fc2ブログ

もうすぐ北風が強くなる

日本未来の党に:孫崎

 孫崎

  日本未来の党、副代表選出に思う 孫崎享 12/2 孫崎亨 阿修羅から 投稿者 はる

孫崎享さんのメールマガジンから

1日朝日新聞は次のように報じた。

 「日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は1日夜、同党の役員を発表した。飯田哲也環境エネルギー政策研究所長を代表代行に充て、副代表には森ゆうこ参院議員に加えて山田正彦、阿部知子両前衆院議員を起用する。東京都内で記者団に語った。」

 「未来」の急展開を歓迎したい。

 私は今度の選挙を本当に悲観していた。

 国民の投票する先がまったくなかった。

 国民の大多数は反原発である。しかし、自民党は原発維持、民主党は例によって選挙で誤魔化そうとしているが、選挙後再稼働に向かうのは疑う余地がない。

 増税。
 TPP。民主は推進だ。自民はなんだかんだ言っているが多分TPP支持に回るだろう。

 オスプレー。
 原発、増税、TPP、オスプレーと国民の行き場所がなかった。

 勿論、社民党や、共産党は反対している。しかし、「冷戦時代と同じ服を着ていていい」と判断している党に、国民の大多数が支持することはない。

 その中で「未来」の動きである。

 私が副代表の3名で特に驚いたのは阿部知子氏である。

 11月3日藤沢で阿部知子氏の講演会に出た。そこで90歳くらいの女性支持者が「阿部さん。あなたもう勝負しなきゃだめよ」と阿部知子氏を口説いていた。阿部知子氏は笑っていたが、こんな大胆な動きに出るとは思わなかった。

 山田正彦氏は文字通り、体を張ってTPP阻止に頑張っておられた。山田正彦氏などの反対がなければ、とっくに野田首相はTPPへの参加表明をしていた。

 そして森ゆうこ議員である。

 ある明治大学教授が、「森議員と孫崎の書籍のベストセラーを目指すトークショー」を企画していた。どういうわけか不成立に終わった。

 私は『アメリカに潰された政治家たち』に次のように書いた。
「自主路線の政治家は再び現れるでしょうか。

いま政治家に求められる条件とは次のようなものです。

第一に、修羅場から逃げないことです。失うことを恐れないこと。「すべてを失ってもいいから勝負してやろうじゃないか」という政治家はいまいません。

第2に若い政治家であることです。国民は古い政治家を見放しています。これは時代の流れです。若い世代の支持を獲得できる政治家を持ってこない限り、風はふきません。

第3に政策的に国民が求めている「原発再稼働反対」「消費増税反対」「TPP反対」を断固やる、という姿勢です。

以上の条件を踏まえたうえで、実現しないという前提であえて申し上げれば、小沢新党が森ゆう子議員あたりを首相候補に掲げれば、国民的な風が吹く可能性があります。
彼女はそれらの条件をすべて備えているからです。世界を見渡せば、女性が指導者になるのは、決して不思議ではありません。英国にはサッチャーがいました。ドイツにはメルケルがいます。米国のヒラリー・クリントンは大統領候補の座を争いました。
女性候補は風を吹かせる可能性を持っています」(孫崎享著『アメリカに潰された政治家たち』)

森ゆうこ、山田正彦、阿部知子は戦う政治家です。

修羅場から逃げない。失うことを恐れない。「すべてを失ってもいいから勝負してやろうじゃないか」という気概を持っている。

国民に選択の場を与えてくれた。

もう国民は「投票する所がなかった」という言葉は吐けなくなった。
これで自民、民主等に投票するなら、それだけの国民しかもてない国だということだ。

国民が大手マスコミの操作を脱して立派な判断を行えることを切に願う。(了)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 このブログ内の孫崎氏関連ページ。

