米国の異様さ、聞かない子も遅刻の子も逮捕
2012-07-14
以下はアメリカで保守色の強いテキサス州のことであるが、なんともアメリカの異様さと言う他ない。
関連記事「5才児を警察に逮捕させる社会」はフロリダの例でした。
米国の南部諸州と考えたいが、結構広範囲に適用されているようだ。
幼児から未成年まで、すでにアメリカは監獄国家だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ストレートA」生徒が拘留された理由 7/2 「CTBNL」から
テキサス州ウィリス市の高校3年生、ダイアン・トラン(17歳)が、法廷侮辱罪で拘留されたのは5月23日のことだった(ちなみに、米国の高校は4年制)。
ベトナム系アメリカ人のトランは、いわゆる「ストレートA」の成績優秀生徒。通知票の成績欄に一列に「A」が並ぶことが「ストレートA」の謂われであるが、日本でいう「オール5」に相当すると思っていただいてよい。いったい、「ストレートA」の真面目な高校生が、なぜ法廷侮辱罪に問われる羽目に陥ったのだろうか?
トランは、ただ成績が優秀なだけでなく、学業の傍ら複数の職場で働く勤労生徒だった。離婚した両親から見捨てられ、妹と二人で暮らすトランにとって、生きていくためには彼女が一所懸命働く以外になかったのである。
複数の仕事を掛け持ちしながら高校に通い続けることは難しかったが、「将来は医学部に進んで医師になりたい」という夢を持つトランにとって、良い成績を維持することは重要だった。試験の時だけ頑張ればよい成績を取ることが可能な日本の高校と違って、米国の高校は、日々の宿題もきちんとこなさなければならず、息を抜く暇がない。宿題に取り掛かるのはいつも仕事が終わってからだったから、「徹夜」となることもしょっちゅうだった。
と、恵まれない境遇にもめげず、17歳の少女は、一所懸命生きてきたのであるが、法廷侮辱罪で拘留されることになった理由は、「一所懸命生きてきた」こと自体にあったのだからこれほど皮肉なこともなかった。
仕事と勉強、両方とも頑張れば体に無理が来ることは避け得ず、つい寝過ごして学校に遅れたり、休んだりすることを繰り返したのである。ところが、運の悪いことに、テキサス州は、州法で学校の「無断欠席」を厳しく取り締まることを決めていた。「4週の間で3日以上、あるいは、6ヶ月の間に10日以上」無断欠席した生徒は、裁判所で判事の裁きを受ける定めとなっていたのである。
かくして「学校無断欠席」の罪に問われたトランは裁判所への出頭を命じられ、裁きを受けることとなった。その場は判事のお説教を受けた後、「今回は勘弁してやるが、次ぎに同じことをしたらただでは済まさないぞ」という「警告」で許してもらったのだが、ひと月後、仕事で疲れ果てたトランは、再度無断欠席の罪を犯してしまった。「寛大な警告で済ましてやったというのに、無視して『再犯』を繰り返すとはけしからん」と怒った判事が「法廷侮辱」の罪でトランを収監、留置場に送り込んだのだった。
以上が、逆境に耐えつつストレートAの成績を維持してきた、感心な高校生が拘留された経緯であるが、テキサス州が無断欠席を初めとする生徒の不品行に「刑事罰」で対処するようになったのは1980年代末から90年代初めにかけてのことといわれている。「非行を防ぐためには、早いうちから警察・裁判等『世の中の仕組み』を実地体験させることで、その芽が小さいうちに摘んでしまう」ことがよいとする考えからだった。
