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もうすぐ北風が強くなる

広瀬隆12/14郡山講演(4)爆発前から致死量が放出

 広瀬隆12/14郡山講演(3)からの続きです。
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さて、これから81年になります。

1981年から広島の放影研理事長として君臨したのが、
国際疫学協会理事としてスモン病・イタイイタイ病の研究班長として
いずれもこれらの薬害・公害発生の原因物質を「シロ」と判定し、
疫学犯罪を重ねてきた重松逸造
であった。(2012年2月6日に死去、94歳)


広島の放影研の理事として君臨したのが国際疫学協会理事の
スモン病、イタイイタイ病、さらに水俣病も含めてですね、
沢山の公害、薬害を全部「シロである」と言ってきた
犯罪者重松逸造という人間がここに登場してきまして、

そしてIAEAがこの時ですね、
チェルノブイリの被害を調査する団長ににこの重松逸造をピックアップしまして、
そして91年ですね、
このチェルノブイリの調査をずーっとやってきた広河隆一さん達を激怒させる報告を出しました。

その後、国際原子力機関(IAEA)が組織した
チェルノブイリ原発事故の被害を調査する団長となった重松逸造は、
チェルノブイリ汚染被ばく現地を訪れながら、
1991年にIAEAの国際チェルノブイリ・プロジェクト報告書を国際科学者集団の長として作成し、
住民に全く大きな放射能被害が無い」と報告して、
原因は放射能恐怖症とのイメージを振りまき、全世界から怒りをかった。
2011年現在まで、放影研はアメリカから莫大な資金提供を受けてきた。


「住民に全く大きな放射能被害はない」と
「それは全部放射能恐怖症なんだ」と、
「放射能を恐れる人間が病気になるんだ」と、
こういうことを言って全世界から怒りを買いました。
で、この放影研はですね、アメリカから莫大な資金提供をうけてきました。

という事で、これからみなさんに直結するんですが、
じつは重松逸造を支えていたのはIAEAと提携した笹川良一がパトロンとなった。

チェルノブイリ原発事故被害調査の時、重松逸造を支えたのは、
IAEAと提携したA級戦犯・笹川良一がパトロンとなった笹川チェルノブイリ医療協力事業であった。
(1995年に笹川良一の死後、曽根綾子の日本財団が継承)
その傘下で重松と組んだのが、
被ばく現地派遣専門家のリーダーとなった長崎大学の長瀧重信と山下俊一であった。


笹川チェルノブイリ医療協力事業というプロジェクトがあって、
その後、笹川良一が死んだ後、曽野綾子の、名前を変えましてね、笹川財団から日本財団になりました。
えーっとこれ、インターネット中継しているからね、ちょっと話せないことがあるんですけれど、
本当はもう、凄まじい世界がありましてね、
この、曽野綾子っていう人がいるでしょ?
ね、いろいろと言いたい事があるんだけど、インターネットでやっているのでやめておきます。
いろんな人に大変な波紋が出るから。

えー、こういう背景がありまして、それで、
その重松と組んだのがですね、被ばく現地調査のリーダーとなったのが、
長崎大学の長瀧重信と山下俊一でした。

そして、こういう中で大変なことが去年起こりました。

2011年3月11日に東日本大震災→
3月12~15日、福島第一原発で4基が連続爆発
3月21日、ICRP(国際放射線防護委員会)が日本政府あてに声明を出し、
事故緊急時の年間被ばく基準を20~100ミリシーベルト、
事故収束後の被ばく基準を1~20ミリシーベルトとする安全基準
を勧告した。
藁にもすがる苦境にあった日本政府は、
この20ミリシーベルトを国際的スタンダードとして使用することにした。


それで、3月12~15日にかけて4基が爆発すると、
ただちにICRPが日本政府あてに声明を出して、
そして年間被ばく基準を20ミリシーベルト~100ミリシーベルト、
事故収束後の被ばく基準を1~20ミリシーベルト!
こういう安全基準を勧告して、それが新聞にドカンと出てるんですね。
それで管直人の日本政府はこの20ミリシーベルトを国際的なスタンダードということで、
新聞テレビが全く報道しないまんまその数字が独り歩きを始めるわけです。

それを支えたのが原子力安全委員会の久住という委員で、
放射線影響学の担当だという事で、久住という委員が出てくるんですが、
この久住が「20ミリシーベルトにしよう」という事で決めました。

事故直後の2011年4月10日の会議で、
原子力安全委員会の久住静代委員(専門・放射線影響学)が、
原発の半径20キロ圏外で高い放射能汚染にさらされた場所については、
年間の積算線量限度をいきなり「20ミリシーベルト」にしようと提案して決めた
この久住も放影研で臨床研究部副部長の時代から重松の子分だった。


この久住が、重松の子分だったんです。
放影研でね。
そういう関係です。

そしてこの重松逸造の後任になった放影研の理事長が先程の長瀧重信
これが日本アイソトープ協会の常務理事として、権威を振るってきた男。

重松逸造の後任の放射線影響研究所理事長が、
福島県内の児童20ミリシーベルト無害論にお墨付きを与えた
長瀧重信
(長崎大学名誉教授、元日本アイソトープ協会常務理事)であった。


これですね、首相官邸に出たのが4月15日
災害対策ページにですね、
 広瀬36

福島住民は20ミリシーベルト以下であるから放射線による影響は起こらない
という事を長瀧が書いてですね、
それを佐々木康人という男が、これも日本アイソトープ協会、
こういう人間が寄ってたかって20ミリシーベルト安全論を出して、
その同じ日に文部科学大臣がね、みなさんの怒りに火を付けた、
「目標は20ミリシーベルト。学校を頻繁に移動させることはできない」という事で、
児童被ばくを野放しにして、
年間の被ばく基準を子どもたちに対して1ミリシーベルトから「20倍でもよろしい」ということで、
大事件を起こしたんですね。

その同じ日に、文部科学大臣の高木義明
目標は20ミリシーベルトで、学校を頻繁に移動させることはできない」
と、平然と児童被ばくを野放し
にし、
放射線の影響が深刻な子どもたちに、
一般人の年間被ばく基準1ミリシーベルトの20倍もの被ばくを許すことを認めた。
現・文部科学省は、文部省に原発推進集団の科学技術庁が合体して、
原発マフィアが乗っ取った原子力省である。


じゃあ、文部科学省は何か?というと、
文部科学省ってパッと聞くと、かつての文部省を思い出しますが、そうじゃないんです。
文部科学省って、何でそこに科学が入ったか?というと
科学技術庁が省庁合併で一緒になって、
そして文部省を原子力の集団が乗っ取った組織なんです、今の文部科学省は。

これは原子力省なんです。
今の文部科学省というのは。
そりゃ、教科書問題なんかは別の方でやる、
だけど、原子力に関してはさっきのWHOをIAEAが乗っ取ったのと同じ構造になっている。
それがいまの文部科学省、原子力省なんです。
だから、こういうことを平気でやるわけです。

かくして4月19日、
文部科学省が福島県内の学校利用安全基準について、
学校等の校舎・校庭等の利用判断における放射線量の目安として、
「年間20ミリシーベルト以下」の基準を、
福島県教育委員会や関係機関に通知し、安全基準とすると公表した。


こういうことでみなさんが怒って立ちあがって、
「20ミリシーベルトを撤回しろ!」という事で、
その後ごまかしごまかしで、今もってはっきりしていませんよ!
なんにもね。

そして要するに、チェルノブイリ、いいですか?
20ミリシーベルトっていったらどういう事か?って言うと、
チェルノブイリ原発事故で強制避難の被ばく限度とされたのが、年間5ミリシーベルトですよ。
正常な人間を被曝させて5ミリシーベルトを超えたら強制避難。
ところが日本では、福島県では、
「その4倍でも大丈夫」というキチガイ集団が、
みなさんのところで、平気で今日までいるわけですよ。

年間20ミリシーベルトの被ばく量は、
チェルノブイリ原発事故における「強制避難に被曝限度とされた年間5ミリシーベルト」の4倍であった。
それまでの被ばく限度は1ミリシーベルトだったのに、日本人は20倍も放射能に強くなったのか!!
この殺人国家に我々は生きてゆけるのか?


