fc2ブログ

もうすぐ北風が強くなる

C・バズビー:御用学者は刑事裁判へ

彼らは放射能利権を守りたいだけ
ICRPの健康基準なんか、信用してはいけない」 大野和基氏から (週刊現代 2011年8月6日号)

「日本政府がICRP(国際放射線防護委員会)の基準を盾にとって、『年間20mSv(ミリシーベルト)までの被曝は安全』と主張しているのは、言語に絶するほど間違っている。ICRPのリスク・モデルはもともと1952年に作られたもので、その基準は軍需産業が核実験を正当化するためのものです」

こう話すのは、欧州放射線リスク委員会(ECRR)の科学委員長、クリス・バズピー博士である。

ECRRは、各国が放射線被曝の際の基準としているICRPのリスク・モデルを批判している科学者の団体で、両者の主張のもっとも大きな相違点は、内部被曝をどの程度リスクに織り込むかという点だ。

- 日本政府が錦の御旗にするICRPのモデルには、どんな問題があるのか。

ひとつは、やはり内部被曝の危険性を過小評価している点です。

外部被曝と内部被曝の違いは、こうイメージしてください。石炭がくべられている暖炉の前に私が座ると、身体を温めることができます。しかし、その赤熱した石炭を食べて体内に取り込もうとすれば、どうなるでしょうか?私はすぐに死んでしまいます。それが、外部被曝と内部被曝の危険度の違いです。

われわれは現在、フクシマから100kmの地点で採取した自動車のエアフィルターを調べていますが、ストロンチウムやウランが検出されている。これらは内部被曝するとDNAに結合し、非常に危険です。

それにICRPを信用してはいけない理由があります。'09年4月、私はスウェーデンのストックホルムでICRPの最高責任者の一人であるジャック・ヴァレンティン博士に会いました。彼こそがICRPのリスク・モデルを書いた張本人ですが、彼は私に、「ICRPの内部被曝についてのリスク・モデルは間違っている」と認めたのです。彼はその際、内部被曝について「最大900倍ものエラー(過小評価)がある」と証言しています。

彼がそうした発言を始めたのは、ICRPを辞任したから。それで、ようやく「自分たちは間違っていた」と証言し始めたわけです。

  欧州にも原子力ムラはある

- ICRPや原発推進派の学者による学説を根拠に、日本でも「チェルノブイリでも大きな健康被害はほとんどなかった」と主張する専門家がいる。

そうした人々は、刑務所に送るべきです。私は個人的に、『科学的不誠実』(scientific dishonesty)という犯罪があるべきだと思っています。該当する学者は、通常の刑事裁判と同じように法廷で裁かれるべきだと思う。

チェルノブイリ事故で汚染されたベラルーシでは、5人に4人の子どもが何らかの病気に罹った状態で生まれてくるという状況です。市民の寿命は、おそらく15年は縮められたでしょう。ベラルーシでは今、多くの人々が40代でこの世を去っている。事故によって、完全に国がメルトダウンしたのです。

- 日本には「原子力ムラ」と呼ばれる強固な原発推進勢力が存在し、一部の科学者は、彼らに買収されているとも言われている。

そういう科学者がいるであろうことは、容易に想像できます。私自身は、過去20年間にわたって独立した科学者の立場を貫いていますが、そうした科学者は非常に少ない。というのも、自分たちの研究結果を発表しようと思っても、発表する専門誌に圧力をかけられたり、研究費を削減されて研究する機会を奪われたりするからです。

ストックホルムにあるカロリンスカ研究所(医科大学)のヨハンセン教授をリーダーとする研究グループは、チェルノブイリ事故の影響とフィンランドとスウェーデンにある原発の影響を研究し始めていました。

ところが、調査を始めて数週間も経たないうちに研究費をカットされ、 ヨハンセン教授は、研究室から追放されてしまいました。

だから、私のような独立した科学者は、ほとんど残っていません。他の研究者は買収されてしまい、科学は今や、大企業の利権に左右されている状態です。

- あらためて、内部被曝の危険性について説明を。

恐ろしいほど危険です。核種によりますが、内部被曝は、同じ線量の外部被曝に比べ、300-1000倍も危険だと考えています。たとえばストロンチウム90は、1mSvの内部被曝をすると、その影響は300mSvの外部被曝に相当します。

