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発症後180日 花火とMさん

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311号室からの花火

先週の木曜日、外来診察とリハビリにゆく。
発症後180日を超えました。回復不調な場合の診療報酬の入院限界です。
退院後4か月。思えば、週2回の通院、リハビリをよく、続けたものです。
先週から週1回木曜日の通院リハビリとしました。

その日は最初にその前に受けた特定健診(いわゆるメタボ検診のことですが、血液検査があるのと、木曜日の受診に合わせて受けることにした。)の説明を受けて長椅子で待っていたら、車椅子の老人が付き添いの女性と共に現れた、私の向かい側の長椅子の左はしに車椅子を止めて待っていたのだが、看護師に呼ばれたのだ、「Mさん。」
Mさんだったのだ。目の前を遠たので顔を見て会釈したのだが、、もちろん気はつかなかった。

「お父さん。この人は誰?この人の名前は?。」
MM病院に転院して間もない頃の夕方、夕食後の食堂で、壁際の椅子に妻と並んで掛けていたときに、ふと高年の女性の問いただすようなきつい口調が聞こえた。
壁際には4、50代の背広にネクタイの中年男性。向かいあって80代とおぼしき車椅子の老人とその妻。妻の声だった。
妻は老人が自分の息子に反応がなく、名前を言わないので、夫人が躍起となったのである。
跡からわかったのだが、老人は311号室のMさんだった。

7月29日は花火大会だった。夕方、同室のSさん「花火の見える場所を探そう」と誘って西側の廊下に入った。「花火、花火」と聞えよがしに声を出していたら、気の利く看護師さんが「ここで見えますよ」「311号室で見えますよ」と言ってくれたのだ。近くの病室のKさんも誘ったのだが、kさんは「俺は車椅子だも。自分で動けないも。看護婦以外で動かすのは禁止だも。」と拗ねている。311号室の看護師に「Kさんが花火見たいって」というと、さすが気の利く人でさっさとKさんの車椅子を押して連れてきてくれた。
窓越しではありましたが数百mの近い距離での花火は見応えがありました。
退院前日の良い花火鑑賞でした。

311号室のMさんはずうと熟睡されていました。

3階は回復期病棟で言ってみれば「リハビリ病棟」、50人くらい居るのだが、脳卒中。外傷治療などで半分くらいが車椅子
その車椅子の患者をなんとか歩行器使用に回復させ、さらに杖に回復させて、退院させるのが病棟の目標である。
Mさんはかなり病態のよくない方で身体の機能もだが認知症のような妄想が強く、「神社にお参りリしなければならない」「家に帰るから鍵を持ってきてくれ」などといって看護師を困らせていた。

きっと前にも遭遇していたのだが、私が気づかなかったのだろう。
くるまいしのMさんに付き添っていたのは奥さんではなく、明らかに施設職員のようだった。退院と言うよりも、施設に移ったのだろう。老人ホームなのかどうかはわからない。今度、またあうだろうか。などと思うのだが。
  
80歳代。90歳代の人々と共に生活するのは始めての経験でした。
3階の回復期病棟で50人あまりなのですが、最多は80代とのこと、あと70代、90代で、50、60歳代は数名とのこと。
今までは街角で老人と遭遇しても、自分より年上なら70代、年下なら50代、同じくらいなら60代と思ってそのままでした。
自分もそうなのですが、世の中実に「老人」が多いものです。
別に「認知症」と言わずとも。老人ならば多少の「ボケ」は当然。
わかりにくいのは当然として、わかるように話さなければなりません。
また、「車椅子」やら「歩行器」やらが通っていれば「絶対優先」なのも当然。

そうした中で「コミュニケーション」とは別段具体的な「成果」をエルものではなくても、その目的性が充足されるかどうかということなのでしょう。
つまり、何らかの具体的な「成果」ではなく、コミュニケーション「意欲」がつうじるかの問題であり、かつ理解するかの問題なのでしょう。

日本語の通じない外国人を助けたいときに「身振り」「手振り」「顔の表情」で疎通をはかるのとおなじことと思います。
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