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もうすぐ北風が強くなる

放射能汚染への基本的態度:ロシア

 ロシアに限らないが、どこにでも御用学者がいるものである。
 放射能汚染への基本的な態度は、汚染を許さない、ということに尽きる。
 経験的な確率論ではない。許容量までなら耐えられるなどというのは人体実験の発想だ。

 安全基準は、それ以上は「絶対禁止」の基準である。
 限りなくゼロに近づけるべきものだ。
 ーーーーーーーーーーーーーーーー
  放射能が学者の世界を分裂させる   3/23   ロシアの声

20世紀と21世紀、放射能は日本に対して情け容赦するつもりはないようだ。2011年、日本では線量測定機がそれほど売れなかった。というのも、まだ日本の原発は最も安全であるという意識があったのと、専門家以外、線量測定機などというものを手に取ったことがなかったからだ。しかしいまや、一人一人にとってすでに線量測定器は身近なものになっている。
放射線量についての情報は、以前には専門家たちしか分からなかったものの、いまでは誰でもアクセスできるようになり、まるで天気予報のように当たり前のものとなっている。

4月上旬、日本の議員訪問団は、ベラルーシ、ウクライナ、ロシアを訪問する。それはチェルノブイリ事故への対応を参考にするためだ。

一方で、学者の世界でも放射能の健康に対する影響については、コンセンサスがみられない。
原子力安全発展研究所のラファエル・アルトゥニャン副所長は最近開かれた記者会見で次のように述べている:「福島第一原子力発電所の事故によってもたらされた放射能汚染が、日本の住民たちの健康に悪影響を与える危険性はない。日本の現実的な問題について言えば、それは放射能ではなく、津波と地震の被害だ。『恐怖症』ということでもないだろう。人々は『放射能恐怖症』で苦しんでいるのではなく、何も説明をうけることができないことが原因となっているのだ。」

しかし放射能と呼ばれるよくわからない現象に対する人間の恐怖には、なかなか打ち勝てるものではない。理論物理学研究所のセルゲイ・フォミン主任研究員は次のように指摘している。

―恐怖と言うのは当然のことです。それは人間の防衛的反応だからです。恐怖によって、人間は危険を避けるための行動をとることができます。一方で恐怖症と言うのは、異常に肥大した恐怖のことで、それはあらゆるものを麻痺させてしまいます。原子力災害で犠牲になった人々に関して言えば、いかなる算数も冒涜だと思います。人間一人一人の命が尊いものなのです。しかし正確に危険の度合いを評価しなくてはなりません。世界では毎年自動車事故で130万人が亡くなっていますが、自動車に乗らなくなるということはありません。WHOの発表では、400万人が喫煙で亡くなっています。福島県での平均放射線レベルは20ミリシーベルト以下です。参考のために申し上げますが、ニューヨークと東京間を飛行すれば、パイロットは2000ミリシーベルトの被ばく、レントゲン室では一回の撮影につき50ミリシーベルトの被ばくをすることになります。全体的に住民に脅威をもたらすものではないでしょう。

放射能の健康被害を研究する専門家で、ロシア科学アカデミーバイオ化学物理研究所のエレーナ・ブルラコワ副所長は、「放射能の安全な被ばく量など存在しない。」と指摘している。

―放射能の人間の器官に対する影響については、かなり研究が遅れています。経験的に割り出された許容量などということはおかしなことです。放射能を恐れるか否かというのは個人個人の問題だからです。
それよりも私は、なぜ人々が押しつけられた現象を耐えなくてはならないのか、と思うのです。
別に放射能ではなくても、ペンキだっていいでしょう。
私は、自分の家が勝手にペンキで汚されて欲しくありません。リスク指数や許容量などというのは、政治的な性格をもった理論に過ぎません
学者のなかでもいつも支持グループと反対グループと言うのがあります。政府にとって、政府が聞きたいことを言ってくれる学者らを支援するのは当然のことです。

ベラルーシでは、放射能医学にたずさわる学者、ユーリー・バンダジェフスキーが政治的な介入を受けた。1999年、バンダジェフスキーは、収賄の容疑で逮捕され、8年の禁固刑を受けた。世界的に知られた学者に対する判決とあって、大きな国際的スキャンダルとなった。
バンダジェフスキーの研究結果は、チェルノブイリ原発事故に関するベラルーシ政府の見解とは大きくことなったものだった。 3月19日、バンダジェフスキーは日本の衆議院議員らを前に演説し、その記者会見で次のように語った。

もっとも危険なのは、食料品によって人間の体内に放射能が侵入すること、いわいる内部被ばくです。これは外部被ばくよりも、かなり深刻で、重く、危険なものです。チェルノブイリ原発事故後に起きたのもそれでした。分泌系から、免疫系、心臓、腎臓と次々と広がっていきます。汚染された地域を切り離して、「クリーン」な食品が必要なのです。
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再稼働阻止ハンスト宣言!

