米国よりも9倍も高く買う東電のガス
2012-07-31
全国の電力会社の異様な傲慢さ。
総括原価方式などの奇怪な利益保障が、異常な経費の増大を助長し、その経費額の3%を利益をとすること。それらが電力料金に割り振られるという。
普通の社会常識、経済常識で理解できない制度である。
このとんでもないカラクリについての関連ページ「電力は経費をかけるほど儲かる総括原価方式」、「地域独占、東電の利益は9割が家庭用」、「東電の電気料金値上げは絶対に許されない」も御覧ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
東電、米国の9倍で購入 7/28 赤旗
吉井議員 LNG価格を指摘
日本共産党の吉井英勝議員は27日の衆院経済産業委員会で、東京電力が、同社の子会社が設立した貿易会社から、火力発電用の液化天然ガス(LNG)を対米販売価格の8~9倍の超高値で購入している実態を示し、東電言いなりに電気料金値上げを認可した政府の姿勢をただしました。
問題の会社は、東電の子会社「TEPCOトレーディング」と三菱商事が共同出資し、オマーン産LNGの購入・販売権を有するセルト社。同社は米国向けに百万BTU(英式熱量単位)あたり2ドルで販売する一方、東電には9倍も高い18ドルで販売しています。(今年の実績)
吉井氏は、この問題で東電の広瀬直己社長が「守秘義務があり、存じ上げていない」(26日、衆院消費者問題特別委員会)と答えたことを示し、同社の隠ぺい体質を批判。枝野経産相は「厳しく調べさせていただく」「下げるように指導したい」と約束しました。
さらに吉井氏は、同じシベリア産LNGの買い取り価格が、袖ヶ浦基地(千葉県)で1トンあたり3万1719円、富津基地(同)で7万4975円と2倍も違うと指摘。「商社は東電に高く売ればもうかる。そのツケは全部消費者に回ってくる」と述べ、総括原価方式と燃料費調整制度の見直しを主張。枝野経産相は「一刻も早くこれ(制度)を変えたい」と答えました。
総括原価方式などの奇怪な利益保障が、異常な経費の増大を助長し、その経費額の3%を利益をとすること。それらが電力料金に割り振られるという。
普通の社会常識、経済常識で理解できない制度である。
このとんでもないカラクリについての関連ページ「電力は経費をかけるほど儲かる総括原価方式」、「地域独占、東電の利益は9割が家庭用」、「東電の電気料金値上げは絶対に許されない」も御覧ください。
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東電、米国の9倍で購入 7/28 赤旗
吉井議員 LNG価格を指摘
日本共産党の吉井英勝議員は27日の衆院経済産業委員会で、東京電力が、同社の子会社が設立した貿易会社から、火力発電用の液化天然ガス(LNG)を対米販売価格の8~9倍の超高値で購入している実態を示し、東電言いなりに電気料金値上げを認可した政府の姿勢をただしました。
問題の会社は、東電の子会社「TEPCOトレーディング」と三菱商事が共同出資し、オマーン産LNGの購入・販売権を有するセルト社。同社は米国向けに百万BTU(英式熱量単位)あたり2ドルで販売する一方、東電には9倍も高い18ドルで販売しています。(今年の実績)
吉井氏は、この問題で東電の広瀬直己社長が「守秘義務があり、存じ上げていない」(26日、衆院消費者問題特別委員会)と答えたことを示し、同社の隠ぺい体質を批判。枝野経産相は「厳しく調べさせていただく」「下げるように指導したい」と約束しました。
さらに吉井氏は、同じシベリア産LNGの買い取り価格が、袖ヶ浦基地(千葉県)で1トンあたり3万1719円、富津基地(同)で7万4975円と2倍も違うと指摘。「商社は東電に高く売ればもうかる。そのツケは全部消費者に回ってくる」と述べ、総括原価方式と燃料費調整制度の見直しを主張。枝野経産相は「一刻も早くこれ(制度)を変えたい」と答えました。
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脱原発デモ、国会を包囲
2012-07-30

脱原発デモ、国会を包囲 2012年7月29日 22時17分 中日新聞
東京電力福島第1原発事故を受けた抗議行動「脱原発 国会大包囲」が29日夜、東京・永田町で行われた。参加者はろうそくやペンライトを手に「原発反対」「子どもを守れ」などと訴えた。
首相官邸前での抗議を呼び掛けてきたネットワーク「首都圏反原発連合」の主催。参加者は、東電本店前やJR新橋駅周辺をデモ行進した後、移動。人波は国会議事堂を取り囲み、集会があった正門前は一時、歩道からあふれ道路を埋め尽くした。参加人数は主催者発表で、デモと国会包囲合わせて20万人。警視庁関係者は1万2500人程度としている。
家族5人で霞が関の日比谷公園からのデモに加わった横浜市の団体職員高松良成さん(34)は「デモに参加したことがないので、興味があって来た。原発はそもそも危険なもの。東京で使う電気を他県で作っているのがおかしい」と話した。
集会では、ルポライターの鎌田慧さんが「大成功です。原発に賛成の議員は国会を去ってほしい」と声をからした。与野党の国会議員ら十数人がマイクを握り、「われわれ政治家にも責任がある」「再稼働の流れを止めたい」などと述べた。
これに先立ち、同日午後3時半から日比谷公園で行われた集会では、作家の落合恵子さんが「この猛暑でも電力は不足していない。原発をゼロにし、再稼働も輸出も止めましょう」と呼び掛けた。
