fc2ブログ

もうすぐ北風が強くなる

キエフの病院にて

キエフ病院の子供たち 2011 - 原発事故のもたらしたもの イタリア国営放送  2012/9/1再々掲載 「春夏秋冬」氏から

http://www.youtube.com/watch?v=kFP-xx68q6Q&feature=share

瓦礫拡散がこの先どこまで進むか分かりませんが、それでも西や北海道は、比べてまだ低線量です。
関東以北から、子供たち、そして赤ちゃん、妊婦さんがたは避難させませんか。
また愚かな政府は、せめて今の今はまだ線量が低い地域へと瓦礫を拡散させたり焼却させる愚は、せめて止めませんか。
このキエフの病院の動画は再々掲です。
ここにはすぐの日本のこれからがあります。
今回は字幕より文字起こししました。どうぞご覧下さい。お願いします。

「キエフ病院の子供たち 2011年 チェルノブイリから25年」

ユリオロフ教授はキエフの病院の小児神経外科医。

教授「この小さなヒーローは生後4日。手術の準備をしています。この子は、二分脊椎症。この子は、頭蓋骨腫瘍、鼻道に達しています」
教授「この子は脳水腫、今のところ手術できる見込みは無い」

母親「私は部屋が空くのを待っているところです。先生、私たちを助けてください」

教授「ここは術後回復室と手術室。この子達は脳の手術を終えたところです。ここにも2人の子が」
教授「彼は悪性腫瘍、すでに一度手術を受けています」

キエフ公立小児癌病院がなんとかやっているのは、ユリオロフ教授、人材、機器を提供したイタリアの非政府組織ソーテッレという団体のおかげです。
ソーレッテがこの病院を最初に訪れたとき、ユリオロフ教授は肘台もなく、切開は手動ノコギリでしていました。

ソーレッテスタッフ「私たちがここに小児神経外科を作りました。現在、腫瘍手術の最前線です。3歳以下の脳腫瘍の手術件数は6.2倍にもなっています」

教授「低量の被曝でも、遺伝子の染色体に影響を与え、奇形、悪性腫瘍をもたらすというのは明らかです。毎年、ウクライナでは500から600人の奇形の子どもの手術をします。
1990年、ここには1100人の子供たちがいました。現在は800万人ですが、奇形の出現数は変わっていません。つまり奇形の割合は増加しています。
放射線は子供たちの遺伝子を変えつつあるのです。」

スタッフ「ここでは放射線の被害を見ることができます。日本なら見せないでしょう。この国は貧困のために情報流出を阻止する手立てがないからです。だからウクライナは世界中に、イタリアに、子供たちが癌に侵されている事実を示すのです。」

記者 「これらの子供たちはどれくらい生き延びることができるのでしょうか」

スタッフ「とても少しです。というか、多くが1歳未満で亡くなります。約10%の生存率です。」

ユリオロフ教授は休むことなく手術を続けます。全ての資材が不足している病院で。化学療法薬も鎮痛剤すら足りません。
よく見てください。看護婦はガーゼで口を覆っているだけです。ここではマスクさえ不足しているのです。

原発から100km圏内のウクライナ周辺の多くの町の子供たちがここに来ます。貧しい家族です。
ここにたどり着くために全財産を売り払ってです。

母親「息子は脳腫瘍です。」
記者 「息子さんの病気はチェルノブイリ事故によるものなのでしょうか?」
母親「私はそう思います。チェルノブイリのせいです。事故で汚染されたウクライナの環境のためです。」
記者「あなたはいつ生まれましたか」
母親「1986年です」
記者「同世代で息子さんが病気の母親を知っていますか」
母親「私の町、ミエプペトロフスカでは、私と同じ時期に出産したほとんどの母親が病気のこどもを抱えています」

外泊が許される子供たちは、ソーレッテが提供した家に泊まります。
ここにもミエプペトロフスカの子がいます。

少年 「2日前にミエプペトロフスカから来たの」
記者 「お兄さん、お姉さんはいるの?」
「三人兄弟、三人姉妹がいる」
「7人きょうだいだ。すごいね。ここにやってくる?」
「来ない」
「きっと来るよね」
「お金がないから来られない。切符を買わないといけないから」