渕上太郎ハンスト宣言:今こそ命の叫びをあげるときです「再稼動反対大規模集団ハンガーストライキ実施記者会見」   4/17 「kiikochan.blog」から

「ハンスト宣言」
2012年4月17日 経産省前テントひろば


上原(司会):
今日はハンストに入る宣言の日であります、
ハッピを着ている方達が今日からハンストに入る方達です。
ハンスト宣言を渕上太郎の方から読みあげさせていただきます

 渕上太郎氏

みなさんこんにちは
9月11日以来、本日でこのテントは220日目になります。
政府と経産省は、特に大飯原発の再稼働を追求をして、さまざまな活動を強めていると思います。
本来ならば、5月5日に北海道の泊原発が定期点検に入って止まることによって、
日本の原発史上初めて全ての原発が止まってしまうという、重大な日を迎えるわけです。
どうしてもこれを避けたいというのが、多分政府です。

わたしたちは5月5日をどうしても原発ゼロで迎えたいと思います。

今日から私達が出来る事は、そんなに多くはないのですが、
私達が最も出来そうな事として、連続の完全ハンストを今日から結構するという事で、
皆さんにご理解を頂き、ご協力も頂きたいと思います。

それでは、すでにお配りしてあると思うんですが、
「ハンスト宣言」という文書を読み上げてご挨拶に変えたいと思います。

 大飯原発再稼働絶対阻止! 「ハンスト宣言」

野田政権はインチキなインスタント安全基準をもって、大飯原発再稼働に踏み切ろうとしています。
まず再稼働ありきで、そのごり押しのために安全性をでっちあげるという、
無責任、かつデタラメ極まりない暴挙です。

福島原発事故を引き起こすまで、繰り返されてきた
ウソ・偽り・誤魔化し、隠蔽とねつ造がふたたび繰り返されてます。

福島原発事故は未だ収束せず、事故原因も究明されず、
おびただしい放射能被災に福島の人々が苦しみ続け、
汚染は東日本全域に広がり、脱原発への思いが日本列島に高まる中で、
民衆の議論も、新組織「原子力規制庁」の発足も待たずに四閣僚が強行しようとするこの再稼働の決定は、
絶対に許すことのできない重大な犯罪です

3月11日を経て、人々はこのような欺瞞にはもはや騙されはしないし、従うこともありません。
なぜなら、それはこの国の、そして全世界の人々の命に関わるものであることを知っているからです

私たちは今、私たちの持てる力をつぎ込んで、再稼働を阻止するため、
本日4月17日より原発ゼロ実現の5月5日までを第1次行動として、
集団的な完全ハンストを決行します。
今こそ命の叫びをあげるときです

経産省前テントひろばは、脱原発テントとして、
脱原発を求める全国・全世界の人々の交流拠点、意志表現の場として、
政府・原子力ムラに対決をしてきましたたが、
それは今、集団的ハンストによって再稼働を阻止する更に大きな塊りとして登場します。

福井の中嶌哲演住職の断食を起点として、
福島の女たちによって受け継がれたリレーハンストは全国に広がり、この集団的ハンストへと合流します。

これまでこのテントに共感を寄せ、交流し、支えて下さった全国の人々に呼びかけたいと思います。

経産省前での集団的ハンスト行動に結集し、参加し、連帯しようではありませんか。
そして、なんとしても再稼働を阻止し、
来る5月5日を全原発が停止する、脱原発運動の記念すべき偉大な祝日として迎えようではありませんか。
 
テントひろばの集団的ハンスト行動はこの時まで止むことはありません。

2012年4月17日水曜日経産省前テントひろば 
以上です。

ー拍手ー

 神田香織氏
福島県いわき市出身、講談師の神田香織と申します。

26年前から「はだしのゲン」のマンガを講談にして語ってまいりました。
26年前、チェルノブイリの原発事故がありました。
その時からチェルノブイリの講談も私のテーマになりまして、
10年前からチェルノブイリの講談を語り続けております。

