小沢氏3/30青森「TPP反対は生活の党だけ」
2013-04-02

TPP参加反対を表明しているのは生活の党だけ
生活の党 小沢一郎代表と平山幸司 参議院議員(青森) 3/30 各紙の記者のぶら下がり取材 3/30 YouTube 文字起こし「銅のはしご」氏から
画面右側に生活の党・代表 小沢一郎衆議院議員,左側に平山幸司参議院議員(青森)
◇4月2日am 11:45追記
この取材がされたのは,生活の党・小沢一郎代表と平山幸司・参議院議員のお二人が,青森県の農業に甚大な影響を及ぼすTPP(環太平洋パートナーシップ協定)について議論のため東北町のJA青森県中央会・岡山時夫会長宅を訪問された帰りの取材ということです。◇
《お断り》記者質問は音声状態が悪く,だいたいとなります。また吹いていた風が後半には音を立てて強くなり始め,聞き取りが難しくなりました(カッコ)内は補足などです。
記 者 Q; (質問は聞き取れません)
小沢代表 ; 彼がね(代表の右隣の平山議員を指しながら)平山君が5~6年前の選挙でも大変お世話になりましたし,まあ今度も厳しい選挙なので何とかご指導頂きたいという事で,色んな状況等について意見交換をして参りました。(意見交換を)させて貰いました。
いずれにしろ厳しい選挙戦だけれども,平山君は平山君で,地域でね,一生懸命頑張る,と。 まあ,わたくしとしては,若干(苦笑しつつ),地元の岩手県のほうでも何かあったようだけども,いずれにしても,力を合わせないと,野党がね,ダメだっちゅう事はもうずうっと前から言い続けてきた事なんで。
特に青森県の場合も,やはり,民主党はじめね,各党の人達とも連携を取れるような形になれば,充分,勝利を掴むことが出来ると思う。
平山君の地域の活動と同時に私自身も,そういう連携・協力の形が出来上がるようにという事で努力をさらに続けたいと思ってます。
きょうは本当にあの6年前の選挙の事やら何やらにも話しが及びましてね,たいへん有り難く思っております。今後ね,ぜひ,平山君,御指導お願いしますという事で,今お暇してきました。
記 者 Q; 岩手の平野先生(=民主党の参院議員・平野達男前復興相)が(民主党からの)離党を検討されていると言う旨の一部報道があったが,この受け止めと,平野先生から最近何か御相談はあったかどうか,この2点。
小沢代表 ; あのねえ(何度も首を傾げながら)地元の新聞が一面トップで報じてるし,何か多少,本人もコメントなんかしてるようなんで,まあ,多分事実なんだろうと思いますけれども。(断固とした口調で)わたくしの方には一切,彼からの話しはありません。県連の幹事長はじめ執行部の人達も,全くもう寝耳に水と言うか,突然の事で驚いているようです。
これは我々だけじゃあなくて民主党の方もそうじゃないかと思いますけれども。そういう意味でちょっと彼がどういう考え方で,そして今後どういうふうにしようとしているのか(再び首を傾げながら),わたくし共の常識では見当つきませんね。
記 者 Q; 代表は,選挙協力であれば民主党を党として協力を呼び掛けるべきだと仰ったんですが。
小沢代表 ; (頷きながら)そう,そう。
記 者 Q; もし仮に,会見で平野さんが離党されて......
小沢代表 ; 誰の会見?
記 者 Q; 平野さんです。
小沢代表 ; ああ,彼(=民主党の参院議員・平野達男前復興相)が。ああ。
記 者 Q; もし仮に,報道通り平野さんが離党されて無所属で出馬された場合に,平野さん側から,もし選挙協力の申し出が平野さん側からあった場合には,前向きに応じるという事はあり得るでしょうか。
小沢代表 ; 平野さんからあるんならば,何も民主党を離党する意味がないんじゃない。民主党から(申し出が)あれば,民主党がちゃんと協力しましょうと言う事であれば,平野氏,離党する必要ないわね,何もね。うーん,多分,離党するという事は,民主党ともある意味縁を切るという事だろうし,まあ我々には何の相談もないですから,わたくし共と連携を取るという意思もないんじゃないかっていう気がしますがね。もう,何にも話しないから,良く分かりません。
記 者 Q; 農業関係について。
小沢代表 ; 農業については,TPPの話しが当然出ました。今の政府はやっぱりアメリカ言う通り参加を表明し,結局,交渉の中でもアメリカの主張通りになってるんじゃないかと言う不安をわたくしも強く持ってますし,会長もそういう認識を持っておられるのではないかと思います。
ま,そういう中で,各,色んな政党ありますけれども,今アメリカの呼び掛けに応じてTPP交渉に参加すべきではない,という事を明言しているのは我々・生活の党だけですので,その意味でぜひ,わたくし共の主張を理解して頂けたらというふうに願っております。
記 者 Q; みんなの党と維新の会で青森県選挙区ではみんなの党から候補者を1人擁立するとの事。野党協力の観点について。
小沢代表 ; 特に1人区ですからね。それぞれがやったって自民党に勝てないですよね,現実問題として。
ですから,これまたみんなの党も維新の会の人達も,どいうふうに日本政治全体を見ておられるのか。もし1人区でそのように,我々はじめ民主党の現職が,僕が代表の時に1人区でも大分勝たしてもらいましたからね。
(隣にいる平山幸司参議院議員・笑顔で頷く)民主党の現職が結構いる訳ですよ。
そこに候補者を立てて来るってことは,維新やみんなの党が勝てるんなら,まだ話し別ですが,事実上自民党を利するだけの話しで,去年の年末の選挙と同じで自民党が勝利する事になっちゃいますよね。
ですから,この青森でもどこでも1人区はね,やはり,力を合わせないといけない,そう思ってます。
記 者 Q; (風で質問は聞き取れません)
小沢一郎 代表 ; 政策的にも,TPPの問題でも,そしてまた彼は今,農業団体のほうにも支援の要請をしておる所です。政策的には完全に理解して頂いていると思っております。
ただ団体全体としてのね,意思決定を今している訳ではありませんので,そういう意味ではなお,我々の党だけがTPP参加を反対しているという現実を踏まえて,会場内の皆さんが理解してもらって支援して頂く事を願っております。
記 者 Q; (平山議員に質問)きょうの感触は?
平山幸司 議員 ; 小沢一郎代表が,6年前に民主党代表だった頃に,参議院選挙でわたくしも1人区で国会にお送り頂いたと。その時,岡山会長,この地域の組合長だったんです。
どの組合もなかなか積極的に出ない時に,岡山会長は積極的に自分の事を支援頂いたと言う事で,小沢代表とも本当にその感謝を申し上げて,今後TPPはやっぱり絶対に阻止して行かなくちゃいけないと。
そういう意味で,青森県の声を届けるためには,何としても勝利しなきゃいけないと,強い決意であります。ありがとうございます。
◇ TPPの問題について,最新の参考。
オフィシャル・ブログ「生活の党 参議院議員 森ゆうこ」
3/29 予算委員会森ゆうこ質問「会議録」
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/329-.html
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