尖閣(釣魚)事件(8)政権崩壊へ自滅か
世界通貨戦争(20)TPPは日米不平等条約
第一原発は既に「深刻な事故」のレベル
震災・原発の状況と孫崎氏
孫崎氏原発情報3/23
孫崎亨氏講演:領土問題と日米関係の事実
戦後米国支配とかいらいマスコミに鉄槌を」。
孫崎亨、岩上対談:原発と日米関係
孫崎亨、田中康夫対談「戦後史の正体」
孫崎享氏講演「戦後史の正体」
日中韓、緊張の先に:孫崎
世界経済変動の中のTPP
孫崎亨(対談)関岡、米国に物言えぬ政治家たち
日本の国境問題:孫崎
最後の対米自主派、小沢一郎:孫崎
関連記事

宇都宮氏11/15インタビュー

 宇都宮2010

 相手が怖くても、助けを求める人のためならなんとか頑張れる。頑張ってきた。
 と言う感じのようですね。
 中道保守からリベラル、左派までが支持表明しました。
 つまり、「右翼のゴロツキ」以外はまともな流れはすべて支持です。
 脱原発、消費増税阻止、TPP反対。
 生活権、人権を守り反貧困へ。
 ーーーーーーーーーーーーーー
  「数々の修羅場踏み腹の据わった弱者の味方」宇都宮けんじ氏インタビュー岩上安身11/15 書き起こし「kiikochan.blog」から

岩上:
70年代後半から多重債務問題とか消費者ローンの問題、
サラ金被害者問題に取り組まれた。
これ、当時っていうのは、なんかタブーっていうか…
”イソ弁”されていたって今おっしゃいましたけれども、
それで「出て行け」って言われたって、それって本当、事実なんですか?
どういう事なんですか?

宇都宮:
最初の”イソ弁”の事務所で、あんまり長くいすぎたんで、
大体”イソ弁”というのは3年から5年で独立するのが一般的だったんですね。
最初は私は事務所に8年いたんで、”ボス弁”から呼び出されて、
「あんた長いね」って。「他の人はみんな独立してるよ」と。

岩上:”ボス弁”っていうんですか、

宇都宮:
だから、ボス。
これは業界用語なんですね。経営者側。
”イソ弁”と。
それで、普通独立する時には顧客とかね、顧問会社が何社かあってというように
安定した収入が得られるようになって独立するんですけれど、
わたしは、生まれが愛媛県の漁村で、育ったのが大分県の国東半島の開拓農家なので、
あまり営業能力が無かったんですね。
だから自分の顧客があんまりいなかったんですよ。

岩上:
それもやはり生い立ちというか
故郷とかの結びつきとか、そういうのが重要だったりするんですか?

宇都宮:
まァ、だからあとから独立した人に聞くと、やはりみんなこまめに努力して、
小中高大の同窓会にこまめに出たり、
中小企業の社長さんなんかとゴルフに行ったり、
なかにはロータリークラブとかライオンズクラブに出て名刺を配ったり、
そういうきめ細かい付き合いをやられていたんですけど、
私自身はそういう社会性が無かったので、あんまりそういうのは得意じゃないのでね、
お客はそんなに広がらなかった。

それで2回目の”イソ弁”の口を探しに弁護士会に行って、
”イソ弁”を探している事務所の情報をもらって、就活をやって、
4件目ぐらいに採用を認められるんですけど、
ちょうどそのころサラ金問題が社会問題になって、相談者が弁護士会に殺到した時期なんですね。

ところが全く新しい事件だし、当時は規制法が無かったので、
まぁ、いまのヤミ金とそう変わらないような取り立てをやってて、
相談者があんまりお金がなさそうだったので、みんなたらい回しをしたんですね。

それでとにかく受けてくれる弁護士がいないので、弁護士会の職員も困っていたところに、
えー、その、私が”ボス弁”のリストを見せてもらった職員が、
法律相談センターを担当する職員で、「一人暇そうな弁護士がいる」と。
「8年経ってもまだ”イソ弁”の口を探しにきた人がいますよ」と、
「宇都宮さんなら受けてくれるんじゃないかな」という事で、
それでサラ金事件を紹介されたのが最初なんです。