そして、去年故郷があのような事故にあってしまいまして、
もう、悔しくて悔しくてたまりません。
なにより悔しいのは、その後の処理の仕方です。

日本は、「あれは共産国ソ連の事だから事故が起きたんだ」と言いますが、
そのあと、むこうは子どもたちを逃がす事をいたしました。
大勢の人達を、たとえ銃を突き付けてもいいから、
最も危ないところからはすぐにバス1000台、即座に乗せて逃がしました。

ところが日本はそういう事をしてくれませんでした。
それどころか、未だに子どもたちに被ばくをさせて平気なんです。

そして今日警戒区域が解除になったと、
あんなにいつ4号炉がどうなるか分からないようなところに人々を戻しているんです。
しかも、水道も出なければ電気も通らない。
お店もなければ仕事もない。
そういうところに、戻らせて、帰還させているんです。

これが人間の仕業でしょうか?

5月3日は憲法記念日でございます。
福島県人に基本的人権はあるのでしょうか?

住むところも、子どもの命も、
それから寝るところも、
全ての人権がこのようにないがしろにされて、
それでもまだ原発を動かそうとするこの国の在り方!
これは非常に許せるものではありません。

わたくしは、実は8日前から個人的な理由でお酒を断っております。ー笑ー
本来はハンストにもお付き合いさせていただきたいんですが、
食べる方は止めることができませんで、
わたくしは5月5日までお酒を断ち続けることで、皆さまとご一緒に行動をしたいと思います。

そして20日、大井町のきゅりあんで、さよなら原発1000人集会というのがございます。

落合恵子さんの講演の前に、わたくしは20分間時間をちょうだいして「お語り」をいたします。
「おタカリ」ではございません。
この「お語り」で何を語ろうかと思いますが、
今回様々な事が頭の中を駆け巡っておりますが、少しずつ整理もする意味で、
福島原発の講談を初初演させていただきます。

ー拍手ー

短い時間ではございますが、
短い講談になるとは思いますが、
それをキッカケにこれからいろんな処でいろんな人の、
「100人100話」という本も出ましたけれども、
いろんな人の思いを講談で語り続けていく。
そしてそれの輪を広げていく
語りべの要請もしていきたいと思っております。

失礼いたしました。
みなさん頑張って下さい。

ー拍手ー

黒田節子氏

こんにちはみなさん。
福島からまいりました、「原発いらない福島の女たち」の中の一人の黒田です。
わたしたちは、小浜の中嶌哲演さんが3月25日にハンストに入られると、
突然そういうふうに宣言された事を聞きまして、
これは福島の女たち、私たちも何とか繋がりたいと思いました。

非暴力で、平和で原発のない社会を夢見ながら、
そしてその事を実際にどうやってその道筋を付けていったらいいか、私たちは日々考えていました。
中嶌哲演さん、70歳にして本当にごくろうさまでした。

わたしたちは哲演さんが終了された3月31日から、最初は4月いっぱいの予定でしたけれども、
5月5日までやります。

すでに昨日の段階で100人以上の方がリレーで繋がっています。

それは、南は熊本、北は北海道の人たち、
それから海外でも、アメリカなどをはじめとして、今まであった事のない人達ですけれども、
少なくても、ちゃんと名前と住所を言って下さった方だけでも100人の方がエントリーして、
今もハンストが続けられています。

ハンストは女たちにとってはダイエットになるw、もちろんそれもあるんですけれども、
楽しい事がいっぱいあります。

脱原発社会を夢見ながらやれます。
そして今まで会えなかった人と具体的に繋がっていく事ができて、
本当に、なんか楽しみながらやっているなっていう感じなんです。

みなさん、今度は男テントで、命を本当にかけた断食が始まるという事で、
また今日福島から駆け付けてきました。

みなさん、脱原発社会を夢見て、
夢見てじゃなく、本当に近づくために、
再稼働を絶対に阻止!

