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もうすぐ北風が強くなる

大虐殺の日8月14日

ムルシィ復権

   8月14日暫定政府による大虐殺   「エジプト在住者」から

もう怒りすぎて何から書けばよいのやら。
一生分の凄惨な動画や写真を見たので心が疲労しています、が、書く。
っとその前に、心配のメッセージをいただいた方々、一家は無事ですのでご安心を。

8月14日、反クーデター&モルシー支持派のデモ隊が強制排除という名の、無差別虐殺されました。

今日現在、暫定政府側の発表では死者は600人以上。 実際はこの倍とも言われている。

前記事で、強制排除方法は、水をかける、電気を切る、などのスタートだろう、と書きましたが、甘かった。
早朝のデモ会場、ブルドーザーでががーっとバリケードも人もなぎ倒し、催涙弾を撃ち込み・・・・
スナイパーがビルの上から狙い撃ち。もう一度言います、600人の殆どが銃殺されました。
彼らは、暫定政府が「即刻立ち退け」というのに、「立ち退かなかったから」銃殺されました


デモ会場にいたのはどういう人達だったか、はこのブログの前記事とともに、
こちらもぜひ見て下さい。ジャーナリストの安江氏は私達が行った前日にラバアを訪れています。

街角から「エジプト・ムルシ支持派が集まるラバア広場を歩く」

エジプト国営テレビだけ見ている人にとって、死者数だけ聞いてもリアリティがなさ過ぎる話なのかも知れないけど
アルジャジーラは次々運ばれてくる遺体を映し、フェイスブックでは頭を撃ち抜かれた多くの遺体や
撃たれて倒れる瞬間の動画などが途切れる事無く流れてくる。
目をそらしたくなるけど、そらさずに見ました。
軍のやった蛮行をきっちりこの目で見ておかないと。
ちなみに、国営テレビでは、応戦したデモ隊が武器を使ったところや、警察官の犠牲者の姿を映すばかり。
エジプト国民が600人以上亡くなってるのに、その姿は一切映さない。

皆さんに聞きたい。これって、明らかにやり過ぎですよね?
同胞団がいかに悪い組織でテロリストだと訴えていた皆さんも、これはやり過ぎだって思いますよね?
殺された中には外国人のカメラマンやジャーナリストも含まれていますよ。無差別ですよ。

幸いな事に私の周りには人の心を持った人がいっぱいいるので、憤りや悲しみを共有できている。
ものすっごい同胞団が嫌いだ、軍の行動は様子見だ、と言ってた人でさえも、今回の強制排除を怒って嘆いている。

でもね、スナイパーが同胞団に雇われていた人だった、という自作自演説をまだ説く人もいる。自作自演の600人虐殺?
そして、大虐殺の間は沈黙を守り、夜になって警察や教会の焼き討ちがあちこちで始まると
嬉々として出てくるコメント。やっぱり同胞団はテロ組織だ、アルカイーダもハマスも協力している、宗教対立だ、などなど。

身内や仲間を殺された怒りの矛先が警察に行くのは当たり前だと思う。
そして今なら何をやっても同胞団のせいにできるわけで、それを利用したい過激派も登場するし
エジプト中に30万人とも言われる、バルタゲーヤ(という名のお金で悪事を働くチンピラ)を使えば、警察だって何でも出来る。
ちなみに、2011年の革命の時からわかるように、警察とバルタゲーヤはセットです、この国は。

そんな時に・・・・
友人から是非見て欲しいものがある、というメッセージが。
それはエジプト在住が長い有名な女性のフェイスブック、一般公開されているので誰でも見る事が出来る。
その方のコメント欄。

座り込みデモはこうでもしなかったら一掃できなかったと思う。
エジプト人は日本人とは違う、民位が低い、教育が低いから仕方ないけど。
今回は最小限の犠牲者だったと思う

・・・・・・・・・・・
こうでもって、虐殺しなかったらって事ですよね?
最小限ってのは600人超えの犠牲者の事ですよね?
民位(民度のことだと思うけど)が低い人たちの国でご飯食べてますよね。