それでやってみたら、
これは非常にしんどい事件だけど、遣り甲斐がある事件で、
依頼者からは感謝されるし、
それで依頼者の、ある意味では命とかですね、生活がもう、かかっている事件ですから、
どんどんのめり込んで、それをやり出して弁護士会にも働きかけて相談窓口をつくると、
どんどん、どんどん増えるものでですね、
業者からの電話もすごいわけですね、
罵詈雑言(ばりぞうごん)ですね。

それで二回目の事務所からまた、
「残ってもらってもいいけど、条件はサラ金事件から手を引いてくれ」と。
「品が悪い」と。
それでもうその頃は、弁護士会の他の弁護士に呼び掛けて、
「これはもう非常に重要な事件だからね、みんなやってくれ」って呼び掛けてたから、
一抜けたじゃ抜けられない立場なんで、
また二回目の事務所も4年目に「お世話になりました」って辞めちゃうことになったと。

岩上:
ああ、先生その、罵詈雑言と言っても、簡単さらって今おっしゃいましたけれども、
その頃のね、サラ金というのは法規制が無いという事でヤミ金そのもので、
背景に暴力団もいたでしょうし、
「身辺に危険が及ぶんじゃないか」という、そういう恐怖感とかですね、なかったんですか?

宇都宮:その頃はありましたよね。

岩上:ありました。脅しとか?

宇都宮:
で、だんだん私はそういうことでグループを作って、告発なんかをやって、
マスコミで、メディアで取り上げられる位になると、相手方が警戒してなかったんで、
最初はもう名もない落ちこぼれの弁護士ですからね、
あの・・・一回あの、乗り込んできた、
若い衆を連れてですね、ドスを持ってきた人がいてですね、
それで「手を引け」っていうんですね。

岩上:短刀ですか?

宇都宮:
ええ、懐刀。
それで、自分のアパートに帰ったらですね、
夜中の2時から4時ぐらいまで、毎日無言電話がかかってくるんですよ。
電話取ったら、向こうでワーワー騒いでいるから、
昼間来たヤツじゃないかなという事で、
それで、あの、

岩上:ワーワーというのは音だけで無言なんですか?

宇都宮:
ええ、無言です。
なんか向こうで騒いでいるようなところだけど、午前2時から4時ぐらいまでずーっとね。
それで、何とかしなきゃという事で、
その連れてきた業者、サラ金業者を相手にして、
債務不存在確認訴訟というのを、川崎の裁判所だったんですけど提訴してですね、
そして、向こうの帳簿を出させるために文書提出命令を出して全部やって、
利息制限法で計算したら、200万ぐらい請求されていたんですけれど、
もう、残り3万位で話しがついたんですね。

ま、そういう事がありまして、
それが解決した後ですね、そのサラ金業者からですね、廊下で
「ちょっと先生話がある」って言うからね、
「何ですか」って言ったら、
「この前先生を脅かしに連れて行った若い衆がね、
主婦を監禁していま警察につかまっているから弁護を引き受けてくれ」と頼まれたんですけどね、
「まぁ私は結構弁護料が高いんだよ」って言って断りましたけど、
まぁそういう事が何回かあって、だんだん冷静に対応できるようになってきて

岩上:
ああ、修羅場踏みまくってw、
でも、先生も最初からそういう経験がおありになったわけでもないでしょうしね、
大変だった…
怖いと思わなかったですか?

宇都宮:
それはやっぱり怖い事は怖いです。
そんなにわたしは柔道・剣道をやったりね、あの・・あれはないけど、
ただ、もし私が手を引いちゃうと、そういう脅しが全部依頼者のところにいくのでね、
まだ依頼者よりかは強い立場なんですね、
だから、それはもう依頼者の事を考えたらね、ここで手を引くわけにはいかないと、
そういう事でずっと頑張れたと思いますね。

