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もうすぐ北風が強くなる

作業員の遺言「原発は配管破断落下で電源喪失」

 3号機

 原発は地震で配管が大量に落下した。核燃料プールの水はゴーと吹き出した。
 全電源喪失=メルトダウン開始となった。
 原発作業員の遺言。
 ーーーーーーーーーーーー
   福島第一元作業員の「遺言」詳報 東電、信用できない  9/13 神戸新聞

 福島第一原発事故が起きたとき、1号機内部にいて、今年8月にがんで亡くなった元作業員の木下聡さん(65)の証言は次の通り。

 ‐事故当時の様子は

 あの日は午後から、1号機で定期検査のための足場を組む作業をしていた。1階には私と同僚の2人。4階に元請けと協力会社の4、5人がいた。

 最初の揺れはそれほどでもなかった。だが2回目はすごかった。床にはいつくばった。

 配管は昔のアンカーボルトを使っているから、揺すられると隙間ができる。ああ、危ないと思ったら案の定、無数の配管やケーブルのトレーが天井からばさばさ落ちてきた。落ちてくるなんてもんじゃない。当たらなかったのが不思議。

 4階にいた人たちは水が大量にゴーと襲ってきたと言っていた。それが使用済み燃料プールからなのか、非常用復水器が壊れたからなのか、そのときは分からなかった。

 皆で集合して、1号機から脱出した。地震が起きてどれぐらいだったかな。必死だったからはっきりしないけど、10分ぐらいじゃないかな。

 途中の様子も恐ろしかった。タンクはぼこぼこ倒れてるし、潮が引いていて、これは津波が来ると思った。沖のテトラポットがむきだしになっていた。敷地内にある元請けの事務所に戻り、装備品を返して、まとまった班から解散になった。

 正門を出た。いつもなら浜側の道を通るが、陥没していたから、山側の道を行った。あのまま浜の道を通っていたら、津波にやられとった。

 東電は「全電源喪失と地震の揺れは無関係」と言っているが、そんなのあり得ない。謙虚に検証する姿勢がないと、安全神話が復活する。

 そもそも、運転開始から40年になる1号機の老朽化はすごかった。重要器具は定期検査で交換するが、周辺の装置はそのままだ。
 追加、追加でどんどん配管を増やし、耐火構造にするために防火剤を塗りつけるから、重量は半端じゃなかった。設計基準を大幅に超えていたはずだ

 建屋のコンクリートも相当劣化していた。インパクトドライバーを当てると分かる。ずぶずぶと刺さって、粉は真っ白。
 鉄筋をモルタルで塗り固めるときもクレーンで流し込むだけ。本来はバイブレーターを使うが、竹の棒で突っつくだけ
 施工はひどいものだった。だから水素爆発で粉々に吹き飛んだ。

 ‐東電への思いは

 ずっと世話になったが、今は言っていることの半分も信用できない。
 事故後の対応については新聞をずっと切り抜いている。
 「4号機の建屋、問題なし」という記事があるが、そんなのうそっぱちだ。あれだけ揺れて「問題なし」だなんて。

 事故後の対応は全てメーカー任せだった
 正常に作動していればメルトダウンを防げた可能性がある非常用復水器(緊急時に原子炉の蒸気で冷却)も、当直の社員は使い方を知らなかったって言うんだから。
 当直の人は、中央制御室の操作はできても、せっかくの冷却装置を使えない。訓練もしていなかったって言うんだから、恐ろしい話だ。
 現場にいた私らに明確な指示があれば、対応できたはずなのに。

 3月には仮設の配電盤にネズミが入って停電する事故があった。侵入を防ぐ初歩的な施工ができていない。熟練した作業員が線量オーバーで入れなくなっているから。
 今後も事故は起きるだろう。


 人生のほとんどを原発に捧げてきたのに、情けない。のんびり暮らそうとした途端、病気が分かった。体力は元気なときの10分の1になって、ペンも持てなくなった。

 だけど、簡単には死ねない。納得できない。俺は俺で、じたばたして生きてみせる。
 ーーーーーーーーーーーーーー 
 ※ 津波到達前、すでに原発は地震で各種配管が大量に損傷、破断、落下していた。
 水、空気、電力ケーブル、通信線など大小様々な配管が損傷したのである。
 非常用復水器も破断していた。
 非常用電源が仮に短時間使えても、もうすでに破局だったのである。
 数時間でメルトダウンが始まった。 

 すべての原発についての配管など脆弱域の耐震性の、完全点検が緊急に必要なのである。
 もちろん、実施すればすべての原発は稼働できず廃炉となる。
 従って、政府、東電は何が何でも津波が原因と言い張るのだ。

