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もうすぐ北風が強くなる

小沢氏が野田と会談、野田は消費増税を曲げず

  小沢反撃開始 「増税の前にやることある」  5/30 日刊ゲンダイ
  与野党固唾のむ中 1時間半の話し合い

<呼ばれればいつでも会う>

「大増税は納得できない。国民に大きな税負担をさせる前にやることがある」――小沢元代表の直談判にも、野田首相は決意を曲げなかった。
 注目の話し合いは、やはり物別れに終わった。30日午前11時から始まった野田首相と小沢元代表のトップ会談。会談時間は1時間の予定をズレ込み、1時間半に及んだ。

 小沢は会談後、野田とのやりとりを記者団に打ち明けた。
 野田は「消費増税は待ったなしだ。協力してもらいたい」と関連法案成立への協力を要請した。
 小沢は「税負担をさせる前に政権としてやることがあるというのが国民の偽らざる気持ちだ」と増税に反対する考えを重ねて表明。
(1)地域主権など国の形を変えること
(2)一体改革に民主党が描いてきた社会保障ビジョンを反映させること
(3)デフレ克服に全力を挙げること
――の3点を野田に要請した。

 小沢はザックバランな意見交換を行ったというが、「(野田と)一致点を見いだせるか分からない」と語り、2人の意思はまとまらなかった。
 小沢は「党員なので代表から呼び出されればどこへでも行く」と答え、再会談の可能性をにじませた。
 小沢は会談の10分前に、野田は5分前にそれぞれ党本部に到着。小沢はうっすら笑みを浮かべながら党本部に入ったが、野田は口を真一文字に結んだまま。緊張した面持ちを崩さなかった。

 小沢サイドにとって、この会談は表舞台に復帰するきっかけだ。今夜にはNHKのニュース番組に出演。本当に国民はこの不景気の中での増税を望んでいるのか。そこを自分の言葉で訴える予定だ。
「いよいよ反撃開始ですよ。黙っていると、小沢は悪者、悪者が反対する消費増税はいいことみたいな図式をマスコミや野田首相にどんどんつくられてしまう。それで自分が消費増税に反対する理由を真正面から国民に訴え、議論を本質に戻したいのでしょう。とにかく、今の政治マスコミはわざと消費増税の是非に触れず、小沢は必要か不要かばかりで騒いでいますからね」(民主党関係者)

 小沢切りを狙う野田や自民党の計算は狂い始めるかもしれない。
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  首相と小沢元代表 平行線 消費増税で溝 会談継続を模索  5/30 東京新聞

 野田佳彦首相は三十日午前、民主党の小沢一郎元代表と党本部で会談した。
 首相は消費税率を引き上げる法案について「財政状況や少子高齢化の問題を考えれば、待ったなしだ」と今国会の成立に協力を要請。
 元代表は「大増税は納得できない。国民に大きな税負担をさせる前にやることがある」と反対する考えを重ねて示し、会談は平行線に終わった。今後、再会談を含め協議の継続を模索していく方針だ。

 首相が小沢元代表と会談するのは、昨年九月の就任後初めて。会談には仲介役の輿石東幹事長も同席した。
 首相は会談後、記者団に「今国会中に成立を期すのが私の立場だ」と強調した。

 小沢元代表は会談後、記者団に、社会保障と税の一体改革について「民主党が描いてきた社会保障ビジョンが反映されておらず、消費税増税だけとなっている。一体改革とは言えない」と批判。
 増税の前に
(1)行政改革・地域主権改革
(2)社会保障制度の理念の確立
(3)経済の再生
-の三条件を行う必要があると指摘した。

 元代表は増税法案をめぐる首相との考えの違いに関し「一致点を見いだせるか分からない」としつつも、再会談については「代表である首相から求められれば行く」と述べた。
 一方、輿石氏は記者団に、再会談について「必要性があればやるし、なければやらない」と述べるにとどめた。
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   小沢元代表、消費増税「賛成とはいかない」 首相との再会談は否定せず 5/30 ロイター

 民主党の小沢一郎元代表は30日昼、野田佳彦首相との会談終了後に記者会見し、首相が消費増税関連法の成立に協力を求めたのに対し「賛成とはいかない」と述べ、反対の姿勢をあらためて示した。再会談の可能性は否定しなかった。

 小沢元代表は首相との直接会談で「国民に大きな税負担をさせる前に、政権としてやることがある」として、消費増税に向けた問題点として、
1)地域主権改革などを通じて無駄を排除し、政策運営の財源をねん出するとの公約が進んでいない、
2)社会保障・税一体改革で消費増税だけが前面に出ている、
3)ユーロの不安定な状況が進展して世界不況になりかねず、日本は震災の復興途上にある、
ことなどを主張。
消費増税に「賛成か否かと問われれば、賛成とはいかないのが国民の大多数の思い。大増税の前にやるべきことをやるのが、民主党政権の責任だ」と首相に伝えたことを明らかにした。

 小沢氏によると、首相は小沢氏に対し「財政再建は待ったなしとの認識だ」と応じ、自民党政権下の頃と比べれば前進していると話したが、小沢氏は「(民主党の)主張はもっと大胆なものだった」と答えたという。

 今後について小沢氏は「(首相と)一致点を見出せるかはわからない」としながらも「(民主党の)代表(である首相)から呼ばれれば、行かねばならないとの認識だ」と述べ、首相から要請があれば再会談に応じる考えを示した。
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   小沢元代表の発言要旨  5/30  時事