以上です。

三度目の掲載です。
しつこいですが、これはすぐこれからのこの国の現実となるからです。
すでに被災地の子供たちの大勢が被曝し、そしてなんとも瓦礫を拡散させ焼却したがために北九州市でも鼻血の子供たちが出ています。マイコプラズマによる学級閉鎖も起きています。

この国の政府や官僚、また被曝ビジネスに狂う業界、そして研究者、原子力マフィアの前に加担する
マスコミに取っては、そんな鼻血の子供たちやセシウムを体内に取り込んでしまった子供たちの命や
赤ちゃんたちの命、国民の命より、再稼動や殺人瓦礫で「全国被曝分かち合い」が大事なのですかね。
カネが命より大事なのか。
生命よりはコストなのか、研究なのか、名声なのか、利権なのか。

もうすぐ福島市で東日本女子駅伝です。選りに選って、高校野球に続いて、福島市での開催です。
駅伝は、まだ小さな中学生から高校生たちによるものです。

親御さんがた、また学校は、子供たちの命、そのこれからの人生のために、参加させない勇気すらないのか。
この腐れ切った国が狂気に陥るなかで、国民もそれに相応しくも羊のように大人しくして、そして子どもたちを殺すのか。
では親として勇気を搾り出すときは、いったいいつなのか。

子どもの命は、赤ちゃんの命は、親のものではありません。
また自分がついているとかの言い訳はよして下さい。子供たちの闘病は独りのものなのです。
もうそろそろ、親として子は逃がすことぐらい決断しませんか。
関連記事

小沢氏9/2NHK日曜討論インタビュー

9/2NHK日曜討論「"問責可決"・政治はどう動く 政府・各党代表に問う」から小沢一郎氏の部分。
国民の生活が第一・小沢一郎代表   書き起こし「Sekilala&Zowie」から

NHK・神志名泰裕解説員 「続いて国民の生活が第一の小沢代表です。日程の関係で一昨日、話を聞きました」
神志名「よろしくお願いします」
小沢代表「よろしくどうぞ」

―――さっそく、終盤国会の問題からお聞きしたいと思うんですが、まず野田総理大臣に対する問責決議、参議院で可決をされました。どのように見ていますか?

小沢代表「我々は衆議院でまずは強行採決、三党合意なるもののなかで、その時点でその後、問責をずっと出しておったんですね。
しかし、自公がまず消費税に賛成するということになりまして、そのあと、ここのところが僕には理解できないんですが、大増税に賛成しておいて、問責とか不信任という話はまったく不可解なんですけど、いずれにしろ私どもは自民党からそういう話があったので、それはもう既に我々は消費増税に反対ということで問責決議を既に出していると。
この我々の問責決議に同調するならば、それはそれでどうぞということに最終的になって、それで我々の消費増税はけしからんと、民自公の三党の談合はけしからんという意味での問責決議案を可決したということで、私どもとしてはわれわれの主張が通ったというふうに思っています」

―――そうした取り組み方とも関連をするんですが、通常国会全体を振り返ってどうかという点ですね。国民の生活が第一、この民主党を離党してこの新しい政党を作った。存在感、これは発揮できたとお考えですか?

小沢代表「いや、我々の主張は、もちろん国会の場で色々議論し、理解されることは大事なことはもちろんですけども、一番大事なのは、それは国民の皆さんに届いているのか、理解されているのか、ということが一番の問題であって、私たちとしては、この三年前のマニフェストに全くなかった、
そしてまずは無駄を省くこと、色んな改革を断行すること、ということであって、消費税はそのあとだという我々の主張が全く覆されちゃって、それで消費増税一本やりになってしまったと。
それは国民の皆さんに対する背信行為になる。嘘をついたことになる。
これは認められないということで非常に明快な筋道の通った主張ですので、国民皆さんにもお分かり頂けたんじゃないかなと思っています」

―――国会では、消費増税のほうは反対をしたけれども成立はしたと。これから、この問題、どう対応していくんですか?