岩上:
その腹の据わりようというのはね、
すみません、これ立候補どうのこうのとは違う話と別な興味にいっちゃうんですけれど、
あの、どこから由来するものですか?
それはたとえばその生い立ちで
大変貧しいご家庭に生まれて苦労されたというのはお聞きしているんですけれども、
お父さんが傷痍軍人で、多分大変働くのもご苦労されたと思いますし、
それから、さらっとおっしゃいましたけれども、
国東、大分の方へ入植、
入植っていう事は、ま、開墾したわけですよね

宇都宮:そうそう。

岩上:電気もなかったというように聞いています。
こういう生い立ちについて少しお話を頂いて、
何ででしょうね、
どこにその腹の据わり方というのが生じたのかを教えていただきたいんですけれども。

宇都宮:
ん…だからまあ、一番根本的にあるのはそういう生い立ちもあるかとおもいますけど、
最終的には、今お話しましたように、
素朴なヒューマニズムや正義感という事になるんじゃないかと思います。
自分がやっぱり引いたら、自分より弱い人がもっと苦しむことになりますからね、
その家庭には子どももいるわけですよね。

そういうところ、ま、そういう人たちの、え…こう、依頼に背中を押されてやったということでね、
それから、後、2回目の時も他の人に、やっぱり
「これは重要な事件だから」という事でね、呼び掛けておきながら、
自分は「事務所がクビになるから、いち抜けた」ではね、
卑怯な人間になっちゃうんではないかというふうに考えてですね、
そういうことはできなかったですよね。

だから、基本的な考え方はそういう事ですけど、
だから基本的には、私は何か自分の事ではですね、
あの、結婚した時に私は分譲マンション、ある団地で借家だったんですよね。
その大家さんが
「子どもが結婚するから、先生ちょっと空け渡してもらえませんか」と言われたんですけれども、

他人から頼まれたら、
これは正当理由が無いと借家借地法のね頑張れるんですけど、
自分の事はですね、なかなか抵抗できなくて、
「長い間お世話になりました」って菓子折持って引っ越しましたけどねw

だけど、人が困っている時で、そのためにやらなきゃいけないっていうときは、
結構人間は強くなれるんだなと思って、ね、人のためにね。
だからそういう人が、自分以上に弱い立場にある人であればですね、
自分がどいちゃったら、その、暴力団とかサラ金の取り立てが本人にいっちゃいますから、

自分がまだ衝立になった方がですね、あの、いいんだということでね。
そういうことで。

岩上:すごい話。
 ーーーーーーーーーーーーーー
 宇都宮選挙

 以下にこのブログ内の宇都宮氏関連ページ。
日弁連会長声明:福島県の学校利用判断について
君が代強制の大阪府条例に日弁連会長声明
日弁連会長声明:原子力報道情報モニタリングは不当!
原発作業員の白血病死に日弁連会長談話
東電の異様な賠償手続きに日弁連会長声明
9.19に向け脱原発を表明:宇都宮健児(日弁連会長)
生活保護の一層の活用を求める:日弁連会長声明
汚染物質特措法施行に当って:日弁連
国民の生活が第一:宇都宮健児氏の支持を決定都知事選出馬会見
関連記事

 | HOME | 

 

プロフィール

もうすぐ北風

Author:もうすぐ北風
こんにちは。
いろんな旅を続けています。
ゆきさきを決めてないなら、しばらく一緒に歩きましょうか。

最新記事(引用転載フリー)

カテゴリ

経済一般 (118)
経済一般~2012冬まで (161)
日本の経済 (224)
通貨戦争 (70)
ショック・ドクトリン (12)
震災関係 (23)
原発事故発生 (112)
事故と放射能2011 (165)
放射能汚染2012 (192)
汚染列島2013-14 (146)
汚染列島2015-16 (13)
福島の声 (127)
チェリノブイリからの声 (27)
政治 (413)
沖縄 (93)
社会 (316)
小沢一郎と「生活の党」 (232)
健康と食 (88)
環境と地球の歴史 (28)
未分類 (175)
脳卒中と入院 (7)

カウンター

最新コメント

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク

このブログをリンクに追加する

カレンダー

11 | 2012/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

最新トラックバック

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

Template by たけやん