ここで指摘しておきたいのは、政府や東京電力が公表しているセシウムの数値だけに気を取られてはならないということです。たとえば、いまのところ日本では、誰もトリチウムという核種を測定していません。原子炉内に海水をポンプで入れると、トリチウム製造機と化します。そこから出てくるトリチウムを測定すると莫大な数字になる。おそらくここ(東京都内)の水道水にも入っているでしょう。

同じようにプルトニウムは危険ですが、それだけに気を取られてはいけない。プルトニウムは最悪の物質ではない。私の意見では最悪の核種はウランです。

広島にはウラン型原爆が落とされたが、そのあと白血病の発病率は17倍に跳ね上がりました。福島第一原発の原子炉には、数百tのウランが存在すると思われますが、現時点でも沸騰したウランが毎日大気中に漏れ出し、浮遊している状態のはずです。


  都合がいい“死に方”

被曝は、“あらゆる病気″を引き起こします。免疫システムに悪影響を及ぼすので、感染症に罹りやすくなり、インフルエンザに罹っても死んでしまう可能性がある。“彼ら”にとっては都合がいいですよね。放射線が原因で亡くなったとは言わずに済むのですから。

実際には、ご存知のように甲状腺もやられてしまいます。精神疾患や子どもの知能低下、心臓麻痺など循環器系の病気、呼吸器系の病気、さらには女性の不妊や、関節炎や歯が抜け落ちてしまうといったレベルまで、様々な健康被害を発生させる可能性がある。

1カ月前にECRRメンバーの研究者が発表した論文によれば、出生児の男女比に大きな変化があったことも分かっています。つまり、生殖細胞に影響して、生まれる赤ん坊の男女比を変えてしまうのです。

さらに1kg当たり約100ベクレルの高レベルのセシウムに被曝した子どもは、心臓に問題が生じることもわかっています。不整脈が生じ、心臓麻痺を起こすのです。胃にも問題が生じ、胃壁の粘膜がセシウムに破壊されて適度な塩酸を分泌しなくなり、胃潰瘍になることもあります。ベラルーシの9歳、10歳の子どもは、老人の病気を発症しています。

- 福島の住民および日本国民に、助言はあるか。

できるだけ遠くに逃げることしかない。しかし、逃げるにはお金が必要です。逃げた先で生活ができなければ動けない。だから政府がもっと正確な放射能汚染の測定を行い、それに基づいて立ち入り禁止地区を決め、同時にリスクについて十分な説明をするべきです。
そして、政府はそのリスクに基づいて、金銭的な補償を行わなければなりません。たとえば、1ベクレルの汚染あたり、1ドルの補償を行うというような形が現実的だと思われます。
関連記事

シオニスト国家を揺さぶる大デモとギロチン

 テルアビブ ギロチン

 イスラエルでは7月半ばから物価高騰に抗議するデモが続き、住宅問題も加わり、30万人の大規模な抗議行動が起きている。
 今も終息せず続いているこの抗議行動は、人工シオニスト国家の極めて不安定な土台を揺るがす可能性がある。
 エジプト、トルコ、米国はそれぞれなりに、親シオニストから立ち位置を遠ざけはじめている。

  ギロチンがイスラエルのテルアビブに現れた  8月16日 ROCKWAY EXPRESSから

 イスラエルの大衆抗議デモは鎮静化の兆しを見せることなく、ついに8月10日にはテルアビブにフランス革命の象徴ともなった、「ギロチン」が現れた。

 このブログでは大手の主流メディアが報じたがらないイスラエルの今回のデモ騒乱状況を、既に8月9日号の「イスラエルの凋落が始まった」や、8月6日号の「イスラエルで再び大規模デモ」で示してきた。

 このギロチンは強烈である。本物と見まごうほどの作りだ。勿論そのメッセージは明確だ。彼らは革命ないしはそれに準じるものを起こしている自覚がある、ということであり、ギロチン台の下に引っ張られてくるべき人物はネタニヤフ首相であり、その他の閣僚たちだ、というメッセージだ。勿論、実際にそれを使用するということではなく、あくまで強いメッセージを送っているというサインだろう。

