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もうすぐ北風が強くなる

アベノミクスは米国と国際金融の草刈り場

 アベノミクスと黒田日銀「異次元金融緩和」なるものは、日本のデフレ脱却でも無ければ景気対策でもない。
 強欲な米国と国際金融資本が利益をあげるための指示に、安倍政権が従っているだけのものである。
 様々な面での米国の利益であることを都度述べて来ましたが、「異次元金融緩和」の「期待」とそれによって為替と株がどのように米国と国際金融資本への配当金になっているのか、なぜこの国の為替と株価は逆相関なのか。

 円安で資金流出するのか、円高で日本売りに進行するのか。
 かなり解りやすく、しかも簡潔な解説を見つけたので紹介します。
 書かれた方の慧眼に感謝します。
 ーーーーーーーーーーー 
   外人投資家に草刈り場を提供するアベノミクス  7/30 「ひょう吉の疑問」氏から

午前中さえなかった株式相場だが、午後になって円安になった途端に株が上がり始めた。終値は、昨日より208円高い、13869円。

アベノミクスによれば、まず円安にして日本の輸出を伸ばすことにより、国内を好景気にして、デフレを脱却するという。
そのために日銀による金融緩和を行って国内資金の量を増やし、円を安くすると同時に、企業が資金を借りやすくして、国内企業の活性化を図るという。
その結果、日本の株価も上がり、経済が活性化してインフレ目標が達成されるという。

本当にそうなんだろうか。
円安になるということは日本の円が売られるということであり、国内から資金が逃げていくということだ。
国内から資金が逃げた結果として日本の株価が上がるというのが、このアベノミクスなるものの不思議なところである。
しかしここには誤魔化しがある。

安倍晋三は総理になった後、今年の1月に、米国債を購入するための50兆円(一説には100兆円)規模のファンド設立を決めた。これは1月14日のブルームバーグが報道したことだ。
なぜ財政難の日本が50兆円もの米国債を購入しなければならないのか。
すべての謎はここから始まる。

米国債を購入するということは、ドルを買って円を売ること(つまり円安・ドル高にすること)とほとんど同義である。

これをアメリカのヘッジファンドから見れば、
円安は円が安く買えるということであり、円が安く買えれば日本株も安く買えるということである。
だから円安になればアメリカのヘッジファンドが日本株を買い込み、日本の株相場は外人投資家の買い越しになる。
そのことによって日本の株価は押し上げられてきた。これが円安・株高
である。

逆に、円が高くなれば、円が高くなった分日本株も高く売れるということであり、アメリカのヘッジファンドの連中がここぞとばかりに日本株を叩き売ることになる。
円高・ドル安になれば、日本株が急落するのはこういう理由
からである。

昨年11月からの株高は、円安と同時に始まったことであり、日本の株価を押し上げているのは、現に報道されているように、日本人ではなく外人投資家によるものだ。
日本の株高は外人投資家によってつくられたものである。

いま日本の株価を見ていると、ほとんど円ドル相場と連動している。
つまり円安になれば必ずといっていいほど株高になり(つまり外人投資家によって日本株が買われ)、
逆に円高になれば株安になる。(つまり外人投資家によっ日本株が売られる。
)

このことは安倍晋三が言うように、日本の経済が活況になることによって株価が上がっているのではない。
為替操作により、投機マネーが日本に流れ込むか、それとも出ていくかだけの違いである。
円安になればアメリカのヘッジファンドの連中が日本株を買いあさり、
逆に円高になればその連中が買った日本株を売りとばす。
それだけのことだ。

そのことは日本の富がアメリカのヘッジファンドの連中に吸い取られているということだ。
アベノミクスの実態はこれだけのことである。
何も日本人のためになっていない。
それどころか、日本をアメリカのヘッジファンドの草刈り場にしているのだ。

日本の経済が活性化するというのも嘘である。
円安によって輸入物価が上昇し、給料は上昇しないままインフレが進むだけである。
あとは消費税増税と、TPP締結が待っている
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物言えぬ社会で失われたもの:岡山

 岡山

  物言えぬ社会。「判断する能力、考える能力、怒り、勇気、熱意、 そういうものを日本の社会と日本人が失ってきた。

   「物言えぬ日本社会の中で失ったもの」
   岡山博医師(仙台赤十字病院呼吸器科、東北大学臨床教授)7/29衆議院議員会館 書き起こし「kiikochan.blog」から

 動画はこちら。
 ティモシー・ムソー講演会のコメンテーターとしての発言。

私は福島の事故が起きた時に、ツイッターをやっているんですけれども、
ツイッターの自分の自己紹介のところに、
福島の事故の本当の一番の原因は、自分の意見を自由に安全に発言する事が出来ない」
そういう社会である
と。