さらに、「非行の芽は小さいうちに摘む」とする考えは、「どんなに軽微な非行であっても例外なく取り締まる」という、いわゆる「ゼロ・トレランス」」の考えと表・裏の関係を為すので、トランのケースの場合同情すべき事情が多々あったにもかかわらず、「一つ例外を認めたら際限がない」と、判事は(他の「悪質」な例とまったく同じく)法廷侮辱罪を適用したのだった。
というわけで、テキサスでは、学校で不品行を犯した生徒が次々に「軽犯罪法違反」等の罪状で裁判所に呼び立てられているのであるが、弱者救済を目的として結成された有志弁護士団体「テキサス・アップルシーズ」によると、同州では、「交通違反以外の軽犯罪法違反で裁判所への出頭命令を受ける未成年者」は、毎年27万5000人に上るといい、その大半は学校での不品行が占めているのである。
さらに、「ゼロ・トレランス」の原則が徹底されてきたため、いまやどの学区でも高校に警察官が常駐することが普通となっているだけでなく、「上げられる」生徒の年齢が若年化(ここまで最低は5歳)するとともに、「犯行内容」もますます軽微化している。
*授業中アルファベットの歌を大声で歌った(歌った生徒は障害児だった)
*高校生が授業中紙飛行機を飛ばした
*女子中学生が授業中香水を使った
等の事例が、「犯罪を犯した」と裁判所への出頭を命じられるようになっているのである。
しかも、これらのケースで「有罪」となった場合、「犯罪記録(日本でいうところの『前科』)」が残るため、将来、進学や就職に差し支える事態も懸念されている。中学生の時、授業中、香水をシュッ、シュッとスプレイしたがために、「前科持ち」となってしまうのだから「ゼロ・トレランス」は恐ろしいのである。
幸い、トランの場合は、「一所懸命頑張っている高校生が頑張ったが故に留置場に叩き込まれた」ことが大きく報道されて判事に批判が集中。法廷侮辱罪に加えて、すべての犯罪記録が抹消されることとなった。さらに、報道されたおかげで、彼女と妹を支援するための募金も少なからず寄せられたというから「不幸中の幸い」となったのだった。
それにしても、自分の高校時代を振り返ったとき、私はサボりの常習犯であった。もしあの時代の日本がいまのテキサスと同じシステムを採用していたら、今頃、「前科数十犯」の大悪人になっていた勘定である。
関連記事「5才児を警察に逮捕させる社会」はフロリダの例でした。
米国の南部諸州と考えたいが、結構広範囲に適用されているようだ。
幼児から未成年まで、すでにアメリカは監獄国家だ。
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「ストレートA」生徒が拘留された理由 7/2 「CTBNL」から
テキサス州ウィリス市の高校3年生、ダイアン・トラン(17歳)が、法廷侮辱罪で拘留されたのは5月23日のことだった(ちなみに、米国の高校は4年制)。
ベトナム系アメリカ人のトランは、いわゆる「ストレートA」の成績優秀生徒。通知票の成績欄に一列に「A」が並ぶことが「ストレートA」の謂われであるが、日本でいう「オール5」に相当すると思っていただいてよい。いったい、「ストレートA」の真面目な高校生が、なぜ法廷侮辱罪に問われる羽目に陥ったのだろうか?