・・・・・・・・・・・
面識もない方なので、これだけ見てどうこう言えないのかも知れないけど、これだけ見てわかる事もある。
そうか、こういう考えなのね。了解。

とと、話がずれてしまいました。
だってね、今回の虐殺を擁護するような感じのフェイスブックやツィートを見ていると、黙っていられなくて。
まあ・・・ここにいくら書いてもエジプト人が見てくれるわけではないので、いまいち意味がないですが。

とにかく、こういう人たちは、全く同じことを言います。簡単に言うとこんな感じ。

「今回の虐殺は気の毒だった・・・・・でも、デモ隊に非がある」

殺した方じゃなくて、殺された方に非があるっていう。
正気かなあ、大丈夫かなあ、頭。
いや、そうじゃなくて、軍を支持した限りは、軍がいう事を信じたい、っていう論理なのかな。
軍は一生懸命、正当化しようとしているけど、誰がどう見たって正当性はないし、異常でしょう・・。
いや、異常な人には、これが異常に見えないのか?

このあたりまでをクールダウンしながら(これでも)下書きしていたら、今日の(8月16日)の大虐殺その2が
始まってしまい、また一日テレビに釘付け。
長くなるので、14日の事はここまで、続きはまたすぐ書きます。

夫が言ってます。「明日の朝起きたら全部夢やったらいいのに」って。

まとまりがない文だけど、こんな出来事、まとめられん。。
ムルシィ復権デモ
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8/20 現地は異常なほどに危険な状況に向かっているようです。
筆者の安全を確保するため、リンク及びブログタイトルなどを削除しました。
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トルコ全土、エジプトクーデターと虐殺に抗議

  トルコ全土で、エジプト衝突へ抗議 2013年08月15日付 トルコMilliyet紙 日本語で読む中東メディア 東京外大

エジプトのラービア・アダウィーヤ広場及びナハダ(ナフダ)広場で治安部隊が反クーデター派のデモ隊に対し行った虐殺についてトルコ全土で抗議デモが行われた。

首都アンカラではそのメンバーを始め、アカベ協会、ゲンチビリキム、イルカヴ、ウムラン・ハレケト、ヴァフデト財団も含む様々な市民団体からなる「イスラム教徒連帯プラットフォーム」が、エジプトの治安部隊によるラービア・アダウィーヤ広場及びナハダ(ナフダ)広場での反クーデターデモ隊に対する武力行使と虐殺に抗議した。

プラットフォーム参加者は「殉教者はイスラム共同体の誇りなり」「世界的抵抗運動万歳」などのカードを掲げ、「踏みとどまれ、屈するな、イスラム教徒がついている」「エジプトの抵抗者万歳」「嘆くなムルスィ、神は我々と共にある」「神は偉大なり」と叫んだ。
アリ・カチャルは、プラットフォームを代表して会見し、エジプトで 起きている事態はムスリム同胞団へ向けられたものであり、何百もの罪のない人々が殺され何千もの人が負傷したと述べた。

新聞記者のアデム・オズコセはエジプトではただ自由を求めただけの人々に対し発砲がおこなわれたとし、「エジプトでの虐殺については、少なくともシシ国防相と同じくらいアメリカ政府にも責任がある。
クーデターをはっきりとクーデターと言わないことで、エジプト軍とシシ国防相を勇気づけてしまった」と述べた。

会見には公務員組合連合副委員長ギュナイ・カヤ、関連組合の委員長ら、人権と自由財団のメンバー、架橋国際学生協会の会員や一般市民が参加した。

「イスラム教徒たちよ。エジプトでの虐殺を黙って見ている者は信仰のない悪魔だ」というカードを掲げアメリカ大使館へ行進したグループは会見でスローガンを叫んだ。
会見後にはイスラム世界の一致団結と、エジプトで命を落とした人々のために祈願が行われた。