小沢代表「我々としては依然として今、消費増税をすべきではないと。
税と社会保障の一体改革と銘打ってますけれども、社会保障はどこに行ったのか、まったく見えなくなってしまって、増税一本やりになってますから、今日の経済状況、日本の経済、それから世界的経済の状況を見ても、大増税をするべきではないという要素もあります。
ですから、今度きたるべき総選挙で我々はこの増税分の消費増税は廃止すると。そのための力を国民皆さんに与えて下さいということを訴えたいと思っています」

―――それと、この通常国会、この積み残しになる可能性があるのが衆議院の選挙制度の改革の問題と、赤字国債発行法案などがありますが、端的に言ってこれはどう対応、処理すればいいとお考えですか?

小沢代表「問責決議が可決されましたので、総理自身がやはり参議院での審議に参加することは不可能に事実上なってます。
いわゆる政府提案のものについては非常に実体としては困難な状況になったと思います。
議員提案については、若干の要素が違うと思っていますけれども、まあそれも与党や自民党のどういう考え方でいるかということに結果としては影響されると思いますがね」

―――そうした問題も含めて、これから秋の政治、どういうふうに動いて行くのかという点に話を進めたいと思うんです。こちらに政治日程を書いてありますが、主なものは。もっとも有権者のほうが関心があるのは、野田総理大臣が『近いうちに信を問う』衆議院の解散総選挙の時期、小沢代表はどの時期だというふうに考えていますか?

小沢代表「野田総理がなんと言ったかは、これは密室の話ですから分かりませんけれども、総選挙の時期はここに書いてあります代表選と総裁選、これで誰になるのかということでも違うんじゃないでしょうか。
ただ常識的には予算編成の前にするのか、後にするのかということだろうと思いますけどもね。
ただ、国会や政府行政のあれとは別に、国民の皆さんの気持ちからすると、もうこんな状況では、そろそろ国民の信を問えという声が強くなってくるんじゃないでしょうかね」

―――なるほど。この秋は。そこで、次の衆議院選挙をにらんで、小沢代表のところ、各地域の地域政党との連携。これを模索をしていると思うんですが、なかでも大阪維新の会。秋には新党を結成する動きがでています。これについて、維新の会との連携、どういうふうにやっていくんですか?

小沢代表「あの、今の国民の皆さんの心理は長い長い自民党政治ではもうダメだと。自分達の暮らしを守れないと。だから思い切って民主党に政権を任せてみようということで三年前の政権交代だったと思うんですね。
ところが、民主党にやらせてみたけども、約束は守らない。やるのは増税だけと。
こんなんじゃダメだと。
ですから、既成政党に対して、民主党、自民党、公明党も含めて既成政党に対しては拒否反応は非常に強いと思うんです。
ということは、そうでない、本当にやってくれそうな新しいグループ集団を期待するというのが国民の心理だと思います。その一番の受け皿になっているのが大阪維新の会だと思いますね。
ただ、新しい我々も含めて、色んなグループがお互いにぶつかりあって単独でやっていても、それは政権を取るということにはなりませんので、私は維新とは限らず、やはりこのままの民主党政権ではダメ、もちろん自民党政権に戻してはダメ、という考えの人たちがやはり力を合わせて国民皆さんの意思を受け止めるようなグループを作ることが大事じゃないかなと。
なにも一つの党になる必要はないですけど、協力し合うという体制を作ることが大事だと思います」

―――地域政党含めて連合

小沢代表「そうです。色んな政党ですね」

―――そのなかでも維新の会側は幹部の方の中では小沢代表の党と連携に慎重な発言を聞きますが、その点はどうなんでしょう?