 民主党の小沢一郎元代表が30日午後、野田佳彦首相との会談について党本部で記者団に語った発言の要旨は以下の通り。

 まず、首相から消費税の増税は待ったなしだという認識だ。協力してもらいたいという話があった。
 私からは、大きな税負担をさせる前に政権としてやることがあるというのが国民の偽らざる気持ちだ(と述べた)。
 消費増税は、13兆円に近い大増税だ。これに賛成か否かということを今問われれば、賛成というわけにはいかない。これは国民の大多数の思いでもある。

 -首相からの答えは。
 それはそれとして、財政再建は待ったなしだ。時間がない。今やっとかなければならないという認識でいるというのが第1点。
 もう一つは、いろいろ民主党政権になって、自民党政権下に比較していろんな面で前進をしていると思っているというお答えだった。

 私は、自民党政治の延長線上という観点で比較すればそうかもしれないが、われわれの主張はそれよりもっともっと大きな大胆なものだったと考えている。

 -再び首相と会談し、一致点を得ることはできるか。
 一致点を見いだすかどうかは分からない。
 だけれども、首相は党代表であり私は(処分解除で)一党員になったばかりだ。一党員なので、代表から呼び出されれば、どこへでも行かなくちゃならないと、認識している。
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福島の農家がフランスで語る

「僕らは全てを失った」福島の農家、フランスで語る/ラ・クロワ(5月23日) 5/29 「フランスねこのNewsWatching」から

南仏の地方議会議長が福島の農家をフランスに招き、その現状に耳を傾ける機会を設けました。
証言の中で語られている様々な課題や状況については人それぞれに考えがあるかと思いますが、何より被災地の農家の声に直接耳を傾けようとする見知らぬ土地の人びとの姿勢に心を打たれます。
。。。。。。。。。。。。。。。。

ヴォクルーズ県(注1)のオリビエ・フロロン地方議会議長は、福島からの帰国後、原発事故の大惨事によって被害が倍増した日本での大津波から最初の1年がたつのを機会に、日本の同僚をフランスに招きその証言に耳を傾けることを決めた。
福島の農家、武田伸也(注2)はこうしてヴォクルーズ県のペルヌ・レ・フォンテーヌ(注3)へやって来た。以下は武田伸也が語った言葉である。

「2011年の3月11日以来、日本の農業は悲惨な状況に直面しています。
もう誰も、被災地や放射能に汚染された地域の農産物を買いたいという人はいません。米すらも輸入されているのです。
津波で農地が破壊された後、原発事故が追い打ちをかけました。
食品の問題はとても複雑に入り組んでいます。放射能の被害を受けた11の県では、もう何も売れません。
有機栽培の農作物にも堆肥づくりにも、もう誰も目をくれません。

でも農民たちは避難せず自宅にとどまっています。お金がないので土地を捨てて出てゆくことができないのです。
生産を続けていますが、農家と消費者の間の溝は悲惨な形で深まるばかりです。

それでもまだ足りないかのように、農民たちは3つ目の惨事にさらされています。
政府がアジア太平洋地域の国々との自由貿易ゾーンに加入するために関税を撤廃することを決めたのです。農作物の輸入は爆発的に増えるでしょう。

原発事故を起こして資金が底をついた東京電力は、もはや補償金を被災者に払うことを保障できません。
東電はもうすぐ国有化されることが決まっています。
ですから、政府が保障をしなければならなくなります。税金を上げることによって。」

武田伸也は、決して笑顔を絶やさずに、今日福島周辺の農民たちがどんな犠牲を払いながら生きているのか、日本人が「復興」でどんな社会を目指すべきかについてどのように自問しているのか、について語った。

「もう稼働している原発はゼロになりました。全ての原発が止まって、再稼働は大きな議論を引き起こしています。
私たちは経済の急降下とまた起きるかもしれない新しい原発事故の危険の狭間で生きています。
福島原発第四号機の核燃料プールは今も私たちの不安の元凶であり続けています。
そして私たち日本人は、再び大事故が起きるのを苦悩しながら待ち受けているのです。
私たちは恐れの中に生きています。」

(注1)ヴォクルーズ県はフランスの南東に位置する地方。
http://fr.wikipedia.org/wiki/Vaucluse_(d%C3%A9partement) 

(注2)武田さんは農家による組織「農民連」の国際部員で、小規模農民の権利を守るための国際的な農民組織「ラ・カンペジーナ」を通じたフランスを含む海外組織との連携活動を担当している。

武田伸也さんのフォト・ジャーナル(2011年)
http://www.youtube.com/watch?v=l25TD104k9A 

農民連・災害支援隊オフィシャル・サイト
http://earlybirds.ddo.jp/earlybirds/saigai/?cat=8 

武田さんによる「ラ・カンペジーナ」についての報告
http://www.nouminren.ne.jp/dat/200906/2009062209.htm 

(注3)ペルヌ・レ・フォンテーヌは南仏に位置する人口約1万人の町。
http://fr.wikipedia.org/wiki/Pernes-les-Fontaines 

(« Fukushima : ces paysans qui ont tout perdu », La Croix, 2012.05.23)
http://www.laprovence.com/article/carpentras/fukushima-ces-paysans-qui-ont-tout-perdu
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