トランは、ただ成績が優秀なだけでなく、学業の傍ら複数の職場で働く勤労生徒だった。離婚した両親から見捨てられ、妹と二人で暮らすトランにとって、生きていくためには彼女が一所懸命働く以外になかったのである。
複数の仕事を掛け持ちしながら高校に通い続けることは難しかったが、「将来は医学部に進んで医師になりたい」という夢を持つトランにとって、良い成績を維持することは重要だった。試験の時だけ頑張ればよい成績を取ることが可能な日本の高校と違って、米国の高校は、日々の宿題もきちんとこなさなければならず、息を抜く暇がない。宿題に取り掛かるのはいつも仕事が終わってからだったから、「徹夜」となることもしょっちゅうだった。
と、恵まれない境遇にもめげず、17歳の少女は、一所懸命生きてきたのであるが、法廷侮辱罪で拘留されることになった理由は、「一所懸命生きてきた」こと自体にあったのだからこれほど皮肉なこともなかった。
仕事と勉強、両方とも頑張れば体に無理が来ることは避け得ず、つい寝過ごして学校に遅れたり、休んだりすることを繰り返したのである。ところが、運の悪いことに、テキサス州は、州法で学校の「無断欠席」を厳しく取り締まることを決めていた。「4週の間で3日以上、あるいは、6ヶ月の間に10日以上」無断欠席した生徒は、裁判所で判事の裁きを受ける定めとなっていたのである。
かくして「学校無断欠席」の罪に問われたトランは裁判所への出頭を命じられ、裁きを受けることとなった。その場は判事のお説教を受けた後、「今回は勘弁してやるが、次ぎに同じことをしたらただでは済まさないぞ」という「警告」で許してもらったのだが、ひと月後、仕事で疲れ果てたトランは、再度無断欠席の罪を犯してしまった。「寛大な警告で済ましてやったというのに、無視して『再犯』を繰り返すとはけしからん」と怒った判事が「法廷侮辱」の罪でトランを収監、留置場に送り込んだのだった。
以上が、逆境に耐えつつストレートAの成績を維持してきた、感心な高校生が拘留された経緯であるが、テキサス州が無断欠席を初めとする生徒の不品行に「刑事罰」で対処するようになったのは1980年代末から90年代初めにかけてのことといわれている。「非行を防ぐためには、早いうちから警察・裁判等『世の中の仕組み』を実地体験させることで、その芽が小さいうちに摘んでしまう」ことがよいとする考えからだった。
さらに、「非行の芽は小さいうちに摘む」とする考えは、「どんなに軽微な非行であっても例外なく取り締まる」という、いわゆる「ゼロ・トレランス」」の考えと表・裏の関係を為すので、トランのケースの場合同情すべき事情が多々あったにもかかわらず、「一つ例外を認めたら際限がない」と、判事は(他の「悪質」な例とまったく同じく)法廷侮辱罪を適用したのだった。
というわけで、テキサスでは、学校で不品行を犯した生徒が次々に「軽犯罪法違反」等の罪状で裁判所に呼び立てられているのであるが、弱者救済を目的として結成された有志弁護士団体「テキサス・アップルシーズ」によると、同州では、「交通違反以外の軽犯罪法違反で裁判所への出頭命令を受ける未成年者」は、毎年27万5000人に上るといい、その大半は学校での不品行が占めているのである。
さらに、「ゼロ・トレランス」の原則が徹底されてきたため、いまやどの学区でも高校に警察官が常駐することが普通となっているだけでなく、「上げられる」生徒の年齢が若年化(ここまで最低は5歳)するとともに、「犯行内容」もますます軽微化している。
*授業中アルファベットの歌を大声で歌った(歌った生徒は障害児だった)
*高校生が授業中紙飛行機を飛ばした
*女子中学生が授業中香水を使った
等の事例が、「犯罪を犯した」と裁判所への出頭を命じられるようになっているのである。
しかも、これらのケースで「有罪」となった場合、「犯罪記録(日本でいうところの『前科』)」が残るため、将来、進学や就職に差し支える事態も懸念されている。中学生の時、授業中、香水をシュッ、シュッとスプレイしたがために、「前科持ち」となってしまうのだから「ゼロ・トレランス」は恐ろしいのである。
幸い、トランの場合は、「一所懸命頑張っている高校生が頑張ったが故に留置場に叩き込まれた」ことが大きく報道されて判事に批判が集中。法廷侮辱罪に加えて、すべての犯罪記録が抹消されることとなった。さらに、報道されたおかげで、彼女と妹を支援するための募金も少なからず寄せられたというから「不幸中の幸い」となったのだった。
それにしても、自分の高校時代を振り返ったとき、私はサボりの常習犯であった。もしあの時代の日本がいまのテキサスと同じシステムを採用していたら、今頃、「前科数十犯」の大悪人になっていた勘定である。
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ワクチンを考える資料
2012-07-14
ワクチンを考える資料 6/8 佐藤内科循環器科医院院長
当方の資料を数名の国会議員、2名の県議会議員、1名の市議会議員の方々にお送りしました。
また、市役所の保健課にも届けてまいりました。
国会議員の方から、新聞で報道された「子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律(案)」は、当分審議に入る見通しは無いと聞いております。
