民主党分裂 民の声届かぬ歯がゆさ:東京新聞社説
2012-07-03
「国民への造反者は誰か」に続く東京新聞の社説。
これこそ。普通のまともなジャーナリストの書く社説(主張)というものだろう。
米国や財界にへつらう御用マスコミは、恥を知るべきだ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
社説 民主党分裂 民の声届かぬ歯がゆさ 7/3 東京新聞
消費税増税派だけが残る民主党に存在意義はあるのか。選挙で政権交代を果たしても、デモで訴えても、国民の声が政権に届かない歯がゆさを感じる。
消費税増税を含む社会保障と税の「一体」改革関連法案に反対した民主党の小沢一郎元代表が離党届を提出した。離党者は小沢氏を含めて衆院三十八人、参院十二人の計五十人に上り、近く新党を結成する方針だという。
政党を壊しては同調者だけで新党をつくる。小沢氏の「壊し屋」としての悪癖が出たとの見方が喧伝(けんでん)されるが、そうした切り口だけでは事の本質が見えてこない。
◆存在意義失う民主
小沢氏らの離党が意味するのは何か。端的に言えば、民主党崩壊の始まりであり、政権与党としての存在意義の喪失だ。
三年前、二〇〇九年夏の衆院選を思い出してみよう。当時、有権者を支配していたのは政権交代への渇望だった。
消えた年金、無駄な公共事業、対米追従、官僚依存。選挙を経ずに一年ごとに首相の職をたらい回しする自民党政治に対する不満は頂点に達していた。
それを変える処方箋が民主党マニフェストであり、実現する手段が民主党への政権交代だった。
選挙で信を得たマニフェストは国民との契約である。書いてあることは命懸けで実行し、書いていないことはやらないのが作法だ。
しかし、大部分の民主党議員はもはやそう思っていないようである。税金の無駄遣いをなくすことや社会保障の抜本改革は官僚らの抵抗に負けて早々に諦め、選挙で敵対した自民、公明両党と組んで消費税増税に血道を上げる。
手段のはずの政権交代が目的となり、官僚主導政治に同化した民主党議員には、自民党との違いを主張する資格も能力もない。
◆馬耳東風の再稼働
福井県おおい町では関西電力大飯原発3号機が再稼働し、臨界に達した。昨年三月の東京電力福島第一原発での事故後、長期停止していた原発の再稼働を「政治的に」決めたのは野田佳彦首相である。
安全性の徹底的な検証・確認を原発再稼働の条件にしながら、抜本的な安全対策を講じることなく再稼働を政治決断することに躊躇(ためら)いはないのだろうか。
原発依存からの脱却を政治決断できるとしたら、これまで政権党として原発を推進してきた自民党ではなく、民主党政権のはずだったが、その期待は裏切られた。
三月末から毎週末、首相官邸前で行われていた「再稼働反対」を訴えるデモは、再稼働目前の先月二十九日夜には主催者発表で二十万人(警視庁調べでは二万人弱)に膨れ上がった。
そのシュプレヒコールは、首相の耳にも「よく聞こえている」はずだが、再稼働の決断を覆すことはなかった。まさに馬耳東風だ。
暗澹(あんたん)たる気分になるのは、首相の決断もさることながら、消費税増税同様、首相の再稼働決定に反旗を翻す民主党議員が、小沢氏ら以外にほとんど見当たらないことである。
民主党議員は政策実現を忘れ、政権に安住してしまっているのではないか。自省を求めたい。
政権選択選挙でも、万単位のデモでも政治は変えられないのだろうか。そうした無力感に襲われても仕方がない状況ではある。
百年以上にわたり日本の政治・行政を牛耳り、政策の失敗にも無反省な官僚機構や政財官の利益共同体、既得権益層の岩盤はあまりにも厚い。
しかし、持続可能な社会保障の構築、税金の無駄遣い根絶、緊密で対等な日米関係、政治主導の政策決定など、民主党が衆院選マニフェストで打ち出した課題設定は間違っていなかったはずだ。
民主党と議員は政権に不慣れな故に、政策を実現する政治的力量、国民との契約をやり遂げる誠実さと熱意を欠いていた。国民が望む政策を実現するために力量のある政党と議員を選び直したい。
首相は消費税増税や原発再稼働など国民の望まない政策を強行するために政権にしがみつくのではなく、違憲・違法状態にある衆院「一票の格差」を速やかに是正した上で、可能な限り早く衆院を解散すべきである。
◆厚い岩盤穿つ忍耐
民主、自民、公明三党が消費税増税という税制の根幹で一致している以上、政権の選択肢は限られるだろう。「小沢新党」への期待もそれほど高くはなく、衆院選後もしばらくは政治の混迷が続くかもしれない。
とはいえ、ただ嘆き、忍従するだけでは政治は動かない。官僚機構や既得権益層の厚い岩盤を穿(うが)つのは、投票し、政党や議員を監視し、声を上げる、われわれ有権者の忍耐強い行動だと信じたい。