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一方で警察に屈従する主催者への批判が高まっている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
7.29国会包囲デモツィートの恣意的収集(結構大切な追記あり7/30) 7/29 「薔薇、または陽だまりの猫」から
並べ方は 時系列無視です
すみません
OurPlanet-TV
正しい報道ヘリの会
*このエントリーの写真は 正しい報道ヘリの会から転載
レイバーネットhttp://www.labornetjp.org/news/2012/0729shasin
7月29日、首都圏反原発連合主催の脱原発デモと国会包囲行動が取り組まれた。キャンドル行動が始まる午後7時前には、国会正門前の歩道は身動きができないほどの人波になった。人々は、手に手にロウソク・ペンライト・iPad・蛍光板など光るものをもち、リズムをとりながら一時も休むことなく「再稼働反対」のコールを続けた。年配者から若者、そして家族連れと幅広い参加だった。労組の旗も多い。午後7時すぎ、あふれる人波は自然に車道にあふれ出た。警察はカマボコ車を並べて「歩道に上がりなさい!」と警告を繰り返したが、人々の流れを止めることはできなかった。こうして午後8時まで正門前車道は「解放」状態になり、再稼動反対の声は国会に響き渡った。(M)
脱原発デモ、国会を包囲/産経
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120729/trd12072922310008-n1.htm
脱原発を訴える抗議集会が29日、東京都千代田区の日比谷公園で行われ、1万5千人超とみられる参加者が集まった。霞が関などをデモ行進した後、国会議事堂を取り囲み、キャンドルを手に「原発をなくせ」と抗議した。
毎週金曜日に抗議活動をしている団体の呼びかけで実施。インターネットの「ツイッター」などで多くの一般参加者が集まる一方、労働組合など組織的なPRも目立った。また、周辺には過激派の姿もあった。参加者のうち2人は、警備していた機動隊員に暴行したとして、公務執行妨害の現行犯で警視庁に逮捕された。
。
*大丈夫!産経は「主催者」の味方だぞ!!
田中龍作ジャーナル
http://tanakaryusaku.jp/2012/07/0004798
「集会が始まり25分ほど経った頃、警察の規制線が決壊し、歩道から車道に参加者たちが溢れ出した。国会議事堂前の広い道は市民で埋め尽くされた。『人の海』である。「再稼働反対」は地響きとなって議事堂にこだました。
警察は機動隊の輸送車を二重にして議事堂正門を塞いだ。半世紀前の大事件である国会突入が、警察幹部の頭をよぎったのだろうか。
プロによる扇動があったようだが、市民の怒りのエネルギーがなければ、国権の最高機関が脅かされる事態には至らなかった」。
*こういうところが この人の「限界」だろう。
そして
現場では・・・
原佑介@MrSARU
国会前の車道に詰めかけた大勢の参加者。
主催者のMisaoさん
「今日の国会包囲で原発が止まるわけではない。
このままでは、道路の不法占拠になり兼ねない。
この抗議を続けるためにも歩道に戻って下さい」。
しかし参加者は止まらず、主催者への暴言も。
Mademoiselle M@mikushka719
今日の国会議事堂包囲、前方は警察が道路を開放せず、人数もスゴかったのでかなり危険だった。
正直言って暴動が起きそうな場面すらあった。
あのまま怒りに任せてなだれ込まないで本当に良かったと思う。
それが一度起きれば、私達はあの場所にすら集まれなくなってしまうだろうから。
noiehoie@noiehoie
「警察の言う事だから従う必要がある」と言うのは確かに誤り。
警察の言う事だろうが、不当であればきっちり反論する必要あるし従う必要なんかない。
しかし、「警察の言う事だから従う必要はない」と言うのは誤り。
警察だろうがなんだろうが正しい事言ってりゃ、ちゃんと言う事聞かんといかん。
首都圏反原発連合@MCANjp
2人ほど逮捕された人がいたようですが、反原連の弁護士が接見に出向いております。
また、PAシステムの不備等、いたらぬ点があったこと、お詫び申し上げます。みなさん、本当にありがとう。
-------------------
でいったい この主催者たちは何をしたかったのだろう
ちょっと前まで「紫陽花革命」とかいってた人々は「革命」について
その後しっかり考えたのだろうか
スタイルの新しさは、闘いの質を保証するものではない
批判を「暴言」としか 表現できない人々のどこに「新しさ」があるのだろう
オキュパイ運動も、中東の革命も、彼らは「帰らなかった」のだ
操レッドウルフ(サンでしたか)と、彼女をシンボルに担ぐ「主催者」の「反革命」性だけは
明らかになった。と、今日のところは記しておこう。
藤波心の 度し難い・・・まあ とにかく記憶しておこう
----------------------
高橋美穂子@roarmihoko
デモ評論は本質を突いてないと思う。なぜならデモは参加して分かることが大きいから。
外側から見えるのは数とかコールの内容とか。でも列に加わってごらんよ。肩がぶつかるくらい
近い知らない人と同じ思いの丈を叫ぶ。ドラムに呼応して声が重なる。頑張って現状を変えようと
いう力がみなぎるから。
官僚はカネ返せ!汚染区封鎖し移住させろ!@no_nuke_
7・29官邸大包囲デモにて。あのお爺さんの座り込みはよかったよ。
非暴力・不服従。
あれ以上の抗議行動って、あるの? 何のためのルールなの?
