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もうすぐ北風が強くなる

良いお年を

早いもので、2011年は終わろうとしています。
今年はいろいろとひどいことがいっぱいありました。
でも、ずいぶんと勉強になった一年でもありました。

大震災と原発事故は、闘わなければ抹殺されることを教えてくれました。
私たちの認識、社会とか国とかについての認識はずいぶんと変わったような感じがします。
世間社会は悪くなる一方のようですが、その中で新しい芽が吹出しているのも、また事実です。

来る、2012年に、新たな社会への動きを期待したいし、少しでもそうした動きを助成したいと思うのは僭越でしょうか。

ともあれ、皆様、お元気で。
新年を迎えましょう。
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[評価書未明搬入]姑息なあまりに姑息な!

 一体全体、何たる国なのだ。
 環境影響評価書を沖縄県が受け取らないとした国は、なんと文書収受者のいない未明に、守衛室において逃げて行った。
 重大な米軍基地問題であり、当然、国の幹部が知事に面談説明して手渡すべきものだ。
 それを手渡しさえできないとするなら、既に基本的に間違った誤ちの政策だからである。

 未明に守衛室において逃げるなど、政治や行政のする行為ではないだろう!
 この国の政府は、「泥棒」か!
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[評価書未明搬入]姑息なあまりに姑息な    12/29  沖縄タイムス

 異常と言わざるを得ない。民主国家を名乗る国のやることなのだろうか。あまりに姑息(こそく)としか言いようがない。

 沖縄防衛局は米軍普天間飛行場の辺野古移設を進める手続きで、環境影響評価(アセスメント)の最終段階となる評価書をあろうことか、午前4時すぎに県庁の守衛室に運び込んだ。阻止行動を続けている市民団体のいない時間帯を見計らい、仕事納めの日、しかも夜明け前に搬入するのは、常軌を逸している。

 前日には配送業者に届けさせようとしたが、市民団体に押し戻されている。事業者の代わりに配送業者に運ばせるというのも前代未聞だ。

 未明搬入といい、配送といい、だまし討ちのようなものだ。政府は評価書の提出について正当性がないことを自ら暴露している。

 政府が政策を実現するためには、賛成、反対があったとしても、政策の妥当性だけでなく、倫理性が求められ、それに応える姿勢が最低限なければならない。政府はそれらをすべてかなぐり捨てている。事業を進める正当性はもはや喪失したのも同然だ。

 辺野古移設計画を認める材料は、県内に一片もない。政府が米国の顔色ばかりをうかがうことをやめ、辺野古移設計画がすでに破綻していることを認識するのであれば、そもそも評価書の提出はあり得ないはずである。

 未明搬入は、政府が無理に無理を重ねていることを示している。本来ならば、政府は米国との仕切り直しに全力を挙げるべきなのだ。

 環境アセスは事業実施に先立って自然や生活環境に及ぼす影響を予測し、影響を緩和する手段である。住民との対話が必須条件となる。

 沖縄防衛局は説明責任を果たさなければならず、そのためには情報公開が必要になるが、決定的に欠けていた。

 垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備を隠したまま後出しじゃんけんのように情報を出し、評価書の段階で初めて盛り込んだ。県民の意見表明の機会が奪われた。情報公開にもとり、環境への配慮によって国民の健康で文化的な生活を確保するとした環境アセスの精神を踏みにじっている。日本自然保護協会が抗議したのは当然である。

 評価書は「直接的な影響はない」などのオンパレードである。絶滅危惧種ジュゴンに関し、同協会は科学的論理が飛躍し決して認められないと批判している。結論に合わせる「アワセメント」なのだ。

 県は受理する方針を決めた。仲井真弘多知事は行政上の事務手続きとの立場だが、政府には辺野古移設に向けたワンステップである。

 仲井真知事は27日の報道各社とのインタビューで、評価書を受理しても埋め立てを承認することにはならない、と発言。「県外移設」の公約を貫く考えを示した。公約が揺るがないのであれば、行政的にはどうであれ、「異常搬入」に対して、毅然(きぜん)とした態度を示すべきだった。

 異常搬入は日本の環境アセスに悪い前例を残す。だが、評価書提出が「蟻(あり)の一穴」になることは民意が許さない。
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辺野古アセス 無理なものは無理だ   12/29   琉球新報