これこそ。普通のまともなジャーナリストの書く社説(主張)というものだろう。
米国や財界にへつらう御用マスコミは、恥を知るべきだ。
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社説 民主党分裂 民の声届かぬ歯がゆさ 7/3 東京新聞
消費税増税派だけが残る民主党に存在意義はあるのか。選挙で政権交代を果たしても、デモで訴えても、国民の声が政権に届かない歯がゆさを感じる。
消費税増税を含む社会保障と税の「一体」改革関連法案に反対した民主党の小沢一郎元代表が離党届を提出した。離党者は小沢氏を含めて衆院三十八人、参院十二人の計五十人に上り、近く新党を結成する方針だという。
政党を壊しては同調者だけで新党をつくる。小沢氏の「壊し屋」としての悪癖が出たとの見方が喧伝(けんでん)されるが、そうした切り口だけでは事の本質が見えてこない。
◆存在意義失う民主
小沢氏らの離党が意味するのは何か。端的に言えば、民主党崩壊の始まりであり、政権与党としての存在意義の喪失だ。
三年前、二〇〇九年夏の衆院選を思い出してみよう。当時、有権者を支配していたのは政権交代への渇望だった。
消えた年金、無駄な公共事業、対米追従、官僚依存。選挙を経ずに一年ごとに首相の職をたらい回しする自民党政治に対する不満は頂点に達していた。
それを変える処方箋が民主党マニフェストであり、実現する手段が民主党への政権交代だった。
選挙で信を得たマニフェストは国民との契約である。書いてあることは命懸けで実行し、書いていないことはやらないのが作法だ。
しかし、大部分の民主党議員はもはやそう思っていないようである。税金の無駄遣いをなくすことや社会保障の抜本改革は官僚らの抵抗に負けて早々に諦め、選挙で敵対した自民、公明両党と組んで消費税増税に血道を上げる。
手段のはずの政権交代が目的となり、官僚主導政治に同化した民主党議員には、自民党との違いを主張する資格も能力もない。
◆馬耳東風の再稼働
福井県おおい町では関西電力大飯原発3号機が再稼働し、臨界に達した。昨年三月の東京電力福島第一原発での事故後、長期停止していた原発の再稼働を「政治的に」決めたのは野田佳彦首相である。
安全性の徹底的な検証・確認を原発再稼働の条件にしながら、抜本的な安全対策を講じることなく再稼働を政治決断することに躊躇(ためら)いはないのだろうか。
原発依存からの脱却を政治決断できるとしたら、これまで政権党として原発を推進してきた自民党ではなく、民主党政権のはずだったが、その期待は裏切られた。
三月末から毎週末、首相官邸前で行われていた「再稼働反対」を訴えるデモは、再稼働目前の先月二十九日夜には主催者発表で二十万人(警視庁調べでは二万人弱)に膨れ上がった。
そのシュプレヒコールは、首相の耳にも「よく聞こえている」はずだが、再稼働の決断を覆すことはなかった。まさに馬耳東風だ。
暗澹(あんたん)たる気分になるのは、首相の決断もさることながら、消費税増税同様、首相の再稼働決定に反旗を翻す民主党議員が、小沢氏ら以外にほとんど見当たらないことである。
民主党議員は政策実現を忘れ、政権に安住してしまっているのではないか。自省を求めたい。
政権選択選挙でも、万単位のデモでも政治は変えられないのだろうか。そうした無力感に襲われても仕方がない状況ではある。
百年以上にわたり日本の政治・行政を牛耳り、政策の失敗にも無反省な官僚機構や政財官の利益共同体、既得権益層の岩盤はあまりにも厚い。
しかし、持続可能な社会保障の構築、税金の無駄遣い根絶、緊密で対等な日米関係、政治主導の政策決定など、民主党が衆院選マニフェストで打ち出した課題設定は間違っていなかったはずだ。
民主党と議員は政権に不慣れな故に、政策を実現する政治的力量、国民との契約をやり遂げる誠実さと熱意を欠いていた。国民が望む政策を実現するために力量のある政党と議員を選び直したい。
首相は消費税増税や原発再稼働など国民の望まない政策を強行するために政権にしがみつくのではなく、違憲・違法状態にある衆院「一票の格差」を速やかに是正した上で、可能な限り早く衆院を解散すべきである。
◆厚い岩盤穿つ忍耐
民主、自民、公明三党が消費税増税という税制の根幹で一致している以上、政権の選択肢は限られるだろう。「小沢新党」への期待もそれほど高くはなく、衆院選後もしばらくは政治の混迷が続くかもしれない。
とはいえ、ただ嘆き、忍従するだけでは政治は動かない。官僚機構や既得権益層の厚い岩盤を穿(うが)つのは、投票し、政党や議員を監視し、声を上げる、われわれ有権者の忍耐強い行動だと信じたい。