 しかし「アラブの春」がめぐりめぐって自分達のところに現れるとは、さすがのイスラエルの諜報部員たちも予期してはいなかったであろう。この大規模デモはイスラエルの建国以来始めてのことであるが、世界の主流メディアはユダヤ系だけあって報じていないし、日本でも報じられていない。

 しかも抗議デモをしている者たち、特に男達はイスラエル国防軍で兵役に就いていた者たちが殆どだから、いざとなれば、軍隊的なノウハウをデモに採用する可能性があり、イスラエルの警察も軍隊もうかつには強硬手段に打って出る事は難しいという

 イスラエルに憲法が存在しない、ということからもイスラエルの「民主主義」がこのブログで指摘したように、擬似民主主義である、ということが見て取れる。ようするにいざとなれば、いくらでも「議会」で法律を作ってやりたいことをやれる余地を残しているのだ。その議会の議員数に不公平があるのだから、結局は非民主的な組織がイスラエルなのだ。

 そのツケが今回の建国以来の大規模デモという形で噴出したのである。イスラエルのシオニスト支配構造が変化していくきっかけとなりうる今回のデモ騒乱状態である。このように、永遠なるものは存在せず、時間の経過と共に、事態は流転生成変化していく。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●「ギロチン」がイスラエルのテルアビブに現れた
http://www.roytov.com/articles/guillotine.htm
【8月14日 ロイ・トブ】

 私はイスラエルの破壊されている内部構造が終焉を迎えるだろうと長いこと指摘してきた。イスラエル人とユダヤ人はしばしば、難民で政治犯という環境にいる私のゆえの誇大表現だと私のことを非難してきた;ところが最近数ヶ月、我々は社会的反乱とも思ええる事態を目撃している。

 2011年7月の終わりまでに、コッテージ・チーズ価格の急上昇のためイスラエルで社会的抗議運動が始まった。一般家庭の主要な料理の材料だ。このような事態が生じたのは初めてのことである。どんなにそれが些細なことであっても、政府に対する抗議運動の禁止というイスラエルの心理的バリアーが破れたら、何物も以下のような事態が生じるのを止めることはできなかった。
 この8月中旬にまでも続いている大衆抗議運動、今回は住宅問題に対する抗議運動の波が始まった。

 イスラエルの小さなアパートが生涯の住宅ローンを必要とし、それが彼らを国家の奴隷にしてしまう。この抗議運動は、地方委員会の手に建設プロジェクト承認の権威を与えるという国家住宅建設委員会法をクネセト(議会)が承認したことから始まった。この委員会は国家とゼネコンの手に握られるだろう。
 これはつまり、貧乏人には家は持てないことを意味する。およそ80%の人々が平均給与以下の収入である(これは、高額所得者と最低取得者の間の給与の大きな開きのため可能な話となる)し、平均給与は平均住宅ローンを支払うには不十分なのだ。
 そんなわけで、形を変えた奴隷制が裏口から国の中に導入されたのだ。私はテルアビブで怪物(大規模デモ)の中に驚くべき抗議運動の実態を見た。

 現在まで継続してきた抗議運動は8月10日に頂点を迎えた。フランス革命のシンボルともいえるギロチンがロスチャイルド通りに設置されたのである。
 この通りはラビン広場に近い。この広場は抗議運動する者たちが集合しテント村の中心となり何千ものデモ参加者らが生活しているところだ。このギロチンの実際の大きさを考えれば、ネタニヤフ首相が抗議運動のメッセージに気づかなかったということはありえないことだろう。