小沢代表「それは色々意見はあると思います。ですから、維新の会が自分らで単独で政権を取るというんであれば、それはそれでしょうがないことですけれども、
客観情勢からすると、維新の会であれ、我々であれ、どこであれ、単独で過半数を取って政権を担うというところまではまだいってないと思うんです。
そうしますと、やっぱり国民の皆さんの思いは、それぞれ競合してぶつかりあってじゃなくて、力を合わせて国民のために頑張ってくださいよというのが、私は素直な国民の声だと思いますので、
私はその趣旨に従って出来る限り協力できるように力をしたいと思います」

―――あと、政治課題についてお聞きしたいと思うんですが、原発ゼロ、消費増税反対、地域主権ですね。この三つを挙げています。端的に言って、このうち一つ、代表的にお聞きしたいと思うんですが、消費増税、これについて反対と。法律ですね。それを言った場合、

小沢代表「増税は廃止ね」

―――廃止ですね。その場合、じゃあ財源はどうなるのか?これは具体的に示す必要があると思うんですが。

小沢代表「よく言い古された話なんですけどね。
財源、ないないと言っている人は、政治家もマスコミも評論家も学者も含めて、今までずっと半世紀以上続けてきた自民党のやり方、行政の仕組み、それをそのまんまにしたことを前提にしてしゃべっているんですね。
わたしたちはその行政の仕組みも何も、予算の編成のやり方も変えますということを国民に訴えて政権を受けたわけです。
私どもはその民主党の本来の主張をこれからも国民の皆さんに訴える。
そして、具体的にまず言えば、予算の中で40兆円は色々な形で政治的な選択、決断のできる対象です。そのなかで、相当な無駄遣いがあります」

―――40兆の中で?

小沢代表「40兆の中で。ですから私たちはそれで政治的な優先順位をきちんと決めて、無駄を省けば、十分財源は出てくると思っています」

―――最後に1点。衆議院選挙の話に戻りますが、小沢さんの新党、これ何人ぐらいの規模の候補者を擁立したいのか、どうなんでしょう?

小沢代表「来週には、現職の人の予定者を決めたいと思っていますが、その後、順次増やして、出来れば100人前後を我が党だけで擁立できるようにしたいと思っています」

―――はい。ありがとうございました

小沢代表「ありがとうございます」
関連記事

植草9/1講演「生活が第一」支援集会

植草

9月1日、東京都荒川区にあるサンパール荒川で、「「国民の生活が第一」を支援する市民大集会」
外務省OBの孫崎享氏がゲスト講演をされ、平野貞夫元参院議員が総括講演をされた。私は基調講演をさせていただいた。  植草一秀    

みなさまこんばんは。ただいまご紹介いただきました植草一秀でございます。
本日は9月1日の防災の日の大変お忙しいなか、このように多数の皆様のご臨席を賜りまして誠にありがとうございます。また集会の企画、準備にご尽力くださいました市民の会の皆様には心から感謝申し上げます。

諸先輩が多数お見えになられておられますなかで基調報告をさせていただくことは誠に僭越で有り、力不足でありますことは十分にわきまえております。
ただ、日本の政治を本当の意味で、主権者である国民のためのもの、国民の生活が第一と考えるものにするために、何をしたらよいのか、何をどのように変えるべきであるのか、という問題を、これまで、私なりに懸命に考えて参りました。
そこで、本日は、その一端を皆さまにひとつの視点として提示申し上げ、これからの大変重要な政治運動のきかっけとなる問題提起をせよとの主催者のお考えであると受け止めさせていただき、誠に僭越ではございますが、ひとつの問題提起をさせていただきたく思います。

冒頭に際しまして、本日の市民集会、ならびに、新党「国民の生活が第一」の未来と名誉のためにひとことお断りをさせていただきます。
それは、私が正真正銘の無実潔白であるということであります。
いわれなき不名誉の濡れ衣を着せられましたが、これがいわゆる”Character Assassination”、日本をこれまで支配し続けてきた権力者による「人物破壊工作」によるものであるということでございます。