えぇっ!?こんなことが許されますか?
なんで日本人はそんなに急に、放射能に20倍も強くなるんですか?
1ミリシーベルトだったんですよ、事故が起こる前は。
そうでしょ?おととしまで。
なんで!だからこれは我々は殺人国家だと呼んでいるわけです。

さて、こういう事で、ま、代表的な安全安心の宣教師と呼ばれる山下俊一が出てきたわけですが、

ナガサキから来た
「安心安全」の宣教師・山下俊一
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授。
附属原爆後障害医療研究施設教授、
世界保健機関(WHO)緊急被ばく医療協力研究センター長、
日本甲状腺学会理事長
→2011年3月19日に福島県知事の要請で
「放射線の恐怖を取り除くこと」を目的にした福島県放射線健康リスク管理アドバイザー就任
→5月27日、福島県民健康管理調査・検討委員会の座長
→7月15日、福島医科大学副学長


彼が3月19日から福島県放射線健康リスク管理アドバイザーになって、
そしてやがて福島県立医科大学の副学長になっているんですが、
彼の言葉。

  山下俊一語録

この数値で安定ヨウ素剤を今すぐ服用する必要はありません。
…甲状腺が影響を受けるという事は全くありません。ー3月20日記者会見の山下俊一


事故から直後にこういう事を記者会見で話しています。
そして

福島における健康の影響はない。
ないのに放射線や放射能を恐れて、恐怖症で何時までも心配しているという事は復興の妨げになります。


この後信じられない事を言っていますね、

……水素爆発が二度三度繰り返されました。
しかしその時に全く日本の原子炉からは放射性物質は漏れ出ていません
それほどすごい技術力があります。
それはもう間違いがない事ですー3月20日 いわき市講演の山下俊一


えっ??
こんなことを言ったんですよ!
佐藤さんのいわき市で講演しているんですよ、3月20日に。
こんなことを子どもでも言いますか!?
えっ!?
子どもだって、小学生だって言わないでしょ、こんな事を!

何であなた達は信じるんですか!!

こう我々は叫びたくなるんですよ。

福島の人達は何をしているんですか?
こいつらはただの人殺しなんですよ。

放射線の影響は実はニコニコ笑っている人には来ません。
クヨクヨしている人に来ます。
……笑が皆様方の放射線恐怖症を取り除きます。-3月21日、福島市講演の山下俊一


そうでしょ?
「笑っていればいいんだ」って、
こういう事を平気で講演して歩いている。

そして事もあろうに、日本対がん協会の朝日がん大賞を受賞したって、えぇ??
 広瀬37

パロディにしたって、ちょっとすぎるんじゃないですか?

こういうのを血液銀行総裁に就任したドラキュラっていいますけど、
甲状腺異常について「他の病院では診るな」
分かるでしょ?ここに書いた文章。
 広瀬38

ね、こういう人間ですよ。
平気でコイツが管理するんですから。
病室で殺しちゃえばいいんですから。
そうでしょ?こんな構造ですよ。
長瀧と山下の一番弟子が高村昇で、これがまた同じアドバイザーに就任して、

長瀧重信と山下俊一の一番弟子
高村昇

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科、放射線医療科学専攻放射線疫学分野(原研医学)教授。
長崎ヒバクシャ医療国際協力会運営部会委員。
世界保健機構WHO本部技術アドバイザー。
2011年3月19日に山下俊一と共に福島県放射線健康リスク管理アドバイザーに就任


もう一人いるでしょ?神谷研二。

ヒロシマから来た
「安心安全」の宣教師・神谷研二
広島大学医学部卒→広島大学原爆放射能医学研究所教授→2001年から同研究所所長。
2009年、広島大学原爆放射線医科学研究所長。
2011年4月1日、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーに就任。
4月1日より福島県立医科大学理事長付き・特命教授

こういう原爆やなんかの事をやっているという顔をしながら、
管理アドバイザーに就任して、

そして7月15日からこの二人、山下と神谷が、
福島県立医科大学を牛耳る副学長というポストについたわけです。

2011年7月15日、
福島県立医科大学の副学長に、福島県放射線健康リスクアドバイザー山下俊一と神谷研二の二人が就任。


こういう流れの中で、
もともと山下俊一というのは2000年に原子力委員会・・・

悪党、山下俊一は、
2000年に原子力委員会
2002年には原子力安全委員会
2009年にも原子力委員会に参画して、
原子力マフィアとの絆を深めてきた人物。
堂々と原発推進論を語る男であった。
こうして山下、高村、神谷らが
20ミリシーベルトでも健康に影響はないどころか、その5倍の
「年間100ミリシーベルト以下なら心配無い数値」と県内を話して回った


原子力の、核兵器ともつながる全部のそういうマフィアとの絆を深めてきた人間だから、
こういう事をいうわけです。
私はこういう姿を見ているともう、1950年代のユタ州で殺された人たちみんな思いだします。
全く同じ言葉を聞かされています。
まったく同じように殺されて行くからです。

許せませんよ!こんなことは!どんな事をしたって。
みなさん、認めていたらしょうがないですよ。

これで20ミリシーベルトでも健康に影響が無い。
今は年間100ミリシーベルト以下なら心配無いって、平気でベラベラしゃべってきているんでしょ。

こういう中でまた笹川財団が登場してきまして、国際会議を開いて、
そして放医研の明石真言、アカシマコトって読むんですか?これ。
チェルノブイリに対したらまったくたいした事故じゃなく、
将来的にも健康に対する心配はなにもない

こういう事をですね、9月に国際会議で発表しています。

そして福島原発事故事故から半年後、2011年9月11~12日に
福島県立医科大学で日本財団(笹川財団)主催の国際会議が開かれ、
日本代表の放射線医学総合研究所(放医研)理事・明石真言が
「チェルノブイリに比べればまったくたいした事故ではなく、将来的にも健康に関する心配はなにもない」
と発言した。

だから、DAYS Japanの編集していらっしゃる広河隆一さんがね、
沖縄県の久米島に福島県の子どもたちを引き取って、
そこで少しでも被ばくを少なくしようということを、
本当に素晴らしい事をやって下さっていたんですが、
 広瀬39

この、今年の10月号で、山下俊一の言葉をですね、発言を全部びっしり記録で残してくれました。
 広瀬40

これを読むともう、信じられない事をですね、山下俊一はしゃべっていて、
我々も知らない言葉が沢山出ていますが、
広川さんもついに最後に怒りを込めて、「なんという恐ろしい男だろうか!」というコメントをですね、
この山下発言の後に書いています。

読めば読むほど、怒りがこみ上げてくる。
よくもこれだけデタラメと嘘をつき続けたものだ。
これが原子力~放射線科学者の正体だ。
山下発言に対して、広河隆一さんのコメントが随所に書き加えられている。
初めは感情を押さえて押さえて冷静に(冷静を装って)批判を続ける広河さんだが、
ついに「なんという恐ろしい男だろうか!!」という言葉がほとばしり出る。