 津波ではない。その前の地震で既に配管破断して電源喪失していた事実。
 このことについてのページリンク。

メルトダウン!
3号機、大津波の前に地震で配管破損、漏出!
次の原発大事故を準備する政府
すべての原発が地震で配管破断の危険
原因は津波ではない、地震による配管破断
原発は地震で壊れていた:ネイチャー
これからの生活と放射能汚染
地震の配管破断でメルトダウン、津波原因説の矛盾
原発事故の地震原因を封印する保安院
津波ではない、原発は地震で壊れた:国会事故調
国会事故調:謎とリスク(1)(2)(3)
配管をなくせないなら再稼働するな
嘘は潮時、原発は地震でメルトダウンを開始した
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シリア攻撃は戦争の拡大と国連瓦解の危機、ロ米の合意成立

プーチン

 常日頃米国側からの報道ばかり見せつけられているが、歪曲や捏造でなくとも、事実はそれを見る側によってニュアンスが変わる。
 米国のシリア攻撃はあまりにも不当なために、真っ当なロシアの主張がことの道理となった。
 それを見込んで外交攻勢をかけたプーチンは、戦争を防いだ人物として評価されることになりそうだ。

 「ロシアの声」から
 ーーーーーーーーーーーーー
   シリア攻撃によって国連は葬られる  9/12

 シリア攻撃が起こった場合、新たな暴力が引き起こされ、紛争が国境をはみ出てしまう
 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はニューヨークタイムズ紙に寄稿した論文の中で以上のように述べた。

プーチンは米国民および政治家に対し、直接の呼びかけを行ったのだ。
 そこでシリア情勢についてロシアの立場を開陳した。
 「米国がもしも世界各国の政治・宗教リーダー(ローマ教皇ふくむ)の反対を押し切ってシリアを攻撃したら、多くの無実の人々が犠牲になり、紛争がエスカレートし、規模は拡大してシリア国境を越え出てしまう」とプーチン大統領。
 また国連安保理を迂回してシリアを攻撃することは、国際連合が国際連盟のたどった運命をたどりなおすことになってしまうという意味でも危険である。国際連盟は国際情勢に対する実効性の欠如のために瓦解した

米国もまた、シリア紛争への武力干渉の無謀さを理解しはじめている。シリア国内の化学兵器を国際管理下にというロシアの提案は、米国社会およびオバマ大統領政権から肯定的な反応を呼び起こしている。
 オバマ政権もまた、戦争への参加は出来れば避けたいと思っていたのだ。プーチン大統領は次の点を指摘している。
 「シリアで化学兵器が使用されたという事実に疑義をさしはさむものは誰もいない。しかし、それでも、それを使用したのが政府軍ではなく、反体制派勢力なのではないかという疑いには、十分な根拠があるのである。
 使用の目的は、外国の強力な庇護者から、自分たちのための干渉を引き出すことであった。化学兵器が使用されれば大方参加してくるだろうとの読みのもとに
」。

米国が軍事干渉を拒否すること、またシリア紛争の政治的解決に向けて力を結集させることによって、中東の惨事が回避されるということばかりでなく、露米2ヶ国の関係にも資するところがある、と北米研究所のセルゲイ・ロゴフ氏は述べている。

シリア問題を政治的に解決するための突破口となる、稀有なチャンスが訪れた。もしも我々が、国連の庇護のもと、シリアにおける化学兵器使用を予防し、将来におけるその廃絶をともに組織することが出来るとすれば、それはあるいは露米関係を根本的に変えるかもしれない

ロシアと米国が共通の立場をとることが出来る可能性は相当に高いようだ。
 ロシア大統領が米国社会に直接メッセージを発したことで、妥協を見つけるためのより好適な環境が整えられたことだろう。
 ーーーーーーーーーーーーーー
   ロ米 シリア問題で合意達成  9/14

 米国のケリー国務長官は「米国とロシアは、シリアにおける化学兵器の国際管理確立に関するプランで同意した」と述べた。

 14日ケリー国務長官は、ジュネーブでのラヴロフ外相との会談を総括し「双方は、シリアの化学兵器問題解決に関する原則で同意した」と伝え「双方は、一週間のあいだに、シリアが保有する化学兵器について評価を下し、できるだけ早急にその廃棄を目指す事で合意に達した」と指摘した。

  またケリー国務長官は、シリアの化学兵器問題解決に向けロシアが払っている努力に感謝の念を表す一方で、交渉が成功したのは、米国が問題の外交的解決模索の用意を示しつつ、他方でシリアに対する攻撃という圧力を加えたおかげだと主張した。
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