以前、知り合いのかたから、お孫さんがときどきプチマルのようなてんかんをおこしているということで相談されたことがありました。最近、そのお孫さんが、日本脳炎の予防接種のあと、毎日発作が起こるようになったということです。やはりあるのですね。
ワクチンのあとてんかんがおこるというのは、SaneVaxの記事を翻訳して気がついたばかりでした。間に合いませんでした。
日本脳炎のワクチンには、過去に、ADEM(急性散在性脳脊髄炎)となったお子さんが出たため、接種が一時中止になったという前科があります。
最近の日本で、日本脳炎に感染して後遺症が出た人は何人いるのでしょうか。
日本脳炎ワクチン接種でADEMとなり、後遺症の出たお子さんは何人いるのでしょうか。
"ADEMとなった"と簡単にいいますが、実際にはそのお子さんは、てんかんをおこし、学校にいけなくなったのではないでしょうか。人生を不意にしてるかもしれません。
SaneVAXの犠牲者の文書で、ワクチンによる副反応の本当の姿が、初めてわかったように思います。
私はすべてのワクチンは不要だと考えています。効いていません。
私が射たれたワクチンは、種痘、猩紅熱、チフス・パラチフス、BCG、 日本脳炎、ポリオ、インフルエンザ。
成人になってからB型肝炎ウイルスワクチン。
全く、ロクでもない、ばかばかしいものばっかりです。
健康を害さなくてラッキーでした。
はしか、水痘、おたふくかぜに罹ったのは覚えています。
傷口に牛痘のウイルスを塗り込む、、いま考えると、とんでもなく危険なものです。
混乱せずにこなしてしまったヒトの免疫系がすごいと思います。
ポリオの生ワクチンを飲ませたら、ごく少数でもポリオの麻痺の患者が現れる、当たり前でしょう。
弱毒株の"弱毒"の程度は、どうやって"ヒト"で調べるのでしょうか。
小児突然死症候群はワクチンと関係ないのでしょうか?
「はしかはどうするのだ」と言うでしょう。
わたしはいらないとおもう。もしやるならば、経鼻接種したほうがいいのでは。
注射で、血流に生きたウイルスを入れるなんて、野蛮です。
麻疹は、江戸時代は20~30年周期で大流行し、死者がでました。
(鈴木則子著「江戸の流行り病 麻疹騒動ははなぜ起こったのか」)
しかし、時代が下ってくると、死者が激減してくるのです。
夏目漱石、森鴎外の小説に、麻疹の流行とか、麻疹で人が死ぬという場面は出て来ないのでは?
ヒトも含めて、現存するすべての生物は、30億年以上の年月をかけて出来てきたものです。
ヒトも大概の感染症にはやられないように、免疫を発達させてきました。
(佐渡のトキの雛に、ワクチンをするでしょうか。)
ワクチンが健康を守るというのは幻想です。
何か分からない物質の入った0.5mlで、人生を棒に振るのは馬鹿げています。
-----------------------------------------------------------------------------------------2012年6月17日記。
下に紹介いたしましたYouTubeの Vaccination: The Hidden Truth は大変興味深いものです。
YouTube Vaccination: The Hidden Truth
ワクチンによる小児の突然死、脳障害、自閉症の問題が論じられています。
日本で、百日咳ワクチンのあと脳障害が増えたという論文が紹介されています。
そして、脳障害の最良の予防法は、ワクチンのボイコット、と書かれています。
(Japanese Journal of Medical Science and Biology 1985)
はしかワクチンはSSPE(亜急性硬化性全脳炎)を減らさなかった、との言及があります。
オーストラリアで製作された90分の英語版です。日本語訳が出来るといいのですが。
1:03あたりで、麻疹のあと子供が成長すると言っています。
絵がうまくなった事例が紹介されています。
このビデオは昨年9月にアップロードされたものです。
YouTube Vaccine Nation
アメリカでワクチン被害が社会問題になってきている状況がわかります。
主に自閉症 (autism) とワクチンの関係が論じられています。
子供に針を刺す場面がくり返し出てきて、音楽が恐怖を煽る構成になっていて、良くないと思いますし、好きになれません。
そして自閉症、その他の原因を "水銀" にもっていこうとすることには抵抗を感じます。
このビデオでも生物材料(DNA、タンパク等)が問題だとは言っていますが。
しかし、そこでどんな事実が挙げられているか、どのように考えられているかということを、"取材" するのにはとても役に立ちます。
上のビデオにもありましたが、shaking baby syndrome (乳幼児子供を喜ばせようと抱き上げて振ると脳出血をおこす)はワクチンの副作用によるものだ、という認識になってきたようです。
このビデオでは、愛児が死亡したときに児童虐待とされ、冤罪に巻き込まれた夫婦の話が縦糸となっています。夫は収監されています。
(アーミッシュの人々には自閉症がない、といっているビデオがあります。)
日本でも1歳までに20~30回のワクチン接種をしようとしています。
2~3本の同時接種をせざるをえなくなります。
アメリカの後追いですか? クレージーです!