 この暴挙は歴史の汚点として長く刻まれるだろう。
 沖縄防衛局は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた環境影響評価書の一部を県庁に置いていった。人々が寝静まる午前4時すぎに守衛室に運び込む行為は「提出」と表現するには程遠い。

 「妨害行為があったため、やむを得なかった」との一川保夫防衛相発言は筋違いも甚だしい。
 県議会は評価書の提出自体を断念するよう求める意見書案を全会一致で可決している。議会の総意を無視して評価書提出を強引に実行しようとしたからこそ混乱が起きた。政府のやり方を棚に上げて、県民のせいにするとは見識が問われよう。

 「提出」の仕方が強引だっただけでなく、評価書の内容も環境アセスメント手続きを逸脱している。
 評価対象の航空機の一部を垂直離着陸輸送機MV22オスプレイに変更した。防衛省は方法書や準備書の段階で明記してこなかった。明らかに後出しだ。

 専門家が指摘するように、環境影響評価法第28条は基本的に後出しを認めていない。同法施行令第9条は、環境に相当程度の影響を及ぼす「特別の事情」がある場合は、アセスをやり直さなければならないと定めている。
 オスプレイは騒音が空中停止時には現有ヘリを上回り、高温の排ガスによる離陸時の火災の懸念も浮上している。「特別の事情」に当たるのは当然ではないか。

 評価書は、オスプレイ配備により新たな飛行経路を設定したが、周辺集落での騒音は環境基準を超えないと予測した。絶滅危惧種ジュゴンの生息に関し「直接的な影響はない」と判断した。初めから結論ありきの評価書ではないか。

 米民主党の重鎮バーニー・フランク下院議員は「民主党政権が誕生して以降、(海兵隊のプレゼンス=存在は)日本の政治を混乱させている」と指摘、海兵隊撤退を主張している。
 米国内に日米合意は非現実的という空気が広がり、潮目は変わった。日本政府はなぜ現状を直視しないのか。

 仲井真弘多知事は評価書を受理する方針だが、埋め立て不承認の意向を示している。県内移設は無理だ。今回の評価書提出劇は、普天間問題が前進しているように見せる演出効果すらなく、混迷の度を深めただけだ。根本解決は日米合意の見直ししかない。
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洗脳国家日本:上杉

洗脳国家日本 12/28 文化放送に上杉隆氏が出演し、放射性物質が無主物とした騙し裁判、洗脳国家日本について語った。   「ざまあみやがれい」から 

吉田照美「えー上杉隆さんにニュースを取り上げていただきます。福島県産のコメから放射性セシウムが検出されたという、えーニュースですね」

上杉「はい。えー。だいぶ前ですけども、スケープビーフという」

吉田「あーそうですね。上杉さんの造語で。」

上杉「ええ。作って。5月ぐらいでしたっけ」

吉田「ええ。そうでしたね」

上杉「えー。当時政府は、放射能は、えー、福島県内にしか飛ばない、さらに稲わらにしか付着しないと、さらには稲わら食べてた動物では肉牛しか、えー、汚染されないと」

吉田「はい」

上杉「つまり牛さえ、ということで。牛パニックだったんですね」

吉田「いやあほんとでしたね」

上杉「その時、時を同じくして、東海テレビが、汚染されたセシウム米さんという、あの、フリップで。」

上杉「えーその後懲戒免職になったますけど、その、えー、ディレクター、ADのかた」

吉田「そうですね」

上杉「あれ、社員だったらなってませんけど。だいたい社員じゃない下の人間は人間扱いされないんで、どの局も。で、そういうんで、解雇になってると。でも結局あってたじゃないですか」

吉田「まあまあそうですね」

上杉「ええ。当時もう言ってたんです。えーお米作付けの時期に農家の方々が心を込めて丹精こめて、作って、後でわかったときに、あの、ショックが大きいんじゃないか。だから選択することができる余地、つまり多様性ですよね、情報、それでもつくるという人がいれば作ればいいんですけど。最初からわかってて、大変なお米作り、労力かかるわけですよ。あたりまえですけど。体力も精神力も。で、それ作ったときに出荷できないとなったら悲しいだろうと、当たり前ですよね。」