そういう中でもう一人こういう人間もいます。
私はいろいろと見ていて、事故が起こった直後の週刊新潮、凄まじいでしょ?
 広瀬41

私も随分攻撃を受けるんですが、
電話をかけて私はすぐにね、短気だから、
「うるさい!」って週刊新潮に喧嘩するんですね、面白いけどね。
で、「表紙に『我々は間違えていました』って書いたらコメントしてやる」って、
いかってね、もう憎たらしくてしょうがないからどんどん攻撃して、
面白いからイビっていますけど、

この週刊新潮は去年の事故直後ですよ。
3月31日号ですから、もうだいぶ前に出ていますが、ここにですね、
「通常よりやや高いと言っても、現在の放射線レベルは人体に影響を及ぼすものではない事が分かります」
という事をですね、福島県民に対する言葉と同じ意味で中川恵一という男が書いていまして、
この男がですね、なんと今年の9月に朝日新聞社と日本対がん協会
さっきのコンビですよ。ね、
この主催のドクタービジットであの飯館村に現れたんですって!
ね…飯館村、大丈夫ですか?
現在の福島の放射線量は、世界的に見ても決して高くない。安心してほしい
と語りかけた…
 広瀬42

こんな記事が朝日新聞にドカンと出るんですよ!
ええ、9月の事ですよ、今年の。
朝日新聞ってどういうふうになっているんだ!?って、

なんという世界に我々は生きているんでしょうか?
なんと、恐ろしい世界だろう!!


  福島県民の被曝の実態

とにかくですね、こういう構造で来ているとい事はもうみなさんお分かりだと思いますけど、
被ばくの事はですね…本当いうと、私も…全部しゃべる事が辛いです。福島のみなさんに対して。
けれどもですね、私はずっと医学をやってきた人間として、
やっぱりこれはしゃべっておかなければいけないと思っております。

私が1979年に、33年前に原発の反対運動を始めた時にですね、
一番最初に私のところに飛んできて文句を言ったのは誰か?と言いますと、
広島や長崎の被爆二世の方たちでした。

「広瀬、おまえは放射能の危険性を、そうやって大声であちこちで言っている。
そういうことを言われると俺たちは差別をされるんだ」

という事を言われました。
私は非常にショックでした。
しかし、それなら…
もう何度も,ノイローゼになるほどあの人たちと話し合いました。

「いや、そういう事じゃない。私は医学的なことの危険性を言っているんです。
水俣病で有機水銀が危険じゃないという事は医者だったら言えないですよ。
そういう事はわかるでしょ。
危険なものは誰にとっても危険です。
差別の問題はその問題とは違うんです。
民度の問題ですよ」


だから私彼らともうずーーっと話しあいました。
最後にあの人達は理解してくれました。

「分かった。お前の言う通りにやれ」って言ってくれまして、
それから私は医学的なことで、話を続けてきたんです。

だから日本人の民度の問題は、それは本当に大きな問題です。
福島の人達がね、飯館村の長谷川健一さん達と会うとね、私は悔しくなります。
長谷川さん達に子どもたちがね、「差別される」。
そういう事を恐れて。
それはよーく解ります。
辛いです。
だけれども、今私たちはまず、
共に生き残る事を医学的に考えなければいけないと思います。

だから、やっぱりきちんとした事はお互いに理解して話し合って、
そしてとにかく被ばくを避ける、どうすれば避けられるか?という事はですね、
きちっと理解していった方が良いと思います。
今後のためにもですね。


ともかく、去年の事故、
水素爆発が、こうやって起こってですね、大変な事が始まった時の中で、
私は今年に入ってからやっぱりショックを受けた事があります。
この爆発の時の事はみなさんもう忘れたいと思いますけれど、
筑波の気象研究所、これは170kmも離れたところですね。
 広瀬44

5000度近いテクネチウムのガスが飛んできたという、事はまず一つショックなんですが、

今年の9月にこういうレポートが出ましたよね。
私はこれ本当にショックでした。

双葉町上羽鳥というところで、
福島第一原発北西わずか5.6kmのところなんですが、
水素爆発が起こる前ですよ。
3月12日の午後3時に1589マイクロシーベルト/h。
「1時間当たり1589マイクロシーベルトを記録していた
」っていうんです。
 広瀬45

これ、24時間で365日、14シーベルト/年。
これは致死量の2倍ですよ。

爆発する前に大量の放射能が出ていたって、
ですから私はこれは事故解析の、事故のシーケンスを、
もう一回一からやるべきだと思っています。

これは田中三彦さんたちが国会事故調査委員会で事故解析をされました。
あれが出たのが7月の上旬ですから、
そんな後でこんな数値が出てくるとですね、
「いったい何が起こっていたんだろう?」と、
もっと前からウワァ~ッ!と出ていたんだという事ですね、爆発する前にね。

大量の被ばくをしていたんだという事になります。

おそらくここでドーンと上がっているのを見るとね、そんなに長時間じゃないので、分かりませんけれど、
ともかくとてつもない量ですよ、これは。
こんなことが起こったという事がいまになって分かるというような状態です。

だから、私は福島県内のひとりずつのみなさんがどれだけ、逃げながらですね、
どれだけ本当に放射能から自分の身体を守っていたのか?って言う事は、我々にもわかりません。
皆さんご自身が分かっている事、後悔される事もあるでしょう。

私だってそうですよ。
孫4人を西日本に逃がしましたけど、
泣きながらね、この子たちとはもう会えないと思って送り出しましたけれど、
あれだって本当に間に合ったのかどうか?

東京もすごいんです。
東京の被ばく量は、岩手県盛岡の100倍を超えているんです。

何故か?って言うと、こちらでバーンッ!と爆発した雲がですね、
ここはずーっと関東平野ですから、遮る山が無いんです。
直進して、栃木、埼玉そして東京、神奈川まで直進してきたんです。
恐ろしい量です。

それで東京の人間がなにも知らない。
それで今山本太郎さんは東京の人間たちに呼びかけている。
これも大変な被ばくなんです、だって、我が家の庭の土がですよ、我が家ですよ。
東京杉並区。
文部科学省のデータでは全く汚染がしていない事になっている我が家の土は、
チェルノブイリの大汚染地帯並なんですよ。


みなさんだけじゃない。
そういうのがいまの日本なんです。
みんな知らないで生活をしている。
とてつもない量がですね、東京の新宿やなんかを襲いかかっているんです。
あの時みんな生活をしていました。


私は街へ出て行って、「自分の頭がおかしいんじゃないか」と思いました。
「何でみんな外で平気でいるんだろう?
」と思って、
それぐらいの事をザーッと日本人がやってきているんです。

問題はですね
クリプトン、キセノン、ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、コバルト、ウラン、ネプツニウム、
こういうとてつもない危険なものが、日本中に振り撒かれました。
 広瀬46

今、ほとんどの人はヨウ素とセシウムの事しか言いませんけれど、
東京でウランが出ているんです。
日比谷公園
あたりで検出されているんです。
誰も分かっていないだけなんです。

アメリカ人たちが来て測ってくれたらウランが出ている、どういう事なんだ?
日本人は何でこんなに平気な顔で生活しているんだ」って言ってくれるんです。

そして、この福島第一原発は現在もですね、
中の配管が折れています。
原子炉圧力容器は底が抜けています。
メルトダウンしたんですから底は抜けました。その燃料で底を抜きました。
 広瀬47

そしてこの下を通って行って、格納容器、この放射能を閉じ込めるための格納容器の底も抜いて、
この灰色のグレーのところへめり込んで行って、どこにあるかもわからないんです。

そこへ東京電力が「水をかけてる、水をかけてる」って
かかっているかなんてわからない。めり込んでいるなんてわからないでしょ?