 イスラエル政府はこのギロチンにどう対応するだろうか? ネタニヤフは自分の首の周りをこの数日間はより慎重に剃っていたか? ハアガフ・ハイェフディ(シン・ベト<=防諜機関>のユダヤ部門)が抗議運動者らの間にあって有害なゴキブリとして動いていたことは間違いない。
 彼らは台頭する指導者たちを注視し、不法に彼らに対する証拠を集め偽造し、サボタージュのアドバイスを与え、全般的には人々が政府に決して許さないようなことを何でもやっている。今のところ警察と軍は最後の手段として留まっている。
 ネタニヤフが抗議運動が当然なことであるかのように見せようと努力しているのも、イスラエルにとって最も重要な秘密が市民の目から隠されていることが重要だからだ。市民は警察国家に住んでいることに目覚めてはならないのだ。まやかしのショーが演じられねばならないのだ。

 リーダー達をうまく沈黙させられなければ、物理的な障害が現れるだろう。テルアビブの非常に暑い湿気の多い8月に、水道水の供給が合理的な説明で制限されるかもしれない。この地帯での携帯電話交信に障害が出るかもしれない。抗議運動が行われている地帯に通じる道路に工事が突然始められるかもしれない。停電が時折生じるかもしれない。生活の制度的な混乱だ;これは人々が政府に与えた権力に反するものだ。ネタニヤフは暫くは自分で剃ることを続けたいのだ。 

 どちらが勝つのか? ネタニヤフはすぐ止めさせられるか、あるいは抗議運動家たちが解散させられるのか? 警察であろが軍であろうが暴力的に50万人のデモ隊を解散させることはできないだろう。彼らは多くが地方からの者たちである。
 男たちの多くは軍隊の経験者だ;多くはイスラエル国防軍(IDF)で兵役に従事した者たちだし、西岸やガザで積極的に一般人を弾圧してきた者たちだ。更には、IDFは予備役兵を募集することはできないだろう。抗議者らの中に予備役兵らはいる。治安部隊が抗議運動が行われている地域にハデに投入されるような事態の悪化があれば、民兵組織が瞬時に出来るだろう。

 イスラエル政権の最良の賭け所は、イスラエル市民が政治的に準備できていないという事実だ。自分達の国の差別的な法律の拡大あるいは憲法がないことの意味を理解せずに、殆どの市民は自分達が民主主義の国に住んでいると考えている。一般市民は自分達の国家の成立が不法なものであることを知らない。ネタニヤフは現在なんとかやっている。
 暫くすると、国連総会がニューヨークで開催される。9月20日は、パレスチナ独立が議論されることになっている。これは恐らくは140カ国以上の大規模な支持を受けることになるだろう。太平洋とカリブ海にあるいくつかの諸国は、イスラエルからの情報・軍事面での援助と引き換えに支持しないという約束をしているが、それだけだ。これが承認された数時間後には、パレスチナ人はシオニストからの独立を宣言するかもしれない。

 キッシンジャーはかつて、イスラエルにある一切のことは、内部的な政治問題だと述べた。パレスチナの独立宣言もまた内部的な政治問題の一つである。ネタニヤフは恐らくは、この機会を利用してオスロ合意を破棄しパレスチナに対する宣戦布告をするかもしれない。するとすぐ国防大臣がIDFの予備役兵を招集するかもしれない。
 抗議者らはディレンマに陥るかもしれない。600万ドルの質問は:彼らは抗議デモを放棄して自分達を奴隷化する国家の軍隊に入るのか?
関連記事

 | HOME | 

 

プロフィール

もうすぐ北風

Author:もうすぐ北風
こんにちは。
いろんな旅を続けています。
ゆきさきを決めてないなら、しばらく一緒に歩きましょうか。

最新記事(引用転載フリー)

カテゴリ

経済一般 (118)
経済一般~2012冬まで (161)
日本の経済 (224)
通貨戦争 (70)
ショック・ドクトリン (12)
震災関係 (23)
原発事故発生 (112)
事故と放射能2011 (165)
放射能汚染2012 (192)
汚染列島2013-14 (146)
汚染列島2015-16 (13)
福島の声 (127)
チェリノブイリからの声 (27)
政治 (413)
沖縄 (93)
社会 (316)
小沢一郎と「生活の党」 (232)
健康と食 (88)
環境と地球の歴史 (28)
未分類 (175)
脳卒中と入院 (7)

カウンター

最新コメント

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク

このブログをリンクに追加する

カレンダー

07 | 2011/08 | 09
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

最新トラックバック

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

Template by たけやん