吉田「そりゃあそうだよねえ」

上杉「それを3月に警告してたんですよ、ずっと。フリーのジャーナリストは」

吉田「そうですねえ」

上杉「で、他の民間団体も。政府、それから大手のマスコミはその時に、え、これを無視したんです。無視するどころか否定して、そんなことはないと。えー風評を広げるな、デマをいうな。」

吉田「まあ風評被害という言葉でねえ」

上杉「みんなで福島のものを食べようと。いうことで、そういう事を言うなと。排除したんですねえ。結果どうしたかっていうとこういう事になったわけです。」

吉田「そうだなあ」

上杉「だったら、最初からなんで言ってあげないんだと。と同時にこういうふうになった場合は、まず政府もマスコミも自分の間違いを認め…そろそろ認めてくれと。いうことを…」

吉田「そうですね。わかってたことですよね、これ」

上杉「まあ、ずいぶん9ヶ月も言い続けましたね。」

吉田「いや、本当ですよねえ」

上杉「疲れましたね。ということで、え、こう言うのはしょうがないんです。誰の責任でもない、つまり、東京電力の責任。ところが日本の法律では、セシウムはこれ無主物なんで」

吉田「無主物っていうこれがまた、すごい…ですねえ」

上杉「東京電力のものではない。ええ。」

吉田「これ、無主物ってのはあれですね。世界に通じる言葉になるんですかねえ」

上杉「すごいですねえ、日本の発明は」

吉田「すごいよ、日本って、そういう言葉の出し方が」

上杉「ええ。まあ司法もそこまで一体化してるということで。で、それはまあゴルフ場のえーいわゆるセシウム、これの判決が福島で出たのが、ゴルフ場にたまった今、福島のゴルフ場、セシウムは、えー、東京電力のものではないと。だから、賠償はしなくていい。まあ、これ全てに」

吉田「んーな馬鹿な話ないよねえ」

上杉「ええ。影響すると、申し上げましたがやっぱりそうなってますねえ。その後に移住、集団移住の、あの、訴訟も同じ結果ですね」

吉田「でもそういう方向性でずうっとやっていくことが、ずうっと通りと思ってんのかなあ……」

上杉「まあ日本の場合通るんじゃないですかね。結局、通ってますよね」

吉田「そうですねえ。今んとこねえ」

上杉「ええ。要するにすこしずつ気づいてる人がいるといっても、まだ圧倒的に多数じゃないんですよ」

吉田「でもこれがどんどんどんどんそのかたちでいくとやっぱり怒りは頂点に達すると思いますけどねえ」

上杉「そうののですかねえ。ただ、やっぱり、洗脳されてる国家というのは恐ろしくて。えー、やっぱ自分が行動するというときにまさかそうじゃないだろうと自分で打ち消しちゃうんですね。」

吉田「まあそうなんだなあ」

上杉「だから例えばこれが中国とか、他のあのリビアとかエジプトとかだったら、すぐにみんな賢い人達は気づくんですけど。」

吉田「これ人事じゃないんだね、結局ね」

上杉「ええ。これ自分たち、日本人だけですねえ。普通だったら他の国だったら、アメリカもそうですしロシアもそうですけども、やっぱもうほとんどデモになって」

吉田「そうですね、ひとごと感覚が強すぎるから自分は関係ないと簡単に思い込みがちな国民性ですよね」

上杉「まあ、ほんとに昔北野武さんが言ったように、赤信号みんなで渡れば怖くない」

吉田「そうだねえ」

上杉「で、その赤信号になって、しかも先が崖に向かって皆一生懸命、みんなで、みんなでいけば怖くないと。まあ、その感覚がここまで、見事になってしまったというのは、まあ、ある意味官報複合体、記者クラブとかですね」