オランダの政治学者カレル・ヴァン・ウォルフレン教授は、著書『誰が小沢一郎を殺すのか?』におきまして、日本政治に対する許されざる介入として「人物破壊工作」が実行されてきたことを広く世に知らしめました。
このような不当な権力の濫用によって日本政治の刷新が妨害され、天下の正道が歪められることは決して許されることではないことを冒頭に申し上げさせていただきます。
同時に、こうした多くの冤罪・政治謀略事案という、いわゆる『知られざる真実』を、皆様が正確に洞察賜りますことを、冒頭に強くお願い申し上げさせていただきます。

 政権交代を実現させたもの

さて、“I have a dream.”の言葉で、人種差別撤廃を訴えたアフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者であったマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の演説はよく知られています。
これに匹敵する、歴史に残る名演説を示されたのが小沢一郎代表であります。

小沢代表は次の言葉を示されました。

「私には夢があります。
が企画した、まるで金太郎あめのような町ではなく、地域の特色にあった町作りの中で、お年寄りも小さな子供たちも近所の人も、お互いがきずなで結ばれて助け合う社会。
青空や広い海、野山に囲まれた田園と大勢の人たちが集う都市が調和を保ち、どこでも一家だんらんの姿が見られる日本。
その一方で個人個人が自らの意見を持ち、諸外国とも堂々と渡り合う自立した国家日本。
そのような日本に作り直したいというのが、私の夢であります。」

小沢代表は2010年9月14日の民主党代表選に際して、こう話されました。

官僚が支配し、官僚が天下りやわたりの利権を手放そうとしない日本、
市場原理にすべてを委ね、弱いものは死ねと言わんばかりの冷酷無比な弱肉強食社会を奨励する日本、
そして、はしの上げ下げまでを支配し、戦後67年の時間が経過しようというのに、いまだに日本領土を基地として占領し続けようとする米国に正々堂々とモノを言えない日本。

こうした、米国、官僚、大資本が支配する日本政治の基本構造を、根幹から刷新すること、米官業による支配を打破し、主権者である国民が主役の、主権者である国民のための政治を実現すること。

これが、2009年8月30日の総選挙に国民が託した意思でありました。

政権交代を牽引した原動力は、小沢代表が提示した「国民の生活が第一」という言葉に示された、日本政治を一新するとの、明確な理念と政策方針でありました。
そして、政権交代を成就させた力とは、この、新しい政治実現に向けての提案に賛同し、総選挙で、その意思を明示した主権者国民の投票行動でありました。

これが政権交代の大業成就の基本構造であり、それは、小沢代表が提示する日本政治一新の方針と、これを積極支持した主権者国民とのコラボレーションによるたまものであったのです。

 政権交代の偉業を破壊した野田政権

日本政治史上、初めて打ち立てられたとも言える、この偉業、金字塔を、根幹から破壊した者たちがおります。
それは、言うまでもなく、いまの野田政権であります。

2009年8月の選挙戦のさなか、野田佳彦氏はこう言いました。
「鳩山さんが四年間消費税を引き上げないと言ったのは、そこなんです。シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。」

そして、岡田克也さんはこう言いました。
「財源がないという批判もある。私たちは、208兆円ある一般会計と特別会計、このなかで、約9兆円の金を作り出すと言っている。与党はそんなことできっこないと言う。できっこないのは与党だ。
彼らは自分たちができないからできないと言っている。私たちはそれをやる。一から制度を見直せばできるんです、みなさん!」
岡田克也さんが2009年8月11日に千葉県柏駅前で行ったこの街頭演説動画には、「私達の魂がこもったマニフェスト」という題名が付けられています。

しかし、その後の結果から見れば、この動画のタイトルは「私達のペテンがこもったマニフェスト」というものであります。

野田佳彦氏は主権者国民に公言したことの正反対の行動、すなわち、シロアリ退治なき消費増税を強引に推進してきました。
野田氏は民主党内で消費増税反対意見が多数であるにもかかわらず、多数決採決をせずに党の方針を決め、2009年の選挙で消費増税を公約として掲げて惨敗した自民、公明両党という野党と結託して、国会でこの法律を可決するという、憲政の常道に泥を塗る行為に及んだのであります。