非暴力・不服従で徹底抗戦するためのルールでしょ?
目的と手段を間違えちゃ何にもならないよ。
Delphin1995@Delp95
主催者MIsao「今日の国会包囲で原発が止まるわけではない。
このままでは、道路の不法占拠になり兼ねない。この抗議を続けるためにも歩道に戻って下さい」。
じゃあ、何のために皆さんはわざわざ足を運ばれたのだ。「抗議を続けるため」の抗議か?
Delphin1995@Delp95
「日和った」どころの話じゃないぞ。「権力への迎合」と「手段の目的化」がどんどん進んでいる。
モン=モジモジ@mojimoji_x
情けなくて涙出てくるな。
こんなクソみたいな流れ、絶対関西には持ち込ませない。
関東も心ある人が立ち上がるでしょうか。/でも本当はもう関西に避難してきて欲しいけどなあ。
モン=モジモジ@mojimoji_x
無残なデモ、あるいはすこぶるうまくいったイベント
モン=モジモジ@mojimoji_x
藤波心氏には、怒りというより、気の毒という感想しかない。
モン=モジモジ@mojimoji_x
やり方が違うとか、考え方が違うとかの問題じゃない。座り込みにせよ道路開放にせよ、完全なる非暴力。
それを「マナー違反」と非難することこそ、警察が弾圧しやすいように抗議者を警察に差し出す振る舞いであり、
裏切りであり、分断である。本当にどうにかしてほしい。
モン=モジモジ@mojimoji_x
反原発をダシに、反原発の実現になんの役にも立たない活動ばっかりやってる奴らってなんなの?
国民投票とか、申し入れ書提出どころか道路開放すらマナー違反呼ばわりする反原連とか。
モン=モジモジ@mojimoji_x
「田中正造さんって、直訴なんかしてホントにマナー違反ですね」「レイチェル・コリーさんも
ブルドーザーの前に座り込むなんて乱暴なことするから死んじゃうのよ」とか言うのかな
。悪夢。こんなことを言う奴は「考え方が違う」のではなくて、「まちがっている」から。完全に。
モン=モジモジ@mojimoji_x
座り込んだ爺さん、完全非暴力だったじゃねえか。なんでマナー違反とかルール守れとか言われ
なくちゃならんの。ほんと酷いよ。 ( #iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh)
モン=モジモジ@mojimoji_x
反原連周辺の幼稚な反論(暴力や権力について考えた形跡すらないことは元より、世界中の非暴力
直接行動の実例についてすら無知)には本気で怒っているし、怒るべきことです。当たり前です。
抵抗の権利を守ってきた仲間を愚弄し、逮捕の危険を増すのですから。
モン=モジモジ@mojimoji_x
付け入る隙を与えなければ逮捕されない、という嘘が流布されれば、逮捕イコール被逮捕者に隙があったと
解釈される余地をわざわざ作るという意味で、それ自体が付け入る隙なのな。犠牲者非難はやめましょう。
モン=モジモジ@mojimoji_x
先達が守ってきた路上表現の権利を、使っていながらその先達をこき下ろすという無知と厚顔さもさることながら、
権利を切り売りして警察の介入を呼び込み自分達の身の安全だけ確保して不服従の仲間を逮捕させるお膳立てして
おいて「平和的なデモですw」とか、冗談にもほどがある。
flurry@flurry
@mannin 「ほら主催者、抗議は終わったんだから早く解散させてよ」
「で、でも、この拡声器だと声が届かなくて、今日は人が多いですし……」
「はい。このホースを貸してあげるから」
whyfur@whyfur
今まで培ってきた運動が、抗ってきたことが、まちがっていることにされようとしているこの状況がおそろしい。
多数派の、自称「フツー」の人おそろしい。
whyfur@whyfur
法的根拠なく規制をかけてくるケーサツのほうが悪いにきまってるでしょうが。
みんな暴力論ノート http://www.ne.jp/asahi/anarchy/saluton/topics/perforto1.htm 100回くらい読んだ方がいいとおもう。まじめに。
山猫@yamaneko_strike
もうひとつ、国会前での解散で主催のアナウンス「御協力ありがとうございました」。
参加者は、いったい何に協力したのだろう。俺には、とんとわからない。
山猫@yamaneko_strike
国会前、20時の解散だが、肝心の国会包囲が成功したのかどうなったのか、
主催者から一言もなく、「本日の抗議は終了しました」で、なんだかふま〜〜ん
山猫@yamaneko_strike
すぐに、参加者の「ふるさと返せ!」のシュプレヒコールに転化していた RT @hokusyu82:
どうやら国会議事堂方面で警察のケツをなめながらふるさとを歌う茶番が行われたらしい。
山猫@yamaneko_strike
マイクを持つ機会があったので、野田政権打倒をシュプレヒコールした。病に倒れ、今日の行動に参加できなかった友の分まで
山猫@yamaneko_strike
今日のデモは、警察の鉄柵規制がなければ最高だったかもしれない。
団体旗・幟もあったし
RT @prspctv: 藤波心「今日のデモは最悪です。警察は悪くありません」
何目線? ( #iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh )
山猫@yamaneko_strike
しかし、総体としては、さまざまな団体が自らの旗を掲げ、それが多様な参加者と融合した、
良いアクションだったと思う。団体旗は、決して運動を阻害したりしない。
先日の代々木公園に続き、本日もそれが証明されたかに思う。
山猫@yamaneko_strike
団体旗・幟が邪魔、個人の集まりとのTWについて。これまで各団体が控えていた旗・幟が7/29は表に出てきただけ。
20万人でしょ(本当かな?)。団体旗・幟は別に邪魔でもなんでもない証明
北守@hokusyu82
白黒の画面で、アカペラの「ふるさと」をバックにスローモーションで飛び散る水しぶき、
笑顔の藤波心、パニックになる群集までみえた。@mannin
北守@hokusyu82
藤波心というアイドルが、反原連のスポークスマンから警察のスポークスマンへと昇格したらしい。
北守@hokusyu82
権力のみなさんおめでとうございます。7月29日、ついに反原発派のあいだにおいて「マナー」が内面化されました。
今後、経産省前テントの撤去や各種委員会傍聴からの締め出しが「マナー」を理由にすすめることが可能になるでしょう。
Kazuto KOSEKI@mannin
国会記者会館前で機動隊を従えホースを抱える藤波心が「再稼働反対」以外のコールしたり抗議書類を
持ってくる人を放水して追い返す動画はよ
Kazuto KOSEKI@mannin
ティーンズにセーラー服着せてふるさとを歌わせてついでにデモのマナーについて説教させるとか
おもしろいですね。大映ドラマでもそんな絵は作れないぜ。
命・愛・光(反原発!子供に明るい未来を)@mikotolovelight
とうとう、大群衆が鉄柵を押し破り、国会議事堂前の道路を埋め尽くしました!!