私がいま推定するのは、これは推定ですけど、
おそらくですね、小さな臨界を繰り返しながらずーーーーっと、
水が、水の量で大体臨界が起こるかどうかが決定されます
おそらく小さな臨界反応がですね、ワーッっというんじゃないんですけれど、
どこかに燃料棒が溜まっていて、そういう所で臨界反応が起こりながら、消える。
臨界が起こりながら消える

そういう事が起こりながら、水素も出してですね、いろんな事を繰り返しているんです。

この中はおそらくそういう状態になっていると思いますが、
1号、2号3号4号でみんな状態が違うので、これは分かりません。


 広瀬48
ま、「皆さんはこの避難先は何カ所目ですか?」という、
この福島民優の記事を見ますと、
本当に驚くべきことで、なんと50%以上の人が4カ所目、5カ所目
今年の3月10日、つまり事故から一年後の記事でこうですからね。

一番心配なのは18歳未満の子どもたちは今年4月までに、
大体2万人近くの方が県外に逃げてくれた。
 広瀬49

だけれど、まだまだいるでしょ?子どもたちが沢山ね。

そして今年5月のこの記事のなかで、
「再び除染」
この郡山の小中学校でと書いてありますが、
この小さな小見出し「風雨で運ばれ数値が再上昇」
 広瀬50

大変な事ですよ、
これは本当に大変なことです。
今も出ている。
今も毎時1000万ベクレルと東京電力が言っています。
24時間だったら2億4000万ベクレル
です。
それに365を掛けてみて下さい。1年間で何ベクレルになるか?
それはですね、1キュリー2キュリー3キュリーという単位なんです。
ベクレルよりももっと大きな単位を使っています。
それは、日本の中の最大な病院で1年の中で絶対に使わない量です。
本当の医者だったらもう震え上がるんです。
1キュリーという単位を聞いたら。
それが1年間で出るぐらい、今福島の炉から出ているんです。

私は心配でしょうがないんです。
本当に、子どもたちは大丈夫なんだろうか?

これがね、今月東京新聞にこの写真が出た時は私は本当に「みませんでした」
「本当に福島のみなさんごめんなさい」と思いました。
飯館村がね、こんな状態になっているという事を、我々は東京にいると分からないんですよ。
 字路瀬51

こんなに恐ろしい汚染物がずーーっと積み上げられているなんていう事を我々は知りませんでした。
「本当にいったいどうなっているんだろう」と。
この現地近くの、この大汚染地帯がね。
こういう状態です。

福島から今も放射能がもうもうと出ている
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 広瀬隆12/14郡山講演(5)へ続きます。
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広瀬隆12/14郡山講演(5)恐ろしい内部被ばく

 広瀬隆12/14郡山講演(4)からの続きです。
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さて、原理的な事をちょっとだけお話しさせて下さい。
放射線が何故怖いか?という事はね、原理が分かっていれば本当にわかる事です、誰でも。
私が会社を辞めて、エンジニアから、それから医学の道にとって学んだ事。

放射線には透過能力がそれぞれ違う。
プルトニウムの様なものはアルファ線と言って、エネルギーは大きいけれど遠くへ飛べない。
そしてもうひとつ怖いのはストロンチウム90
これはベータ線で、紙ぐらいは透過するけれど、金属で止められる。
そして、皆さんが病院で使うX線と同じガンマ線は、ヨウ素やセシウムから由来して出てきますけれど、
金属も透過する。だからレントゲン写真に使える。
コンクリートで止められる。

だからお医者さんはいま、
我々患者がこのレントゲンの撮影室に入って、
昔もお医者さんが遠いところで一緒に被曝するバカな時代がありましたけれど、
今は絶対にそういう事はしません。看護師さんも絶対に外に出てね、
歯医者さんでも「口空いて」って言って、その時は我々だけが被爆するようにしていますけれど、
もっともっと恐ろしいのが中性子線で、核分裂で飛び出すやつですね。
これは12cmのコンクリートも突き破ります。
 広瀬67

その中性子の恐怖を私たちが味わったのは、
これは福島の人達も含めて覚えていらっしゃると思いますが、
いわき市でも数1000人の人達が検査を受けた、あのJCOの、東海村のJCOの臨界事故でした。
 広瀬52

この大内さんが亡くなったのは83日目ですが、
 広瀬53

被曝して1週間ぐらいたった時の大内さんの右手はちょっとぷっくりしたぐらいにしか見えませんけど、
3週間をこえたらこういうふうになりました。
 広瀬54

大内さんは何故こういうふうになったのか?
これは手だけじゃないんですよ。全身ですからね。

何故か?というと、放射線で中性子は透過力が高いから、
身体を射抜きます。
骨の髄まで。
そして免疫力がどんどんなくなっていきますから、
全身が、言葉は悪いんですけれども、大内さんの身体の全身が腐るような形になっている。
抵抗力が無くなっている。
これが放射線の最も典型的な傾向なんですけれど、
こういうことを明らかにしておくともう、以前から分かっていた事なんです。

それはですね、私に放射能の危険性を先に教えてくれた
イギリスのアリス・スチュワートという女医さんが明らかにした。
昔はこんな恐ろしい事をやっていたんです。
妊娠中の女性が、お腹に赤ちゃんがいるのにレントゲンなんかを受けていたんです。
お腹に。
今は絶対にそんな事はしませんけれども、
 広瀬55

ね、そうしてこのアリス・スチュワートが偉い事に、このグラフをずーっと、
照射回数が増えると、お腹にいた子どもが、
生まれてきたその子どもたちの「癌や白血病が高くなる」という事を
1970年、さっき言った、ちょうどね、
大阪万博が開かれて原子力の時代へ突入するという時代に明らかにしたんです。

アリス・スチュワート、この方は10年前に亡くなりましたが、
この人が偉かったのは、なぜ子どもたちに白血病や癌が多いかっていう事を、
子どもを調べるんじゃなくてお母さんを調べて、
そしてその由来がX線撮影にあったという事を明らかにしたんです。

アリス・スチュワート博士は、
癌や白血病になった10歳未満の幼児の母親がどれほどX線撮影を受けていたかを調べた。
その結果、数回のX線撮影で小児の癌の発生率が2倍になる事が分かった。
妊娠3カ月未満では、さらにこの比率が高くなる。
この調査におけるX線の一回の照射線量は、自然界の放射線量2年分に相当する。


そして、癌の発生率が綺麗に疫学的に証明された。
こういう事からですね、アメリカやヨーロッパでは少なくともですね、
まともな医学者が次々出てきました。

これがその翌年に発表された、
X線により繰り返して低線量に被曝したお医者さんの手にできた皮膚がんですね。
 広瀬56

繰り返し、微量です、微量です。
みなさん何度も聞かされてきた言葉です。
その「微量」というのを何年間も続けると、大内さんの手と同じように、
こうして手に皮膚癌が出来てきます。

なぜか?
原理的に言いますと外側から受けるのを体外被爆といいます。
原水爆やなんか、あるいは外部被爆とも呼びます。
それからX線も体外被曝です。
文字が違います。この「ばく」の字が爆弾を使った時は、原爆や何かの時は「爆」
レントゲンなんかの時は「曝」を使いますが
 広瀬57

