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福島意見公聴会:二瓶さん

  8.1福島:エネルギー意見公聴会の発言 二瓶さん   書き起こし「kiikochan」ブログから

会津若松市から来ました二瓶と申します。
えっと、職業も言えという事なので、私は現在無職です。年金で細々と生活しております。
自他共に認める善良な市民であります。

先程大臣(細野)がおっしゃった、
「福島県の聴取会は特別なんだ」という事を再三おっしゃいました。
私は、福島県での今日の発言者の用紙を拝見すると、
もう、圧倒的に「原発を無くしてくれ」という声が多いんですが、
そういう声の、圧倒的な声の中に来られるんで、その覚悟でいらっしゃったと思うんですけれども、
ま、それで「何とか聞き終わった」と「これでよし」という事になっては大変困ります。
わたしも、
これが政府の原発再開のアリバイ作りに利用されるんではないかという不安を内心持ちながら、
参加させていただきました。

まず私は、発言のこの趣旨にある一部を訂正させていただきます。
8番なんですが、
「全国原発全てを速やかに廃炉にすべき」と書きましたが、これはですね、私はやはり、
「全国全ての原発を直ちに廃炉にすべき」というふうに改めさせていただきます。

ま、理由なんかどうでもいいのかもしれませんけれども、あえて理由を言わせていただきますと、
理由には私の原発に対する思いが込められていますんで、
理由を言わせていただきます。

私自身会津若松に住んでおりまして、
原発事故が起きるまでは正直、不安を持っていましたけれども、
原発のことを真剣に考えてきたか?と言われると、
「そうではなかった」という反省があります。

それというのも、原発がある原発立地でですね、
普段の生活を送っておられる方、それも沢山いらっしゃるんで、
「さほど心配なことはないのかなぁ」というふうに考えてきました。

ところが昨年原発事故が起きました。
これは世界の原発政策を揺るがしかねないというか、
揺るがす大事故だった訳ですよね。

結果的に自分は、結果的にですよ、
傍観者にすぎなかったという事を反省させられ、大いに恥いった次第です。

原発事故は戦争と共通する一面があります。
どちらも国策として推進され、私たち個人には選択する余地がありません。
よく生活にはリスクが付きものだし、原発も同じという人もいます。
しかし、たいていのリスクは意思によって避けることができます。

しかし一方、戦争や原発事故は否が応でも巻き込まれる
その点で決定的な違いがあります。
第二次大戦中、命懸けで反戦を貫いた人々がいて、
この人々が戦後日本の良心として内外の尊敬を集めたことを知りました。
結果として、戦争に加担したことを多くの人々が反省した筈です。

マスコミも例外ではありません。
国策のイデオロームとなった自らを反省したはずです。
その事を考えた時、言論の自由、表現の自由が保証された今、
わたしは「一字一句自分に正直でありたい」そう思ったことがですね、訂正の理由であります。

時間が後1分しかないようなんで、急いで私のここで本当に言わんとする事を申し上げます。

3点考えてきました。

まず、第一は
使用済み燃料の安全な処理方法もなく、
いったん事故が起きれば人類の手に負えないことが明らかになった原発は、
直ちに全て廃炉にすべきです。

「原発がなければ、経済の停滞や工場の海外流出による産業の空洞化を招く」という
わけのわからない人もいますけれども、
福島の現実は原発があったが故に起きた事であり、
人類の生存を危険にさらした選択などあり得る筈がありません!

第二に、
法治国家の常識として今回の大事故の責任の所在を明らかにすることです。
必要な準備義務を怠った組織はもちろん、個人にも相応の処罰を下すべきです。

事故の原因を作った東電、メーカー、施工業者、政府官僚、学会に対する国民の根深い不信は
時間が経過すれば解消するというものではありません。

責任が曖昧なままでは、よくテレビで見るように
深々と頭を下げて「申し訳ございませんでした」ということでは、
同じ過ちが繰り返されるに違いないからです。


されに事故後次々と明らかになった情報隠しについても、
関わった責任者をさかのぼって罰する。

たとえば「情報を隠蔽して国民生活を危険にさらした罪」等の法律を作るべきです。

すみません、拍手で中断させられますので
まとめて下さいという事なので拍手の時間を頂いて最後述べさせていただきます。

第三には冒頭の政府説明にもあったように、
原発からクリーンへというのであれば、
選択肢三つのシナリオを並列的に置いて、
あたかも「ゼロシナリオは難しいですよ」と言わんばかりのそういうやり方ではダメです。

クリーンエネルギーをしっかりと柱に据えて、思想実現のために知恵を絞るのが
原発事故で世界を震え上がらせた我が国の責務ではないでしょうか!