こうした民主主義の根幹を踏みにじる行為が示されたのは、消費増税問題だけではありません。
TPPが然り、原発再稼働が然り、沖縄での米軍基地建設方針が然り、そして、オスプレイの受け入れが然り、であります。

何よりも重大な誤りは、日本国憲法が定める、民主主義のルール、デュープロセスを踏みにじっていることであります。

野田佳彦氏は、「国民に不人気のことであっても政治が責任をもって進めなければならないことがあります」と言います。うっかりすると、正しい言葉のように聞こえてしまいますが、とんでもない間違いであります。
国民に不人気であっても政治が責任をもってやらなければならないことがあるなら、それを国民に語り、そして、国民の同意を得て進める。
これが民主主義のプロセスです。
国民に語りもしないどころか、国民に絶対にやらないと約束したことを、説明もせずに、同意も得ることなく実行してしまうのでは、単なる不届き者にすぎません。

 第一極を担う「国民の生活が第一」

小沢代表を始めとする民主党国会議員が、この詐欺師集団の政党を離脱して新党を創設したことは、主権者国民にとって心から歓迎されることであります。

本来は、この正統性を有する小沢代表を軸とする議員が民主党に留まる一方、国民を騙し、日本の民主主義を汚した悪徳議員集団が民主党を離党して、「悪徳民主党」などにでも名称を変更して活動するべきところですが、悪がはびこるのが世の常でありまして、節を屈して、この新党が創設されたものと考えます。
この新党は、言わば「怒り新党」と言うべきものであります。

メディアは、「第三極はどこか」などと騒いでありますが、およそ見当違いの論が振り撒かれているわけであります。
2009年の選挙を通じて国民が第一極に選出した存在は、米国、官僚、大資本による政治支配を断ち切り、主権者である国民が主役であり、主権者である国民のための政治を実現することを掲げた政治勢力、「国民の生活が第一」を真摯に実践する政治勢力であります。

現在の分立した政治勢力のなかで、これに該当するのは、「国民の生活が第一」をおいて他にはありません。
すなわち、現時点において第一極の地位を占めているのは「国民の生活が第一」を主軸とする政治勢力であるとするのが、ものごとの正しい見方なのであります。

そして、第二極が、2009年総選挙で惨敗した、米国、官僚、大資本による日本政治支配を今後も維持、継続しようと考える勢力であります。
具体的に言えば、これが自民、公明の両党でありますが、現在の民主党は、すべての政権公約を投げ出し、米国、官僚、大資本のための政治、守旧政治に完全に回帰しているわけで、この民自公密室談合・大政翼賛勢力こそ、この第二極にあたるものであります。

第三極として取り沙汰されている存在は、メディアが人為的に、そして、無理に創り出している虚構にすぎません。

原発再稼働を絶対に認めないとしていたのが、いつの間にか原発再稼働を容認し、がれきの拡散を容認しないと言っていたはずが、いつの間にか、がれきの拡散を促進する存在になっている勢力など、信用するに値しない存在であります。

 反消費増税・脱原発を争点とする総選挙

こうしたなかで、野田佳彦氏に対する問責決議案が参議院で可決され、野田政権はすでに完全なる「死に体」に陥っております。
総選挙後に現在の悪徳民主党が、超弱小政党に陥ることは確実であると考えられますが、主権者である私たちは、直ちに次の総選挙に向けての積極的な行動を開始しなければなりません。

次の選挙の最重要争点として何を掲げるのか。そして、その選挙で勝利を得るために、具体的に何をすればよいのか。こうした現実の問題に目を振り向け、正しい行動に直ちに着手する積極さ、柔軟さを発揮しなければなりません。

「国民の生活が第一」との視点に立てば、国民を騙し打ちにし、経済を大混乱に陥れることが確実で、格差問題をより深刻にする消費増税を、まずは、確実に白紙に戻させることが必要不可欠であります。