■イスタンブル

エジプトで治安部隊がラービア・アダウィーヤ広場及びナハダ(ナフダ)広場でデモ隊に武力行使したことに対しイスタンブルでも抗議デモが行われた。
人権と自由人道支援財団の呼びかけでファーティフ・モスクの中庭に集まった市民は「クーデターを見過ごす者はこの虐殺の共犯者である」「暴虐と不法は退けられ、イスラムの抵抗が勝利するだろう」と書かれたプラカードを掲げた。

エジプト国旗とエジプトで選挙により選ばれた初の大統領ムハンマド・ムルスィのポスターを手にしたグループは「神は偉大なり」と繰り返し、「去れ、シシ。 共にいるぞ、ムルスィ」「イスタンブルからエジプトへ、抵抗運動を熱烈歓迎」「くたばれ売国奴ども」などの様々なスローガンを挙げた。

オズギュル・デル、アナドル青年協会、アナドル・プラットフォームを含む多数の市民団体が抗議デモを支援した。

今朝の虐殺で息子を亡くしたエブ・メルヴァンは「神が非道な行いを知らないと思うな。神の勇敢な兵たちがいるのだ。既に命を捧げた者も、列に並んで待つ者もいる」と述べた。

人権と自由人道支援財団副理事長オスマン・アタライは、イスラム世界は今日非常に辛い1日を目撃することとなったと述べた。
またエジプトでは45日間アダウィーヤ 広場及びナハダ(ナフダ)広場で断食月の間中、日の入りと日の出前の抗議運動が続いたと話した。
人々が45日間アダウィーヤ広場で、投票によって大統領に選出した党首ムハンマド・ムルスィが釈放されるよう市民抵抗運動を行ったとし、この抵抗の中で誰も石、こん棒、武器を手にする者はいなかったと述べた。

「エジプト・反クーデター青年団」組織のスポークスマンであるエルヴァ・タヴェルは今朝アダウィーヤ広場で何千もの人が殉教したと話し、あの場で命を落とした者たちは毎日母親、子供、伴侶を後に残しアダウィーヤ広場に来ており、ただ神の唯一性を信じ、神を信じたと述べた。
またタヴェルは常に味方をしてくれるトルコ国民に 感謝の意を表明した。
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無差別虐殺が続いている8/17エジプト:フィフィ

 無差別虐殺が続いているエジプト 報道を封殺されている中で事実を フィフィのツイッターから https://twitter.com/FIFI_Egypt

8/17 上から下へ進みます。

モスク内に閉じ込められている女性医師が流暢な英語で世界に向け現状を伝え、援助を求めている「私たちは死を覚悟で参加したデモで昨日からここに包囲されています。死は恐れて居ません。我々は合法的に選ばれた大統領の正当性を訴えているだけです」

治安部隊と彼らが指揮する武装グループが包囲するモスク内に閉じ込められた女性医師が悲痛な訴え「私は同胞団でもなく、モルシ派とは意見が違う意見ですが、政治観が違うだけ。デモクラシーにおいて今、行われている無差別虐殺は許されてはならない」
モスク女性

速報:治安部隊によって包囲されているモスクで、治安部隊が指揮する武装した集団がモスクのドアを破壊し、中に入ろうとしています。内側から非武装の民衆がドアを抑えています。このまま武装した集団によって人々が虐殺されようとしています。
モスク前

モスク内部の様子。人々が内側から椅子などでドアが開かないように抑えています。このままドアが破壊されれば治安部隊の指揮した武器を手にした武装集団に無差別虐殺される恐れがあります。私には何ができるでしょうか…
モスク内部

臨時遺体安置所と怪我人収容所になっているカイロのファタハモスクを治安部隊が包囲して14時間以上が経過。中には女性や医師などもいる。現在、治安部隊の指揮する武装した集団が突入しようとしている模様。中には700人が身動きとれずにいるが、この後、彼らに無差別に危害が加えられる恐れがある

米国はそのダブスタと黒幕であったことを露骨に晒してしまった。デモクラシーいずこ。RT @masanorinaito: 仏、オランド大統領「強く非難」、独、メルケル首相「エジプトとの関係を再検討」、EU「責任は暫定政権にある」←非難すらしない。民主主義も人権も、以後、語る資格なし。