世界はもはや脱原発へのとどめることができない大きな流れになっています。

以上私の意見を述べさせていただきましたが、
原発を全廃してほしいのは大多数の
ま、100%とは言いませんけれども99.8%ぐらいですか、の、
福島県民の心底からの願いであることを強く、マスコミの皆様方には
福島を見捨てることなく、報道していただきたい

この事をお願いして発言を終わります。
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「健康被害ない」と広報を、爆発直後、福島県が東電に要請!

 佐藤雄平が知事の福島県庁は、原発事故直後から住民の安全を守るどころか、騙して被曝を拡大させてきた。

 SPEED1を出さないように政府に要請。
 あとでFAXもメールも破棄、隠蔽。
 学校20mCvを政府に要請。
 山下俊一を雇って安全キャンペーンをはり、住民を騙し分断化した。
 県内産を優先販売するよう県JAと共に小売に圧力。
 隣接県医師会に、福島県民の放射能に起因すると思われる健康障害を診察しないよう圧力。
 公共施設を県外避難相談、県外療養相談などに使わせないよう指示。

 まだまだあるが、またひとつバレた。
 せめて県職員、市町村職員はしっかりしてほしい。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
   「健康被害ない」と広報を、爆発直後、福島県が東電に要請か   8/9  河北新報


 福島第1原発3号機で昨年3月14日に起きた水素爆発の直後、福島県が東京電力に「健康被害の心配はない」とする文言を報道発表資料に記載するよう要請していたことが8日、東電が報道関係者に公開している社内テレビ会議の録画映像で分かった。

 映像によると、昨年3月14日午後1時20分ごろ、東電広報班が同社福島事務所からの依頼として「3号機の爆発に関するプレス(報道発表)文に、福島県知事から『いま北西の風が吹いており、観測された放射線量から健康に被害が出る心配はない』という文言を入れたい、入れてほしいという話があった」と東電本店非常災害対策室に連絡した。

 対策室は健康被害に言及することに難色を示し、「(放射性物質が風に)揺られて戻ってくることもある。拡散作用で薄くなっているとは思うが(健康被害の心配はないと)言い切るのはリスキー(危険)だ」と指摘。「(首相)官邸に県知事からこういう意見が出てますと言ってほしい」と回答して結局、報道発表資料に記載されなかった。

 3号機の水素爆発は14日午前11時ごろ発生。文部科学省所管の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の拡散予測データでは、14日は午前中から太平洋方向への西風が吹いていたが、同日深夜に風向きが南に変わり、翌15日昼すぎには西や北西など内陸方向に吹いていた。

 県原子力安全対策課は「当時の状況や経緯は分からないが、根拠にした線量は東電の測定データだと推測される。一般的に東電の報道発表の表現について助言したり、感想を述べたりすることはある」と話している。
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県といわき市は勿来海水浴場を再開

独新聞

 福島県といわき市は勿来(なこそ)の海水浴場再開を許可した。
 健康と安全への行政の責任はどこへいってしまったのだろう。
 あくまで安全キャンペーンのみを進める。
 政府と東電にこんなひどい目にあわされても、ブレーキなきアクセルのみの放射能安全行政!
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 シュツットガルト新聞「福島の海で水遊び」  8/7  翻訳書き起こし「Entelchen」のブログから

ドイツ人の友達が「読んでいて気持ち悪くなった」と言いながら、シュトゥットガルト新聞の切り抜きを持ってきてくれました。
「チェルノブイリではソ連政府は”大事故が起こったから被害を最小限に留めるようにしよう”と言う対策を取ったけど、日本政府は”実は大事故が起こったんだけどなるべく被害はなかったことに見せよう”と言う対策を取っているんだね」と...。

******以下記事和訳*****

  福島の海で水遊び

原発事故からようやく一年半が経とうかという時に福島で初めての海開きが行われた。本当に何の心配もなく海水浴をしていいのだろうか?