爆発的な再稼働反対のシュプレヒコールに、警察も手の出しようがない模様!!
物凄いコールの嵐!! 国民の怒りは抑えようが有りません!! http://pic.twitter.com/5Bq0OdJa
寺澤有@Yu_TERASAWA
首相官邸前から引きあげる途中、「主催•警視庁、出演•反原発なんたら、エキストラ•参加者のみなさん」
と言ったら、林さんと三宅さんにうけた。
RT @MrSARU: 主催者のMisaoさん「今日の国会包囲で原発が止まるわけではない。
このままでは、道路の不法占拠になり兼ねない(後略)
木星@utyutansaku
藤波心。60代のお爺さんがそんなだと私達の世代は入りにくいとか言ってたけど、
俺あんたと5か6歳しか変わらないけど、そんなイメージないぜ。
年代で決めつけるような事言うなよ。
あとあれだけ人が集まるんだから色んな人居て当然だろ。
ルールマナーとか言って自分の価値観で決めつけ過ぎんなよ。
portal311@portal311
なんで議員の話しを聞く?原発止めれず、福島も子ども達も助けられないこの人達に、
国民が言いたい事を言いに集まったんじゃないの?
YukikoTSUJIYAMA-ITOI@yukiko419
服従をマナーと呼ぶな。
雪裏の梅花@seturibaika
主催者は不当逮捕者への救援活動を一刻も早く!QT
@mojimoji_x (略)座り込みにせよ道路開放にせよ、完全なる非暴力。
それを「マナー違反」と非難することこそ、警察が弾圧しやすいように
抗議者を警察に差し出す振る舞いであり、裏切りであり、分断である。
本当にどうにかしてほしい。
宮城 康博@nagonagu
隷従の度し難い内面化がマナーという言葉を掴んだ。
曰く、警察は悪くない。悪いのは主張し抵抗する民だ。
そう悪いのは民だ、主張し抵抗し変革しないマナーの奴隷。
河野義弘@jossence
国会前。人の波で車道も開放される。主催の「マナーが悪くて残念です。警察が悪いわけではありません。」
のアナウンス。警察の過剰な規制が破られたという事実以上の問題が何かあったか?
河野義弘@jossence
国会前。人の波で車道も開放される。主催の「マナーが悪くて残念です。警察が悪いわけではありません。」の
アナウンス。警察の過剰な規制が破られたという事実以上の問題が何かあったか?
Hibikilla@hibikilla30
「国会議事堂正門前、大変混雑していますので、首相官邸前にお集まり下さい」っていう警察のアナウンスも
面白かったが、「悪い奴が居るところならどこでもいいんじゃ」というお爺さんの返しウケた。
広告屋e-booth@tigercatver2
これだけ官憲と主催側と調整が出来ていると、ケガ人や病人搬送が遅れたら、警察が責任取らないとダメだなw
警備局の幹部は左遷だろw
ぽんきん@pon_kin
国会議事堂が包囲されるという歴史的な事件を前に湧き上がるこの絶望感・虚無感・敗北感はいったいなんなんだろう・・・
竹山タル@takeiteasyya
マナー、マナーいうな。政治や財界のマナーが悪いから、こいうことになっとるんやろが。
( #iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh)
azyu@jinopeniya
どないなってんの?せっかくの日曜日の暑い日に思いを伝えに行った人の憔悴感を〜
植松青児@uematsuseiji
6/29官邸前の「決壊」の時に既に述べているので、特に新たに付け加えることはない。
要は、反原連が考える「普通の人」像と、実際に官邸前や国会前に集まる「普通の人」は
同じでないのでは。「普通の人」は反原連が考えるほどお行儀よくないよ!