この体外被ばくと私たちがいま特に心配している体内被ばくの違いはですね、
物理学的に言いますと、ちょっとややこしいんですが、放射線の被ばく量というのは、
距離の二乗に反比例するという、こういう、これは物理学。
だれも異論がない。こういう法則があります。

体外被爆・被曝と体内被曝の違い
放射線の被ばく量は距離の二乗に「反比例」する。
被ばく量r、距離dとすると
r=1/d²

 広瀬58

これがどういう意味か?と言いますと、
ここに立っていた人がこの放射性物質に対して、
2mにいた人が1mに近づくと、距離が2分の1になる。
反比例だから逆数で、2分の1の逆数だから2で、2の二乗に反比例する。
4倍になる
という事はですね、たとえば、

プルトニウムが、今私が話している演台にあっても、さっき言ったようにプルトニウムは飛んできません。
大きな粒子なので、飛んでこられない、私は被ばくしない。
だけれども、その時に一陣の風が吹いて、私が鼻から吸い込んだら、肺にベタッとくっつきます。
 広瀬59

距離がゼロになります。
仮にそれを単位として1マイクロを1000分の1mmとしますと、
簡単な事です。物理学の原理で1兆倍です。
丸がいくつつくか?1兆というのは0が12個付きます。
1兆倍にもなる。
1兆倍だけじゃないんです。
ここがね、肺の組織だとします。1:49:00
ここに、この組織が、
いいですか、私たちの身体をつくっている分子の100万倍というエネルギーを受けます。
ここにある細胞が。
そうするとここにある細胞は何になるか?
一番恐れるものが癌細胞なんです。
癌細胞が何故怖いか?って言うと、癌細胞というものは自分で増殖を始めるんですね。

ご家族で、こういう御病気になられた方はよくご存じのはずです。
そしてもっと怖い事に癌というのは全身に転移していきます。
そして最後に私たちの命を奪うんです。
「だから癌は怖い」そういう原理があるんですが、

いいですか、これ、非常に大事な事なんです。
ほとんどの反対側(?)も膵がんも含めてほとんどこの事をみんな言わないんですが、
医学で一番大事な事は、一つの細胞から、やられたところから始まるんです。

こんな恐ろしい事はあるでしょうか。

それがですね、今、ソ連のチェルノブイリ事故で起こった被ばくが、
いろんな地域で沢山の人達がですね、
次々といま、癌や沢山の疾患に襲われている原因なんです。

放射性物質は、体内のごく一部に集中して濃縮する。
ところが、ICRPらは、体内に取り込んだ放射性物質が、全身を被曝するという前提で
平均的な被ばく量を計算する。
そのため、それぞれの体内組織が受ける大きな被ばく損傷について、
まったくデタラメの結果をもたらす


だから、ICRPやIAEAに戻りますけれども、
ICRP達がどうやって計算をしているか?
あの式を見ますと、全部ですね、平均値を使ってやっているんです。
平均的に計算をしたら、そりゃ何シーベルトとか、そういう勝手な数値を使えるんです。
だって、そうしないと計算が出来ないから。

しかし人間の身体っていうのはそういうふうには、なっていないんです。
一つの細胞がやられるところから始まるんです。
恐ろしい事に。
だからそれが臨床医学というものなんです。

だから医学を知らない連中は、ああやって平気でああいう数字をもてあそぶんです。
シーベルトやなんかを。
そういう事で我々の身体の組織は変わるんじゃないんです。
だから私は自分の孫達が心配なんです。

被ばくの損傷という事ね、起こるので一番怖いのはやはり体内被曝です。
いまの段階で言いますと。
 広瀬60

今、福島のみなさんの場合は、外からもいろいろなものが襲ってきている筈ですけれど、
食べ物の事を考えますと、
食べ物、それからこの郡山でね、
女生徒達がマラソンをしたりしているのをね、我々インターネットで見るとね、
「やめてください!」って叫ぶんですよ。
本当に叫んでいるんです。
「頼むから止めて下さい」って。
粉塵を吸い込みますから。
だから、食べ物、呼吸、飲料水を通じてですね、
子どもたちが出来るだけそういうものを取りこまないようにしなければいけない。

なぜか?というと、
放射性物質が一定のところに一定のものが濃縮して、
そこの組織をやっつけるという性質があるんです。
これは医学的にも体験上みんな分かっているんです。
 広瀬61

とくにですね、ご存じのように甲状腺にヨウ素が濃縮します。
それから骨にストロンチウムが濃縮します。
それからプルトニウムは肺と女性の卵巣。
そして筋肉にセシウムが濃縮される。
こういう事が起こるわけですけれど、

一体どういうメカニズムで病気を発症していくか?と言いますと、
まず、こういう放射性物質が持っている単位にキュリーとベクレルというものがあるので、
1キュリー
大きなものを測る時はキュリーを使います。
さっき言った様に今福島第一原発から大体年間で3キュリーぐらいが出ています。
私から見ると、もう寒気がするような量です。
大体1000億ベクレル位が出ているんです。
東電の言い分でですよ。

そしてそれを1キュリーというものに換算しますと、370億ベクレル。
こういう数字で換算出来ます。
食べ物やなんかの時にはベクレルを使います。

そして、この放射線が出た時、放射線の強さがレントゲンという単位だったり、
これが人体に当たるとシーベルトという単位。
被ばく線量と、あるいは線量当量といいます。
 広瀬62

そしてこれが体内に吸収されると、これを吸収線量と言いますが、
私はさっきのはほとんど興味がないというか、あんまり信じていません。
IAEAとかICRPが作った、このスタンダードに乗っ取って、
そういう標準の式をつくっているんですが、
こんなことは本当に医学を、臨床医学をやった最高医学から考えてやってきた人だったら、
そんな換算が出来る筈がないんです!医学的に。
そういう事をみんな新聞で換算しています。

嘘ですよ。
身体はそんなふうにはなっていませんから。
みんな一人一人違うんです、身体っていうのは。
「どこに何が入ったか」なんていうのは、そんな事は分かる筈がないでしょ!

なんでそんな事を換算するんですか。

そもそも1ベクレルというのは1秒間に1発の放射線が飛び出しているっていう状態です。
だから私が知りたいのは何ベクレルの放射能がどこに降り積もり、
そして子ども達が、どんなものを、何ベクレルのものを食べているのか?
それが心配なんです。

したがって、「1kg当たり放射性物質500ベクレル」の食品とは、
100g食べれば1秒間に50発の放射線を浴びる
食べ物。


子どもたちだけじゃないですよ。
我々だって、大変ですよ。
我々だって、老人だって、老人は早く死ねばいいとそれは我々も思いますけど、

我々が大量に、老人が沢山放射性物質を食べたって、
最後火葬場に行って全部出てくる
んですからね。
燃えたら、火葬場の周囲だって、生きていられませんよ。

本当ですよ、これ冗談じゃなくてね、
我々の杉並をずーーーっと調べてくれた人がいるんです。
そのデータを見てみると、ゴミ焼却場がすごいんです。
その周辺が。高い
んです。
東京なんか特に、ま、郡山もそうですけれども要するにコンクリートね、アスファルトでビルでしょ。
だから、どこに何が降り積もったかが分からないんです。
土を取るとわかるんです。土を取るとわかる。
だけどずーーっとこの1年9カ月の間ずーーっと流れ込んで行って、どこに行くか?っていうの。