福島は今でも被ばくしています。
みなさん、よろしくお願いします。

子どもたちを助けて下さい。

ー拍手ー
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広瀬隆、落合恵子、中嶌哲演ハンスト声明

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 再稼動に反対する大規模集団ハンガーストライキ実施に関する記者会見
 経産省前テントひろば 2012/04/17   4/18 kiikochan.blogから

 広瀬隆氏

皆さんちょっと肩の力を抜いていただきたいんですが、
原発再稼働、大飯3,4号を止めようと我々はしていますが、
これは簡単に止められますので、具体的な事を聞いて下さい。

今日本政府は完全に狂っていますけれど、
ブレーキ無しで自動車で高速道路に出ろというような事でやっていますけれど、
今、危険性はちょっと置いて起きますけれど、
まず彼らの唯一の論議はどこにあるか?電力不足なんです。

これで、関西電力は今年の夏、電力不足になると言ったんですが、
この経過をみなさん、報道の方皆さんご存じの通り、

去年の秋から関電がなんて言ったかというと、
「今年の夏は25%電力不足になる」と言ったんです。
それからどう変わりましたでしょうか?

3月12日になりましたら、彼らはコロッっと変えてですね、
13.9%不足になったんです。
いいですか?

そしてですね、

私は実は週刊朝日ユーストリーム劇場というのを4月5日にその数字が嘘であるという事を実証しました。
全部、関西電量の発電所を全部ラインナップ出して、
そうしましたら、それはもちろん関電は見ていたでしょう。
4月10日になって大阪府大阪市のエネルギー戦略会議に出した資料は、どうなったと思いますか?
7.6%不足になったんです!

放射能の半減期じゃないんですよ。
25%が13.9になって7.6になって、もうすぐまた変えるでしょう。

これはね、完全なデマなんです。

そのデマはですね、実を言うと今週、今ちょうど発売の週刊朝日にその7.6%のデマの嘘をまた書きました。
これに対して彼らはうろたえて、また対応してくるでしょう。
何故かというと、私は見ていてわかるんですが、
4月10日に関電がデータを出すその前日に経産省がデータを出していた事を知りまして、
この週刊朝日を書いた後にみたんですけれど、
ずーーっと見たらですね、
私が去年週刊朝日の記者と一緒に追求して電力会社全部にしゃべれと、
他社電力からどれだけ電気を買っているかしゃべれと言ったら、
全部口裏合わせて、答えなかった

それがですね、不思議な事に、

4月9日の経産省のデータで、
みんなついに白状し始めました


という事は、彼らは自分たちが嘘をついているという事を知っているんです!

だから、滋賀県知事も京都府の知事も、大阪府・市もみんな反対できるんです。

だから本来ですね、今、電力不足は絶対に起こりません

私は首をかけて誓いますけど、
彼らが、関西電力が、電気事業者いわゆる発電のプロであるなら、
絶対に電力不足は起こりません


これが一番簡単な原理ですので、
これをですね、皆さん本当に検証して下さい。
私はマスメディアの方がこれをやるべきだと思います。
私の作業じゃないです。
だけど、私ごときに出来る事は、、皆さん必ずできますから、
それを広めて、そして電力は足りる。
原発は無くても足りるという事を知っていただきたいというのは
その最後に一言言いますと、

じゃあ、なぜ関電はそこまでですね、ウソを付くのか?
政府は何故ウソを付くのか?

私も考えました。
結論は、ようやく到達したのは
関西電力は若狭湾に11基の原発をもっている。
とてつもない資産なんです。
この資産を失う事が怖いためにですね
これ、今は実質上ゼロなんです


だから、彼らはですね、経営破たんしているので、これをやろうとしているわけです。
これはオリンパスと同じです。終わります。

ー拍手ー

落合

落合恵子と申します。

長い間、子供・女性それから高齢者、すでに、障害のある人。
あるいはこの社会におけるあらゆる意味における少数派の人権というのをテーマに
書いたり、語ったりしてまいりましたが、

「こんな差別はないだろう」
昨年の3月11日、正確には私の中では15日から、
このまま黙っていたら私は何のために生きてきたのか?そんな思いがとても強くありました。

大飯原発4号機5号機(多分3と4の言い間違い)これを再稼働させてしまったら、
どなたかのお話にもありましたが、
全てが同じ様な形で該当し、適用されていってしまう。

わたしたちはここで再稼働を止めるしかないし、
ここから始まり、ここから全てを変えていく。
民主主義の新しいスタートだと思っています。

わたくしは「脱」ではなくて「反」原発という言葉を使わせていただきます。

なぜならば、
「脱」という悠長な思いは正直私の中にはなく、
「反」って言わなければいけないと心から思うのですが、

私にとって「反」原発は、
そのままあらゆる意味で「反」差別と、「反」基地と、「反」戦の闘争ということばを
何十年ぶりに学生時代以来使っている私がいますが、全ての闘争と重なるもので、