サンオフィス@s_office
たしかおとといの金曜日のデモは、警察から「解散要請」があって、それに対して、
参加者から「警察だまれ」コールが上がったはず。品の良いデモをすることが目的では
無いはず。「まだ次がありますから」じゃ鼻血出している郡山の子はいつ助けられるんだろう?
t_a_kinori(廃炉街道)@ta_kinori
しかも繰り返し言っているからね RT @tari_GT: 今帰宅してIWJ見たら、セーラー服着た
司会が、「皆さん、警察は悪くありません!マナーを守ってください!マナーを
守らないのが悲しくてなりません!」と繰り返し叫んでいて、ひっくり返った。
toshi fujiwara/藤原敏史@toshi_fujiwara
マナーってのは警察の指示に従うことではないと思うが…。自発的でないとマナーではなく
ただの服従なんだが… RT @tigercatver2: 「はっきり言ってマナーが悪いです。
私はとっても残念です。警察官の誘導指示に従ってマナーを守ってデモをしてください。」byこころさん
dabitur@dabitur
これでたとえば放水で負傷者がでても「早く帰らなかった参加者が悪い」ということですよ。
そういうひとが主催からも賛同者からも出てくるよ。わかってるよね?
KazuーBun(脱原発に一票)@yabuki_k
あれ、この子はいつから警察目線でデモを見下すようになってしまったの!?!? RT @prspctv:
藤波心「今日のデモは最悪です。警察は悪くありません」 何目線? ( #iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh)
宮川 章@miyagawa17
@harada_hirofumi その点私が疑問に思うのは、主催者の人たちが、集会への参加を呼びかけるだけで、
原発について人々の意識や理解を高めるような発信をあまり行っていない点です。
みなさんは運動のリーダーなのですから、そうした発信をもっと行ってもらいたいと感じています
山本宗補@asama888
国会大包囲&再稼働反対デモ:� いまこれが最重要問題のはず。残念だが、プラカードを探すのに苦労するほど少ない。
「原子力規制委員会 原子力ムラが牛耳る人事案 白紙撤回!!」 2012年7月29日 山本宗補撮影 http://twitpic.com/ad5uvr
きか☄@nakachiyami
今日の渋谷デモ、警察のプレッシャー厳しかった。特にデモ隊と警察しかいない細い道。年輩のがっしりした警官が
真横から女性を突き飛ばした。国会包囲の警察と、雰囲気がまったく違った…
総合工作芸術家だるま森+えりこ@daleriko
7.29国会包囲網。参加人数は、警察と主催者発表とで10倍位の開きがあるらしいのでTV・新聞報道は要注意。
それにしても、一部主催者(?)が、所謂『運動系』を馬鹿にしたり罵倒したりするエゴイスティックな言動に違和感を覚える。
主流は独立した個の集合体なのであり、デモは私物ではない。♀
権田原米三@ShiraishiM1970
弁護士に接見させるのは当然だけど、「逮捕された人がいたようです」という他人事感半端ない。https://twitter.com/MCANjp/status/229613449020334080
兵頭正俊@hyodo_masatoshi
脱原発を語らせるのはいい。しかし、運動や状況といった高度なことを語らせるな。わかっていないのだから、失礼な
ことを口走ってしまい、後で後悔させることになる。せいぜい「マナーを守れ」程度しかわかっていないのだ。
間違ったことをいったら、若くても叱らないとダメだ。教えなくてはダメだ。
大木晴子(おおきせいこ)@kuronekoroku
本当の解放区は、何時!出来るのでしょうか。解散時間を警察にいわれると素直に帰る人の波。
寂しい!この国を変えるにはまだ粘り強い努力が必要だと感じました。疲れた! http://twitpic.com/ad2v98
------------------
うーーーん、私も疲れた
が、これだけは追加。
アマー@amardayo
いや、もう、ほんと……。@beyondaki 「首都圏反原発連合」を名乗る一部(特にこの2名)はヤクザまがいでどうしようもない。⇒https://twitter.com/kdxn/status/229630735110254592 …
野間易通@kdxn
今日は財務省上でフリーター労組の山口素明と園良太と下品なおばはんがハネてたので、小一時間説教しといた。
RT @bcxxx: そういう一部の不心得な参加者に「こうすべきだ」「協力してくれ」とか言う意味もないし。
街ですれ違うアカの他人と同じでしょ。
野間易通@kdxn
@stree1957 詳細がわからないので感想なし。在特会の逮捕人数よりよっぽど少ないね。
bcxxx@bcxxx
@kdxn もうアホは完全無視でいいんじゃないでしょうか。警察も勝手に対応してくれ、と。
歌舞伎町で酔っ払いが暴れてても関係ないじゃないですか。クズだなと思うだけで。それと一緒ですよ。
@bcxxx
アホが勝手なことやって勝手に逮捕されても救援とか一切する必要ないと個人的には思うけど、
ま、淡々と救援するってのもあるんですかね。ようわからん。
残念だが アマー@amardayo さんに同意するしかない。
状況によっては、ヒトラー・ユーゲントのリーダーにだってなりかねない人物みたい。
池田香代子さん、何とか言ってやったら。
----------------
ペガサス・ミラーさんからトラックバック
ありがたいので 転載します
抗議デモの効果を決める二つの要素 — 人数とメッセージの強さ
http://pegasusbis.blog35.fc2.com/blog-entry-284.html
きょうは脱原発国会包囲のネット中継を,終了直前から見始めた.ちょうど,警察の規制ラインが人の波によって決壊したところだった.主催者のミサオ・レッドウルフさんが,例のマスク姿で歩道に戻るようにと訴える.「きょうの行動だけでは原発は止められません」というようなことを叫ぶ.「じゃあ,どうしたら止められるんだ!」とヤジが飛ぶ.そのような状況が10分か20分も続いただろうか,そして主催者が「終了」を宣言する.