5月15日地区から来た男性「私は同胞団ではないしこれまでデモにさえ参加したことはない。昨日参加したのは、連日の無差別虐殺を目の当たりにしたから。ここには未成年の女性も多く私は一人の父親として、実に心が痛い」モスク内で婚約者が死んだ女性は「せめて天国で彼と結婚したいです」と語った。

モスク外部の様子。扉の前には暫定政権に日当で雇われたナイフや鉄棒を持ったチンピラの群衆。その後ろにはこのチンピラのテント。その周りを実弾を構えた治安部隊。テレビ局エジプト25のアナウンサー、シリーフ マンスールもモスク内にいる状態。

エジプト:治安部隊がに包囲されモスク内部の映像http://bambuser.com/v/3818154

治安部隊により包囲されているモスクで、16時間以上閉じ込められている人々に食事を送ろうとしてるレストランもあるが、外にいる日雇いの武装集団に妨げられて、届かない状態。中の子どもたちは、空腹を訴えているそうだ。女性も多い。体調の悪化が懸念される。外に出ると危害を加えられる恐れあり。

暫定政権が指揮する日雇い武装集団の人たちの事をアラビア語では"バルタゲイヤ"と言います。このような存在が日常ではない日本では、日本語でそれを表す単語がないので金で雇われた"チンピラ"と表現するしかないかもしれません。このチンピラ達が市民にナイフや鉄棒なので危害を加えているのです。
モスク外

暫定政府は、治安部隊による虐殺で死亡診断書を出す際には"自殺"もしくは"自然死"のどちらかしか選択出来ないと殺された家族に伝えている。遺族からは、死んだあとにさえ人権はないのか…との嘆きが。

治安部隊がモスクを包囲し700人が閉じ込められている件で、家族、支援者もモスク近くに集まっている模様。治安部隊がモスク内に催涙ガスを放射し2人死亡。昨日のラムセス広場での政府による虐殺だけで死者107名、重体を含む怪我人は2700名。これは昨日だけの政府による市民への虐殺の数字。

16日から17日にかけて全国各地で起きた新たな暫定政権による無差別虐殺で、少なくとも173人が死亡、 14日にデモ隊の虐殺に乗り出して以降、死者の数は800人以上。政府の発表なので、実際にはこの何倍の死傷者と考えるのが妥当。

モスク包囲し発砲する治安部隊と称する政府お抱えのテロ組織と武装集団のチンピラ。カイロ中心少し離れた建物の影から出てきた高齢の女性が、守りを固める若い兵士に「中にけがをしている人もいる。出してあげて」と泣きついた。日頃、人権とデモクラシーを掲げる先進国の報道はスルーですか?

強制排除…サウジなど称賛 トルコは大使召還 割れる周辺国 サウジは7月のクーデター直後、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)とともに、エジプトに計120億ドル(約1兆2000億円)の支援を約束 ※このアラブの裏切り者と米国の後ろ盾があって国民に容赦ない虐殺が行われている。

日本の皆様、エジプト国民への多くの暖かい応援のメッセージ、有難うございす。同じ人間として、これ以上、血が流れる事の無いよう、祈って頂いた事に、重ねて感謝します。

ファーティヒモスクに突入したかどうか、アル・ジャジーラはモスクの付近で銃声と報道…私にはもう、耐えられません。あの時、携帯のビデオ映像で世界のメディアに援助と正当性を訴えた彼らの姿が、ずっとリプレイされていて、今、彼らがどうしてるかと思うと、自分の無力を悔やむばかりです。

国防相のシシの母親は、ユダヤ教徒のモロッコ人。ムバラクの妻、スーザン ムバラクとシシの妻は、父親のいとこ。モルシの入る隙間など無かった。共和国制でなく、エジプトはいま王制?これらの裏付けがあってモルシ派であるムスリム同胞団を皆殺しにしていると、ついにアルガジィーラで、正式に報道。


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