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もうすぐ北風が強くなる

福島こどもの100%が内部被曝を続けている

フランス・アクロ:福島の子供の汚染は100パーセント  9/7   ex-skf-jpから

福島老朽原発を考える会が、福島の子供の尿の二度目の検査で福島に留まった子供から検出されたセシウムの量が最初の検査の時よりも微増した、と発表したニュースがありました。

英文ブログ読者が、この検査を行ったフランスのアクロ研究所のサイトに出ている情報をリンクしてくれましたので、お届けします。(強調はオリジナルです。)

福島の子 どもの尿分析(2回目)(2011年07月)

日本の市民からの要求によりACROは18人の日本人の子どもの尿を分析した。子どもたちは福島県および東京都その周辺の出身である。

福島県の15人の子どもたちは全て、約60キロメートル離れた場所での核事故による放射性降下物で尿が汚染され続けている。このことは子どもたち自身がずっと汚染され続けていることを示している。一方で、東京とその周辺の3人の子どもたちの尿からは汚染は検出されなかった。

日本政府により実施された検査では福島の子どもたちの約半数が汚染されているとしているが、我々の結果では100%である。このことは日本政府の測定精度が不十分であり全ての汚染を検出していないことによる。

最初の10人の子どもたちは我々が前回測定(結果は6月30日に発表)した子どもたちと同一である。子どもたちのうち9人はその後、福島を離れた。一人だけが留まっている(U2)。U6の子どもは3月末に避難した。U3とU4は5月末に避難した。3人は6月から7月始めに福島を去り、残りの3人も7月22日からの夏休みの始めに避難した。

後の5人の新しい子どもたちは福島市周辺に住んでいる。そのうちの一人は5月中旬に避難した(U14)。

U11とU12は同じ高校の生徒であり同じグラウンドで頻繁に運動の練習を行っている。2人の汚染の違いは食物からのものであろう。

子どもたちの親は汚染を減らそうと精一杯の努力をしているにもかかわらず、環境中への大量の放射性物質の放出から4カ月以上もたった後、採尿の時期に未だ福島にいる子どもたちは全て汚染されていた。避難は汚染を減らすための一つの方法である。子どもたちの間での内部被ばくのバラつきは食物によるものであろう。

福島の子どもたちの内部被ばくを正確に、系統的にかつ定期的に監視することが重要である。家族はこの汚染を減らすことができるように放射能の測定結果について知ることができなければならない。


詳しい数値はアクロのサイトに出ています。
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