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小沢一郎氏7/2離党声明
2012-07-03
民主党の小沢一郎元代表が2日発表した文書の全文は以下の通り。
『民主党離党にあたって』 平成24年7月2日
先月26日に衆議院本会議で消費税の増税だけを先行する社会保障と税の一体改革関連法案の採決に際して反対票を投じた者のうち38名に加えて、同じく今回の消費税増税法案に反対している参議院議員12名の計50名の離党届を、本日、午後12時半に衆議院議員分は山岡衆議院議員が、参議院議員分は広野参議院議員が輿石幹事長に提出いたしました。
私たちは衆議院での採決に際して、国民との約束にない消費税増税を先行して強行採決することは許されない、更に消費税増税以外の私たちが政権交代で訴えた社会保障政策などは棚上げして実質的に国民との約束を消し去るという民主、自民、公明との三党合意は国民への背信行為であると主張してきました。
こうしたことから我々は採決において『行財政改革、デフレ脱却政策、社会保障政策など増税の前にやるべきことがある』と主張し反対票を投じました。
そしてこれまで、輿石幹事長には三党合意による増税先行の今回の法案の撤回を求めて、何よりも民主党が国民との約束を守り努力するという政権交代の原点に立ち返ることが最善の策であると訴えてまいりました。
週が明けて本日になるまで、三党合意を考え直し党内結束するという趣旨の話はありませんでした。
出てくるのは反対した者に対する処分の話ばかりでした。
国民との約束を守ろうとする者たちを国民との約束を棚上げにする者たちが処分するとは、本末転倒な話であります。
もはや野田総理の下での民主党は、政権交代を成し遂げた民主党ではありません。
民主、自民、公明という三大政党が官僚の言うがままに消費税増税の先行を三党合意で押し通すことは、国民から政策を選ぶ権利を奪うことであります。
三党合意とは政策の違いを国民に示し国民に政党を選んでもらうという二大政党政治、いわんや我々が目指してきた民主主義を根底から否定するものです。
私たちは事ここに至って、国民の生活が第一の政策を国民に示し、国民が政治を選択する権利を何としても確保することこそ、混迷にあるこの国を救い東日本大震災で被災された方々をはじめ国民を守る政治家としての使命であるとの決意を新たにしました。
私たちは今後、新党の立ち上げも視野に入れて、政権交代の原点に立ち返り国民が選択できる政治を構築するために、本日、民主党を離党いたしました。
衆議院議員 小沢一郎
(2012年7月2日19時45分 読売新聞)
『民主党離党にあたって』 平成24年7月2日
先月26日に衆議院本会議で消費税の増税だけを先行する社会保障と税の一体改革関連法案の採決に際して反対票を投じた者のうち38名に加えて、同じく今回の消費税増税法案に反対している参議院議員12名の計50名の離党届を、本日、午後12時半に衆議院議員分は山岡衆議院議員が、参議院議員分は広野参議院議員が輿石幹事長に提出いたしました。
私たちは衆議院での採決に際して、国民との約束にない消費税増税を先行して強行採決することは許されない、更に消費税増税以外の私たちが政権交代で訴えた社会保障政策などは棚上げして実質的に国民との約束を消し去るという民主、自民、公明との三党合意は国民への背信行為であると主張してきました。
こうしたことから我々は採決において『行財政改革、デフレ脱却政策、社会保障政策など増税の前にやるべきことがある』と主張し反対票を投じました。
そしてこれまで、輿石幹事長には三党合意による増税先行の今回の法案の撤回を求めて、何よりも民主党が国民との約束を守り努力するという政権交代の原点に立ち返ることが最善の策であると訴えてまいりました。
週が明けて本日になるまで、三党合意を考え直し党内結束するという趣旨の話はありませんでした。
出てくるのは反対した者に対する処分の話ばかりでした。
国民との約束を守ろうとする者たちを国民との約束を棚上げにする者たちが処分するとは、本末転倒な話であります。
もはや野田総理の下での民主党は、政権交代を成し遂げた民主党ではありません。
民主、自民、公明という三大政党が官僚の言うがままに消費税増税の先行を三党合意で押し通すことは、国民から政策を選ぶ権利を奪うことであります。
三党合意とは政策の違いを国民に示し国民に政党を選んでもらうという二大政党政治、いわんや我々が目指してきた民主主義を根底から否定するものです。
私たちは事ここに至って、国民の生活が第一の政策を国民に示し、国民が政治を選択する権利を何としても確保することこそ、混迷にあるこの国を救い東日本大震災で被災された方々をはじめ国民を守る政治家としての使命であるとの決意を新たにしました。