吉田「本当そうですね」

上杉「官僚制度の、えー、最たるもんじゃないかと」

吉田「つくづく思いますね」

吉田「さて、上杉隆さんの、今朝のキーワードなんですけども、ずっとこのニュースにお付き合い下さいました上杉さん、今年いっぱいでですね。ジャーナリスト休業宣言を」

上杉「さよなら」

吉田「出されてますんで。これが最後の放送に、とりあえずの、ことになりますが(笑)。えー今朝のキーワード『洗脳国家日本』という」

上杉「うわぁ」

吉田「という言葉です。」

上杉「はい。まあずうっと言ってきましたが、官報複合体というものが日本にあってですね。まあ記者クラブ制度というのも日本にしかありません」

吉田「はい」

上杉「えー官僚システムと報道が一体化して、まあ、悪さをしてしまったというのが3.11の報道ですね。安全です。安心です。」

吉田「報道が一様に各紙あってもおんなじ報道しか出ないと、横並びの」

上杉「そうですね。でこれ中国の、えー、まあ、あの、よく日本人は中国の報道はきついとか、えー、自由はないと言ってますが。実はこの番組でも言った鈴木邦子さんとですね、昨日お昼一緒に御飯食べて。で、中国帰ってきたばっかりなんですよ。私も、あの、先月行ったんですけど。で、話しててですね。で、中国のほうが、今自由があるんじゃないかと。あの鈴木邦子さんが言うんですよ。」

吉田「本当ですか」

上杉「ええ。それでどうしてかっていうと。ネットもそうだし、発展もぜんぜん違うのと。あと、もう外国人が行ったときには、ツイッターとかフェイスブック、全然OKなんです。」

吉田「はあ……」

上杉「で、やっぱり、柔軟に変わるんですよ。」

吉田「あ、そこがね」

上杉「共産国家といわれてますけど。一党独裁のそれが悪さでもあり良さでもあるんですけど。危ないと思ったときには柔軟にそこに合わせていくんです。そういう意味ではネットに関しては、はっきり言って日本よりまだ自由度が高いですね。だから新幹線事故の時もやはりネットで盛り上がって、すぐ1日で掘り起こす。日本はえー9ヶ月たってもまだ……」

吉田「ほんとだよねえ」

上杉「隠蔽が続いてますけど。」

吉田「まあ自由主義の国って言われてるのが、非常に不自由主義の国になっちゃってんだねえ」

上杉「ええ。それは世界にバレてしまったんですね。今回各国の報道を見てると、日本人だけが中国を笑ってますけど、世界中、中国より日本のほうがひどいって言うのが」

吉田「笑われてるねえ」

上杉「分かってしまったと。で、でも洗脳国家に住んでる日本人だけは、中国よりも上だと思ってますが。残念ながら抜かれてます、そういう意味では。」

吉田「なるほど。」

上杉「それと、あと、そういうことでは、例えばドイツ、ブレインウォッシングとかですね、そういうような英語の新聞も出てますけど、日本人の今回の3.11の対応に関して」

吉田「かなりドイツ、ドイツは日本のことをコケにしてますね」

上杉「イギリスのBBCもそうですし。ロシアのテレビもそうです。みんなロシアもアメリカも、こういうことに関しては、ツイッターとかで椅子ブックとか、SNSを使ってみんな行動を移してたんですね。えーオキュパイウォールストリートも、アメリカもそうですし。ロシアもプーチン、反プーチンデモが起こってるんです」

吉田「ほんとだよねえ。」

上杉「で、日本人だけが、まったく、そういう事がおこってない。昔の世界に、まあ自由政権の世界に住んでて、それがある意味見事にテレビとか新聞が洗脳国家を創り上げたと。」

吉田「6万人デモを載せない新聞があるってこと自体が物笑いですよね。ほんとに」

上杉「ええ。ウォールストリートの200人デモは載せるんですけど。自分たちの国で起こってることは、まあ、洗脳するんだから載せない。ま、そういう国に住んでるということを、ま、繰り返し言ってきて。そこん所リスナーはみんな知ってると思いますけど。まあ是非ね、そういうのをクチコミでもいいし、色々広げていって」

吉田「まあクチコミは馬鹿にはできないですからね、ほんとにね」

上杉「現実を直視して、それでいろいろ個人個人が判断すると。いうことを是非、来年はみなさんやっていただきたいなと。えー、思いますね。今年でもいですけど。」

吉田「はい。遺言を残していただきまして」

上杉「さよなら。」

吉田「えー。長らくありがとうございました。とりあえずのおわかれということで。えー今朝のキーワード上杉隆さん『洗脳国家日本』というキーワードでした。ありがとうございました。」

上杉「ばいばーい」
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