日本でB型肝炎ワクチンを定期接種に加えようとしていますが、Vaccine Nation をみると、このワクチンでの死亡例があり、問題になっていることがわかります。
赤ちゃんのうちにワクチンを接種させよう。
そうすれば副反応はおこってもわかりにくい。生まれつきだ、遺伝的なものだと言い逃れることができる。
子供も大人も健康を害せば薬は売れる。
そう思っているのでないかと疑りたくなります。
これと殆ど同じと思われる図は、近藤 誠、ひろさちや著「がん患者よ、医療地獄の犠牲になるな」および、渡辺利夫著「人間ドックが『病気』を生む」にありました。
これらのオリジナルと思われる図が、YouTubeのVaccination : The Hidden Truth に出てきましたので、ここに張り付けておきます。

これは、アメリカの死亡調査のデータです。1910年ころから麻疹による死亡率が減り始めるのです。日本で麻疹ワクチンが導入されたのが1977年です。
1985年春、ワクチン接種が徹底していたテキサス州 Corpus Christi で、麻疹の大流行があったことが紹介されております。ワクチン接種を拒否しているアーミッシュの人たちには流行しなかったとのことです。
比較的毒性の弱い、ワクチン用麻疹ウイルスの "◯◯株" といったって怪しいものです。麻疹ワクチンで、"麻疹もどき" が流行ることだってあるとおもいます。

ジフテリアによる死亡率の変化も貼り付けておきます。TOXOIDというところが現在のワクチン(3種混合の中の1つの成分)と考えていいとおもいます。

三種混合(破傷風、ジフテリア、百日咳トキソイドの混合)ワクチン接種後の死亡の分布。ワクチン接種に引き続く初期の山と、17日頃を中心とする2つの山があるように見えます。

上図はVaccine Nationに出てきたものです。イギリスで、種痘を法律で義務接種にしたら死者が増えた、ということです。それを除けば、天然痘による死者は漸減していることがわかります。
種痘により(回復したひとは)確かに2度罹りしないかもしれない。しかし、種痘した段階で死亡してしまう人がいるわけです。
全く、ジェンナーというやつは、面倒な誤解を残してくれたものです。
そして人間は、なんか、注射したがるんです。困ったものです。
(この記事は、タイトルを変え、編集を加えて残しておきます。)
当方の資料を数名の国会議員、2名の県議会議員、1名の市議会議員の方々にお送りしました。
また、市役所の保健課にも届けてまいりました。
国会議員の方から、新聞で報道された「子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律(案)」は、当分審議に入る見通しは無いと聞いております。
以前、知り合いのかたから、お孫さんがときどきプチマルのようなてんかんをおこしているということで相談されたことがありました。最近、そのお孫さんが、日本脳炎の予防接種のあと、毎日発作が起こるようになったということです。やはりあるのですね。
ワクチンのあとてんかんがおこるというのは、SaneVaxの記事を翻訳して気がついたばかりでした。間に合いませんでした。
日本脳炎のワクチンには、過去に、ADEM(急性散在性脳脊髄炎)となったお子さんが出たため、接種が一時中止になったという前科があります。
最近の日本で、日本脳炎に感染して後遺症が出た人は何人いるのでしょうか。
日本脳炎ワクチン接種でADEMとなり、後遺症の出たお子さんは何人いるのでしょうか。
"ADEMとなった"と簡単にいいますが、実際にはそのお子さんは、てんかんをおこし、学校にいけなくなったのではないでしょうか。人生を不意にしてるかもしれません。
SaneVAXの犠牲者の文書で、ワクチンによる副反応の本当の姿が、初めてわかったように思います。
私はすべてのワクチンは不要だと考えています。効いていません。
私が射たれたワクチンは、種痘、猩紅熱、チフス・パラチフス、BCG、 日本脳炎、ポリオ、インフルエンザ。