私たちは今後、新党の立ち上げも視野に入れて、政権交代の原点に立ち返り国民が選択できる政治を構築するために、本日、民主党を離党いたしました。
衆議院議員 小沢一郎
(2012年7月2日19時45分 読売新聞)
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皮下腫瘍摘出術
2012-07-03
昨年末からの五十肩も5月ころ峠からゆっくりと良くなり、あとは右肩の後ろ背中に左手が回らないくらいの不自由さはあるものの、8割くらいに回復しました。
一応の健康な日々。
今日は皮膚科の話。
3、4月前から頭の毛の下にプチッと粒状のいぼのような物ができていたのですが、クシやブラシなどかけるときに引っ掛けるせいか、徐々におおきくなり直径3、4ミリになりました。
引っ掛けたとき以外は別段の腫れも痛みもないために、格段の支障はないのですが、妻が気にして病院に行けと言うので、皮膚科に行って来ました。
医者は見て触って、「良性腫瘍です。その下の方(ひたいの端)も同じです。」とのこと。
私「じゃあ移りませんね」
医者「移りません。取るならレーザーです。4、5日間毎日消毒です。」とのこと。
私「….放置しても良いのですか。」
医者「支障がなければ……..。でも、小さくはなりません。」
てなわけでした。看護婦は普通大きくなると言う。私もそう思う。
相談して上の大きい方がクシやブラシで引っ掛けるので取ることにした。
今日やるか、予約してやるかと聞くので、今日やることにする。
準備します。とのことで数分。
ベッドで仰向け、目に目隠しする。
医者が来て「痛くはありません。麻酔の注射が刺すときに痛いだけです。」
ややしばらくし、私「全然痛くない。」
医者「まだ刺してません。」
私「わっはっは」
「今、刺します。」
私「いてて…….。」
医者「いててですが、ちょっとだけ我慢してください。」
実際、刺すときだけの痛みで、医者は上手だった。
後はレーザーメスで例によってスルメの焼ける匂い。
数分で終わり。後は看護婦が消毒して絆創膏でエンドでした。
明日から4、5日間の毎日通院と、頭を洗えないのが辛いところです。
参考までに診療明細など
初診料 270点
皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)直径2cm未満
キシロカイン注射液「1%」エビレナミン(1:100,000)含有 2mL 1662点
合計1932点 19,320円 負担額5,800円 保険外負担無し
というてん末でした。
一応の健康な日々。
今日は皮膚科の話。
3、4月前から頭の毛の下にプチッと粒状のいぼのような物ができていたのですが、クシやブラシなどかけるときに引っ掛けるせいか、徐々におおきくなり直径3、4ミリになりました。
引っ掛けたとき以外は別段の腫れも痛みもないために、格段の支障はないのですが、妻が気にして病院に行けと言うので、皮膚科に行って来ました。
医者は見て触って、「良性腫瘍です。その下の方(ひたいの端)も同じです。」とのこと。
私「じゃあ移りませんね」
医者「移りません。取るならレーザーです。4、5日間毎日消毒です。」とのこと。
私「….放置しても良いのですか。」
医者「支障がなければ……..。でも、小さくはなりません。」
てなわけでした。看護婦は普通大きくなると言う。私もそう思う。
相談して上の大きい方がクシやブラシで引っ掛けるので取ることにした。
今日やるか、予約してやるかと聞くので、今日やることにする。
準備します。とのことで数分。
ベッドで仰向け、目に目隠しする。
医者が来て「痛くはありません。麻酔の注射が刺すときに痛いだけです。」
ややしばらくし、私「全然痛くない。」
医者「まだ刺してません。」
私「わっはっは」
「今、刺します。」
私「いてて…….。」
医者「いててですが、ちょっとだけ我慢してください。」
実際、刺すときだけの痛みで、医者は上手だった。
後はレーザーメスで例によってスルメの焼ける匂い。
数分で終わり。後は看護婦が消毒して絆創膏でエンドでした。
明日から4、5日間の毎日通院と、頭を洗えないのが辛いところです。
参考までに診療明細など
初診料 270点
皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)直径2cm未満
キシロカイン注射液「1%」エビレナミン(1:100,000)含有 2mL 1662点
合計1932点 19,320円 負担額5,800円 保険外負担無し
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