的に使用しているようである。お里が知れる、というものだ。

 ウクライナの権力はこのユダヤ系と極右系とが一緒になって握った。しかしそれは「野合」であり、本当の愛国的絆で結ばれているわけではない。
 ただ権力を握る為の野合である。それで、このブログでは内部抗争が始まるであろうと指摘した(3月19日号)。

 まさにその通りになった。3月5日号で掲げられた写真の”ごろつき野郎”(※ムズイチコのこと。)が、内部抗争で早速殺害されたのだ。ロシアのお尋ね者の筆頭に掲げられるようなギャングであった。(http://rt.com/news/ukrainian-nationalist-muzychko-antics-093/)。
 要するに彼は、ウクライナを暴力的クーデターで権力を握るまでの、”ヒットラーの突撃隊”の役割をさせられたのであり利用されたのであり、それが終われば、危険人物としてお払い箱となったのだ。
 そして狡猾なユダヤ系が徐々にウクライナを占領していく筋立てであろう。

 このティモシェンコの「殲滅」の言葉を聞いて、ウクライナ東部に住むロシア人が激高するのは間違いないし、殲滅される前に新政府を打倒、ないしはクリミアのようにロシアへの編入を願って、反乱を起こすのではないだろうか?
 誰だって殺されると分かっていて、黙ってそれを待つ者はいない。従って、ウクライナは東西に分裂、という未来の姿がより一層、濃厚になったと言えよう。

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米支援のウクライナのティモシェンコ元首相はロシア殲滅を呼びかけ
http://www.wsws.org/en/articles/2014/03/25/tymo-m25.html
【3月25日 World Socialist Web Site】

 ユリア・ティモシェンコ、ウクライナ元首相で先月のクーデターで設立されたウクライナの新政権の指導的支援者は、ウクライナ人に向かって武器を取ってロシアと戦うよう呼びかけ、欧米諸国にはロシアを灰燼に帰すよう、呼びかけた

 盗聴された電話で、ティモシェンコはロシア人とロシアの指導者であるプーチンの暗殺を督促した。「銃を取ってこれらのロスケ野郎共をリーダーと一緒に殺す時だ」と彼女は述べた。(RTの英語に翻訳されたユーチューブはここ

 ティモシェンコは更にウクライナに留まっている800万人のロシア人を核で殲滅することを督促した
 彼女はツィッターの会話の内容の真実性を確約したが、核の使用を呼びかけた部分は編集された、と語った。

 ウクライナの国家国防安全保障委員会の元副書記長のネストール・シュフリーチとの電話会話は24日、ユーチューブにセルギイ・ヴェチルコによってアップされた。シュフリーチはその真実性を否定した。 

 このリークされたテープは、アメリカとその同盟諸国によって作られた、ウクライナとクリミアの危機的状況はロシアによって惹き起こされたという嘘を暴露している。
 ファシスト勢力の支援でウクライナに設立された政権の本当の素顔を晒すことになった

 電話による会話は3月18日にあった。これはクレムリンでクリミアのロシア編入が署名された数時間後のことだ。
 国民投票に怒リ狂ったティモシェンコは、「彼等がクリミアを取るファxxングなことはありえない」ようにさせてやる、と宣言した。
 ウクライナの大統領選に出馬する計画をしているティモシェンコは、「これらのクxxxレどもを殺す方法」を見つけるだろうと主張した。

 欧米サークルでの彼女の支援を示唆して、元首相は:「私は持てる全てのコネを介入させられればと願っている。そして、ロシアには焼け野原でさえ残らないように全世界が立ち上がるよう、私は全ての手段を投入するつもりだ

 キエフのクーデターの直後に横領罪で刑務所にいたところを解放されたティモシェンコは、オリガルヒのグループの典型的存在で、極右国粋仕儀者である。
 彼女は、ヤヌコビッチ大統領が厳しい緊縮財政と自由市場方式が課せられるEUとの契約を拒否した後、彼女を支援する欧米勢力と共に彼の追放を画策した。

 ティモシェンコは2004年の親欧米”オレンジ革命”で権力を握った。2007年から2010年まで首相を務めた。
 政界に来る前は、彼女はガス産業の大物で、ウクライナで最も金持ちの一人と言われた。2005年には、フォーブス誌で世界で最も強い女性のリストの中の第3位であった。

 2010年の犯罪捜査の期間中、汚職で起訴され、5億ドルの使途不明金と12万ドルの横領の罪で7年の禁固刑を受けた。彼女は2月22日にウクライナ刑法の見直しで解放された。

 ウクライナ危機の中で電話内容が暴露されたのはこれが最初ではない。
 アメリカの国務次官補のヴィクトリア・ヌーランドが、将来のウクライナ政府の設立についてアメリカのウクライナ大使のジェフリー・ピヤットと会話した際、「フxxクEU」と叫んだことが記録されたテープが公にされた。

 ウクライナで権力を握った勢力の人格を浮き彫りにした最近のもう一つの出来事がある。
 ロシアからウクライナ経由でモルドバに向かった旅行客が、ウクライナで極右ギャングによって盗難に遭ったのだ。