成人になってからB型肝炎ウイルスワクチン。
全く、ロクでもない、ばかばかしいものばっかりです。
健康を害さなくてラッキーでした。
はしか、水痘、おたふくかぜに罹ったのは覚えています。
傷口に牛痘のウイルスを塗り込む、、いま考えると、とんでもなく危険なものです。
混乱せずにこなしてしまったヒトの免疫系がすごいと思います。
ポリオの生ワクチンを飲ませたら、ごく少数でもポリオの麻痺の患者が現れる、当たり前でしょう。
弱毒株の"弱毒"の程度は、どうやって"ヒト"で調べるのでしょうか。
小児突然死症候群はワクチンと関係ないのでしょうか?
「はしかはどうするのだ」と言うでしょう。
わたしはいらないとおもう。もしやるならば、経鼻接種したほうがいいのでは。
注射で、血流に生きたウイルスを入れるなんて、野蛮です。
麻疹は、江戸時代は20~30年周期で大流行し、死者がでました。
(鈴木則子著「江戸の流行り病 麻疹騒動ははなぜ起こったのか」)
しかし、時代が下ってくると、死者が激減してくるのです。
夏目漱石、森鴎外の小説に、麻疹の流行とか、麻疹で人が死ぬという場面は出て来ないのでは?
ヒトも含めて、現存するすべての生物は、30億年以上の年月をかけて出来てきたものです。
ヒトも大概の感染症にはやられないように、免疫を発達させてきました。
(佐渡のトキの雛に、ワクチンをするでしょうか。)
ワクチンが健康を守るというのは幻想です。
何か分からない物質の入った0.5mlで、人生を棒に振るのは馬鹿げています。
-----------------------------------------------------------------------------------------2012年6月17日記。
下に紹介いたしましたYouTubeの Vaccination: The Hidden Truth は大変興味深いものです。
YouTube Vaccination: The Hidden Truth
ワクチンによる小児の突然死、脳障害、自閉症の問題が論じられています。
日本で、百日咳ワクチンのあと脳障害が増えたという論文が紹介されています。
そして、脳障害の最良の予防法は、ワクチンのボイコット、と書かれています。
(Japanese Journal of Medical Science and Biology 1985)
はしかワクチンはSSPE(亜急性硬化性全脳炎)を減らさなかった、との言及があります。
オーストラリアで製作された90分の英語版です。日本語訳が出来るといいのですが。
1:03あたりで、麻疹のあと子供が成長すると言っています。
絵がうまくなった事例が紹介されています。
このビデオは昨年9月にアップロードされたものです。
YouTube Vaccine Nation
アメリカでワクチン被害が社会問題になってきている状況がわかります。
主に自閉症 (autism) とワクチンの関係が論じられています。
子供に針を刺す場面がくり返し出てきて、音楽が恐怖を煽る構成になっていて、良くないと思いますし、好きになれません。
そして自閉症、その他の原因を "水銀" にもっていこうとすることには抵抗を感じます。
このビデオでも生物材料(DNA、タンパク等)が問題だとは言っていますが。
しかし、そこでどんな事実が挙げられているか、どのように考えられているかということを、"取材" するのにはとても役に立ちます。
上のビデオにもありましたが、shaking baby syndrome (乳幼児子供を喜ばせようと抱き上げて振ると脳出血をおこす)はワクチンの副作用によるものだ、という認識になってきたようです。
このビデオでは、愛児が死亡したときに児童虐待とされ、冤罪に巻き込まれた夫婦の話が縦糸となっています。夫は収監されています。
(アーミッシュの人々には自閉症がない、といっているビデオがあります。)
日本でも1歳までに20~30回のワクチン接種をしようとしています。
2~3本の同時接種をせざるをえなくなります。
アメリカの後追いですか? クレージーです!
