添加物毒物まみれの時代(味の素・水銀・被曝)
2010-12-25

たまには美味いが、常時食べるものじゃあありません。
私が生まれ、そして育った頃。
いつしか、社会は表面が安全・清潔になったが、当時は表面も危険なことが公然と政府の指導でまかり通っていた。
思い出してみたい。
戦後から1960年代半ばのころは食品の安全などということは巷もお上も殆んど考えていなかったらしい。
ハンバーガーは未だ無かったが、今にして思うとハンバーガーどころではなかった。
水俣病とかイタイイタイ病は既に問題化していた。
森永砒素ミルク事件があった。
政府は企業を庇うばかりだった。
サッカリン。ズルチン。公認されていた。
味の素は「頭がよくなる」という宣伝を平気で流していた。
菓子の黄色色素はオーラミン。ガムは塩化ビニルだった。
有毒色素とズルチンかサッカリン、合成V・Cの粉末ジュースなるものが「厚生省許可特殊栄養食品」として、子供達は喜んで溶かして飲んでいた。
米作には有機水銀剤が豊富に使用されて、日本人の頭髪に含有量が世界一多いと問題化した。
台所用中性洗剤(界面活性剤)が現れ、生野菜・果物を15分浸けましょうなどと奨励されて、殆んどの人が実行した。
小学校では催奇性のDDT粉末を児童の頭にポン、と袖口からシュッと噴霧された。
ありったけのワクチン、予防接種が強制され、毎年胸部X線を照射・被爆した。
列挙してみると、そら恐ろしい環境をくぐってきたものだ。
成長期にこんな環境では今ならば、いつ死んでもおかしくないと言われるだろう。
なにが後から現れても不思議でない。
日本人は一般の病気は減っているのに、癌だけが異様に増え続けている。
大気汚染もあるだろうが、現在の中高年齢者が成長期に与えられた、食品添加物、毒物、放射線被曝。
癌が今増え続けているのは、当然かもしれない。
戦時総動員体制を戦後もそっくり引き継いだこの国は、諸外国より非常に画一的で均質な管理規制社会であるために、有害添加物、毒物、放射線被曝などの密度も非常に高いと考えられる。
現在は、また現在なりに新たな添加物、健康食品、強度の被爆検査、洗脳広告が現れている。
テレビと新聞は客観的でもなければ、科学的真実でもない。注意が必要だ。
せめて。
政府とか学校とか医師をを盲信しないこと。
企業の宣伝は利益のためだから、最初から疑うこと。
何事も同じだが、自分自身の頭で考えること。自分で責任をもって判断することが最も大切なことと考えるのです。