福島原発の中で「あれ、これはまずい」と考えた人は沢山いたはずです。
しかし、言う事が出来ない。
言うとひどい目に遭う。
だから黙ってしまう。

という事で、自由に安全にものが言えない。
それから真面目な、正当な、変幻な議論が出来ない。
そういう世の中であることが今回の福島原発の一番の大きな原因で、
そしてそれにはもうひとつセットがあって、
そういうもの言うと危ない社会の中で、
物を言う意思とエネルギーと自覚が無くなってしまって、過剰に適応して、
だから物を言わない。
物を言う必要が無いから判断をする必要が無い


という中で、判断する能力、考える能力、怒り、勇気、熱意
そういうものを等しく日本の社会と日本人が失ってきたんじゃないかという事を私は考えています。

それで今、放射能の問題がとても危ないわけですけれども、
危ないことはもうひとつあって、
それは物を言える社会だ
と感じます。

私は仙台ですが、
事故のあと、小さい子どもを持つお母さんたちがいろいろ心配しても、
学校から言われることは「安全だ、安全だ」
しかしどうも真面目に考えると安全ではない。
しかしそういうことを話題にあげる人がいない。という事でみんな孤立しちゃうんですね。

それで、そういう人たちがどんどん、どんどん集まってきて、
20位グループが出来て、それでいろんな事を始めたんですが、

「学校の給食も危ないから測って欲しい」今測らないんですね。
じゃあ、「測らないんだったら弁当を持っていきたい」って言うと、
「給食は教育だから、そんな勝手は許さない」
牛乳は止めたいから水筒を持っていくと、アレルギーがあるからと水筒を持っていくと、
「牛乳飲まないのは良い」と。
だけど「水筒を持ってくるのはダメだ。学校の水を飲め」と言って、
水筒の水を捨てさせる
んですね。

それで、「じゃあ測って欲しい。測らないんだったら自分たちで測ってもいいか」というと、
持ち出し禁止だ」というんです。

それで、持ちだして測った人に対しては、これは窃盗扱いですよ。

それからそこの担任は、別に担任があおったわけでも何でもないんだけど、
あなたが不安をあおるような事をなにか言ってませんか」といって、教育委員会から注意です。
この注意というのは法的な中身があってね、3回やると処分なんです。

それで今、学校の先生はどういうふうになっているかというと、
ほとんどの先生は関心ない。
もう、関心がある人はとっても辛いです。
こんな給食を食べさせるという事を強制したくない。
だけど給食教育という事で全部食べる事を点検する。
それから「食べなさい」と言う事を命じられる

それで「給食も含めて放射能の事を考えます」と言いたいけれども、
放射能のことを話題にすると、生徒も親も不安になるから、教師ごとに違う事を言ってはいけないと。

もう戦前と同じなんです。

学校で教師が「言ってはいけない」という事を言われるとか、
言いたい事を言ってはいけない」というところで子どもが教育されて、
このようなことも恐ろしいことだと、私は考えています。

そして、今度の事故が起きたことの背景には、物言わぬ社会というものがあるんだけれども、
これに懲りて良くなってきているか?というと実は逆で、
ますますもの言えない社会になっていっている

これ、外からみたら「とても日本って不思議な世界だ」と思うと思います。
こんな事故を起こしたのに、一番それを推進してきた人たちが一番いま威張っている

これはいろんな考え方があるんじゃなくて、
まともに考える意思と熱意と能力と、どんどん人の社会は失ってきたんじゃないかと。

私はここを何とかしないと、原発の問題だけじゃなくて、
同じような背景の問題がどんどんどんどんこれからも出てくる
いま、日米の問題なんかもそうだと思うんですね。

という事があって、
学校の先生が、あるいは親が、自分の子どものために給食の話題を家族でする事が出来ない
そういうところまで教育がおこなわれている

という事を私は一緒に話題にしたいと思います。
 ーーーーーーーーーーーーーー 
 このブログで紹介してきた仙台日赤岡山氏の記事。

放射線被曝を避けるために
被曝をどう避けるか
原発事故後おきている事
電力会社の社会的能力責任
放射性廃棄物は焼却せず正しい管理を
給食の放射能と食品の新基準
健全な議論を妨げる日本社会
大飯原発再稼働に賛成・容認するおおい町と福井県の皆さんへ
サプリメントの殆どはでまかせ
瓦礫広域処理に反対する全国組織:岡山
瓦礫は集めて津波記念公園に、署名呼びかけ:岡山
岡山氏インタビュー:なぜ「秘密会」は行われたか
放射線の影響とこれからのこと
隷属と偽りを強要する日本の職場環境
平和で自由な社会を目指した憲法:岡山
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