国会前チャンネルが静止画になってしまったので官邸前中継にチャンネルを切り替えているとそこはどちらかというと静かで,同じイベントとは思えない.国会前に戻すと,もうあっという間に集会は解散モードに切り替わっていた.なんとあっさりしていることか.「もったいない」という声も聞こえる.
野田政権は,いずれこのデモも下火になっていくのだろうとタカをくくっているのだろう.実際その恐れもある.「鉄は熱いうちに打て」という格言が気になる.
人々に訴える力は,抗議者の人数だけでなくその人たちの訴えの強さにある.それは表現のレベル,つまり行動に反映する.言葉によるだけではない「行為によるプロパガンダ」[注]である.たとえば,2時間で引き上げず官邸前の車道を占拠し続ければ逮捕者も出るだろうが,そのことはマイナスというばかりではない.逮捕も恐れず抗議の意志を示し続けたということで,それが強いメッセージとなり説得力の獲得するのである.
主催者の首都圏反原発連合としては,そのような「過激」な行動は多くの参加者にネガティブに働き,次回からの参加をためらうと思っているのだろう.しかし本当にそうだろうか?暴動のような暴力的事態に発展しない限り,逮捕されるのが「希望者」に限られる場合,つまり逮捕を避ける行動メニューが用意されている限りは,安心して参加出来るだろう.私が経験したイギリスの核兵器反対の直接行動が,参加者にまさにそのような幅広い参加形態のスペクトルを用意していた.
主催者は非暴力“直接行動”と称しているようだが,これは直接行動という言葉の誤用だろう.現在までの行動に関する限り,「表現行動」の範囲を出ない.
この恒例の官邸デモはもはや主催者の所有物ではない.参加者一人一人のものだ.それらの人々自身によって「再定義」されて行くだろう.
[注] マイケル・ランドル「市民的抵抗」(新教出版,2003年)p.134.
オリジナルでは"propaganda by the deed". Michael Randle, Civil Resistance (Fontana Press, London, 1994) p.114.

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戦後米国支配とかいらいマスコミに鉄槌を
2012-07-30
戦後から一貫して米国が日本を実行支配してきた三つの道具。
釈放した戦犯容疑者、検察特捜部、マスコミである。
これらは完全な親米利権を作り上げて、政治を支配してきた。
彼らの方針は国民のすべてが国民の利に反することであって、米国のために国民を窮乏化させる方針である。
彼らはいくら国民を無視しても、マスコミと米国がついてるからとおせると思うなら大きな間違いだ。
国民を危険にさらす原発再稼働は全国に怒りを広めており、オスプレイ配備への怒りも沖縄を始め全国に広がっている。
消費税の増税は国民の99%から収奪して1%と米国に金を廻すものだ。
国民を騙せるとマスコミは慢心しているが、マスコミを信じない国民が急増している。
99%の国民の利益を貫き、安全で平和な、幸福を追求できる生活社会とすることである。
消費税の廃止、原発の廃止、TPPを拒否すること、そして沖縄の米軍基地に出て行ってもらうことである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『戦後史の正体』を知り日本の独立を実現する 7/27 植草一秀
元外務省国際情報局長、防衛大学校教授などを歴任され、現在は精力的に執筆および情報発信活動を展開されている孫崎亨氏の新著『戦後史の正体』(創元社)が刊行された。
戦後日本はGHQの占領下に置かれた。
GHQは当初、日本の徹底的な民主化を推進した。
このなかで、財閥解体、農地解放、労働組合育成などの措置が取られた。
さらに戦争放棄の規定を持つ憲法が定められ、NHKの抜本的な改革も俎上に載せられた。
ところが、米国の外交戦略が転換され、対日占領政策は劇的な変質を遂げた。これが「逆コース」と呼ばれる占領政策の転換であった。
皮肉なことは、戦争放棄の条文を持つ日本国憲法が施行された1947年5月の直前に、米国の外交戦略の転換を象徴するトルーマン・ドクトリンが発表されたことだ。
日本の民主化措置は中断され、日本における思想統制が再開された。
また、米国は日本の再軍備の方向に占領政策を大転換させた。
戦後日本の政治は、対米隷属派と自主独立派とのせめぎ合いのなかで織りなされてきた。
1946年4月の敗戦後、初めての総選挙を受けて鳩山一郎政権が発足するはずだった。
ところが、この直前に、鳩山一郎氏は公職追放処分を受けた。棚ぼたで総理の椅子を手にしたのが吉田茂氏だった。
吉田茂氏は外相として、公職追放リストをGHQと折衝する窓口役を務めていた。実は吉田茂氏自身も、1927年の東方会議などに関与したことなどから、公職追補リストに掲載されていた。
吉田茂氏は、マッカーサー夫人にリンゴ、桃、メロン、トマト、花などの付け届けを頻繁に行うなど、公職追放逃れともいえる工作活動を展開し、見事に公職追放リストから除外されることに成功した。
他方で、鳩山一郎氏の公職追放の動きに対しては、一切の回避活動などを行わなかったと見られる。鳩山一郎氏を公職追放に誘導し、自らの公職追放を回避して、首相就任を我がものにしたのだと推察される。