汚泥やなんかになって、最後は焼却場に行ってるんですよ。
だからちべんは言いませんけれどもね、
この放射性物質というのは読売ジャイアンツよりも強いです。
読売ジャイアンツは永遠です。
この放射性物質は永遠に続くんです、これは。
悔しいけれど、これはもう分かっているんです、半減期が分かっているから。
とにかく去年出た福島の量は1000年かかるんですから。
これ、元に戻るまでに。
それだけは分かって下さい。
それが地球上のどこにあるのか?それが問題なんです。

いいですか。
もう一回言いますけれど、

放射能の単位1ベクレルというのは
1秒間に1発の放射線が飛び出して来る
という、そういう単位なんです。
だから、今年3月31日まで、我々が食わされてきたあの食べ物。
食べ物の重さ1kgあたり放射性物質500ベクレルまでいいって言ってたでしょ?
皆さん食べてたでしょ?
いや、福島の人達は賢明で、なんか「福島県内のものはとにかく食べてない」って言ってね、
それだけが救いなんですけど、
日本中の人間がみんなバクバク食っています。
特に西日本の人達はね。
名古屋から西へ行くともう全部平気だって言って何でも食ってますからね。
だからみんなを怒鳴りつけるんですけれど、
「あんたたち何食ってるのか知らないよ」って言ってね
どこへ行っても怒鳴りつけてるんですけど、

どういう事か?って言うとこれ、
その1kgあたり500ベクレルの放射性物質が入ったものを食卓に置く。
それが僅か、そのうちの10分の1のね100gを食べたら、
「1秒間に50発の放射線が出てくる食べ物だ
」ということです。

1時間では…掛け算して下さい。

1時間ではーー
50発×60秒×60分=18万発
1年ではーー
18万発×24時間×365日=15億7680万0000発
わずか100gで、これだけの放射線を体内組織が浴びる危険物である。
加えて、セシウム137の放射線エネルギーは、人体の分子の結合エネルギーの10万倍も大きい。


1年では15億発というものがたった100g食べただけで、
身体の中でダーーーッと、放射線が出る
という食べ物。

そんなものをみなさん食べたいですか?

考えただけで気持ちが悪いでしょ?

いや、これはね、その15億発という数だけじゃないんです。
セシウム137の放射線のエネルギーは、プルトニウムよりは10分の1ですが、
人体の分子の結合エネルギーよりも10万倍という、高いエネルギーを出して、
この15億発
が出るんですよ。

たった100g食べてですよ。
何にも起こらないと思いますか?


基本的な話をします。
今みなさんは呼吸をしています。
空気中から酸素を吸っています。
酸素を吸うというのは模式的な古典的な絵で書くと、
要するに酸素の原子が二つくっついて分子になって、
中心に陽子があって、周りに電子が周っている。
これで共有結合してくっついている。
それが私たちが、こう、空気で吸い込んでいる。
 広瀬63

一つの例として話しているんですけれど、
こういう所へ放射線が飛んできます。
ね、次々と飛んできます。次々と、この電子が跳ね飛ばされるんです。

私たちの身体をつくっているのは全てが分子なんです。
で、結合力が断ち切られると、これは酸素の分子として存在できなくなります
 広瀬64

これは今模式的にやったんで、これが放射線の電離作用です。
さっき、最初の方で言いました。
あのシールズ・ウォーレンという男の中にあった、イオウナジー・・・・リションあの言葉が、
これが私が最初に放射能の危険性を学んで意味が分からなかった事なんです。
一体どういう事なんだろう?と。
原理的にこういうことで、私達の身体はそれで筋肉だろうがDNAだろうが、全て分子で出来ています。
そこにこうやって放射線がずーーーっと当たるという、
その回数を出来るだけ減らさないといけないという事
が分かっているんです。

だから今日の話しに戻れば、ICRP、IAEA、WHOはこういう最悪の犯罪を、
今私が説明した内部被ばくというのを考慮しないで、それで今まで限度量を定めて、
それを放射能の安全基準にしているところです。
そしてさっき言ったように平均値に置き換えて出している。

ICRP~IAEA~WHOの最大の犯罪は、
内部被ばくを考慮せずに、被ばく限度量を定めて、それを放射能の安全基準にしているところにある。
そして内部被ばくの体内濃縮を全身の平均値に置き換えてしまい、
臨床医学的にデタラメの被ばく数字を使っている。


人間の身体は平均値じゃないんです。
一部分からやられていく
んです。
原子力医学の、これは基礎ですよ、一番の基礎です。
だからデタラメなんです。
ああいう被ばくの数字というのはですね。

癌は一つの細胞から始まる。
それが勝手に増殖し、さらに全身に転移するため、命を奪う結果を招く。
従って、被ばく量に限度を定める事は、臨床医学から考えてあり得ない非科学的な事である。


癌は一つの細胞から始まりそれが勝手に増殖する、それが怖い事ですが、
あり得ない事をみんなが当たり前のようにですね、「そういう事だ」という事で言っているわけです。

具体的に考えますと、一つ、放射性のヨウ素。
これはね、本当は福島の事故が起こったすぐに、
私は「福島の子どもたちは安定ヨウ素剤を飲んでいる筈だ」と思って、それで安心してたら、
後で聞いたら何と福島県庁は、
政府の指示を受けてヨウ素剤を70万人分用意したがその後“飲め”という指示がないので待っている
こうやってほとんど飲ませなかったっていうんですね。
信じられません。

福島原発が連続爆発をした後、
「福島県内ではヨウ素剤を飲ませた」という話が伝わってきたが、それは事実ではなかった。
実は、福島県庁では
「政府の指示を受けてヨウ素剤を70万人分用意したが
その後、“飲め”という指示がないので待っている」という無様な対応をしたため、
ほとんどの子どもたちが、大量の放射性ヨウ素に被曝してしまった。
住民保護という思想から考えて、信じがたい取り返しのつかない原発自治体の失態であった。


そしてこの朝日新聞が今年1月、
福島の食事1日4ベクレル
内部被ばくは国基準の40分の1で大したことないという事を1面トップで書きました。
デタラメですよ、この朝日新聞の記事。
 広瀬65

核実験の最大の許容値よりも、福島県内は高いんですよ。
関東地方に比べて11倍ですよ。
 広瀬66

これで何で大丈夫だっていう事を1面トップで書くんですか!
よーく読んでみるとこういう事なんです。

ひどいじゃないですか、デタラメの安全論書いて、
みんなはこんなのを読んで大丈夫だと思うでしょ。
だって見出ししか読まないですよ普通の人は。

この記事は、全くデタラメの安全論である。
こうして福島県民は、放射能被曝の人体実験にかけられたモルモットとなっている。
恐怖の被ばく社会である。


さっきのWHOの記事と同じで、それでみんな平気だと思わせられちゃうんです。
とんでもないです。
よく読むととんでもない事が書いてある。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 広瀬隆12/14郡山講演(6)へ続きます。
関連記事

広瀬隆12/14郡山講演(6)県民健康管理調査

 広瀬隆12/14郡山講演(5)からの続きです。
 ーーーーーーーーーーーーーー
  福島県民健康管理調査とは何か

2:01:16
http://youtu.be/HQ56ZLsN5gY?t=2h1m16s



じゃあ、今問題になっているね、福島県民健康管理調査、いったいこれは何なんでしょうか?
もう、先程のブラックリストを説明したのでみなさんお分かりだと思います。
被ばくの調査をしているのは、この県民健康管理調査検討委員会委員
これは去年の5月の名簿です。
 広瀬68

