アベノミクスはネズミ講(出資金詐欺)と白状した、来春には破綻
2014-11-26

アベノミクスはネズミ講(出資金詐欺)浜田宏一内閣参与が断言 11/25 「逝きし世の面影」氏から抜粋。
『アベノミクスの生みの親である浜田宏一エール大学名誉教授の大名言』
『アベノミクスは失敗してない、増税延期は当然=浜田内閣官房参与』とのタイトルの18日付けロイター通信記事で安倍晋三首相の経済ブレーンである浜田宏一エール大学名誉教授は、
政府債務は累増を続けているが、「実現可能なネズミ講システムだ。普通のネズミ講はどこかで終わって破綻するが、どこの政府でも次の納税者は必ずあらわれる」とし、
「政府が自転車操業でお金を借りまくることはいいことではないが、政府と民間を合わせれば、消費税を先送りしても信頼が崩れることはない」と語った。2014年 11月 18日
ロイターの『ネズミ講』は英文ではPonzi schemeとなっており、ズバリ『出資金詐欺』である。
アメリカのバーナード・マドフなどの行なった出資金詐欺でも日本の天下一家の会のネズミ講でも『仕組み』自体は同じで、出資者に高い運用利回りを約束して騙して『出資』の名目で金を出させる。
ところが、実際には『運用益』は何処からも生まれていないので完全な自転車操業なのである。
新しい出資者の『資金』を既存の出資者の『利益』として分配しているだけなので必ず最後には行き詰る。
出資金詐欺(ネズミ講)とは、出資者の元本を食いつぶすだけの犯罪行為である。
浜田宏一政府参与の様な政府関係者が、『政府が詐欺をやっている』事実を、公式に認めるのは極めて珍しい。
見上げたもんだよ屋根やのふんどし、てぃしたもんだよ蛙の小便。葛飾柴又フーテンの寅さんの台詞ではないが、『それを言っちゃ~あ。お終いよ~ぉ』なのである。
(※ ぬえ折衷評論家である池田信夫への批判は省略)
『消費税増税分が法人税減税で消えていた日本国』
消費税の増税分を、日本政府は律儀に法人税の減税に置き換えていたのである。
日本政府は、『(一般庶民層からの)消費税増税分で(大もうけしている法人などの)所得税を減税』していたので税収は増えない。
消費税を増税すると、税収増どころか逆に消費不況で、景気が冷え込みデフレスパイラスの発生でどんどん国税収入が減って行く。
我が日本国は消費税増税のために、1989年から現在まで25年間ゆっくりと死につつあったのである。
『日本のマスコミが誰も報じない 「アベノミクスはネズミ講」の浜田宏一』
現時点では新聞テレビラジオなど日本国のマスメディアでは誰一人も11月18日の付けロイター記事『アベノミクスはネズミ講だ』を報じない。
情報が有るのインターネット上だけなのである。
アベノミクスの生みの親である浜田宏一エール大学名誉教授は『政府が自転車操業でお金を借りまくることはいいことではないが、』と言いながら、
アベノミクスは、『実現可能なネズミ講システムだ。』として、
『普通のネズミ講はどこかで終わって破綻するが、どこの政府でも次の納税者は必ずあらわれる』と言っちゃった。
浜田さんですが、人間がなんとも正直ですね。(あるいは世間を心底舐めているのか。それとも痴呆状態で『言っても良いことと、言って悪いこと』など、善悪の判断が付かないのか)
丸っきり、一昔前の天下一家の会の会長の台詞と瓜二つなのです。
日銭が1日に1億円以上集まっていたが、ネズミ講として大成功した天下一家の会も末路は哀れである。ネズミ講ですが短期間では成功する(親ネズミは必ず儲かる)が必ず破綻する運命に有る。
アベノミクスの成功ですが、今年一杯が限度なのです。
輪転機をグルグル回すアベノミクスが危ないのは誰でも知っている。短期なら成功しても長続きしないのである。
来年早々にもボロが出るので、年末での大慌ての総選挙は、なんとも仕方が無い成り行きなのでしょう。
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コメント
底なし沼に落ちてしまっている
黒田日銀の追加緩和は、仮に戻すとすると日本国債の買い手がいない、国債暴落金利高騰で財政破綻。おまけに通貨の通貨の信認を失い当然円売りから日本売りに進んで、急速なインフレと株価底抜けとなります。
引き返すことのできない道にはまってしまった訳です。
このままのペースで追加緩和を続け、景気がさらに悪化したらまた追加緩和という、致死性の劇薬です。
基軸通貨のドルでさえ10年は緩和できないのですから、円は恐ろしいことになるのは必至と思います。
来春以降を考えるとぞっとするほどです。
マスコミは消費増税延期に焦点をそらそうとしていますが、それどころではない。
株価の暴落くらいは覚悟の上で、一刻も早く異次元金融緩和をやめるべきです。
とまらない円安のインフレ地獄と中小の倒産、財政破綻。要は家計、企業、政府の共倒れ破綻が近づいてきたので、今のうちに政権崩壊を防ぐための年内選挙ということと思っています。
このままでは、史上記録的な低投票率で自民党政権が生き延びるでしょう。
とにかく自公以外の候補に投票することがポイントなのですが、現実に有権者の過半数ができるでしょうか?
引き返すことのできない道にはまってしまった訳です。
このままのペースで追加緩和を続け、景気がさらに悪化したらまた追加緩和という、致死性の劇薬です。
基軸通貨のドルでさえ10年は緩和できないのですから、円は恐ろしいことになるのは必至と思います。
来春以降を考えるとぞっとするほどです。
マスコミは消費増税延期に焦点をそらそうとしていますが、それどころではない。
株価の暴落くらいは覚悟の上で、一刻も早く異次元金融緩和をやめるべきです。
とまらない円安のインフレ地獄と中小の倒産、財政破綻。要は家計、企業、政府の共倒れ破綻が近づいてきたので、今のうちに政権崩壊を防ぐための年内選挙ということと思っています。
このままでは、史上記録的な低投票率で自民党政権が生き延びるでしょう。
とにかく自公以外の候補に投票することがポイントなのですが、現実に有権者の過半数ができるでしょうか?
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良い悪いの前に辞められないのではないかと思うんですよね。
やめた瞬間に金利が跳ね上がって、財政破綻する
んじゃないかと。
金融機関(特にメガバンク)は国債の購入を減らそうという動きがあると聞きます。
つまり円安地獄か財政破綻かの二択になってしまったのではないかと。
もちろんアベノミクスは失敗だと思うのですが、
増税対策として、最大級の補正予算まで組んだのに、経常赤字はふくらみ、GDPはマイナスというのがいかに大失敗か。
もうすぐ北風さんはどちらに投票予定でしょうか?