 「旅行客にとっての恐怖は、ウクライナ反乱軍(UPA)のユニフォームに身を包んだ一群が客車に乗り込み、”書類チェック”を始めたことだった」と、ロシア外務省が24日発表した。「ロシアのパスポートを示した乗客は金と貴金属を渡すよう要求された」という。

 似たような運命が、ウクライナのクリボイ・ログ市からモスクワに旅行する乗客に起きた、とNTVテレビが報じた。
 ロシア市民からパスポートを奪い、現金を渡すよう強要されたのだ。

 先週、キエフの親政府のファシストのごろつきの仕業としてユーチューブの映像が示された。
 反ユダヤ主義で悪名高いスバボーダ党の議員であるイゴール・ミロシュニチェンコに率いられたギャング達が、ウクライナ国営テレビ局のNTUに押し入り、テレビ局の会長に辞職を迫ったのだ。
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 ウクライナ政変関係のページ

ウクライナの政変
ウクライナの政変はネオナチが支配した
ウクライナ、実体の無い民族主義
ウクライナ情勢、ロシアの声他
武装したウクライナ・ネオナチ
米英軍産複合体がネオナチを使った破壊工作
ヤヌコビッチはいまだ正当な政権、不当な偽政権
ロシア語市民への暴力は許さない、キエフは極右と縁を切れ
ラブロフ外「西欧はネオナチと手を結んでいる」
ロシアは戦争を否定、米国はネオナチと手を組む
破壊と略奪、無政府状態に向かうウクライナ
破綻するウクライナと賢明なロシア
プーチン3/4報道声明と質疑応答全文
ウクライナの略奪が始まる
ウクライナ、失墜する米国と強くなるプーチン:田中
「マイダン広場の司令部」がネオナチ武装部隊:ロシア大使
米国と闘うロシア、保有米国債を投げ売りした模様
ロシア5万人世論調査。圧倒的なクリミア編入支持!
プーチン3/18声明、クリミアとロシアの団結
孫崎3/13インタビュー岩上:異例な米国日本支配とウクライナ
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ウクライナ軍兵士「我々はもうロシア軍だ」
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ただいま被曝中(32)すべては経済のため

   すべては経済の為  3/26  「ただいま被曝中」氏から

どーにも、愚かだ。

金が一番大事らしい。
新しい発見よりも、以前の発見に金を突っ込んでしまっているから認められないらしい。
そしてその隠ぺいと誤魔化しの強引な報道を誰も不思議に思わず、ねつ造だと噂する。

考える力が無いのだろうか?

何もかも同じ構図。
原発事故が起きた時もそうだった。
みなさん、チェルノブイリと比較して云々と言われている。

まぁ、それは結構だが、はたして比較はこう言ったやり方でフェアに比べられるものであろうか?

福島で市民放射能測定所が立ち上がり、最初にアトムテックス社のAT1316機が導入されたとき、実機はCs137しか測れないプログラムで届いた。
早速スタッフが皆、内部被曝測定の検体となった。

一人残らず全員が内部被曝していた。

しかしその後、Cs134も測れないと福島仕様にはならないという事や、初めは1Bq~表示されていた測定結果も、検出下限値を設定してそれ以下は表示されなくなったりした。

その後、過少評価だとかという理由で大きな数字が出てきたり、それではまずいという事で、ファントムを使用してバックグラウンドの引き算をしたり、東大の某大先生が呼んでもいないのに来福されていろいろダメ出しをされたり・・・ いろんなことがあって現在に至る。

そしてその大先生は自称WBC専門家としてあちこち頼まれてもいないのにダメ出しをして廻り、アメリカのミリオンテクノロジーズ社の副社長に叱られてツイッターでの発言を何気に取り下げたりした。

かくして、完全に日本のWBCは日本仕様となったである。

恐らくは最初のプログラムや現在のベラルーシ、ウクライナで稼働しているWBCよりはるかに低い数値を叩き出している。
お医者さま方はとても優秀なので、日本のWBCは正確で、預託実行線量で計算しても1mSv/年に到達する人はほとんどいないから安心であると仰る。

プログラムの違う機器での測定結果を照らし合わせて、チェルノブイリほど被曝していないとか、事故現場で使う係数ではなく、事故を想定して机の上で計算する預託実行線量を持ち出して現場で良否を判定するとか、まさしく先進国日本の医師だなと感心する。

事実さえ押さえれば素人でも『アホか?』と思うであろう。

しかし、それをまた鵜呑みして『安全なのに危険を煽る輩がいる!』と自分では調べもせずに無責任な事を言うさらに上手のアホも多い。
なんとも絶望的な世界だが、まぁ、好きなだけ福島産の食材を経済活性の為に召し上がれ~

海の物もどんどん召し上がれ~
経済の為に安全派の皆さんが危険を顧みず活性化してください!!!

皆さん亡きあとは、我々がみなさんの功績のお陰で幸せに暮らせるでしょう!
その頃には放射能も半減しているでしょうから♪

いやー、ありがとう!安全派のみなさん!
長生きしてくださいね。
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