どこに根っこがあるの?
たった一つです。
根っこは「命」にしかありません。

ですから私は個人的に「命かけてまでハンストしないで」という思いも一方にはとてもあるんですね。
1個しかないものをそんなにやすやすと賭けちゃいけない。
この国は1個しかないものを平然と踏みにじっているのですから、
私たちは命を大切にしなければいけないとはおもいますが、

まさに5月5日の子どもの日。
この日を原発ゼロにしていく。

この日を前にして、こんなに大飯原発を再稼働を急いでいる理由はたった一つだろう。
ま、いくつかありますが、
一番大きな理由は「原発ゼロを市民に体験させない」という思いがあるわけです。

私達が体験してしまったら、
「大丈夫だろう」
「足りない、足りないって言っているけれど足りるだろう」ということを知ってしまう。
「だったらこの際再稼働してしまおう!」

で、大飯が再稼働してしまったら、他もなし崩しになることを私たちは知っています。

「子どもたち」は
私たちの未来形の夢の形です。
理想の形です。

「子どもたち」という言葉を使いましたが、
「子どもたち」の中にはこれから生まれてくる子どもたちも入っているのです。

その命に向けて、そして子どもだけではありません。
今ここに生きているそれぞれの「命」というものから、私たちは声をあげなければならないと思います。

再稼働をやめましょう。

それからメディアの方にもお願いします。
これらの記事を報道される時に、まずは、出来るだけ可能な限り沢山報道して下さい。
こちらの経産省前のテントについても、
なかなか、一生懸命見ても(記事が)出てこない、ね。
これはメディアの方々に本当にお願いするのは、

ニュースにならなかったら他の人に伝わらないという現実がありますので、
どうか、書かれる時、その他もろもろ報道される時は、
ここに座っている、そしてこのハッピを着ているみんなの顔を、
そしてその向こうにいる子どもたちを思い出して下さい。

誰もが人の子であり、多くの人々は「人の子である」という事を考えた時に
1世代2世代3世代じゃない。
何10世代も先の子どもたちの命ともつながっている事を大切にしていきたいと思います。

野田政権は、残念ながら最悪です。

どうして私たちは、私たちも良くなかったんですが、
この政権あるいはこの政党を選んでしまったか。
この憤りをちゃんと知っていただきたい。

私はこの間から鎌田さんに、
「国会を取り巻く事は出来ないのか?何とかしてこの声を届ける事は出来ないのか?」とご相談してますが、
色々、いろいろな理由があってなかなか難しい部分もありますが、
「今回裏切ったらあなた達の政治家としての道は閉ざされますよ」という事を
しっかり彼ら、彼女たちにも伝えていきたいと思っています。

わたしたちはそれぞれ政党も、もちろん別々かもしれませんが、
「命を大事にする」「安全を大事にする」という意味では
今、「命一つの党」というところで軟らかく結び付いていると思います。

こうしている間にも福島第一原発では、
想像もできない被ばくをされながら、
何とか収束に向けようとして働いている作業員の方もいます。
その作業員の方を見送る時に「涙を流しちゃいけない」と思いながら見送っている父親もいるし母親もいます。

そして、福島の子どもたちは被ばくを続けています。
これらはもう、「福島の」という言葉だけではなく、もっと拡大されているという現実です。

それから広域でのがれきの処分の問題。

山ほどの山ほどの問題を私たちは抱えながらここにいるという事。

わたくしが不思議なのは、ま、言っても仕方がないんでしょうが、
官僚にしても政治家にしても人の親だろう?
自分の目の前の子どもがかわいいと思ったら、
その子どもにつながる同時代の子どもの命を、どうして考えられないのか?と、
震えるような思いで私自身は感じますが、

ただし、ただし、いつもいつも目をつり上げて、眉に危機感貼りつけて、
そしてこの口調でしゃべっていく事に私もちょっと疲れました。

優しく柔らかく穏やかに、時には笑いながら、ハハハッって思いながら、
でも、私たちは諦めない。
でも、わたしたちは語り続ける。
わたしたちは実行し続ける。
それを大切にしたいと思います。

メディアの方、どうか、どうか一つでも多くこの会そのものを、
そして今日から始まる子の一つの実行を報道していただけたらと思います。
よろしくおねがいいたします。
ありがとうございました。