1947年の憲法施行に合わせて実施された総選挙の結果、社会党党首片山哲氏を総理大臣とする政権が誕生した。
しかし、米国の外交政策方針の転換により、この政権は、誕生の時点から、米国に望まれない存在に転じていたのである。
片山政権は短命に終焉したが、同じ流れを汲む芦田均政権が誕生した。
しかし、この政権は昭電疑獄事件の余波を受けて短命に終焉してしまった。この昭電疑獄事件は、芦田政権を攻撃するために、GHQが仕組んだ、一種の謀略事件であると見られている。
芦田政権が倒されたのちに樹立されたのが、米国と通じる吉田茂氏を首班とする第二次吉田内閣だったのである。
戦後日本の体制は、吉田政権の下で確立された。その基本は、米国による日本の実効支配である。NHKは政治権力の支配下に置かれることになった。
当初のGHQが描いたNHK民主化の構想は雲散霧消したのである。
「逆コース」後のGHQによる戦後日本支配は、一言でいえば、米国による日本の実効支配である。
米国は、この目的を達成するために、三つのものを活用した。
釈放した戦犯容疑者、東京地検特捜部、そして、マスメディアである。
米国は戦犯容疑者のなかから、戦後日本の支配に活用できる人物を選別し、釈放と引き換えに、米国への忠誠を誓わせた。この釈放した戦犯容疑者を米国はフルに活用したのである。
東京地検特捜部は、1947年の隠退蔵物資事件を契機に、東京地検に設置された「隠匿退蔵物資事件捜査部」がその前身である。その出自から、米国との深いかかわりを持つ組織なのである。
また、吉田茂氏が、日本の思想警察組織として、内閣調査室と公安調査庁を設置して、CIAとの連携を図ったことも明らかにされている。
日本で最初の民間テレビ放送会社である日本テレビ放送網は、やはり戦犯容疑釈放者として知られる正力松太郎氏が創設したものだが、この正力氏にはPODAMという、CIAのコードネームが付されていた。
米国は対米隷属の日本政治家を通じて、日本を間接支配し続けてきた。
その日本支配に欠かせぬツールとして、戦犯釈放者、地検特捜部、マスメディアが位置付けられてきた。
米国が実効支配する日本において、政治家が、自分の利益と社会的地位の向上を求めるなら、米国と手を握ることが明らかに近道である。
多くの日本政治家が、この理由で、自ら率先して米国の僕になる道を選択した。
そのなかで、少数の政治家だけが、米国との適切な距離、間合いを維持しようとした。
鳩山一郎、石橋湛山、田中角栄、そして、小沢一郎、鳩山由紀夫の各氏である。
彼らに共通することは、このすべての人物が、米国から激しい攻撃を受け続けたことである。
その理由は単純明快である。
米国による日本支配の構造に異を唱えた、異を唱える行動を示したことである。
戦後日本の政治構造とは、日本を実効支配し続けてきている米国を中軸とし、この周りに、官僚機構、大資本、利権政治家、そしてマスメディアが米国と結託して強固な利権複合体を構築するというものであった。
この五者を私は「悪徳ペンタゴン」と表現しているが、この五者が日本政治を支配し続けてきたのが、偽らざる戦後日本史の実態であると思われる。
2009年の政権交代の意義は、この日本政治構造を打破する点にあった。
米国による支配、官僚による支配、大資本による支配を打破し、主権者である国民が支配する政治構造を打ち立てること。これが、政権交代に託された、大きな課題であった。
鳩山由紀夫政権は、この大きな目標をもって発足したものであったが、その目標が、日本の既得権益、米官業政電の利権構造を根底から否定するものであっただけに、既得権益勢力の抵抗、反抗はすさまじいものであった。
鳩山由紀夫氏、小沢一郎氏はメディアの集中砲火を浴びて、メインストリームの地位から強引に引きずりおろされたのである。
この図式のなかで、現在の政治状況を理解しなければならない。
その具体的テーマが、消費税、原発、TPP、そして沖縄問題なのである。
釈放した戦犯容疑者、検察特捜部、マスコミである。
これらは完全な親米利権を作り上げて、政治を支配してきた。
彼らの方針は国民のすべてが国民の利に反することであって、米国のために国民を窮乏化させる方針である。
彼らはいくら国民を無視しても、マスコミと米国がついてるからとおせると思うなら大きな間違いだ。
国民を危険にさらす原発再稼働は全国に怒りを広めており、オスプレイ配備への怒りも沖縄を始め全国に広がっている。
消費税の増税は国民の99%から収奪して1%と米国に金を廻すものだ。
国民を騙せるとマスコミは慢心しているが、マスコミを信じない国民が急増している。
99%の国民の利益を貫き、安全で平和な、幸福を追求できる生活社会とすることである。
消費税の廃止、原発の廃止、TPPを拒否すること、そして沖縄の米軍基地に出て行ってもらうことである。
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『戦後史の正体』を知り日本の独立を実現する 7/27 植草一秀
元外務省国際情報局長、防衛大学校教授などを歴任され、現在は精力的に執筆および情報発信活動を展開されている孫崎亨氏の新著『戦後史の正体』(創元社)が刊行された。
戦後日本はGHQの占領下に置かれた。
GHQは当初、日本の徹底的な民主化を推進した。
このなかで、財閥解体、農地解放、労働組合育成などの措置が取られた。