そして、福島第一原発事故による放射能汚染がいまも日本国民全体に底知れぬ恐怖を与え続けている現実を踏まえれば、私たちが脱原発の方針を定めるべきことは、言うまでもないことであります。
そして、このような重大な決定を行う権限を有するのは、主権者の信託を受けていない詐欺師集団の政権ではなく、主権者国民自身、そして主権者国民の信託を受けた政権でなければならないことも言うまでもありません。

反消費増税、脱原発という旗を掲げ、この旗の下に集結できる政治勢力が連携して、消費増税推進、原発再稼働推進の勢力に正面から対峙し、必ずこれを撃破しなければなりません。

 全小選挙区に統一戦線候補者を擁立せよ

そのためには「国民の生活が第一」が幹となり、反消費増税、脱原発の旗の下に集結できる政治勢力が「日本版オリーブの木」として統一戦線を構築し、民自公密室談合・大政翼賛勢力を必ず撃破してゆかなくてはなりません。

具体的には全国300選挙区、あるいは、定数が減っての295選挙区に、統一戦線候補者を一人ずつ擁立し、反消費増税、脱原発に賛同する主権者国民が、その統一戦線候補者の当選に向けて全力を注いでゆく必要があります。

異なる政治勢力が統一戦線を構築することは容易なことではありませんが、この国の政治を主権者である国民のためのものに変えるという、大きな目標を実現するためには、「小異を残して大同につく」英断が必要になります。

私は、反消費増税、脱原発、反TPPの方針に賛同する主権者国民による政治運動として、「主権者国民連合」の政治運動を提唱しております。
特定の政党だけを支援するのではなく、主権者である国民が希求する政策を実行、実現する政治勢力を、党派を超えて支援するものであります。
現実政治を望ましい方向に誘導してゆくための、こうした市民による政治活動が極めて重要な意味をもつ局面を迎えていると感じております。

TPPの問題も日本の根幹を破壊してしまう重大な側面を有しており、極めて重要なテーマでありますので、選挙協力に支障を来すことなく、反消費増税、脱原発の旗とともにこの旗をも掲げることができますならば、新党「国民の生活が第一」には、反TPPの方針もしっかりと掲げていただきたく思います。

主権者国民をないがしろにする消費増税を許してはなりません。国民を滅亡させるリスクを伴う原発を存続させるわけにもいきません。

そして、私たちには夢があります。
日本の政治が、米国や官僚、大資本のためだけに存在している現状を打破し、真に主権者国民のための存在に変革すること。
そのなかで、「共生の哲学」が確実に生かされ、すべての国民が幸福を享受できる社会を実現すること。

この夢を実現するために、まずは、私たちが、「国民の生活が第一」を主軸にする政治勢力の、迫りくる総選挙での大躍進を実現するために、全力を注がねばなりません。
そのための私たち主権者国民、市民の積極的な政治運動が強く求められているのです。

ありがとうございました。
関連記事

 | HOME | 

 

プロフィール

もうすぐ北風

Author:もうすぐ北風
こんにちは。
いろんな旅を続けています。
ゆきさきを決めてないなら、しばらく一緒に歩きましょうか。

最新記事(引用転載フリー)

カテゴリ

経済一般 (118)
経済一般~2012冬まで (161)
日本の経済 (224)
通貨戦争 (70)
ショック・ドクトリン (12)
震災関係 (23)
原発事故発生 (112)
事故と放射能2011 (165)
放射能汚染2012 (192)
汚染列島2013-14 (146)
汚染列島2015-16 (13)
福島の声 (127)
チェリノブイリからの声 (27)
政治 (413)
沖縄 (93)
社会 (316)
小沢一郎と「生活の党」 (232)
健康と食 (88)
環境と地球の歴史 (28)
未分類 (175)
脳卒中と入院 (7)

カウンター

最新コメント

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク

このブログをリンクに追加する

カレンダー

08 | 2012/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

最新トラックバック

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

Template by たけやん