ー拍手ー

 広瀬隆氏

いま、わたしの隣に座っている中嶌哲演さんは
福井県小浜市の住職、この明通寺の住職でおられます。
古くから若狭の原発の危険性を訴えてこられまして
そして先月25日から、福井県庁内で断食に入られたという事で、私はもう、胸が張り裂けるような思いで
「哲演さん、おからだを大事にして下さい」と思っていましたが、
先週、今日の記者会見のリレーハンストの呼びかけを受けて飛んでまいりました。

皆さんに知っていただきたい事があります。

今、皆さんは報道の世界でニュースをみていますと、
福井県知事西川さん、あるいは、おおい町の町長さんの話が出てきます。
そして滋賀県の嘉田知事さんが、琵琶湖を守るために立ち上がって下さってる。
あるいは京都府、そして大阪市長、皆さんが立ちあがって下さっている、そういうニュースが出ていますが、
わたくしはそれは非常に大事だと思いますが、同時にですね、小浜のことを考えていただきたいんです。

というのはですね、
おおい町がありまして、そこに大飯原発3,4号機を動かそうとしておりますが、
その目の前に小浜市があるんです。
で、小浜市というのは、この大飯3号4号を増設する時に、
実にその先行調査アンケートで、86%の人がその建設に反対をしてきた、その市民の、
まず、今福島原発事故が起こっていますが、
あの10キロ圏内がどれほど大変なことになっているかという事はお分かりと思いますが、
小浜市民はその10キロ圏内に1万6000人が入る。そういうところです。
ですから、昨年も私は福井県内の連続集会をしましたけれど、
もう目の前に大飯原発があるんです。
そこで、なぜ哲演さんが断食という悲壮な覚悟をされたかという気持ちをですね、
皆さんにぜひ知っていただきたいんです。

小浜市の人たちの気持ち、それこそ若狭の海岸にみんな住んでいる人たちの気持ちです。
その気持ちがですね、私が新聞テレビを見ていてもどこにも出てこない。
それが今日ここにきている怒りの原点であります。

そしてですね、よーく考えますと、小浜市の前に大飯原発があるんじゃないんです。
小浜のこの明通寺はですね、送検されたのが西暦でいうと806年ですよ!
平清盛が生まれる300年も前から出来ているお寺のその住職の哲演さんなんです。

その怒りがどれほどであるか、
要するに自分たちが望んでいないものを建てられて、
そして、万が一事故が起こったら、
その10キロ圏というのは急性放射線障害でみんなバタバタと倒れる、そういう地域です。

その地域の哲演産だからこそ、この怒りの断食をなさって下さっています。
そういう意味でみなさん哲演さんのお言葉をですね、しっかり聞いていただきたいと思います。

中嶌

 中嶌哲演氏

この度、この貴重な場を準備し、設定し、そしてお集まりいただいたすべてのみなさんに、
まず心から感謝申し上げます。
時間の関係で他の方にもそれぞれお話いただきたいと思いますから、
今日のための文書を用意したかったんですけれども、追われておりまして、
3月25日に700人全国各地からお集まりいただいた国での集会の時にご挨拶いたしましたもの、
そして断食宣言を行った時の文書の一部をですね、読みあげさせていただきます。
マスコミ関係の人には3部しかお渡し出来ていません。
必要に応じてコピーしていただければ幸いです。
拾い読みしかできないんですけれども、申し上げます。

昨年の福島原発震災以来、地元という概念が厳しく問い直されています。
福島原発10基の地元が浜通り、
若狭の原発15基が敦賀や美浜等に、決して、限られていたのではありません。
また、新たに拡大された30キロ圏内にもとどまりません。

もともと福島原発の真の地元はこの関東首都圏にあったのであり、
若狭原発のそれは、関西大都市圏にあり続けてきたのではないでしょうか?

いわゆる安全神話も、昨年3月に崩壊したのではなく、
福島や若狭に、最初の1基が押し付けられた時にすでに、
原理的にも現実的にも自らを否定していたのではないでしょう。

今ご紹介いただいた広瀬さんは1981年に「東京に原発を」という、
原発関連の処女作を発表されました。
原発神話を根源的に問うタイトルであったと私は思っておりまして、
それ以来、広瀬さんとこうして交流を重ねております。

途中省略いたしますが、
大飯原発の3,4号機の再稼働が、いっぺん突破されれば、
各地の原発群がなし崩しに再稼働され、延命が測られていくでしょう。
近未来に国内の原発が全面停止するのは、第二の福島が続発する時である事は容易に想像できます。

かつて国策として戦争を推進した軍国主義政権は、広島に次いで長崎、
さっき沖縄の議員さんのご発言がありましたが、
沖縄、広島、長崎、大空襲もありましたけれども、
そういう過酷な犠牲の後に初めて、敗戦を決断せざるを得なかったのでした。

巨大な原子力ムラの一角を担う現政権も、福島だけではまだ懲りてはいないのでしょうか!?