さらに戦争放棄の規定を持つ憲法が定められ、NHKの抜本的な改革も俎上に載せられた。
ところが、米国の外交戦略が転換され、対日占領政策は劇的な変質を遂げた。これが「逆コース」と呼ばれる占領政策の転換であった。
皮肉なことは、戦争放棄の条文を持つ日本国憲法が施行された1947年5月の直前に、米国の外交戦略の転換を象徴するトルーマン・ドクトリンが発表されたことだ。
日本の民主化措置は中断され、日本における思想統制が再開された。
また、米国は日本の再軍備の方向に占領政策を大転換させた。
戦後日本の政治は、対米隷属派と自主独立派とのせめぎ合いのなかで織りなされてきた。
1946年4月の敗戦後、初めての総選挙を受けて鳩山一郎政権が発足するはずだった。
ところが、この直前に、鳩山一郎氏は公職追放処分を受けた。棚ぼたで総理の椅子を手にしたのが吉田茂氏だった。
吉田茂氏は外相として、公職追放リストをGHQと折衝する窓口役を務めていた。実は吉田茂氏自身も、1927年の東方会議などに関与したことなどから、公職追補リストに掲載されていた。
吉田茂氏は、マッカーサー夫人にリンゴ、桃、メロン、トマト、花などの付け届けを頻繁に行うなど、公職追放逃れともいえる工作活動を展開し、見事に公職追放リストから除外されることに成功した。
他方で、鳩山一郎氏の公職追放の動きに対しては、一切の回避活動などを行わなかったと見られる。鳩山一郎氏を公職追放に誘導し、自らの公職追放を回避して、首相就任を我がものにしたのだと推察される。
1947年の憲法施行に合わせて実施された総選挙の結果、社会党党首片山哲氏を総理大臣とする政権が誕生した。
しかし、米国の外交政策方針の転換により、この政権は、誕生の時点から、米国に望まれない存在に転じていたのである。
片山政権は短命に終焉したが、同じ流れを汲む芦田均政権が誕生した。
しかし、この政権は昭電疑獄事件の余波を受けて短命に終焉してしまった。この昭電疑獄事件は、芦田政権を攻撃するために、GHQが仕組んだ、一種の謀略事件であると見られている。
芦田政権が倒されたのちに樹立されたのが、米国と通じる吉田茂氏を首班とする第二次吉田内閣だったのである。
戦後日本の体制は、吉田政権の下で確立された。その基本は、米国による日本の実効支配である。NHKは政治権力の支配下に置かれることになった。
当初のGHQが描いたNHK民主化の構想は雲散霧消したのである。
「逆コース」後のGHQによる戦後日本支配は、一言でいえば、米国による日本の実効支配である。
米国は、この目的を達成するために、三つのものを活用した。
釈放した戦犯容疑者、東京地検特捜部、そして、マスメディアである。
米国は戦犯容疑者のなかから、戦後日本の支配に活用できる人物を選別し、釈放と引き換えに、米国への忠誠を誓わせた。この釈放した戦犯容疑者を米国はフルに活用したのである。
東京地検特捜部は、1947年の隠退蔵物資事件を契機に、東京地検に設置された「隠匿退蔵物資事件捜査部」がその前身である。その出自から、米国との深いかかわりを持つ組織なのである。
また、吉田茂氏が、日本の思想警察組織として、内閣調査室と公安調査庁を設置して、CIAとの連携を図ったことも明らかにされている。
日本で最初の民間テレビ放送会社である日本テレビ放送網は、やはり戦犯容疑釈放者として知られる正力松太郎氏が創設したものだが、この正力氏にはPODAMという、CIAのコードネームが付されていた。
米国は対米隷属の日本政治家を通じて、日本を間接支配し続けてきた。
その日本支配に欠かせぬツールとして、戦犯釈放者、地検特捜部、マスメディアが位置付けられてきた。
米国が実効支配する日本において、政治家が、自分の利益と社会的地位の向上を求めるなら、米国と手を握ることが明らかに近道である。
多くの日本政治家が、この理由で、自ら率先して米国の僕になる道を選択した。
そのなかで、少数の政治家だけが、米国との適切な距離、間合いを維持しようとした。
鳩山一郎、石橋湛山、田中角栄、そして、小沢一郎、鳩山由紀夫の各氏である。
彼らに共通することは、このすべての人物が、米国から激しい攻撃を受け続けたことである。
その理由は単純明快である。
米国による日本支配の構造に異を唱えた、異を唱える行動を示したことである。
戦後日本の政治構造とは、日本を実効支配し続けてきている米国を中軸とし、この周りに、官僚機構、大資本、利権政治家、そしてマスメディアが米国と結託して強固な利権複合体を構築するというものであった。
この五者を私は「悪徳ペンタゴン」と表現しているが、この五者が日本政治を支配し続けてきたのが、偽らざる戦後日本史の実態であると思われる。
2009年の政権交代の意義は、この日本政治構造を打破する点にあった。
米国による支配、官僚による支配、大資本による支配を打破し、主権者である国民が支配する政治構造を打ち立てること。これが、政権交代に託された、大きな課題であった。
鳩山由紀夫政権は、この大きな目標をもって発足したものであったが、その目標が、日本の既得権益、米官業政電の利権構造を根底から否定するものであっただけに、既得権益勢力の抵抗、反抗はすさまじいものであった。
鳩山由紀夫氏、小沢一郎氏はメディアの集中砲火を浴びて、メインストリームの地位から強引に引きずりおろされたのである。
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