さっき名前が出ましたよね、明石ってね。
山下俊一、神谷研二、明石真言、
で、この組織ね、放医研、放射線医学総合研究所。
こっちが放影研ね。重松逸造の方。
それからこれはさっきの神谷健一、山下俊一でしょ、
それから福島県医師会ね。
こういうのも全部グルになっていますね。
福島県立医科大学、これはもう、山下俊一グループですね。
福島県保健福祉部局、こういう連中を全部取りこんでいるんですね。
恐ろしい事に。

そして福島県立医科大学の副学長・山下俊一の手足となって
「放射能安全論」を展開してきたのが鈴木眞一


それで今みなさんとやり合っているのが、この鈴木眞一という男ですね。
「平気だ」「大丈夫」と言っている。

この調査結果はみなさんごらんになってお分かりだと思いますけど、
あらためてちょっと数字だけ見ておきましょう。

2012年4月26日に、
彼らの汚れた手によって調査され、発表された「福島民報健康管理調査」報告によれば、
13市町村の3万8000人の子ども(平均年齢10歳)の35%に甲状腺の「のう胞」が発見された。
のう胞とは球状の上皮に覆われて、内部に病的な液体がたまった状態の病変を差し、癌化する可能性がある。


13市町村の3万8000人の子どもの35%に甲状腺ののう胞が発見された。
これは今年4月の調査結果ですけれど、
「のう胞」という言葉はみなさん今まで聞かれた事がないと思うんですが、医学用語ですが、
「嚢(のう)」というのは、普通「袋」という意味なんですね。
だから要するに、袋状になった、皮をかぶった袋で出来ている。
内部に病的な液体が溜まっている場合で、これは癌化する可能性があります。
そういう事なんですけれど、ともかくこういう異常をですね、
この表の福島県の資料を見ますとね、
甲状腺検査の結果概要というのが出ています
 広瀬69

これに対しまして、ようやく医学界で深川市立総合病院の松崎道幸先生がですね、

北海道深川市立総合病院内科部長・松崎道幸氏による見解
ーー甲状腺のしこりやのう胞は、生まれた時はほとんどゼロであるが、5歳ごろから徐々に増え始め、
20歳になると、10人に1人ぐらい甲状腺にしこりやのう胞が出来る。
しかし子供にこんなにのう胞が発見された例はない


と言っている事が起こっている訳です。
で、松崎先生は、山下が過去に調べた結果をずっと立証しているわけです。

これを、山下俊一らが長崎の子ども(7~14歳)を検査した結果(0.8%)、
あるいはアメリカにおける甲状腺結節頻度調査における子ども(10歳前後)の結果(0.5~1%)、
さらに
チェルノブイリ原発事故から5~10年後の被ばく地帯の子ども(18歳未満)を検査した結果(0.5%)
と比較すれば、35%は過去のどの調査結果よりも高率である。


長崎が0.8%、アメリカの調査結果が0.5~1%、チェルノブイリが0.5%
35%がいまの福島だと。
これ、どの調査を見たって、桁が違うじゃないですか。

何でこういう事が起こっているんだ?という事に対して
鈴木眞一たちは「検査の能力があったからだ」なんて、そういう言葉でごまかそうとしていますが、
9月の発表でさらにこの割合が43%に跳ね上がっているわけです。
それで一人の子どもに甲状腺がんであるという事が診断された訳です。


さらに2012年9月11日の発表の第8回「福島県民調査」報告では、
「のう胞」が発見された子どもの割合は43%に跳ね上がった。
女子は男子よりも発生率が高く、
6~10歳の女子の53.8%、11~15歳の女子の54.3%に「のう胞」が発見された。
加えて、二次検査を終えた38人の中から初めて一人が甲状腺がんと診断された。


この表をね、ずっと、みなさんもご覧になったと思いますけれど、
これずーっと、この統計を見ていると本当に私は心配でなりません。
 広瀬70

今やるべきことは「安全である」という事を言うべきじゃないです。
少なくてもですね、医者としての良心があったら、
「これは大変な数値である、しかしその原因は分からない。
少なくても一斉に徹底的に検査をしなければいけない。そういう体制を取るべきだ」
という事を言うのが医師の最低限のやるべきことです!


それは誰にも断定はできません。
しかし統計的、疫学的に見ても私は異常だと思います、これは。誰が見ても!

それを「平気だ」なんていう事をね、言う人間の神経がもう、ほとんど我々には理解できませんが。
ちょっとこれを、
ドイツで流した映像があります。確か5分ぐらいだったのでちょっと見てみましょうね。
2:06:08~http://youtu.be/HQ56ZLsN5gY?t=2h6m8s

ーー(字幕書き出し)
11月18日の朝、福島市にあるこのホテルで、県民健康管理調査検討委員会が開かれた。
原発事故から1年半。ここで子どもたちの甲状腺に関する異常値などの新しい変化が報告された。
委員長は山下教授で、彼は原発事故の後、住民たちに、
「笑っていれば放射線など跳ね飛ばせる」と語った人物だ。
一般公開されたが、質問する事は許されない。
今回5万7000人の子どもたちを対象に検査を行った。
鈴木眞一教授が検査の結果を報告した。
それによると42%以上の子しこりやのう胞が見つかった。
チェルノブイリ事故の後には0.5%~1%の間だったものだ。
しかもそれを測定したのは山下教授である。
私たちが、しかし同様に不思議に思うのは、
専門家の間から、一言もこうした高い数値の原因を尋ねる声が上がらない事だ。

私たちは立ち入り禁止区域に隣接する南相馬市に向かった。
ここで鈴木氏はこの日の午後、心配する親たちのために説明会を行うという。
私たちはその前に、吉田氏に会って話を聞いた。
他の沢山の人と同じように、
彼も原発事故がもたらした被害に、政府が真剣に取り組んでいるとは思っていない。
そしてその理由を見せてくれた。

この地域ではあらゆる場所に放射線測定所が設置された。
この幼稚園の前にも、測定器が立っている。
ところがここで示される数値は、彼が同じ場所で計測する数値とまったく違うという。

吉田:
公共の測定器が出す数値と、実際に我々がさらされている放射線量とは全く別物です。
ある場所では、実際の測定値が5倍になるところがあります。それを政府にも届け出ました。

南相馬市の住民たちがそれを突き止めると、
政府も、公表された測定値のほとんどすべてに誤りが多い事を認めた。

吉田:
「どうしてこのような役に立たぬ計器を立てるのか」と政府に尋ねると、
「国民が希望したから」という。
彼らは結局、原発事故による影響を低く見せたいんだと思います。

市のホールでは鈴木眞一氏が子どもを持つ親たちに検査結果を説明している。
そして最終的に彼が言う言葉は「心配ありません」だ。
「甲状腺にこれほど沢山の異常が見つかったのは、診断方法が大幅に改善されたからだろうと思われます」
と説明する。

しかし、その言葉を信じる人は誰もいない。

市民:彼らもなにが原因かはっきり分かっていないくせに、大丈夫というのは正しくありません。

「子どもたちの甲状腺にこれだけ異常が発見されたのに正常だというのですか?」と質問すると、
「まだ比較できる調査がない」と鈴木氏は答えた。
 広瀬71

鈴木眞一:
ただ単に子どもたちがヨウ素のおおい海産物を多量に摂取したからかもしれないのです。
それが放射線と関連するかどうかはまだ申し上げることはできません。
私たちはここで単に、親御さんたちに検査結果をお伝えしているだけです。

吉田さんをはじめ他の住民たちが「何故子どもたちの甲状腺やしこりにのう胞が出来たか」、
はっきりとした説明を受けるまでにはかなり時間がかかりそうだ。
ーー(ここまで)

みなさんの事をドイツしか報道してくれないという事も悲しい国ですけれど、
ともかくこういう現状をみなさんご存じのとおり、言うまでもなく
出席者に口止めをして結論を出していたんですね。

こういう結果を出してみなさんをずっと欺いてきたこういう人間たちですよ。
こういう人間たちは人間じゃないですよ!そうでしょ!