日本でB型肝炎ワクチンを定期接種に加えようとしていますが、Vaccine Nation をみると、このワクチンでの死亡例があり、問題になっていることがわかります。
赤ちゃんのうちにワクチンを接種させよう。
そうすれば副反応はおこってもわかりにくい。生まれつきだ、遺伝的なものだと言い逃れることができる。
子供も大人も健康を害せば薬は売れる。
そう思っているのでないかと疑りたくなります。
これと殆ど同じと思われる図は、近藤 誠、ひろさちや著「がん患者よ、医療地獄の犠牲になるな」および、渡辺利夫著「人間ドックが『病気』を生む」にありました。
これらのオリジナルと思われる図が、YouTubeのVaccination : The Hidden Truth に出てきましたので、ここに張り付けておきます。

これは、アメリカの死亡調査のデータです。1910年ころから麻疹による死亡率が減り始めるのです。日本で麻疹ワクチンが導入されたのが1977年です。
1985年春、ワクチン接種が徹底していたテキサス州 Corpus Christi で、麻疹の大流行があったことが紹介されております。ワクチン接種を拒否しているアーミッシュの人たちには流行しなかったとのことです。
比較的毒性の弱い、ワクチン用麻疹ウイルスの "◯◯株" といったって怪しいものです。麻疹ワクチンで、"麻疹もどき" が流行ることだってあるとおもいます。

ジフテリアによる死亡率の変化も貼り付けておきます。TOXOIDというところが現在のワクチン(3種混合の中の1つの成分)と考えていいとおもいます。

三種混合(破傷風、ジフテリア、百日咳トキソイドの混合)ワクチン接種後の死亡の分布。ワクチン接種に引き続く初期の山と、17日頃を中心とする2つの山があるように見えます。

上図はVaccine Nationに出てきたものです。イギリスで、種痘を法律で義務接種にしたら死者が増えた、ということです。それを除けば、天然痘による死者は漸減していることがわかります。
種痘により(回復したひとは)確かに2度罹りしないかもしれない。しかし、種痘した段階で死亡してしまう人がいるわけです。
全く、ジェンナーというやつは、面倒な誤解を残してくれたものです。
そして人間は、なんか、注射したがるんです。困ったものです。
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乱用されている医療放射線機器
2012-07-14
原発事故の放射能を呼吸、食物摂取で取り入れてしまう低線量内部被曝は重大な問題になっている。
実は原発事故の前から、日本は世界一の「医療被爆」国である。
もちろん、限定照射の外部被曝で健康と命を守るためとの天秤であるから、核兵器や原発と同列には論じられない。
だが、それにしても日本の放射線検査機器は世界的には異常なほど設置され、乱用されている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「放射線のリスク なぜCT検査を受ける前に再考しないの。」 7/10 「異端医師の独り言」から
TIME誌 2012年 6月号*からです。≪≫は僕の解説。
ある医学検査は、患者に有害な放射線を当てることは事実である。それでは、どれくらい?