カラフルな浮き輪を持って波間で水遊びを楽しむ子供達。大人達は浜辺に寝転がって日光浴。一見典型的な夏の一日の光景である。しかしこの詩情は見かけ騙しのものなのだ。
と言うのも大きなブルーの看板を見ればわかるとおり、ここは普通の海岸ではない。Welcome to Fukushima の文字。ここからわずか65キロ北に行ったところに16ヶ月前津波を伴った地震のために三基の原子炉がメルトダウンを起こし、世界中を震撼させた原発があるのだ。

いわき市の勿来(なこそ)海岸は原発事故後心配される放射能汚染にも関わらず福島県内で行政が再開を許した最初のそして唯一の海岸である。
かつてこの海岸には盛夏ともなると白砂と周辺の豊かな緑を求めて、大勢の行楽客が押し寄せた。
しかし今日はわずか200人あまりの海水浴客が見られるだけである。とは言えその中には子供の姿が多い。

「放射能のことを四六時中心配したら何も出来なくなってしまう」と言うのは2歳の娘を腕に抱く女性。
家にこもっていることに耐え切れなくなり、家族連れ立って勿来海岸に来た。一番近場だったからだそうだ。
「私達は庭で採れる野菜も食べていますし、子供達は学校のプールにも入っています。」

ボーイフレンドと浜辺に寝そべっていた若い女性は海水浴客が少ないことに驚き、「放射能のことは全く考えませんでした」と話す。
また年金生活者だという客は「ここの線量は私たちが住んでいる場所よりもずっと低いのですよ」と言う。
彼は福島第一原発近郊の立ち入り禁止区域楢葉町の出身、二人の孫娘を連れて海岸を訪れた。

公式観測によれば、実際この日の空中線量は人体に害があるとされる数値、また多くの国々の自然放射線量よりもはるかに低い。
地元の役所は海水浴をしてもまったく心配ないと発表した。しかし海中の放射線量は明かされなかった

また地元の環境保護団体が、砂浜から少し離れた茂みで高い線量を計測していることを市の役人も認めている。
ただしその場所を閉鎖する計画はないそうだ。と言っても住民の不安をあっさり否定するつもりもないと言う。
「確かに市は再び海開きを行いましたが、一人一人に自分で判断を行っていただきたいです。そもそも放射能の心配をしている人はここには来ませんし。」そしてそう言う人は本当に多い。
ある旅館の経営者は、原発事故以来予約はわずかになったと悔やむ。「かつて夏は駐車場はいっぱいでしたし、ホテルも宿泊予約で溢れていました。」 
しかし事故以来放射能の影響を恐れて数万人が福島県を離れた。

反原発市民運動グループ”原子力情報資料室”の研究者渡辺美紀子は行政の態度を「地域の放射能汚染にも関わらず海開きをしたり、子供達に学校のプールの使用を許可していることは問題です」と批判する。
 
メルトダウン直後、福島原発の所有者である東電は、約1万1500トンの放射能汚染水を太平洋に廃棄し、当時世界中から非難の声を浴びた。
地元の漁師達も抗議に加わった。彼らのほとんどは現在に至るまで漁業を再開できずにいる。
しかしこの件に関するテレビや新聞の報道は今日皆無に等しい。
市民団体は、役人の言うことを繰り返すだけのマスコミのあまりに無批判な態度を糾弾する。

”子供たちを放射能から守るネットワーク”の中手聖一は、今回の海開きが日本政府とマスコミによる健全な福島のイメージを伝えるためのキャンペーンの一端であると言う。
中手氏のグループは福島の子供達を全員安全な地域に移住させるよう政府に訴え続けてきたが効果はなかった。そこで今度は国際社会に訴えかけるのだ:
今ここで起こっていることはただ酷いというだけではなく、危険であり、非人間的です!
(dpa通信)
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