こんな人間たちをなんでみなさんは命を預けられますか、子どもたちの、ね。

甲状腺がんは、福島原発事故と無関係だって?
県民健康管理調査の検討委員会に先立って、福島県が事前に委員を集めた秘密の「準備会」を開き、
調査結果への見解のすり合わせを行っていた。
「癌発生と原発事故に因果関係はない」なる考えを共通認識としたうえで、
検討委でのやりとりを時前に打ち合わせ、
出席した専門家に準備会の存在を外部に漏らさぬよう口止めしていたではないか!!


こういう事がですね、平然と行われていて、今この選挙の中でですよ。
「また原発を動かそう」なんていう人間たちをね、
信じられません。
私はこの日本人の民度というのがどこまで低いのか。
それは国民というよりマスメディアが全部悪いですよ!
こんな事を放置していてね、「また原発を動かす」なんていう事を言っているわけですよ。
毎日、毎日、新聞を見ていると。
一体どういう国なんですか?これ。
しかしですよ、我々は絶対にあきらめませんよ、こんな事で。
子どもたちは生命を持っているんですから。

二次検査は435人が必要とされながら、
甲状腺の医師に二次検査をしないよう、セカンド・オピニオンを封じる通知が、
検討委員会座長の山下俊一から発せられていたのは何故なのか。
セカンド・オピニオンを得られない子どもたちは、この悪魔たちにだけ命を預けろというのか。


ね、なんでこういう悪魔たちを平気でそこを徘徊してるんですか?
何故明日、ここへ乗り込んでくるんですか!?
IAEAが。
みなさんを殺そうとしてきているんですよ!
公然と。
県のお墨付きで。
国のお墨付きで。
ここで「あなた達は大丈夫だ、放射線線地帯に住め」っていう訳でしょ!


冗談じゃないですよ。
全然検査なんかしてないですよ。
これ、36万人のうち、見て下さい。

検査対象の子どもは36万人もいるのに、まだ8万人しか一次検査をしていない。
甲状腺がんの未然防止のため、検査・医療措置を講じて「早期発見」「早期治療」に努める。
それが、最も急がれる事である。


ともかく、医者、そういう立場、子どもを守る立場にあったら、
ともかく癌の未然防止のために取る事があるんですよ、いま。
誰だってわかること。
検査医療措置を講じなきゃいけないんです。
早期発見しなきゃ、早期治療をしなきゃいけないんです!


良いですか、チェルノブイリの原発事故では、多くの全ての資料を読むと
5年後から甲状腺がんが発生したということになっています。
しかしですね、実を言うとそれも分からないんです。
なぜか?というと、事故発生から5年間ですね、ソ連が崩壊した、
つまり壊滅して消滅していまのロシア・ベラルーシ・ウクライナに分かれていく。
その時まで被ばくの被害調査はほとんど禁止されていたんです。
だから5年後の91年になってようやく統計的に明らかになってきたんです。

チェルノブイリ原発事故では、5年後から甲状腺がんが発生したのではない。
事故発生から5年間、1991年12月21日にソ連が崩壊して解体・消滅するまで、
被ばくの被害調査はほとんど禁止されていたため、
5年目の1991年以降になってようやく統計的に明らかな甲状腺がんの激増が認められたのである。
従って、それ以前にも大量の癌が発生していた可能性は高い。


今、福島の子どもたちに、今何かが起こっている可能性は、その闇の中にあるんです、今。
私たちは。
今はまだ1年9カ月なんです。
5年も待ってられないんですよ。

子どもたちがこの疫学的統計で死んだ時には手遅れなんですよ!!
絶対に!
私たちは疫学統計を取るためにやっているんじゃないんです!
子どもたちを守んなきゃいけないんですよ、今!

子どもたちをモルモットにして統計なんて取ったってしょうがないでしょ!
そう思いませんですか?

今年の6月に亡くなった原田正純先生、水俣病をずーっと追及して来て、
私をいつも指導してくれた原田先生が言っていた、最後の、亡くなる前の、
この福島事故の前の言葉、

「医者が出てきた時には手遅れだ」

そういうことを言って亡くなっていきました。
絶対に手遅れにしちゃいけません。

そうして今でもベラルーシ
いいですか。
だから、チェルノブイリのこのグラフを見て下さい。
 広瀬72

これは、先言ったように5年後からグラフが急に上がっています。
だけど実際はここのところ(5年以前)は分からないんですよ。
この間は統計がとれなかったから。
そして、これは14歳以下という事は中学生ぐらいの子どもが癌になっている。
ガーッと増え始めた。

これは一見減り始めたように見えますが、
この14歳以下の子どもたちが統計的に15歳に移ったから、
今度は減ったんじゃない。
この年齢層が統計的に移っただけで、今度は15歳~18歳
いわゆる思春期を超えた子どもたちの癌が増え始めている。

そしてまた落ちます。
落ちたんじゃないんですよ。
僅か4歳の年齢層、この子どもたちが今度は年齢として成人に移行して、
成人の発がん者が増え始める。こういうパターン
を取っています。

ですから、今年9月ですね。3か月ほど前に放送されたNHKのEテレで、
チェルノブイリ「ウクライナは訴える」というシリーズで、
チェルノブイリの事故があった時に14歳以下、
だから中学生以下の子どもだった人の甲状腺がんの発症者数がぐーーっと!
今ですよ、これ2009年、3年前ですよ。
どんどん上がっているでしょ、こんな状態ですよ。
今私たちはこのもっと先にいるわけで、この3年後にいるんです。もっと上がっているでしょう。
 広瀬73
チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告「ウクライナは訴える」(動画・内容全て書き出し)

もうひとつ怖いのが、
大人たちが被ばくした。その子どもの健康状態が悪化している。
健康な子どもがほとんどいない。
わずか6%だと。
 広瀬74

これですよ。
 広瀬75

今でもベラルーシで、子どもたちがこの、年に一回甲状腺の検査を受けて、
この子どもは本当に「心配そうな顔をして画面を見ている」と書いてあります。

この、先程のEテレで甲状腺がんの摘出手術を受けた子どもが出ています。
 広瀬76

よーく見て下さい。
首にね、手術の糸がありますね。
摘出手術をした、外科手術を受けているんです、甲状腺。
取らないと、癌ですから。

これは、この傷跡はですね、悲しい呼び名、
チェルノブイリ・リングあるいはチェルノブイリ・ネックレスと呼ばれています。

首に残った痛々しい手術痕は“チェルノブイリ・リング”と呼ばれている。
この子たちは、手術を受けたから大丈夫なのではなく、
甲状腺を完全に摘出した場合は、一生涯ホルモン剤を飲み続けなければならない。


この子たちは手術を受けたからもう大丈夫なんじゃないんです。
甲状腺を摘出したらもうホルモンは分泌できなくなりますから、
一生涯ホルモン剤を飲み続けなければならない。
それがいまの子なんです。
あの画像に出ていた子なんです。

皆さんそういうふうにしたいですか?
周りにいる子どもたち、かわいい子どもたちを。
したくないでしょ!
ね、何とかしましょうよみんなで。

そこへ今乗り込んでくるんですよ、悪魔たちが。
 ーーーーーーーーーーーーー
 広瀬隆12/14郡山講演(7)へ続きます。
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