私たち国民も、あの1億総懺悔の日を座して待つのでしょうか!?

若狭原発震災の前夜、
これは第一線の地震学者の石橋克彦さんの警告です。

第二の福島日本滅亡
広瀬さんの再審の著書のタイトルです。

こういう警鐘が今鳴り響いているのです。
私たちは断じて3,4号機の再稼働を認めることはできません。

現在、国会などで三つの福島事故調査委員会と、
今後のエネルギー政策の根幹にかかわる議論を行っている国レベルの三つの評議会が、
それぞれこの夏までをメドに結論を出そうとしています。

原発の再稼働がそもそも本当に必要なのか?という意味を考えていただく上でも、
国民的な規模で、この再集中してこの論議に関与していくべきではないでしょうか。

さてみなさん、先月25日から31日まで、わたくしは福井の県庁ロビーの中で断食しました。
今日は朝から、今朝と昼食と夜、3食だけで申し訳ないのですが、1日断食をおこないます。

この44年間、40年余りですね、
好むと好まざるにかかわらず、若狭の原発群との共存要因を余儀なくされている間に、

わたくし自身に生じた
歪んだ骨格を正し、
贅肉をそぎ、
濁った血液を浄化し、
乱れが地の呼吸を整えるためでもあります。

しょう欲、規則の精神をいささかなりとも体感したいのです。
決してこの間の1週間も、今日の1日も、わたくしは苦行としてやっているわけではありません。
さっき黒田さんがいみじくもおっしゃったように、
さまざまな夢、喜びも同時に噛みしめながら行っています。

そして何よりも、かの東北の大地震、大津波、福島原発震災で犠牲になり被災された全ての人々、
生きとし生けるものに思いを寄せつつ、
若狭にも、またどこにも第二次である原発震災を連発させないよう祈念し、
先に述べた要望と構造の広がりを訴えたいと願っています。

広島原発120万発分の死の灰。
新たな被ばく者である48万人もの被ばく労働者たち。
原発震災の最大の災害弱者たる福島の36万人もの子供達。
すでに生み出してしまった、国内54基の原発。

子どもたち、若者たちに私は心から詫び、許しを乞いながら切なる希望をも伝えたいのです。

このまま若狭の全原発を止め続けられたら、
お金や形に変えられない深い安心と安全を取り戻せるでしょう。
美しい若狭の海と浜辺と豊かな海の幸を再生できるでしょう。
穏やかで、奥深い若狭の歴史と文化を再発見していきましょう。と、

最後にこれまでも、小浜市の会や福井県民会員のビラの中で、
また各地でさまざまに紹介してきた一遍の詩を読みあげて私の挨拶といたします。

「あとから来る者のために」

知る人ぞ知る宗教界、特に仏教界ではよく知られている坂村真民さんの詩です。

あとから来る者のために 
苦労をするのだ 我慢をするのだ
田を耕し 用意しておくのだ

あとから来る者のために
真民よ おまえは詩を書いておくのだ

あとから来る者のために
山を川を海を 綺麗にしておくのだ

ああ、あとから来る者のために
みんなそれぞれの力を傾けるのだ

あとからあとからついてくる 
あのかわいい者たちのために
未来を受け継ぐ者たちのために
みなそれぞれ 自分にできる何かをしていくのだ


みなさん、今回のこの集団断食行動は、5月5日、”こどもの日”を目標にしております。
福島の36万人の子どもたち
日本全国の子どもたち
世界の子どもたち
あとからやってくる者たちのために、
原発が全部止まった状態、原発がゼロの状態を、
再稼働を許すことなく、この”こどもの日”を迎える事は
わたしたち大人たちがプレゼントできる、最良、最高の贈り物になるんではないでしょうか。

そのために頑張りましょう

ー拍手ー
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プロフィール

もうすぐ北風

Author:もうすぐ北風
こんにちは。
いろんな旅を続けています。
ゆきさきを決めてないなら、しばらく一緒に歩きましょうか。

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