最近の研究は、ますます普遍化する検査に警鐘を鳴らす:
CTスキャンで、医師は脳振とうから感染症そして癌まで診断に用いる。
カリフォルニア大学の Smith-Bindmanと彼女のチームは、1996年以来、CTの使用頻度が 3倍増加していることを報告した。
小児にとりX線被爆のリスクは特に高い。
国際研究家からの最近の報告によると、落下や事故あるいは感染症の疑いで CT検査を受けた児では、脳腫瘍の発生率が 3倍、白血病の発症率は 4倍であった。
これらデータの解釈について専門家の意見は分かれる。北米の放射線学会は、発ガンの絶対的リスクは小さく、検査のメリットはリスクを凌駕すると説く。
「危険率が 3倍になっても、とても小さなことが 3倍になった」と、小児研究の著者の一人、ニューキャッスル大學の Pearceは言う。
Smith-Bindmanを含む他の放射線医は、非常に簡単に施行できるので CTは使われすぎていると指摘する;実際、多くの患者は CTを期待し、医師は見逃しが怖く、CTを依頼する。
≪世界中の CTの半数以上が日本にあるという:元を取るために、日本ではまさに乱用されている。0.5cmmの肺癌を発見できるというヘリカルCTの被爆量は、およそ倍。≫
それでも、放射線暴露にかかわるリスクゆえ、多くの医師は CTを躊躇し、検査が真に正当化されるよう再評価を望む。
Smith-Bindmanは「 We should step back and decide that if we're going to image a patient, that we justify that image foe every patient、≪適訳できないので、そのまま記します≫」と言う。
一回の胸部 CT scan(7mSv) = 1,400回の歯科 X線 = 240回の 5時間飛行 = 70,000回の空港でのスキャン = 一日一箱 19年間の喫煙
*Park A. Radiation Risk Why you should think twice before getting a CT scan. TIME June 25 2012
実は原発事故の前から、日本は世界一の「医療被爆」国である。
もちろん、限定照射の外部被曝で健康と命を守るためとの天秤であるから、核兵器や原発と同列には論じられない。
だが、それにしても日本の放射線検査機器は世界的には異常なほど設置され、乱用されている。
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「放射線のリスク なぜCT検査を受ける前に再考しないの。」 7/10 「異端医師の独り言」から
TIME誌 2012年 6月号*からです。≪≫は僕の解説。
ある医学検査は、患者に有害な放射線を当てることは事実である。それでは、どれくらい?
最近の研究は、ますます普遍化する検査に警鐘を鳴らす:
CTスキャンで、医師は脳振とうから感染症そして癌まで診断に用いる。
カリフォルニア大学の Smith-Bindmanと彼女のチームは、1996年以来、CTの使用頻度が 3倍増加していることを報告した。
小児にとりX線被爆のリスクは特に高い。
国際研究家からの最近の報告によると、落下や事故あるいは感染症の疑いで CT検査を受けた児では、脳腫瘍の発生率が 3倍、白血病の発症率は 4倍であった。
これらデータの解釈について専門家の意見は分かれる。北米の放射線学会は、発ガンの絶対的リスクは小さく、検査のメリットはリスクを凌駕すると説く。
「危険率が 3倍になっても、とても小さなことが 3倍になった」と、小児研究の著者の一人、ニューキャッスル大學の Pearceは言う。
Smith-Bindmanを含む他の放射線医は、非常に簡単に施行できるので CTは使われすぎていると指摘する;実際、多くの患者は CTを期待し、医師は見逃しが怖く、CTを依頼する。
≪世界中の CTの半数以上が日本にあるという:元を取るために、日本ではまさに乱用されている。0.5cmmの肺癌を発見できるというヘリカルCTの被爆量は、およそ倍。≫
それでも、放射線暴露にかかわるリスクゆえ、多くの医師は CTを躊躇し、検査が真に正当化されるよう再評価を望む。
Smith-Bindmanは「 We should step back and decide that if we're going to image a patient, that we justify that image foe every patient、≪適訳できないので、そのまま記します≫」と言う。
一回の胸部 CT scan(7mSv) = 1,400回の歯科 X線 = 240回の 5時間飛行 = 70,000回の空港でのスキャン = 一日一箱 19年間の喫煙
*Park A. Radiation Risk Why you should think twice before getting a CT scan. TIME June 25 2012
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